レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

Catch the moment~2018.12.29WAVE後楽園大会観戦記 後編~

2018年12月29日の夜に、プロレスリングWAVE後楽園ホール大会を観戦してきました。

 

この日は、GAMI社長による現体制のラストにして、WAVEの主力選手である大畠美咲の引退興行という、一つの節目になる大会でした。

 

前編では、4大シングルマッチを中心に観戦した感想を書いていきました。

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

今回はシングル&タッグの2大王座戦についての感想を綴っていきたいと思います。

 

大畠の引退試合でもあった「水波綾vs大畠美咲」の試合は、個人的に色々と衝撃的な内容で、個人的に、2018年のベストバウト上位に入る激闘だったと思ってます!

 

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もうAvidRivalも、大畠の試合も見れない悲しみ…。本当に凄い引退試合でした。

 

 

 

■決して"奇跡"ではなかった、『奇跡』のタッグ王座戴冠

 

セミファイナルでは、「桃野美桜(Marvelous)&桜花由美vs宮崎有妃、旧姓・広田さくら」によるWAVE認定タッグ王座戦が行われました。

 

12月の名古屋大会で、「朱崇花&木村花(WRESTLE-1)」という強力タッグチームの挑戦を退け、王座防衛した桃野&桜花組だったものの、この試合で桃野が左膝靭帯断裂の大怪我を負うことに…。

 

 

 

桃野自身、年明けの手術と欠場を発表したものの、所属のMarvelousの大会を欠場してまで、この一戦に臨んできました。

 

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ただ、この試合で王者チームに立ちはだかったのが、旧姓・広田さくらと、宮崎のタッグチーム「奇跡」でした。

 

 

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桃野の負傷箇所である左膝を、宮崎と広田が容赦なく攻め立てる徹底っぷり!

 

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普段のコミカルさを交えつつも、こういう大一番で隠していた懐刀を抜いて来る広田の凄みを感じましたね…。

 

パートナーの宮崎のバイプレーヤーっぷりも光ってました。

個人的に、宮崎って、どんな選手と組んでも良いタッグチームを形成してくる選手だと思ってます!

男子だと日高郁人、女子なら宮崎、みたいな。

 

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広田も終盤、へなーラサンセットもバッチリ決めるなど、タイトルマッチにかける執念が燃えるようなファイトを見せます。

 

 

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そして、どちらが勝つか分からない激闘を制したのは、「奇跡」でした!

 

桜花の攻撃を受けて窮地に陥る広田でしたが、最後はカウンターで出した"ふらふらどーん"で、桜花に全体重を預けると、これが何と3カウント!

 

石黒レフェリーも思わずこの表情(笑)。

 

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試合前は、正直王者チームが優位かなあ、と思っていた私でしたが、まあ、試合を見て考えは一変しました。

以前は度々シングルマッチで死闘(?)を繰り広げていた広田と宮崎でしたが、タッグを組むとこんなにも調和の取れたチームになるのかと、目から鱗が落ちました(笑)。

 

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そして、惜しくも敗れてしまった桜花&桃野の「BOSS to Mommy」でしたが、2017年夏にタッグ結成が発表されてから、ここまで良いチームに成長していくとは思わなかったので、なんか非常に感慨深いものがありました。

 

 

特に桃野に関しては、GAMIが試合後に退場する桃野にかけた言葉と、会場からの大きな拍手が、試合に対する好評価だったように思います。

 

 

 

引退試合の概念を根本から覆した「水波綾vs大畠美咲」

 

この日のメインイベントは、「水波綾vs大畠美咲」によるRegina di WAVE王座戦でした。

 

この大会を最後に現役引退を発表していた大畠が、タッグパートナーである盟友の水波綾と迎えた引退試合

しかし、その前の12.15新木場大会で行われたシングル王座戦で、水波が王者・朱崇花から勝利したため、急遽「引退試合にしてタイトルマッチ」という展開に!

 

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水波が勝ってベルトを守ってPhase2に突入しても、大畠が勝って王者として引退しても、両方面白い構図の試合だと私は思ったんですけど、まあ、とにかく、この試合が凄かった!

 

一言で表すと「引退試合の概念を根本から覆す」ような、強い衝撃を受けました。

 

通常、引退試合というと、「身体がボロボロ」とか、「動きがちょっと…」とか、「途中で仲間が惜別のトレイン攻撃~」というのを想像してしまいがちですけど、(途中コミカルさはありつつも)9割方はタイトルマッチらしい緊迫の攻防に。

 

 

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何か「この試合が終わったら、本当に引退するんだなあ」と不思議な気持ちになりましたね…。

 

2018年のガッツワールド解散興行で引退したミスター雁之助引退試合を見た時に似た感情を抱いた、と言いましょうか。

 

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互いに関節技を織り交ぜながら緩急で攻めていくところを見ても、両者が非常に上手い選手である事を改めて感じました。

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試合も終盤に入ると、水波と大畠が大技攻勢をしかけていく展開に!

 

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そんな激闘につぐ激闘となった一戦を制したのは、大畠美咲でした!

何度目かに繰り出したスカイブルースープレックスが水波に決まると、これでカウント3!

 

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 執念に執念を重ねるようなファイトで、引退試合にしてシングル王座戴冠という快挙を達成したのでした👏👏👏。

 

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試合後、タッグパートナーであり戦友でもあった水波に感謝の言葉を述べる大畠。

それに対し、声を漏らしながら号泣する水波…。

 

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思えば、試合前から涙を流しているお客さんも少なくなかった気がします。

あんだけ凄い試合して引退しちゃうって、こんなん泣きますわ、本当に。

ずるい、ずるいよ、って言いたくなる位に…。

 

 

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引退試合で一切泣かずに明るく怪我なくリングを降りて、引退するまで全盛期だったという意味でも、大畠の引退試合は、見ていて本当にカッコイイ引退試合だったと私は感じました!👏👏👏👏

 

 

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■Phase2へ続く未来

大畠が花道を去った後、残された所属選手達…。

 

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 4月1日より新社長に就任する桜花が涙ながらに決意表明した後、今後にむけてのVTRが流れて、Phase1 FINALは終了。

 

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 それから年が明けた1月8日に、いくつかのリリースが発表されました。

 

 

pro-w-wave.com

 

ザッとまとめると…

 

・2018年12月31日付で、朱崇花、後藤恵介、石黒淳士レフェリー、2019年3月31日付で山下りなが退団

・長期欠場中だった下野佐和子が、2019年4月をもって引退

・活動休止中だった大阪女子プロレスが2019年4月をもって解散

・ZABUN専属フリーだった宮崎有妃、野崎渚と、フリー参戦中だった旧姓・広田さくらがWAVE入団

 

また、桜花新社長下で行われる3つのポイントも同時に発表されましたが、これは公式のリンクを見ていただくのが分かりやすいのかなあ、と思います。

 

個人的に、WAVEの新体制を担う存在として注目していた山下や朱崇花らの退団はショックが大きかったです…。

ポジティブな要素を上げるとしたなら、宮崎と野崎、広田が正式所属になった事でしょうか?

