レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

レンブラントのプロレス場放浪記 第15回~Canvas〜

2022.4.3、立川ステージガーデンで行われたスターダムの興行を観戦してきました。

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 
毎年恒例・春の祭典『シンデレラトーナメント』開幕戦!
 
1回戦を中心に全16試合がトーナメント公式戦と、非常にボリューミーな大会でしたが、私自身、『シンデレラトーナメント』以上に観戦したい理由がありました…。
 
それは、今回会場として使用された、立川ステージガーデン!
 

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2020年にオープンしたばかりという会場ですが、プロレス興行では今回のスターダムが初使用。
2022年4月にはパンクラスの興行も控えているとあって、存在が気になった私は現地へ向かうことを決意。
 
今回は、スターダム立川ステージガーデン大会の観戦記になります。
 
立川ステージガーデン、本当に素晴らしい会場でした!
 

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会場概要

 
今回訪れた立川ステージガーデンは、JR立川駅北口から徒歩8分(※公式サイト情報)という好立地。
 
 
大会開始前に時間があった私は、暇つぶしがてら、反対側の南口から徒歩十数分の立川市子ども未来センターへ…。

 

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立川が地元のロックバンド・赤い公園により寄贈された真っ赤なベンチ。
 
 
この日は生憎の雨模様でしたが、それでも、満開の桜とベンチの赤が映える構図は、写真に収めてきて良かったと実感。
 

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寄り道もそこそこに、いよいよ目的地へ…。
立川駅北口を出て、多摩モノレールの橋脚に沿って真っ直ぐ進む、初心者にも優しい経路。
 
会場までの道中には商業施設が立ち並んでいて、立川ステージガーデンは施設一帯の一番奥にありました。
 

 

 
商業施設はオシャレなカフェやレストラン、ショップが充実しており、雨天にもかかわらず、多くのカップルや親子連れが訪れる盛況っぷり!
CLUB CITTA'川崎における、ラ・チッタデッラを思わせるオシャレな雰囲気だったので、本当にここでプロレスが行われるのか不安にかられました(笑)
 
 
 
そして、会場へGO!
 

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想像していたよりも大分コンパクトで、私が座った2階席からリングまでの距離も比較的近め。
今回使われなかったものの、3階席も南と東西に設けられており、動員も約1,000人をマーク。
少なくとも、出した席の8〜9割は埋まっていた印象でした。
 
そして、写真も撮りやすい!
 

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観戦前は最安値6,000円のチケットに足踏みしそうになった私ですが(笑)、実際行ってみると、「またここでプロレスが見たい」と思うくらい魅力的な会場だと感じました!
 

大会概要

立川で組まれた『シンデレラトーナメント』は、1回戦を中心に全16試合が公式戦というラインナップ。
長丁場とはいえ、1試合あたり10分1本勝負で、途中に休憩が設けられた事から、思ったより内容はヘビーでは無かった印象。
 

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所属&定期参戦選手のシングルが一通り見られるオトク感がある一方、試合数の多さ故に、ハッキリ印象に残る・残らないが分かれる残酷さも感じたり…。
(そこはスターダムに限った話でもないですが…)
 
初戦の結果を見ると、前年度覇者の上谷沙弥、前年度準優勝の舞華を始め、林下詩美中野たむ、スターライト・キッドらが敗退する波乱も、結果的な【番狂わせ】は少なかった印象。
ドローだと両者失格になる、本トーナメントのレギュレーションも大きいのかもしれませんが…。
 

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そんな今大会にあって、私自身印象に残った試合は、『スターライト・キッドvsなつぽい』、『林下詩美vs中野たむ』。
 
『キッドvsなつぽい』は、入場シーンから試合のスピーディーかつ当たりの強い展開まで、人を惹きつける魅力に溢れていました。
だからこそ、トーナメント1回戦で組まれるのは辛い…。
 

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一方の『林下詩美vs中野たむ』は、内容的に『シンデレラトーナメント』だからこそ出来た一戦か。
戦前の会見で、林下の代理で登場した中野ぅたみの存在感が話題になるも、試合終盤の猛ラッシュは圧巻の一言!
 

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このギャップが素晴らしい!
そして、2人の闘いに10分という時間はあまりにも短すぎた…。
 

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選手個人ですと、白川美奈が圧巻のインパクト!
 
記者会見で、東京女子プロレス時代から接点のあるMIRAIに手紙を破られ、入場時から一変する白川。
 
 

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試合には敗れたものの、「会見で破り捨てられた手紙を修復して、入場時に持ってくる」、「技とかではなく、内なる狂気を開放して戦う」など、普段見せないサイコパスな側面を押し出した白川の姿が、観戦から2週間近く経っても忘れられないのです。
このキャラ本当に好き!
 

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まとめ

プロレス興行初開催となった、今回のスターダム立川ステージガーデン大会。
 

 

 
西東京に位置する会場ながら、都心からのアクセス・内観ともに文句なし!
 

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数年前、減少傾向が懸念されたライブ会場事情を踏まえると、同会場は救世主たりうる場所と言えるでしょうし、今回みたいに程よくビッグマッチの雰囲気が出せる良さもあって、(借賃次第でしょうけれど)需要は非常にありそう。
 
 
2021年のベルサール新宿グランド、新宿住友ホールもそうでしたが、プロレス興行の開催実績が無い会場を続々開拓しているスターダムは、ある意味業界のパイオニアではないかと私は思っています。
 
 
でも、借賃見たら意外と高かった…。
(土日祝の1・2階使用で、基本200万近くはかかりそうな雰囲気)
 
新日かスターダム向きかな…。
 

https://www.t-sg.jp/organizers/files/price.pdf?20220401

 

でも、素敵な会場だったので、またここでプロレスが見たいです!