 

大畠引退セレモニーで撮影したこの写真が、今見ると本当に泣けてくる…😭😭😭😭

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私が見はじめたここ3年程で、山縣優夏すみれ春日萌花フェアリー日本橋など、退団する選手も多かったWAVEでしたが、新体制では恒例のシングルリーグ戦「CATCH THE WAVE」の開催もすでに決まっていますし、今後どうなるか、一ファンとして注目していきたいところです。

 

個人的に、フリー選手を今後上げない、ってところとかには、色々と思う部分もあるんですけどね…

 

まあ、新体制を見てみないと判断は出来ないので、4月以降のWAVEの大会を生で見て、判断しなければなあ、とも思ってます。

SECOND COMING~2018.12.29WAVE後楽園大会観戦記 前編~

2018年12月29日の夜に、プロレスリングWAVE後楽園ホール大会を観戦してきました。

 

この日は、GAMI社長による現体制のラストにして、WAVEの主力選手である大畠美咲の引退興行という、一つの節目になる大会でした。

 

今回は、メンズWAVEやバトルロイヤル、4大スペシャシングルマッチの個人的な感想を述べていきたいと思います。

 

新体制でWAVEのACEの座を射止めるのは、どの選手になるのでしょうか?

楽しみです!

 

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「山下りなvs世志琥」は、今後熱いライバルストーリーになる予感が漂う、素晴らしい試合でした!

 

 

 

■メンズWAVE

 

第3試合では「後藤恵介&新井健一郎vs竹田光珠(666)&怨霊(666)」のタッグマッチが組まれました。

 

 丁度1年前の後楽園大会では、アラケンの前に辛酸を舐める結果となった後藤ですが、今回はタッグを組むことに。

 

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序盤、666勢に押される後藤に、会場からは厳しい声も…。

しかし、中盤以降、後藤が竹田に強烈なエルボーを放ったり、パートナーであるアラケンを構わず排除する姿勢が見えるようになってから、試合も良くなった気がします。

 

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試合は、怨霊のエクトプラズムが竹田に誤爆すると、そこから最後は後藤がダイビングセントーンで勝利!

 

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■個人的考察~後藤に一番必要なもの、とは~

 

 試合後、アラケンは後藤に対し「お前、もっと太ってみろよ」、「お客さんをワクワクさせる選手になってみろよ」とマイク。

 

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ここからは個人的な意見になりますが、後藤に「だらしない身体だから」と肉体改造をせまる声もある中で、「もっと太ってみろ」というフレーズにある種のヒントが隠されているんじゃないか、と。

 

締まった身体は対外的に評価されるポイントの一つではあると思うんですけど、対戦相手の竹田光珠のようなバッキバキな身体になることが、今の後藤に一番求められている訳でもない気がするんですよね…。

伊橋剛太のように肉体改造したら、凄いと評価されるとも思いますが。

 

名前は控えますが、上手い選手でも、そういうぽっちゃり系統のタイプは何人かいますし。

個人的に、体型云々よりも、後藤は試合全体を通した安定感が一番欲しいかなあ、と私は感じました。

試合後半に見せたエルボーやダイビングセントーンなど、良いものは持っている訳ですから。

 

それに、後藤はあの不器用さを味にしていければ化けそうな気もするんですよね。

デビューから2年半近くが経ちますが、不器用でも必死さが見えればそれだけでも変わりそうかと、私は思ってます。

 

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個人的には、比較的キャリアも年齢もタイプも近い、GOING-UPの室田渓人とかと、ライバル関係を築いていく展開とか、あったりしないかなあ、と妄想してしまうのです。

実際、最近もガッツ石島がWAVEに上がったり、他団体でガッツと後藤がタッグ組んだり、というのもあったので、それが是非実現してほしいです!

 

■バトルロイヤル

 志田光高瀬みゆきアクトレスガールズ)など、WAVEに定期参戦しているレギュラー選手によるバトルロイヤル。

 

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コミカルも交えつつ行われた試合は、チェリーがフェアリー日本橋から勝利し、バトルロイヤル優勝!

 

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個人的に印象的だったのが、大会前にアクトレスガールズを事実上の解雇という形で契約満了となった万喜なつみが、高瀬や沙紀といったアクトレスガールズの選手と絡む機会があったシーンでした。

 

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ああいう出来事があった後だからこそ、そんなシーンが見れたのは、どこか感慨深いものがありました…😭

 

 

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■「Road to Phase2」な4大シングルマッチ

 

この日はZABUNグループの4選手のシングルマッチが組まれるなど、2019年4月から始まるWAVEの新体制「Phase2」に向けた動きも見られました。

 

個人的に、この4試合は新体制下でのエース争いの序章になりそうな好試合だったと、私は感じました!

 

では、その4試合を個人的に振り返っていきたいと思います。

 

長浜浩江vs松本浩代

12.15新木場大会で、次期社長の桜花由美から「貴方が新体制のWAVEを引っ張っていかなくてはいけない」と厳しい檄を飛ばされていた長浜浩江

大会後、松本浩代に直訴して実現したのが、今回のシングルマッチでした。

 

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序盤から松本のパワーを活かしたファイトスタイルに苦戦を強いられる長浜。

こうして見ると松本って、現世代の女子レスラーの中でもかなり大きくて、「強さ」を表している選手の一人だと実感させられました。

 

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長浜も松本という高い壁に向かって全力ファイトを見せるも、試合は松本が急角度のロックドロップ(バックドロップ)で勝利。

 

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敗戦を喫した長浜でしたが、個人的に二つ程、良かったと思うポイントがありました。

 

一つ目は、松本に投げ技を決められなかった時に、相手の意表を突く形で丸め込みを出した事。

 

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二つ目は、ロープワークからスピアーを決める際、相手にカウンター攻撃を喰らわないよう、敢えてロープワークの最中に、別方向から攻撃を繰り出した事。

 

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二つとも、「相手選手との駆け引き」という部分で上手さが出ていたという記憶があります。

 

2017年の10周年大会でタッグベルトを獲得するも、王者陥落後はイマイチ波に乗り切れていない感ある長浜。

ただ、大畠にシングルリーグで2年続けて勝利している選手ですし、決してダメではない訳で。

 

桜花新体制で是非エースになって欲しい選手ですし、選手層を考えても、彼女がエースとして出てくるぐらいの活躍に今年は期待したいです!

 

■野崎渚vs彩羽匠

ZABUN専属フリーながら、長期欠場から復帰した2017年8月以降はシングル戦線でトーナメント優勝やリーグ戦上位進出、タッグではベルト獲得、と好成績を残していった野崎渚。

 

この日はMarvelousnのエースにして女子プロレスの未来を担う一人・彩羽匠との一騎打ちでした。

 

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彩羽の総合力の高さに対し、野崎は持ち前の手足の長さを活かした攻め、というカラーが出ていた試合は、野崎がドルミル(胴締め式ドラゴンスリーパー)で彩羽を締め上げると、レフェリーがたまらず試合をストップ!

 

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女子プロレスの新世代をゆく彩羽から、野崎がシングルで勝利したのは、何物にも代えがたい程大きかった気がします。

 

試合後、ガックリと膝をつく彩羽と、喜びを見せる野崎が対照的でしたね…。

 

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このシングルが、新体制のWAVEでは後々ライバルストーリーとして線になっていくのかなあ、と何となくですが感じました。

 

■山下りなvs世志琥

2017年8月の大田区総合体育館大会でシングル王座をかけて争った両者の一騎打ちが、Phase1 Finalで実現!

その間、両者はBORDERLESSというタッグチームを組んで、OZアカデミーSEAdLINNNGのタッグ王座も戴冠するなど活躍するも、両者の仲間割れにより解散…。

 

「喧嘩WAVE」と題されたカードでしたが、まあ文字通りバッチバチな試合が繰り広げられました。

 

試合序盤から睨み合う二人がただただ凄すぎてですね…。

 

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直後は互いに容赦ないエルボー合戦!

 

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 時には椅子攻撃も持ち出されるなど、まさに喧嘩そのもの。

 

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山下が椅子攻撃の後で、こういう「してやった」感のある表情を見せるのもゾクゾクしました(笑)。

 

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終盤は互いにラリアットの応酬に!

 

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そして、試合は両者ダウンによりドローという結果に…。

決着つかなかった所が、また最高な試合でした!

 

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山下と世志琥は組んでも十分素晴らしいチームだと思うんですけど、やっぱり対角線に立ってバチバチやり合う方が、ライバルストーリーという部分で見ても面白いと、私は感じたのでした。

 

■朱崇花vs高橋菜七永

12.15新木場大会でシングル王座を失うも、2018年はボーダーレスな活躍を遂げた朱崇花が、SEAdLINNNGのシングル王者・高橋菜七永に挑んだ一戦。

 

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WAVEって、当日になって急遽タイトルマッチになる、という事があったりしたので、今回もSEAdLINNNGのタイトル戦になったりするのかなあ、と思ってたんですけど、当初の通りノンタイトルマッチに。

朱崇花の王座防衛によっては王者同士の対決、という可能性もあったカードでしたが、試合はタイトルマッチでも良いくらいの好勝負だった気がします。

 

身体能力の高さを見せる朱崇花と、パワーファイトで立ちはだかる高橋!

 

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試合は、高橋がスライディングDにワンセコンドEXをぶち込む形で朱崇花から勝利!

 

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朱崇花が女子の試合で負ける姿って、中々印象にない気がしましたが、高橋もフィニッシュで奥の手とも言えるワンセコンドEXで勝負してきた、というのが最大のリスペクトの表れだったのかなあ、と感じました。

 

しかし、朱崇花は2018年、女子プロレスという団体の枠を越えて、男子団体にも参戦するなど、女子プロレスの凄さを伝えた一人だと私は思います。

 

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それだけ、彼女は評価されるだけの活躍をしていた気がします!

 

後編へ続く…

 

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

※追記

この記事を書いた直後、2018年12月31日付で朱崇花、後藤、石黒レフェリーが、今年3月いっぱいで山下りなのWAVE退団と、長期欠場中だった下野佐和子の引退が発表されました…。

 

 

 

うーん、これは予想していなかった出来事で、正直ショックが大きい…。

 

新体制に向けて、このリリースは非常にショックではありますが、今後どうなるか、ですね…。

良いニュースが来ることを楽しみにしております!

カメラマンに気遣いを求めるのは間違っているだろうか~カメラマン問題について私が思うこと~

楽しい楽しいプロレス観戦

 

そんな趣味で、不快な思いはしたくない所ですが、色んな問題がありますね。

野次、マナーetc…。

 

その中でも、ちょいちょい各団体で出てきているのが「カメラマンが邪魔で前が見えない」という問題。

 

個人的に色々思うところがあるので、今回はその話に触れていきたいと思います。

 

 

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2018年11月25日のDDT後楽園大会より。このカメラマンは結局このピラミッドが崩れるまで突っ立ってましたとさ…

 

 

 

■良いカメラマンは確かにいる。でも…

 

カメラマン問題って、ぶっちゃけ「カメラマン本人の意識の問題」に起因するんじゃないか、と私は思うんですよね…。

 

サムライTVとかのカメラマンが色々言われたりする事も度々Twitter上で聞いたりするんですけど、昨年春に仙台で大日本プロレスを観戦しに行った時のサムライのカメラマンは、最前列の端にいた私から見ても、視界の邪魔には全くなってなかったんですよね。

 

 

 

 

以前、カメラマン問題について私がツイートした際、ボクシングのカメラマンさんから反応をいただきまして(現在そのツイートは消滅)、「自分自身身体が大きいので、後ろのお客さんの邪魔にならないよう心掛けてます」なんておっしゃってたりしたんですよね。

 

 

 

NOAHとかDDTでカメラマンをされている宮木カメラマンの気遣いも、本当に素晴らしいです。

 

 

 

 

ただ、現地にいると、カメラマンのせいで全然見えない、なんて事もある訳でして…。

 

私自身、昨年11月に、DDT後楽園大会を特別リングサイド(南側A列中央)で見てたんですけど、こんなカメラマンがいたんですよね…。

 

みんながケツを向けて組体操をやってるこのシーン…

 

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このカメラマン、組体操が終わるまで、ずっとこの体勢のまま動きませんでした…。

 

Shit!

 

よくDDTグループだと、カメラマンがよく批判されていて、以前にもそういった不満が出てたりしました。

 

大社長も対応に乗り出してくれてる旨をTwitterで話していましたが、改善がなされないってことは、これ、Abemaがアレなんですかね?

 

それとも、明確な対応に乗り出さないDDTがアレなんですかね?(多分どっちも、なんだろうなあ)

 

 

 

 

 

■最前列"だからこそ"のプレミアム感が無くなる恐れ

 

個人的に、カメラマン問題って、値段もグレードも高い座席特有のプレミアム感が無くなりかねない、由々しき問題の一つだと思うんですよね。

 

高いグレードの座席って、値段が高い分、当然ながら選手や試合観戦の距離が近くなりますし、何より場合によっては場外乱闘が間近で見られたり、選手のファンサービス(ハイタッチetc)を受けられる可能性も高まる、という利点もあります。

 

その、決して安いとは言えないチケット代(約6000円~)を払って試合を観戦しに来たのに、カメラマンのケツばっかりしか見れなかった、なんて、目も当てられない訳ですよ。

 

そうした不満が積み重なって、現地観戦を遠ざけたり、「高い金払っても割に合わない」と判断されて高いグレードの座席を敬遠されたり、という事が起きたなら、それは団体側にとっても損失じゃないか、と私は考えたりしちゃうんです…。