2021年の個人的『ネットプロレス大賞』について

先日、『ネットプロレス大賞2021』に投票してきました。
 
私にとっては、同賞に投票する為にTwitterアカウントを作った経緯があるので、年始が来ると感慨深さも抱いてしまったり…。
 
今回は、私が生観戦中心で見た中から、私なりのプロレス大賞を選んでみました。
ひとつよしなに…!
 

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※MVPを除き、見出しは1位の内容のみ掲示しています。
 
 

MVP

1位:中嶋勝彦

春先のGHCタッグ王座戦
 
初夏にあったファンキーエキスプレスとの抗争(所謂『廃業宣告』)やマサ北宮との敗者髪切りマッチ。
 
『N-1 VICTORY』連覇からの、丸藤との激闘でGHCヘビー級王座奪還。
 
 
その後の『vs田中将斗』、『vs拳王』のベストバウト級の内容。
 
個人的に、通年でインパクトを刻みつけたのは中嶋じゃないかな、と。
本家の『東スポプロレス大賞』にはエントリー無しでしたが、下半期の活躍がもう少し早ければ、というのはあったかもしれないです…。
 

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ベルト無しでも抗争を作れる貴重なジョーカー的存在ではありましたが、ようやく最高峰のシングル王座を巻いた姿は、2022年も活躍が期待される存在です!
 

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2位:田中将斗

単純に、【年間ベストバウト候補級の試合が多かった】という点で外せなかった選手。
 

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元日の『vs田村ハヤト』、7月の『vs阿部史典』、8月の杉浦貴戦、2度の中嶋勝彦戦と、中嶋同様にベストバウトマシーンと化す大活躍っぷりは、プロレス大賞で言う敢闘賞・殊勲賞クラス相当ではないかと。
 

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弾丸戦士の試合にハズレ無し!!
 
 

3位:林下詩美

個人的に、2021年の『東スポプロレス大賞が概ね異論なしの感想に終わったのは、「女子プロレス大賞の結果が満場一致だったから」だと思っています。
 
同賞は、近年疑問符がつく選考結果ばかりという印象だったので、今回は満場一致で文句無し!
 

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女子プロレス大賞の枠も超えて、三賞入りも間違いない活躍だった気がしてます。
 

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最優秀タッグチーム 小川良成&HAYATA

 
 
アストロノーツ(野村卓矢&阿部史典
 
沙希様&メイ・サン=ミッシェル
 
1位は、タッグチームが固定しない今のNOAHにあって、安定した強さを誇った小川&HAYATAかなあ、と。
 

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2位は、大日とBASARAのタッグ二冠王者の時期もあった『アストロノーツ』。
野村卓矢と阿部史典はシングル戦線でもそれぞれ結果を残すなど、タッグチームに留まらない活躍を見せました。
 

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3位は、生観戦2回だけでしたが、穴らしい穴が見当たらない沙希様&メイ・サン=ミッシェル。
連携が上手いんですよね〜。
 

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最優秀試合賞 『中嶋勝彦vs拳王』(11.28NOAH代々木第2体育館)

 
①『中嶋勝彦vs拳王』(11.28NOAH代々木第2体育館)
 
②『潮崎豪vs武藤敬司』(2.12NOAH日本武道館
 
 

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【現地で見ていて、形容できない・体感できない感情に陥った】点で選んだ3試合になりました。
 
1位にはラスト1分で中嶋がラリアットを放った爆発的盛り上がり、2位と3位は"客席から見ていて、緊張で吐きそうになった"程のヒリヒリ感。
年1回味わえるかどうかという、特別な景色が見れた試合は外せませんでした!
 
ただ、3位は本当に悩んだ…。
ザッと思いついただけでも、こんな感じ
 
・『中嶋勝彦vs田中将斗』(10.30NOAH福岡)
 
・『竹下幸之介vs岡林裕二』(12.26DDT代々木第2体育館)
 
・『林下詩美vs朱里』(12.29スターダム両国国技館
 
配信視聴を含むと、『丸藤正道vs中嶋勝彦』(10.11NOAH大阪)も入れたいところ。
 
うーん、悩ましい!
 

新人賞 矢野安崇

 
①矢野安崇(プロレスリングNOAH)
 
②青柳亮生(全日本プロレス
 
③NATSUMI(ZERO1ガールズ)
 
飯橋兄弟、レディC、高鹿裕也、ちゃんよた…。
 
2021年は有望新人が多すぎて迷いました。
NOAHの矢野と全日の青柳亮生で迷いましたが、デビュー約1年とは思えぬ、堂々たる腕攻めやグラウンドの動きが印象的だった矢野が個人的1位。
 

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2位に選んだ青柳も、マイクアピールでCIMAにも物怖じしない積極性が光るなど、今若手が伸びている全日本プロレスの筆頭格だと感じました。
 

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NATSUMIの3位は、華奢な身体から放たれるエルボーの強さとか、デビュー戦からメキメキ伸びていく成長っぷりで選出。
6月末に見たアイスリボン後楽園ホールでの、春輝つくしとのエルボー合戦は、個人的に2021年の男女通じてトップ3に入る打撃音でした。
 

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最優秀興行 木村花メモリアル 『またね』(5.23後楽園ホール

①5.23 木村花メモリアル 『またね』
 
②6.6 『サイバーファイトフェスティバル』
 
③7.28 プロレスリング・ノア CLUB CITTA'川崎
 
1位は【興行の性質的に順位をつけてはいけない(比べちゃいけない)】という思いはありつつも、内容は非常に素晴らしい興行だったので、入れるならココしかないという判断。
 
2位は、全体の内容が良かった事に加え、【サイバーファイトグループの団体に初めて触れる層】を取り込む所も素晴らしい。
特に東京女子プロレスは反応的にもハネていた印象。
団体の提供試合枠が上手く活かされていた点もナイス!
 
3位は『NOAH DOJO vs金剛』と銘打たれた対抗戦をランクイン。
小規模会場で平日夜開催ながら、ビッグマッチ等で軸に出来そうな『拳王vsマサ北宮』、『中嶋勝彦vs清宮海斗などのカードを惜しげもなく投下した姿勢と、満足度の高さは外せませんでした。
 
4位以降を選べるとしたら、以下の通り。
 
 
・4.4『野郎Z』
 
 
 
 

最優秀団体 プロレスリング・ノア

 
 
②GLEAT
 
③天龍プロジェクト
 
1位は沢山行ったところ(24大会)、2位と3位は「チケット代に対する満足度の高さが他所より一段抜けている」という点で選出。
天龍プロジェクトは8月の2大会のみしか観戦できませんでしたが、それでも満足度の高さは「腹いっぱいプロレスを楽しむ」モットーに則している気がしました。
 

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最優秀プロレスを伝えたで賞 『狂猿』

①狂猿
 
②ABEMA・格闘チャンネル
 
③We are STARDOM!!
 
2021年の話題性を考えた時に、1位は『狂猿』かな、と。
 
ただ、この手の賞で言うと、2020年の世志琥TikTokって非プロレスにも届いていたんだよなあ、と改めて実感したのも事実。
 
あと、何となく感じたのは、プロレスブログで閲覧数上位に来る人達が、『ネットプロレス大賞』の同賞にランクインして来なかった点。
投票する層だとか、投票する賞の位置付け(その年伸びた人)だとかにズレがあるんだろうなあ、と思いました。
(これは、良い悪いでは無く…)
 
 

まとめ〜選外だけど、"外せなかった"選手〜

2021年も様々なベストバウトや興行が生まれました。
 
個人的に、今回の『ネットプロレス大賞』に投票できていませんが、『東スポプロレス大賞』のフォーマットで当てはめて、追加したい選手が一人います…。
それは、スターダムのAZM!
 

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ニールキックにカウンターで腕ひしぎ十字固めを極める所とか、朱里とのサブミッション主体の攻防もやり切る所とか、個人的には技能賞相当ではないかと。
投票可能な枠が無かった故の選外だったのですが、触れずにはいられなかったので…。
 
『ネットプロレス大賞』で毎年のように実感するのは、「自分の見ている範囲でしか評価はできない」という事。
 
今回、新日本プロレスの選手を選んでいないのも、そうした理由が大きいです…。
活躍していたけれど、その活躍をハッキリ体感できていない私の所為。
なので、2022年は新日も見ていきたい…!
 

ALRIGHT〜2022.1.16 プロレスリング・ノア仙台サンプラザ大会観戦記〜

2022.1.16に、プロレスリング・ノア仙台サンプラザ大会を観戦してきました。

 

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約半年ぶりの仙台大会&2022年のNOAH地方ビッグマッチ第1弾!
 
…でしたが、大会の3日前に記者会見が中止&2日前に新型コロナウイルスの陽性及び濃厚接触により参戦予定の10選手が欠場という事態に。
 

 

 
ピンチを迎えたNOAHでしたが、予定された2大GHC王座戦は予定通り決行&大会もカード変更を伴って無事開催。
 
今回は、そんなNOAH仙台ビッグマッチの観戦記になります。
 
『ピンチの時こそ奇跡が起こる』
この直感にハズレ無しでした!
 

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大会概要

今回は全6試合がラインナップ。
 

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前述の事情から、若手選手がゴッソリ欠場していた為、セコンドにはスタッフでお馴染みのオランジさんが入る緊急事態。
試合の合間に行う消毒作業には『PERROS DEL MAL DE JAPON』の面々が登場するサプライズも。
 

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ただ、そんなピンチでも、選手・スタッフ、観客も含めて乗り越えようとする前向きなエネルギーが、今大会には存在していたように感じました。
 
 
そんな今大会でサプライズとなったのは、覇王の『金剛』離脱。
 
第1試合、仁王との連携が立て続けに誤爆したことで、敗れた覇王が仁王に激怒。
 

 

 

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禍根を予感させる終わり方でしたが、第3試合の『原田大輔vs吉岡世起』の終了後に動きが…!
 

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何と、原田の元に覇王が現れると、『金剛』離脱と正規軍との共闘を直訴!
 

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これに応じた原田と激怒した仁王で対立すると、まさかまさかの特別試合に突入!
 

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半ば唐突にも思えた覇王の行動でしたが、この特別試合が行われた事で、覇王の離脱にも納得感が出たような気がしました。
 

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仁王らに押される覇王を叱咤し続ける原田。
劣勢の覇王を拍手で後押しする観客。
奮起する覇王。
 

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これらが重なりあったのは非常に大きかった!
 
他にも、オープニングから「仙台のお客さん!コイツ(亜烈破)の素顔が見たいよな!」とファンサービス精神旺盛なNOSAWA論外だったり、
 

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(多分2021年の日本武道館以来?)
 

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普段見られないようなシーンが仙台で多く見られました。
現地組、大歓喜モノ!!
 
 
 

中嶋勝彦vsマサ北宮』

メインイベントは、GHCヘビー級王座戦・『中嶋勝彦vsマサ北宮』。
 

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1.4後楽園ホール大会でカードが決定後、前哨戦は1度も無し。
記者会見も流れた為、事前のやり取りも殆ど無しで行われた王座戦ですが、そこが気にならなかったのは、2021年に髪切りマッチなどで築き上げていった両者の因縁が、あまりにも深いものだったからか…。
 

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試合は高めの期待値以上の好内容!
双方の賭けるものが髪からベルトに変わっても、因縁の深さに変わりは無し!
 

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北宮が、積極的な脚攻めも交えながら中嶋を追い詰めていく姿は、見ていて非常に痺れました。
ただ、この内容でも北宮が勝てなかった事実が痛すぎた…。
 

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勝負の潮目が読めない、拮抗した試合でしたが、最後は中嶋がバーティカルスパイクで勝利!
 