 

 

 

■「客とカメラマン同士の直接的トラブル」になるのが一番恐い

個人的に、観戦しているお客さんが、カメラマンが邪魔で、ツイッターとかで不満を口にしてる段階なら、まだまだ救いはあると思うんです。

 

ただ、恐ろしい事に、(ほんの少数だと思いますが)「邪魔だったらカメラマンを蹴って排除すればいい」って考えてるような、所謂「口よりも手が出る」人もガチでいたりするんですよね…。

 

数年前にWAVEの会場で、山下りながこんなツイートをしてお客さんに呼びかけていた事があります。

 

 

 

 

 

私自身も、そういう恐ろしさの一端を感じる出来事がありました。

2年程前、某会場のエレベーターで客同士の小競り合い(足踏んだとか踏まないとか)があったので、私がそれを止めに入った事があるんです。

 

その時に、そのお客さんの一人から「兄ちゃん、度胸あるね」なんて事を褒めて頂いて、少し立ち話をする機会があったんですけど、その中でこんな話があったんです。

 

「この前、前にいた○○(テレビ局)のカメラマンが邪魔だったから、蹴ってやったよ!(笑)」

 

その人が極端に「武闘派」系な方だった、というのが大きいのかも知れないですが、まあ、その話聞いたらフツーに引きますよね(苦笑)。

 

ハッキリ言って、(当たり前ですが)暴力は絶対にダメです。

 

でも、団体側がカメラマン問題について対応してないと、いずれはカメラマンと客の間で、こうしたトラブルが起きてしまうんじゃないか、という恐れも個人的には感じている訳でして…。

 

そうなる前に、キチンと対応して、団体やカメラマンサイドが、お客さんにとって極力ストレスフリーな観戦環境を整えていかなくてはいけないのではないでしょうか?

 

YMZに見る「邪魔だったら遠慮なく言ってほしい」精神

個人的に、プロレス観戦のカメラマンが邪魔という問題になると、YMZの対応を挙げずにはいられません。

 

先日、元旦にYMZ主催の「初日の出プロレス」を観戦したんですけど、その前説の最後で、吉野恵悟レフェリーと、カメラマン等を務めるマサキ氏の間で、こんなやり取りが交わされていました。

 

吉野「(マサキ氏に)あと、何か説明しておく事ってありますか?」

 

マサキ「もし、試合中に(僕達)カメラマンが邪魔だったら、遠慮なく言ってください!」

 

実際、試合中にも、こうした気遣いの精神が形として出ていました。

 

当日の会場(新木場1stRING)では、リングサイドにはカメラマン1人、映像カメラマン2人、という体制だったんですけど、3人とも身体をギリギリまで低くした体制で、一貫して撮影していたんですよね。

 

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カメラマンならそういうのは当たり前じゃん、と思われるかも知れないですけど、その当たり前が実行できているケースが少ないから、尚更こういう真摯な対応が目立つと思うんですよね。

 

昨年、マサキ氏からTwitter上でそういうお話についてお聞きする機会がありました。

 

 

 

 

 

 

 

「自分の撮影した画像は他のメディアに提供している」など、団体が小規模ゆえに出来る事だとは思いますが、それでも、YMZの観客第一に考えてくれるスタッフの方の努力は、もっともっとメディアの方に広まっていいんじゃないか、と私は思います。

 

■まとめ

メディアのカメラマンの皆様の存在は、プロレスを雑誌や記事などで広める上で、とてもとても欠かせない存在ではあると思います。

 

ただ、そうしたカメラマンの存在で、現地観戦のお客さんが泣きを見るような事はあってはいけないとも、私は思います。

 

そのためにも、こうしたカメラマン問題で泣きを見るお客さんが、一人でも減る取り組みが、団体などからなされることを、心より願うばかりです。

 

ELEVEN FIRE CRACKERS 2019~個人的に2019年期待の選手について挙げてみた~

2019年に入ってもう3日目…。

2019年始めにどうしても書いておきたかった事があります。

 

それは、「2019年に大きく飛躍しそう・してほしい、と思う選手」!

 

今回は、そんな選手を個人的偏見で11名挙げてみました!

 

彼・彼女達の飛躍が、今から楽しみでなりません!

 

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個人的に、NOAHの稲村愛輝は2019年飛躍してほしい選手の一人!この体格はホント新人離れしとる…

 

 

 

 

①稲村愛輝(NOAH)

2018年9月デビューながら、デビュー時点で身長180cm、体重105kgと、既に体格が出来ている状態!

 

既に7番勝負も決定しており、2019年一発目のNOAH後楽園大会では、その1試合目で前GHCヘビー級王者の杉浦貴との対戦も予定されているなど、破格の期待を寄せられている新人でもあります。

 

個人的には、海外遠征から約1年でスターの階段を登って行った清宮海斗のように、早い段階での出世もあるのではないか、と思っています。

それだけに、今年1年の飛躍と期待感は相当大きい!

 

 

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個人的に、今後の成長が楽しみで仕方ない選手の最右翼です!

 

②岡田欣也(NOAH)

 

①の稲村と同期の、NOAHの新人選手。

デビュー前の負傷もあり、デビュー戦は2018年12月と、稲村よりも3ヶ月遅れましたが、デビュー時点で稲村に負けず劣らずの出来上がった体格でした。

 

個人的に印象に残っているのが、2018年12月24日のNOAH後楽園大会での姿でした。

 

この日、抽選で試合メンバーが決まる形式で、何と拳王と清宮海斗と3WAYで当たることに!

 

その時、拳王に対して一切躊躇なく「金髪クソ野郎」と呼んでいたり、清宮との連携攻撃後に清宮を裏切って、素知らぬ顔をしていたりと、個人的に凄い選手になりそうな予感がしました(笑)。

 

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写真中央が岡田欣也

 

あと、けものフレンズサーバルちゃんのコスプレが可愛かったです(←オイッ!)。

 

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③AZM(スターダム)

2018年11月、12月のスターダム後楽園大会を生で観戦していて、個人的に気になった選手の一人がAZMでした。

 

初めに印象に残ったのが、11月の星輝ありさ復帰戦でした(「岩谷麻優星輝ありさvs小波、AZM」)。

私自身、この日は星輝のブラジリアンキックのキレがどんなものか楽しみにしながら見ていたんですけど、試合後の私の視点は一気に変わりました。

 

小波とAZM、凄いなあ」と。

 

(復帰までブランクのある相手とはいえ、)星輝よりもキックが良かったし、試合でもガンガン動いて相手を圧倒していたんですよね。

 

そして、12月の後楽園大会では、夏すみれに奪われたユニット(Queens Quest)の旗と、自身のマスクを取り返す最終決着のシングル戦に臨んだのですけど、 試合中のやり取りに頭の回転を感じたり、関節技で夏からギブアップ取る姿だったり、この大会中アンダーカードにも関わらず、かなり良い試合を見せていたので、「もうこれは2019年来てほしい選手だなあ」って気持ちになりました(笑)

 

 

 

2019年はタッグ王座なんかにも挑戦して欲しいです、本当に!