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試合が決した直後に北宮を見下ろし、すぐさま場外に放り投げた中嶋の姿を見て、怨念の凄まじさを実感…。
 

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試合後、中嶋の前に現われたのは、藤田和之
 

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GHCヘビー級王座に挑戦表明も、藤田本人からは一言も発さず…
それでも、中嶋の持つベルトを舐め回すように見つめる姿に、もはや言葉は不要!
 

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決戦は2.23名古屋ビッグマッチ!
 

 

 

 

まとめ

10選手欠場という緊急事態の中、無事開催に至った今回の仙台ビッグマッチ。
 

 

 
欠場者の人数を考えると、当初の予定から1試合減らしただけで、大会中止にならなかったのは奇跡というより他ないかと。
(しかも、特別試合があったので、実質試合数は減っていないという…)
 
層が厚かったり、主要カードが潰れてなかったりしたからこそ、だったと思います。
 
かと言って、多数の欠場者で熱量は落ちることも無く、寧ろ、前回の仙台大会と同等或いはそれ以上の熱気を感じました。
個人的には神興行!
 

 

 
私自身、今回の仙台は御時世柄もあり、「配信で良いかな?」と思っていたのですけれど、大会直前にリリースされた清宮の動画と、中嶋のツイートを見て翻意。
 
 

 

 
「ピンチの時こそ絶対面白くなる」という、己の不確かな直感と勢いで仙台行きを決めた訳ですが、本当に行って良かった!
 

 

 
ピンチの時こそ、行われるプロレスにハズレ無し!
 

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レンブラントのプロレス場放浪記 第14回~COEXISTENCE~

2022.1.8に、横浜アリーナで行われた新日本プロレスの『WRESTLE KINGDOM 16 in YOKOHAMA ARENA』を観戦してきました。

 

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新日本プロレスプロレスリング・ノアによる全面対抗戦と銘打たれたビッグマッチは、発売開始から全席完売という盛り上がりに。

 

2022年の日本マット界、一発目に投下された重大シチュエーション。

今回は、そんな『新日本vsノア』の観戦記になります。

 

率直に言うと、『対抗戦』ではなく『満足度の高い対バン』でした!

(ポジティブな感想です。)

 

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会場概要

今回のビッグマッチが行われたのは、新横浜駅から徒歩5〜6分に位置する『横浜アリーナ』。

 

 

 

多くのアーティストのライブでも有名な大規模会場てすが、最近のプロレスでは意外と聞かない会場…。

大日本プロレス伝説のビッグマッチ、WJプロレス旗揚げ戦くらいか…?)

 

新日でも、開催したのは2014年が最後だった気がするので。

 

会場はとても広かった為、手持ちの300mmレンズで撮れるか不安だったものの、ギリギリいけたので安堵しました…。

(今度からバズーカみたいなレンズを買おうと決意)

 

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今回、後方ながら殆ど真正面という衝撃の席…。

 

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そして、隣はマスコミ関係者と思しき方々が、ゴルゴ13よろしくバズーカのようなカメラを構える圧巻の光景(笑)。

 

 

 

とにかく、いい会場でした!

 

 

大会概要

今大会は、ダークマッチ2試合、本戦9試合の全11試合。

『鈴木軍vs杉浦軍+KENTA(※)』という越境カードはありつつ、基本的に全カードが対抗戦という図式でした。

(※KENTA負傷により、Xとして矢野通が参戦)

 

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今回の対抗戦が発表された時点で、「対抗戦ならファンもバチバチにやり合え」とか、「そういうの無しで双方楽しもうよ」とか、ファン間でもハト派タカ派で意見が大きく分かれた印象でしたが、終わってみれば素晴らしい興行だったのではないか、と私は思いました。

 

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『対抗戦』という視点で見てしまうと、今回の評価は分かれる気がしましたが、新日主催のライブにノアがゲストで来た『対バン(=2マンライブ)』と捉えれば、不満もない、満足感に溢れた興行だった気がします。

新日もノアも、『今自分のところでやっている良さをぶつけてきた』と言いましょうか?

 

 

 

個人的に、『良さをぶつける』点でキーになったのは、新日本プロレスの『ハウス・オブ・トーチャー(以下:HOT)』が出場した2試合でした。

(『SHO vs小峠篤司』、『EVIL&ディック東郷vs潮崎豪&マサ北宮』)

 

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この2試合では、HOTの面々が凶器攻撃や介入を駆使するなど、vsNOAHでも通常興行と同じスタイルを崩さず。

 

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SHOのスパナ攻撃とか、当初は正直ゲンナリ気味に見てましたが、寧ろアレがあったからこそ『互いの今やっているスタイルをぶつけている』と、私は好意的に捉えられました。

そういう点でも、この日の個人的裏MVPはHOT!

 

 

 

 

勿論、その良さがぶつかりあった結果、上手く拡がらなかった試合もあった訳ですけれど、それもまたご愛嬌か。

 

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ただ、そういうのを踏まえたとしても、個人的に一番悔しかったのは、先陣を切った『藤田晃生vs矢野安崇』の試合結果。

 

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矢野が序盤戦のレスリングで圧倒も、結果は引き分け。

試合内容は矢野が勝っていた印象なので、この結果だけは腑に落ちなかった…。

でも、火を点ける意味では、間違いなく良い試合でした!