 

④進垣リナ(KAIENTAI-DOJO

笹村あやめと同期ながら、デビューは彼女よりも半年遅い、2018年4月デビューに。

 

しかし、デビュー戦の時点で関節技に入る素早さは抜きん出るものがあり、同じ関節技を得意とする先輩の本田アユムからも目を付けられていたほど。

 

 

 

 

2018年は勝てない時期が続きましたが、2019年はそれをバネにして飛躍する姿が見れるのではないか、と期待しています!

 

樋口和貞DDT

2018年は、春に関本大介大日本プロレス)とのタッグでKO-Dタッグ王座を戴冠。

 

同年秋にはNOAHのシングルリーグ戦「GLOBAL LEAGUE」にも初参戦したんですけど、公式戦初戦となった潮崎豪とのシングルマッチから、一気に対外的評価を上げた感がありました。

間違いなくあの日のベストバウトでしたから!

 

 

 

DDT所属でハッキリとしたヘビー級の選手って、竹下幸之介など、少ない印象にありますけど、前述のNOAH参戦では、コーディホールや潮崎豪のようなヘビー級とシングルでバチバチやれる実力者であることを証明してみせました。

 

 

 

この経験を糧に、今年はKO-D無差別級王座戴冠、という展開を期待せずにはいられないので、今年は是非、シングル戦線で躍動する樋口の姿が見たい、と私は思って止まないのです。

 

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

 

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⑥石川勇希(大日本プロレス

2018年春にデビューし、今後の大日のストロングJを引っ張っていくかもしれない選手の一人です。

 

2018年11月の大日本後楽園大会では、河上隆一や野村卓矢といったヘビー級の選手相手にも、エルボーで積極的に攻めていくなど、負けん気の強さが見られました。

 

 

 

2018年末~2019年初めには、竹田光珠(666)とのマッチアップなんかも熱かったですし、個人的にはストロングJで躍進してほしいんですけど、本人は将来的にはデスマッチもやりたいみたいですね。

 

なら、尚更今後が楽しみじゃないか!

 

という事で、2019年は一気に来てほしい選手だと感じた次第です。

 

⑦神野聖人(プロレスリングBASARA

2017年にDDT NEW ATTITUDEからデビューも、その後は長期欠場もあって中々試合に出られない日々が続いた選手ですが、2018年11月にBASARA移籍と復帰戦が決定。

 

12.18のBASARA新木場大会で移籍&復帰後初の試合となった訳ですが、身体もバキバキに出来上がっていて、試合でも阿部史典を相手に出したドロップキックがとても良かった印象が、私の中で、強く残っています。

 

 

 

個人的に、DNA出身の先輩である下村大樹(BASARA)や岩崎孝樹(ガンプロ)のように、本隊メインの環境から他ブランドに移籍した事で飛躍しつつある例を考えると、神野についても、そういうケミカルが起こるんじゃないか、という期待感を持たずにはいられません。

まずは本当に怪我なく1年を過ごしてほしい。そう思います!

 

⑧鈴希すず(アイスリボン

2018年12月31日にデビューしたばかりの新人選手。

本来なら、同年8月の横浜文化体育館大会でデビュー予定も、直前に自転車の転倒事故による骨折でデビューが延期となっていました。

 

そして、大晦日後楽園ホール大会でのデビュー戦…。

 

何と彼女は自転車に乗って入場してきたのです(笑)。

 

もう、これだけで"逸材"の匂いがしたんですけど、試合も凄かった!

 

中学生レスラーの朝陽を相手に決めた、終盤のジャーマンスープレックスがダイナミック過ぎて思わず「うおおおおおおおお!!!」って唸り声を上げてしまいました(笑)。

このジャーマンでデビュー戦にして初勝利!

 

デビュー前から「世羅りさのデスマッチを見てアイスリボンに入った」という逸話もあるくらいなので、ちょっとこれは期待せずにいられない新人ではないか、と私は思いました(笑)。

楽しみ!

 

iceribbon.com

 

⑨菊田一美(大日本プロレス

今年4年目を迎える選手。

宇藤純久とは同期なんですけど、正直彼には遅れを取っている部分があると感じてました。

 

ただ、2018年はもがきながらも、自身のルーツである空手を活かした正拳突きなどがシングルリーグ戦の「一騎当千」では見られたりしました。

 

 

 

個人的に、この辺りから徐々に菊田のカラーが出てきたのではないか、と感じています。

 

2018年11月に組まれた鈴木秀樹とのシングルマッチにしても、試合時間は短いながら、内容面で良い試合をしていましたし、2019年は更なる成長に期待したい選手の一人です!

 

個人的には、一時期使っていたダイビングダブルフットスタンプなんかは、大日だと空き家な技なので、そこも絡めていくと面白そうな気もします。

 

⑩大谷譲二(GOING-UP)

2018年は、J-STAGEでT-Hawk(#STRONGHEARTS)、新宿三丁目の商店街プロレスで葛西純プロレスリングFREEDOMS)とのシングルが組まれるなど、期待度の大きい若手選手の一人と言えるかも知れません。

 

ガッツワールド時代の先輩であるダイスケの「スライディングD」や、ミスター雁之助の「腕極め式ノーザンライトスープレックス」の華麗さは一級品!

 

2018年末に行われたHEAT-UPの「灼熱王」トーナメントでは新井健一郎から、「よしむらプロレス」ではガッツワールド時代の先輩であるマスクドミステリーから、それぞれ勝利しています。

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

個人的に、この辺りの実績も、2019年が飛躍の年になりそうだと感じているポイントだったりします。

 

今年は2018年以上にタイトル戦線に絡み、ベルトを巻く姿に期待したいところです!

 

駿河メイ(我闘雲舞

2018年5月にデビューしたばかりの新人選手!

 

一番最初にこの選手が気になったキッカケが、Youtubeで期間限定配信された10.5の我闘雲舞市ヶ谷大会の「駿河メイvs希月あおい」戦でした。

この試合、駿河メイが引退直前の希月から勝利を上げるんですけど、決まり手が凄かった。

 

両膝をマットにつく希月あおいの背後に、肩車のようにして乗っかる

そのまま前に倒れて、外道クラッチの要領で相手を固める

 

確かこんな感じだったんですけど、そのフィニッシュの仕方が独創的で、既存の価値観を良い意味でぶち壊すアイデアマンではないか、と感じたんですよね!

 

で、実際に彼女の試合を見てみたいと思い、2018年のクリスマスイブに市ヶ谷で初めて試合を見てみました(さくらえみvs真琴vs駿河メイ)。

 

試合は白熱した展開の末、真琴にロメロスペシャルをかけるさくらえみを、何とそのまま駿河がフォールして勝利!

もうこの決まり手も独創的で最高過ぎる!