 

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共通項は多いけれど、CFフェスに無かった『満足感』

今回の『新日本vsノア』は、前述のような『対バン』として考えれば、100点に近い内容だと感じました。

実際、双方の良さがぶつかっていた訳ですし、ノア推しの私からしても、見てみたい、気になる選手は多かったです。

 

対バンライブ自体、私も2〜3回位しか行ったことが無いのですが、『知らないバンドを知れる』、『何か知らないけど楽しい』みたいなメリットと、最後は満足度高めで帰れる所が、今大会に被る所を感じたので。

 

個人的には、NOAH視点だと歯痒さを感じた『Cyber Fight Festival2021(以下:CFフェス)』よりも、今大会の方が、NOAHにとって明確なプラスになっていたんじゃないかという気もしてます。

 

 

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NOAH側がトータルの勝敗で負けたり、清宮海斗が重要な一番で負けたりした点は、CFフェスとほぼ一緒。

ただ、CFフェスの場合、『金剛vsDDT』なんて【NOAHだけ良いように使われて終わり】な感じでしたし、「NOAHファンが満足して帰れたか?」という点で疑問符を拭えなかったので…。

 

『金剛』とか、正直ロスインゴとやった今回の方が、圧倒的にイキイキしていて噛み合っていたので、余計に対比が…。

(カラーの違い、と言われればそれまでですが)

 

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そして、メインに登場した清宮海斗にしても、CFフェスで負けた直後に笑顔を見せていた所から、今回敗れて退場時に涙を隠さなかった点も、私には決定的な違いとして映りました。

 

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当たり前かも知れないですが、「竹下ではなく上野に負けた」事よりも、「オカダに負けて泣いた」事のほうが、エポックメイキングとしてもデカかった、という感想。

 

www.youtube.com

 

 

少なくとも、『鈴木軍』侵攻期に蹂躙されっ放しだった2015年〜2016年当時に比べれば、一度新日から距離を置いた後、こういう企画まで持ってこれたNOAHは、間違いなく前進している。

 

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そして、新日本プロレスは、本当に本当に強かった。

 

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この2つは、今大会の存在無しには実感できない事だったと私は思いました。

 

 

まとめ

コロナ禍にありながら、横浜アリーナで観客動員7,077人を叩きだした、今回の『新日本vsノア』。

 

www.njpw.co.jp

 

恐らく、2020年春の新型コロナウイルス禍以降、プロレス興行では最多動員でないかと。

(多く入ったと思われるCFフェスが、主催者発表で4,800人だったので)

 

www.tokyoheadline.com

 

 

 

CFフェスのDDTの時には、「もう双方、対抗戦で絡まなくて良いんじゃないかな…」と思いましたが、今回の新日との絡みは「新日にノアの選手が馳せ参じる展開があっても面白いのでは?」と前向きな気持ちになれました。

 

それこそ、『BEST OF THE SUPER Jr』に(今回ウケが良かった)YO-HEYが来ても面白そうですし、オカダのコメントキッカケで浮上した、清宮の新日参戦という導線を活かすのもアリ。

 

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ただ、食傷気味とかマンネリに繋がる事を考えてしまうと、今回の企画は単発で良いかな、とも。

オカダの言うように、団体内の闘いを充実させる事が、一番最初に来ると思うので。

 

www.tokyo-sports.co.jp

 

賛否飛び交った『対抗戦』ではありましたけれど、興行面でも、全体の内容でも概ね満足感をもって終われたのは、新日とノアにとって成功だった気がします。

 

2020年初夏、清宮が「レインメーカー」と名指しした時なんて、まさか対決が実現すると思わなかったですし、それを叶えてくれた新日には本当に感謝感謝です。

 

 

 

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次に新日とノアが交わるのは、いつになるでしょうか…?

(生きていれば、繋がる線もあるさ…!)

 

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狼煙~2022.1.1プロレスリング・ノア日本武道館大会観戦記~

2022.1.1の夕方に、日本武道館でプロレスリング・ノアを観戦してきました。

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

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日本プロレス界の歴史で初となる、【元日の日本武道館大会】!
※直近の元日武道館は、下記のようなスケジュールでした。
 

 

今回は、諸々ターニングポイントになりうる瞬間が生まれた、NOAH元日武道館の観戦記になります。
 
令和プロレス革命、期待大!
 

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大会概要

今大会は全10試合がラインナップ。
 
2021年2月と異なり、休憩無しでブッ続けではありましたが、全体的に内容の満足度は高し!
 

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その中でも面白かったのは、セミ前の『桜庭和志&杉浦貴&KENTAvs稲村愛輝&稲葉大樹&マサ北宮』。
 

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"KENTA"としては久方振りとなるNOAH参戦でしたが、この一番で存在感を示したのは、稲村と北宮か。
 

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先発からKENTAとの対戦を要求する北宮と、桜庭や杉浦はアウトオブ眼中とばかりにKENTAを執拗に狙う稲村。
 

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特に稲村は、試合後にKENTAから評価されたほど。
爪痕を残してほしい試合で、120点満点の振る舞いでした!
 

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もう一人の稲葉も、相手の攻撃を受ける時間帯が長く続きましたが、あの試合では評価の付きづらい難しい役回りにいたと私は思っているので、内容は決して悪くなかったかと。
 

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良い試合でした!
 

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GHC王座戦

今大会では、Jrタッグ王座戦を除く4大GHC王座戦が開催。
 
結果から言うと、4大王座は全て【王者防衛】でした。
 

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王座戦で言いますと…、
 
個人的ベストは、GHCタッグ王座戦
 

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勝敗の結果に一番驚かされたのが、GHCナショナル王座戦
(『拳王vs清宮海斗』)
 

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成長に打ち震えたのはHAYATA
GHC Jrヘビー級王座戦
 

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という感想でした。
 
特にHAYATAは、小川良成に主導権を握られて掌の上にいた2年前(2020.1.4)とは異なり、互角の勝負を展開。
 
 
最後は、十中八九返せない小川の丸め込みを切り返して、王座防衛。
 

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誰の手にも負えない程の、とんでもないモンスターが生まれてしまったと改めて実感…。
 

 

 
前王者の小峠篤司も強かったですけれど、HAYATAは防衛戦を重ねたメンツも加味して、「勝てる人いますか…?」という絶対的強者っぷり。
 
次は誰かなあ?
(個人的には、スティンガー除くと大原はじめかEitaしかいないような気が…
 

中嶋勝彦vs潮崎豪

元日の日本武道館メインは、『中嶋勝彦vs潮崎豪GHCヘビー級王座戦!
 