 

という事で、2019年は彼女の活躍から、目が話せません!

 

 

■まとめ

個人的に飛躍してほしい選手11人を挙げましたが 、プロレス界にはまだまだ期待のホープがいるんですよね。

 

新日の海野翔太とか、666の竹田光珠とか、全日本プロレスの大森北斗、田村男児、青柳亮生とか、スターダムのナツミとか、大日の兵頭彰とかetc…。

 

まあ挙げきれない!

 

2019年12月時点で、どんな選手が新人賞に選ばれるだけの活躍を遂げるのか、今から楽しみでなりません!

自分のプロレス観戦数について本気出して数えてみた~個人的2018年プロレス観戦数の振り返り~

皆様、新年明けましておめでとうございます!

2019年もよろしくお願いいたします!

 

2019年一発目のblog!

今回は、2018年の私のプロレス観戦数を振り返りたいと思います。

 

プロレス観戦があったから、辛いことも乗り越えてこれたと、私は感じています!

健忘録になりますが…(汗)

 

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2018年は大日本プロレス観戦が一番多かったです。大日本プロレスは、いいぞ~

 

 

■団体別観戦数

 ※青:男子赤:女子緑:学プロ&社会人プロレス紫:自主興行

 

大日本プロレス:21大会

・プロレスリングNOAH:15大会

プロレスリングWAVE:14大会

全日本プロレス:12大会

・プロレスリンZERO1:11大会

DDTプロレスリング:11大会

プロレスリングBASARA:5大会

新日本プロレスリング:5大会

KAIENTAI-DOJO:4大会

アイスリボン:4大会

東京女子プロレス:3大会

・HEAT-UP:3大会

・いたばしプロレスリング:3大会

DRAGON GATE:3大会

プロレスリングFREEDOMS:3大会

・CWP:3大会

・スターダム:3大会

YMZ:2大会

SEAdLINNNG:2大会

・HERO(GPSプロモーション):2大会

・ガンバレ★プロレス:2大会

我闘雲舞:2大会

・ワールド女子プロレスディアナ:2大会

 

学生プロレス:2大会(馬並勃巳自主興行早稲田祭興行)

 

以下1大会

OZアカデミー

ASUKA PROJECT

・666

・センダイガールズ

・ガッツワールド

アクトレスガールズ

道頓堀プロレス

みちのくプロレス

・GOING-UP

Marvelous

・nkw

PURE-J

・ハードヒット

・POWER HALL(長州力興行)

・チンコプロレス

・東北六魂プロレス(プロレス酒場GOLD自主興行

・Fortune Dream(小橋健太プロデュース興行)

・カッキーライド

・TAKAYAMANIA

・行徳ハロウィン(船橋ゴールデンプロレス)

・神田プロレス

・スポ戦MANIA

・よしむらプロレス

・年越しプロレス(大日&DDT合同興行)

 

■個人的総評~圧倒的大日&NOAH・ZERO1が増えた私の2018年~

2017年は144興行を観戦し、うち、観戦数が10回以上だったのが、DDT大日本プロレス、WAVE、アイスリボンの4団体でした。

今年は、全160興行の観戦で、10回以上が6団体(大日、NOAH、WAVE、ZERO1、全日、DDT)!

 

中でも、プロレスリングNOAHとプロレスリンZERO1の回数は昨年に比べ、かなり増えた気がします。

 

そして、年間の観戦数が多かったのが、大日本プロレス

これに関して言うと、上野大会や肉フェスのように、1日最大2~3大会観戦していた事で、数が稼げていた、という部分も大きかったと思います。

ただ、それでも、観戦数21回は圧倒的!

私自身、他の方から「あなたの推してる団体ってどこですか?」と言われても、「男子も女子も見ます」なんて答えてましたが、今年からは「大日やNOAHとかですかね」と答えて良いかもですね(笑)

 

女子だと、プロレスリングWAVEの14大会が最多。

1~12月まで、毎月1度は観戦していた唯一の団体でもあります。

2019年は1~3月が休業期間、ということで、観戦数は自ずと減りそうですが、新体制スタートとなる4月以降は是非観戦したいです。

 

10回未満だと、新日本プロレスとBASARAの5回が最多でした。

新日本プロレスとBASARA、個人的に好きな団体なんですけど、仕事等の事情もあり、平日は中々行けない事から、観戦数が伸び悩んだ印象にあります。

2019年は、もっとこの辺の団体の観戦を増やしたい所です。

 

■会場別観戦数

後楽園ホール:66回

新木場1stRING:18回

新宿FACE:8回

・王子BASEMENT★MONSTER:7回

・上野公園野外音楽堂:5回

・蕨レッスル武道館(アイスリボン道場):5回

横浜文化体育館:4回

・横浜ラジアントホール:3回

両国国技館:3回

板橋グリーンホール:3回

・仙台PIT:2回

エディオンアリーナ大阪第2競技場:2回

・北千住シアター1010:2回

・市ヶ谷チョコレート広場:2回

両国KFCホール:2回

・お台場肉フェス特設会場:2回

 

以下1回

・東京ドーム

・高島平区民館

ZERO1竹芝道場

・TKPガーデンシティ千葉

さいたまスーパーアリーナ

仙台サンプラザ

靖国神社

日本武道館

川崎競馬場

キッコーマンアリーナ

大田区総合体育館

北沢タウンホール

東京タワースタジオ

・大阪インデックスアリーナ

・鶴見サルビアホール

早稲田大学

行徳駅

大森駅

・神田

・代々木公園

・のらくロード

・東京タワー前

・西新井

・板橋の小学校

・下北沢ARENA

 

■個人的総評~王子BASEMENT★MONSTERはマジで最高!~

個人的に、観戦数を集計していて、関東でプロレス興行がほぼほぼ行われている後楽園ホール新木場1stRING新宿FACEは三会場はやっぱり強い印象にあると感じました。

 

そして、2018年の個人的に印象に残った会場は、東京都北区にある「王子BASEMENT★MONSTER」でした。

 

JR王子駅から徒歩5分ほどのパチンコ店の隣に、ひっそりとある地下の会場で、キャパシティは約200人。

通常6mリングが使われるというプロレスにおいて、同会場では大きすぎることから、5mリングが使われるなど、新木場やFACEに比べてもかなり小規模な会場です。

 

しかし、その分、最前列からリングまでの距離が目と鼻の先レベルで近く、臨場感抜群!

 

 

 

そして、何より一番素敵なのが、1ドリンクで飲めるお酒の種類が豊富な事!

1ドリンク500円制の新宿FACEだと、レモンサワー、ビール、ウーロンハイの3種類になるんですけど、同じ1ドリンク制でも、王子だとオシャレ系なカクテル(カルーアミルクetc…)も揃っているので、本当に驚いた記憶があります!

 

王子BASEMENT★MONSTERは、いいぞ~😆

 

 

 

■まとめ

2017年は144興行、2018年は160興行だった私のプロレス生観戦数…。

 

個人的に、年間を推しの団体や選手メインで見てる方とかは、170台の興行数を行っているイメージがあるので、本当にそれだけの数を観戦している人の凄さを改めて感じた次第です。

 

2019年もこのくらい…、と言いたい所ですが、週末の休み中心に、ほぼほぼプロレス観戦で埋めてこの数なので、年齢を経る毎にこの数を維持するのは厳しい気もしてます(苦笑)。

 

実際、プロレス疲れを感じて観戦に行かず、しっかり休んだ週もあるので、私としてはこの160が現時点でのMAXになりそうです(笑)

 

今年1年も、無理せず怪我せず病気せず、プロレス観戦を楽しみたいと思います!

OMOIDE IN MY HEAD 2018~私的2018年プロレスニュース10選~

2018年も残すところあと僅か!(←もう何回言ってるんだよ)

 

 今回は、個人的に印象的だった、プロレスニュース10選を紹介したいと思います!

 

私の2018年のプロレス健忘録になりますが、お付き合いいただければm(__)m

 

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個人的に、「実験してみた」と男色ディーノにキスされた事が一番印象的でした(笑)

 

 

 

■①年初に「実験してみた」で実験される

 

1月末に某氏がこんなツイートをしました。

 

twitter.com

 


それに対し、私がリプでやり取り

 



某氏「あのツイート、実は実験でした!」

twitter.com

 

twitter.com

 

 

ファッ!!!!!

 

 

この件に関して某氏から一切の謝罪はなし、とクソクソアンドクソ案件だった訳ですが、これきっかけでフォロワー様始め、多くの方から励ましのメッセージを頂くことに…(泣)

あの時は本当に救われました…。

 

twitter.com

 


ジャスト日本さんに第0回「大プロレス飲み会」のお誘いを頂いたのも、実はこの事件がキッカケでした。

個人的に、あの「実験」で某氏が手にしたのは、割とマジで皆からの信用の失墜だったのでは無いかと、本気で思っております…。

 

■②個人的に、ZERO1とNOAHが熱かった!

今年の私は、プロレスリングNOAHとプロレスリンZERO1を観戦する機会が増えました。

 

昨年はどちらも観戦数が一桁台に留まっていましたが、今年はNOAHで15興行、ZERO1で11興行を観戦!

 

個人的に、NOAHはメインイベントを中心に、(恥ずかしくて)あまり声出せてない私でも、思わず声を出してしまう程の熱戦が展開された印象にあります。

 

そして、ZERO1は大会全体で見ても、熱い興行が多かったです!

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

2019年も年始から両団体を見に行く予定なので、今から楽しみでなりません!😆

 

■③浜田文子覚せい剤で逮捕

上半期にセンダイガールズシングル王座獲得、WAVEのシングルリーグ戦「CATCH THE WAVE」で大畠美咲や中島安里紗らと激闘を繰り広げ準優勝と、インパクト大な活躍をしていた浜田文子

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

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しかし、その直後の5月に覚せい剤使用により逮捕というニュースは、個人的にあまりにも衝撃的でした…。
今年の女子プロレス界のMVP候補筆頭だと私は思ってましたから。

 

 

 

 

 

 

一度は本人から引退宣言も、事件から半年後にメキシコで復帰する旨を述べたそうですが、正直早すぎるだろう、と。
「日本だと一度の失敗を許してくれない国柄だから」みたいな意見を言っている方も見かけましたが、そもそもそういう事じゃないと私は思うんですよね…。


WAVEやセンダイガールズ中心に、ガッツリ迷惑をかけてから半年で復帰宣言って、もう正気かよ、って感じです。

 

■④「事件起こします」

 不動力也⇒数々の名前の変遷⇒ウエザイルTwitterに繋がる、一連の炎上スレスレなツイートは、一部プヲタ界隈で密かな話題になりました(笑)。

 

個人的に、「事件起こします」とか、ツッコミ役になっていた藤田ミノルとのやり取りが秀逸でした(笑)。

 

来年はウエザイルの試合を見たいです(笑)

 

■⑤俺氏、男色ディーノにキスされる

 7月に観戦したDDTの「マジ卍」新木場大会。

その日は全席指定ながら、幸運にも南側最前列の席での観戦となった私。

 

第1試合で大石真翔&男色ディーノが入場してきた訳ですが、最前列にいた私は背後からディーノに唇を奪われる事に…(笑)

 

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でも、同姓にキスされても嫌な気持ちは全く無かった所か、された直後にゲラゲラ笑ってしまった私(笑)

 

ちなみに、キスの時は甘い香りがしました(小並感)

 

後日AbemaTVでこのシーンを見返してみたのですが、あまりの自分のヤバさに恐怖を感じたのでした…(苦笑)

 

■⑥学生プロレス&社会人プロレス

 今年始め、バーで学生プロレスOBの馬並勃巳氏とお話させていただく機会があり、2月に馬並自主興行を観戦。

これをキッカケに、今年は学生プロレス社会人プロレスも初めて観戦しました。

 

 

 

個人的に、学生プロレス、社会人プロレスといえども、中にはCWPのような、プロに比肩するクオリティーを持った団体にも巡り会えたので、本当にプロとアマの端境を考えさせられましたね…。

 

アマでもまだまだ知られていない、凄い選手がいるのだと!

 

特に、11.4に蕨のアイスリボン道場(レッスル武道館)で行われた、CWP(夜の部)の「HIROvsOSAMU」のシングルマッチは、今年のインディー界でもトップ3に入るベストバウトだったのではないか、と私は感じました!

 

youtu.be

 

 

 

■⑦プロレスリングWAVE、活動一時休止発表

 今年8月に発表された、プロレスリングWAVEの年内での活動一時休止…。

 

これまでのGAMI社長体制から、桜花由美への新体制に移行する、ということもあり、2019年1~3月は興行を行わず準備に専念。

4月より新体制がスタートするとの事でした。

 

個人的には、2017年7月以降、毎月観戦していた唯一の団体がWAVEだったので、若干のショックもありました…。

 

団体が10周年を迎えた2017年夏頃に限っても、選手が相次いで退団・引退(山縣優夏すみれ飯田美花春日萌花フェアリー日本橋)しており、年末には大畠美咲も引退。


新人選手も、女子選手に限れば、朱崇花(2015年8月デビュー)以来3年以上出ていないため、個人的にここが勝負の分かれ目かなあ、と。

 

個人的には、良くも悪くも選手並に目立っていたGAMI社長から、桜花由美新社長に変わることで、当日発表が基本だったカード順や、若干内輪向け感も否めなかったコミカルマッチの内容など、マッチメイクが良い方向に変わってくれないかなあ、という期待を持っていたいものです。

 

ちなみに、12.29後楽園大会は神興行案件の素晴らしい内容でした!(これは年明けにでもblogに書きたいです)

Phase2に期待大!