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2020.11.22以来、実に1年2ヶ月振りとなる一騎打ちでした。
 
 
試合時間は30分10秒と、前回の横浜武道館に比べてコンパクトながら、内容は日本武道館メインに相応しかったのではないか、と私は感じました。
 

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中嶋は言わずもがなの素晴らしさでしたが、潮崎もまた、復帰約1ヶ月後のビッグマッチメインまでに、良いコンディションを持ってきた所が素晴らしい。
 

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あの大会場でも爆竹の如く響き渡る、中嶋の蹴撃音と潮崎のチョップ音は壮観!
 

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中嶋のバーティカルスパイクでも決まらなかった激闘は、中嶋のノーザンライトボムでEND!
決める前に、中嶋が「潮崎…!」と言い放った所も含めてベストでした。
 

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試合後は『金剛』全員集合で締め。
 

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1.8に迎える新日本プロレスとの対抗戦に向けて、拳王のマイクが炸裂!
 

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会場中の溜飲が明らかに下がる様子が、肌感覚で伝わってきました。
 

 

中嶋が最後に放った「俺達が…、NOAHだ!」も名言。
 

 

 
令和4年のプロレス革命に向けた狼煙が上がる、象徴的瞬間でもありました。
 

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まとめ

2022年に向けて革命の狼煙を上げた、プロレスリング・ノアの元日・日本武道館大会。
 

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目標の動員5,000人には及ばなかったものの、年末年始の帰省にぶつかる元日で、観衆3,181人は健闘ではないかと、個人的には思いました。
(正直、3,000人は割ると思っていたので…)
 
 
 
その一方で、個人的に気になった点が2つありました…。
 
 
1つ目は、場内に設置されたクレーンカメラ。
WRESTLE UNIVERSE先行販売で購入した席だったものの、当日はフィニッシュシーンやコーナーに登っての攻防が見れず。
 

 

流石にアレだったので、公式に初めて問い合わせました…。
それでも、お忙しい中、約2日後には懇切丁寧な回答をいただいたので、私が恐縮…。
次回以降も先行で同じ所を買おう、と決意した次第です。
(ありがとうございました!)
 
 
2つ目は、西日本での興行数。
 
今回、『方舟激流計画』と題して、2022年上半期のビッグマッチ日程及び、2023年元日の日本武道館大会が発表されました。
 

 

両国国技館2Days、コロナによって2年連続で流れた大田区総合体育館、7月の日本武道館進出と、大まかなスケジュールが出た中、西日本は3月の福岡国際センターのみ。
 
「大阪とかには来ないの?」という意見も複数見かけましたが、個人的に、【上半期でどれだけ西日本で興行が打てるか】が寧ろ重要かなあ、と。
 
2021年のNOAHは有観客で58大会(※)と、元々の興行数が少なかった訳ですが、中でも関西は、1月のエディオンアリーナ大阪第2競技場と10月のエディオンアリーナ大阪第1競技場の僅か2大会のみ。
(※筆者が公式スケジュールよりカウント。【有観客→無観客】の大会は除外。)
 

www.noah.co.jp

 

例年通りなら、2019年より続く秋の大阪ビッグマッチが行われると信じたいですが、2022年は「西日本地域でどれだけ種蒔きできるか」も大事になりそう。

 

新型コロナウイルスの感染状況次第ではあるものの、2022年1月は10大会が予定されているので(2021年1月は5大会)、昨年より興行数は増えると見ていますが、どうでしょうか…?

 

そんなNOAHの次なる大一番は、1.8横浜アリーナで行われる、新日本プロレスとの団体対抗戦!

(新日主催ですが…)

 

abema-ppv-onlinelive.abema.tv

 

 

www.youtube.com

 

 賛否だとかスタンスの違いはファンによって様々見られますが、注目されていなければ、即座に完売にはならない訳でして。

 

そういう点でも、この2022年の大勝負1発目、私は楽しみでなりません!

 

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オーベイベー!~私的2021年プロレスニュース10選~

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ブログを開設して、2021年で4年目…。

毎年のように自分の1年を振り返っていく『私的プロレスニュース10選』も、早4回目となりました。

 

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2020年のコロナ禍を経て、変わった事と変わらない事が出てきた1年ではありました。

今回は、2021年の私的プロレスニュース10選を通じて、私なりの1年の纏めに換えたいと思います。

 

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①Cyber Fight Festival

今年6月、CyberFightグループ主催で行われたビッグマッチ『Cyber Fight Festival』。
 

DDTプロレスリングプロレスリング・ノア、ガンバレ☆プロレス、東京女子プロレスの合同興行は、各団体を知るエントランスとして非常に素晴らしい内容で、コロナ禍にあっても、話題を生み出した出来事だと私は思っています。
 

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今まで私自身、自主興行とかの【団体提供試合】枠に対して、「果たして機能してるのか」と懐疑的な見方になっていましたが、このフェスがあったことで、東京女子やガンプロに行く回数は確実に増えたので、2022年以降もやってほしいです!
 

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橋本宗洋氏、CYBER FIGHTグループ取材自粛

今年2月、武藤敬司を取り上げたNumberWebの記事を巡り、執筆者の橋本宗洋氏がCYBER FIGHTグループの取材を自粛する事態に。
 
 
色々ありましたけれど、自粛の流れだとか、私個人の思いだとかは、ここに吐いているので…。
 
 
 
個人的に、サイバーファイト側が橋本氏を追い払ったのは正解だった気がします。
 
取材と言いつつ、『目当ての選手の試合以外は、携帯弄って無関心』、『手足組みながら試合を見る』みたいな態度は、50歳前後では中々矯正も難しいでしょうし。
私としては、今はもう、氏の政治的思想よりも、会場での態度が無理です…。
 

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野球やサッカーを扱うNumberWebにCYBER FIGHT系の記事があまり載らなくなったのは痛いと思いつつ、そもそもNumberWebは格闘系の記事が枠少ないなあ、とも。
 
そして、ライター陣も入れ代わりで、小佐野景浩氏、堀江ガンツ氏らが関わるようになりましたから、実質内容は良くなっているんですよね(よせ)。
 
 
つまり、武田取締役には感謝しかないってこと!(よせ)
 
 

女子プロレス界再編

2021年は、アクトレスガールズの【プロレス活動終了】発表や、Marvelousやアイスリボンで選手大量離脱がリリースされるなど、女子プロレス界で業界再編の萌芽が見られました。
 
 
 
2022年には、アイス離脱組によるハードコアユニット『プロミネンス』発足や、アクトレスのブランドだった『Colors』継続と、ユニットで他団体に乗り込む展開も今後は多く見られるのかなあ、と。
 

 

 

 

 
現状、日本の女子プロレス界は、"スターダムと東京女子プロレスの国内二強時代に、他団体がどう喰らいついていくか"という状況。
この構図は、暫く揺るがないような気もしています。
 
 
スターダムも東女も、(団体内トップクラスを除けば)実力にバラつきが見られた2〜3年前に比べて、今では序盤から内容の満足度が保証されている印象ですし。
これはデカい!
 

 

 

 

学生プロレス・イベントプロレス

2020年のコロナ禍以降は足を運べていなかった(そもそも数が減っていた)、学生プロレスや商店街などのイベントプロレスに行く回数も2021年は増えました。
 
 
特に、新型コロナウイルスの感染者数が減少傾向に転じた10月頃から、ガンバレ★プロレスやハードヒット勢による屋外のイベントプロレスが増えた印象。
 

 

 
秋口に行われた、大日本プロレスの『商店街プロレス』も無事に完走しましたし、2022年もイベントプロレスとかが沢山見られるといいな…!
 

 

 

 
 

⑤佐山駿介、引退

インディーマット界で将来を嘱望されていた佐山駿介が、網膜剥離によるドクターストップで2021年6月に現役を引退…。
 
 
2015年からプロレスを好きになって以降、一番引退が惜しまれる選手でした。
 
2019年頃、某興行後の公式打ち上げイベントにて、一緒の卓に座らせていただく機会があったのですが、とにかく腰が低くて人格者だったという記憶しかありません。
 

 

 
この方なら、引退後もきっと成功するんじゃないかと思う程、絵に描いたような好青年。
第二の人生に、幸多からんことを…。
 

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武藤敬司プロレスリング・ノア入団

2021年2月に電撃発表となった、武藤敬司のノア入団。
 
 
 
否定的な意見もあるでしょうが、清宮海斗ら現世代の壁として立ちはだかり、GHCヘビーを獲った2月の『潮崎vs武藤』、ムーンサルトプレスを解禁した6月の『武藤vs丸藤』と、話題を作っただけでなく、泥臭く受けることも厭わない姿勢は評価されてしかるべきかと。
 

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つまり、経営に関わらない武藤敬司は最高ってこと!(よせ)
 
 
 

⑦『狂猿』

2021年は、葛西純ドキュメンタリー映画・『狂猿』が公開。
 
 
『狂猿』効果か否か、葛西の所属するプロレスリングFREEDOMSは、平日でも新木場1stRING後楽園ホールが満員をマークするなど、【今一番チケットが取りづらい団体】の一つになりました。
 

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チケットが取りづらい現状は、キツくもあり、反面嬉しい。
この勢いが、2022.5.4の横浜武道館ビッグマッチまで続いてほしい所です。
 
 

⑧興行戦争

新型コロナウイルスによる影響が未だ色濃く残った2021年でしたが、興行数は前年より回復傾向に転じた印象。
 
一方、コロナ禍前には無かった興行戦争も勃発。
平日でもエグい被り方が増えたという体感。
 

 

 

 

 
2021年の大晦日は、恒例の『年越しプロレス』に加え、『ハードヒット』、『プロレスリングBASARA』が参戦する群雄割拠!
 
 
動員云々の問題もありますが、それはもう、各団体がプロレスファンのパイを食い合うとか、ファンの経済状況とかにも依ると思うので…。
 
2022年1月からは、1席空けで対応していた後楽園ホールもフル使用の予定なので、上手く行けばチケット代の値下げも期待したいところですが、各団体のアナウンスを見る限り、対応は分かれている状況。
とにかくコロナは憎い…。
 

 

 

 

 

⑨『GLEAT』旗揚げ

2021年7月、プレ旗揚げ戦を経て『GLEAT』が旗揚げ!
 
 
 
先に上げたプロレスリングFREEDOMS同様、チケットが取りづらい団体で、内容もピカイチ。
 
 
 
 
個人的に、外国人選手の招聘が難しいコロナ禍にあって、『OWE』で志半ばだった【既存団体への挑戦】をGLEATに重ねてしまうのです。
楽しみ!
 

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⑩転職

私事ですが、今年の夏に人生初の転職を経験。
 
これにより、前職では難しかった【土曜日の興行観戦】や【仕事終わりの観戦】が増加。
 
「平日に行けないから、無理くり週末にプロレスの予定を入れる」みたいな事も減った気はしてます。
 

 

 
とはいえ、2022年からは観戦数自体セーブしていきたいなあ、とも考えてます。
年齢的な所もありますし、これ以上、青天井のように増やすのも限界あると思ったので…。
 
プロレスは嫌いになった訳では全くなくて、ポジティブな気持ち。
とはいえ、一気に減らすのは難しいとも(笑)
 
ぼちぼち無理ないようにやりたいと思います…。
 

まとめ

2021年も色々あったプロレス界。
 
私にとっても転居や転職というイベントがあった年でしたが、そういう状況でも、2021年は146大会を生観戦。
1年健康で過ごせなかったら行けていなかったので、健康に感謝!
 
2022年は筆者もいよいよ30代に突入…(白目)
節目の1年も、健康に気を付けて、プロレスなどを楽しみたいと思います。
 
皆様、2021年も1年ありがとうございました。
どうぞ、良いお年を…!!!!
 

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Dogs and Dogs〜2021.12.27『杉浦軍興行 犬ども全員集合!3』観戦記〜

2021.12.27に、後楽園ホールで『杉浦軍興行 犬ども全員集合3』を観戦してきました。

 
『杉浦軍』によるユニット興行が、プロレスリング・ノアの年内最後を締めるようになって、2021年で早3年。
 
 
年明け早々に日本武道館ビッグマッチが控える中、ユニット興行で組まれたのは『藤田和之vs田中将斗』、『杉浦貴vs船木誠勝』の2大シングルマッチ
 
今回は、日本武道館まで残り1週間を切る中、攻めに攻めたNOAH年内最終興行の観戦記になります。
 

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大会概要

 
今大会は全6試合がラインナップ。
 
過去2回開催された『杉浦軍』興行に比べると、今回のカードに『杉浦軍』のユニット色は薄めだったのは、大会5日後に控える日本武道館に向けた前哨戦ムードも大きかったのか…。
 
それでも、通常興行に無いスペシャル感は今回も不変!
キング・タニーが鉄仮面&刺又で一夜限りのマイバッハ降臨なんて、まず見られないですから。
 

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久しぶりに見た井上雅央も最高。
 

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オープニングから比較的ガチガチに固めてくる最近のNOAHマットにあって、井上雅央のような唯一無二の要素が足りていない事を、改めて実感させられました。
(私はどちらの雰囲気も好きです)
休憩なしの興行だと、こういうチェンジペースしてくれる人は本当に貴重。
 

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日本武道館で行われる、『中嶋勝彦vs潮崎豪』(GHCヘビー)、『拳王vs清宮海斗』(GHCナショナル)のタイトルマッチ最終前哨戦も白熱!
 

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王座戦とも、前哨戦は手の内の半分も見せていなかった印象ですが、触りの部分だけでも、本戦への期待値は大いに増す内容でした。
 

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最終前哨戦は、GHCヘビー級王者の中嶋が、挑戦者・潮崎から直接勝利する結果に。
 

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試合後、中嶋は「負けたら二度と『アイ・アム・ノア』なんて言うな」と潮崎を痛罵。
この勝負、どうなるか…!?
 

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年始のタイトル戦もお構いなしな『田中将斗vs藤田和之』&『杉浦貴vs船木誠勝

3回目となる『杉浦軍』興行では、セミで『田中将斗vs藤田和之』、メインで『杉浦貴vs船木誠勝シングルマッチが実現!
 

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『杉浦軍』興行のメインがシングルマッチになるのは、今回が初でした。
(先に上げた【ユニット色の薄さ】は、シングルマッチの多さに起因しているのかも…)
 
杉浦貴は元日にZERO1の世界ヘビー級王座戦田中将斗は世界ヘビーにGHCタッグ王座戦ダブルヘッダーを控える中で、今回のスペシャルシングル。
 
そんな豪華カードは、日本武道館という先を見据えぬ強烈な内容に…!
 
田中将斗vs藤田和之』は、体格差のある藤田を相手に、田中がコントロールして優位に立つも、終盤は藤田がエルボーと張り手で制圧!
 

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キャリアも名声も得てきたベテラン同士による、譲らない意地の張り合いは30分ドローという結果に。
 

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私がプロレスを生観戦する理由は、詰まるところ、『凄いものが見れるし体感できるから』だと思っているのですが、この試合には、そういうものが濃縮還元されていた。
そんな気がしてます。
 

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一方、メインの『杉浦貴vs船木誠勝』は、セミとは対照的な約10分での決着に。
 

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ただ、互いにエルボーとか蹴りとかの打撃技が、一突きで試合を決めかねないキレっぷり!
セミのゴツい感じとは、また違った雰囲気…。
 

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マウントを取られても余裕の表情すら浮かべる船木に対し、主に中盤以降で見せる、【コーナーへ追い込んだエルボー連射】を早い段階で解禁してきた杉浦が印象的でした。
 

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船木の蹴りと杉浦の掌底が乱れ飛んだ終盤、杉浦の一撃が船木に炸裂!
最後は杉浦がオリンピック予選スラムを決めて勝利。
 

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試合後、杉浦が締めのマイクに入ろうとすると、突如音楽が…。
 

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現れたのは、KENTA!!!
 

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2022年の年始から、杉浦とタッグを組むKENTAの登場に、思わず笑みが溢れる杉浦。
 

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KENTAを【小林さん】と臆せずイジる杉浦は凄いなあ、と思いました(小並感)。
 

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杉浦の事を冷めた目で見つつ(笑)、退場時に客席に向けてポーズ決めてくるKENTAにグッと来てしまったり。
 

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過去2回の『杉浦軍』興行で恒例だったメンバーの集合写真はありませんでしたが、このプレミアムな瞬間を共有出来た今回も、変わらず最高でした!
 

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まとめ

3年連続で、NOAHの年内最終興行を飾った『杉浦軍』興行。
 

 

 
年内最終ながら、年末の余韻が皆無だったのは、年明け早々に元日日本武道館、裏イッテンヨン、『N INNOVATION』と怒涛のスケジュールが控えていたからでしょうか…?
 
2021年のベストバウト候補を整理し出したタイミングで投下された、『藤田和之vs田中将斗』も強烈!
生観戦して良かった!
 
そんなこんなで、次のNOAHは、いよいよ元日の日本武道館大会。
 
 
4大GHC王座戦を始めとしたカードだとか、興味を惹くプロモーションやビジュアル面だとか、団体が現状で使える手札は迷わず切ってきた印象。
 

 

 
帰省のタイミングと重なる元日は、日程的にも難しいかも知れませんが、過去に元日武道館を開催したメンツを見ても、ここにプロレスが進出したのは奇跡としか言いようがない訳でして
行ける方がいましたら、後悔させないので、という最後のお願い…
 

 

 

 

 
本当に、行ける方は現地で、見れる方はABEMAで、日本武道館大会、是非!!!!