 

 

 

■⑧選手の退団・引退…

新人選手がデビューするプロレス界ですが、一方で、今年も引退・退団した選手がいました…。

 

中でも個人的にショックだったのが、大畠美咲(WAVE)の引退発表と、福島昇治ZERO1)、田中ミキ(Marvelous)の退団発表でした…。

 

福島は線が細いながら、エルボーと気持ちの強さがハッキリ見える選手でしたし、将来のZERO1Jr.を引っ張る立場になってほしかっただけに、負傷キッカケでの退団は本当に悲しかったです。

 

 

 

契約解除となった田中ミキにしても、新人離れしたその独特のキャラクターは、旧姓・広田さくら等に引けを取らないものがありましたから。

何ならデビュー戦も見ていたので、複雑な思いが…

 

 

 

そして大畠美咲の引退…。


まだバリバリやれるし、安定感も抜群な、女子プロレス界のトップ選手の一人だと思っているので、今回の引退は寂しいものがあります。
ただ、引退すると決めた2017年夏以降、秋に念願のシングル王座を獲得し、WAVEを盛り上げようとガンガン動いた姿勢は本当にカッコ良かったです!


そして、引退試合がタイトル戦となった水波綾とのシングルマッチでは、ベストバウト級の内容をたたき出して新王者に。

 

 

後にも先にも、こんなカッコイイ引退試合は出てこないのではないか、と思うくらい凄かった!

何なら、引退試合の概念を覆される程の衝撃を受けましたから…。

 

 

 

 

 

■⑨初めての団体、初めての試合形式

 今年は元旦のYMZに始まり、いたばしプロレス、シードリング、アクトレスガールズ、GPSプロモーション(HERO)、など、初観戦した団体は約8団体ありました。

どの団体も、やっぱり一度映像や生で見てみないことには、良さが分からない事を改めて実感した次第です。

 

 

試合形式でいうと、10月のDDT船橋ゴールデンプロレス、11月のWAVEで行われた「路上プロレス」だったり、

 

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8月に観戦したZERO1の「電流爆破マッチ」だったり、

 

 

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12月のよしむらプロレスのような「マットプロレス」だったり、

 

 

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刺激的な試合を沢山楽しむ機会に恵まれました!

 

 

ただ、今年見に行けなかった団体は、まだまだあるんですよね…。
夢闘派、アライヴ、草プロレスRAW、西口プロレスREINA、ダブプロレスチームでらetc…

特にローカルインディーは未開拓な訳で、2019年はこの中のどこかは観戦したいところです!

 

■⑩blogを開設

Twitterでプロレス観戦の感想を書いていると、「Twitterの140文字では、感想を語るには文字数が足りない」と感じたため、4月後半からblogをスタート。

 

他の有名ブロガーの皆様に比べ、大分私の更新ペースの遅さが際立つ形になりましたが(苦笑)、来年はもうちょっとペースを上げられたらなあ、と思っています。

 

私自身、学生時代、blogをやりたくても親から禁止されていたので、今大人になってblog書いてる事が幸福だったりします!

 

雑文になりますが、こんな私のblogに反応してくださる皆様には、本当に感謝しかありません!m(__)m

■まとめ

2018年も、プロレス含め色々な事があった1年でした。

 

プロレスを通じて、色んなフォロワー様や団体・選手に出会い、一緒にプロレス観戦したり、一緒に飲み会やったりするような繋がりが新しく生まれた事に、ただただ感謝しかありません!m(__)m

 

来年も、そうした縁が紡いでいければ、と私は思っています。

 

2019年も、プロレスでハッピーになるために、毎日ガンバルンバします!💪

10人のプロレス関係者による10の名言について~2018年の個人的プロレス名言集~

2018年も、残すところあと一週間弱になりました。

 

個人的に、今年のプロレス関係で印象的だった発言を、今回10に絞って紹介していきたいと思います!

 

振り返り&自分の健忘録、という感じになりますが、是非m(__)m

 

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個人的に、拳王の熱いマイクが、今年一番印象的でした!

 

 

AKINO「中村知弘!見てるか!先に逝ってんじゃねえぞ!」

 

1.7OZアカデミー新宿FACE大会のメイン後のマイク。
前年末に急逝したOZアカデミー統括担当の中村知弘氏の追悼セレモニーも行われた大会のメインは、シングル王座挑戦権をかけた「ラストウーマンスタンディングマッチ」()。

※3vs3の状態から最後の2人になるまで試合が続き、2人になった時点で両者のシングルマッチに移行。そのシングルで「3カウント+ダウンカウント10」を奪った選手が勝利するという特殊ルール

 

試合は熱戦につぐ熱戦となり、最後にリング上に残ったのは、AKINOと山下りなの2選手。
約40分にも及ぶ壮絶な死闘を制したのは、晴れてOZアカデミーの所属選手となったAKINOでした!

追悼セレモニーでは溢れる涙を抑える事が出来なかった彼女が、試合後に中村統括に向けて叫んだマイクは、その熱戦も含め、個人的に忘れられないものになりました。

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②拳王「今日後楽園に集まった全員、プロレスに希望を持て!その希望の光になるのは、この俺、拳王だ!」

 

11.8NOAH後楽園大会。
ノアのシングルリーグ戦・「GLOBAL LEAGUE」の公式戦期間中だったこの日のメインは「丸藤正道vs拳王」

丸藤の緻密な攻めに苦しむ拳王でしたが、最後は奥の手でもある450゚ダイビングフットスタンプで丸藤から執念の勝利!

 

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その試合後のマイクで拳王が語ったのは、純粋なプロレスに対する熱い思いでした。

この大会の週に、かつて拳王が在籍したユニット・「超危暴軍」のリーダーだった森嶋猛の逮捕や、TAKAみちのくの不倫など、プロレス界に影を落とすニュースが続いた中、拳王が発した言葉は、私にとって間違いなく希望の光でした…。

 

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前田日明「高山!レスラーの身体はなあ、神経で動いてるんじゃ無いんだよ。魂で動いてるんだよ!」

 

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8.31後楽園ホールで行われた「TAKAYAMANIA EMPIRE」。

この日はプロレス界から様々な選手が参戦し、長期欠場中の高山善廣に向けて熱いエールを送る姿が見られました。

 

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そんな中、個人的に一際熱く感じたのは、師匠でもある前田日明のマイクでした!


2015年、ガンで闘病中の垣原賢人に送った「ガンくらいでオタオタするんじゃない!」、「(ゴッチの教えを受けた)リアルワンのレスラーは強いんです」という熱い名言も残している前田ですが、今回のマイクといい、こういう熱い一言をサラっとキメてしまう所に、彼のカリスマ性を感じずにはいられないのでした。

凄いわあ、本当に!

 

④忍 「666って団体は小さいし、そんなに興行打てる団体では無いけど、ちゃんと練習してんだよ。」

 

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8.12の大日本プロレス後楽園大会のメイン後のマイク。
この日のメインは、「忍vs橋本和樹」のBJW認定Jr.ヘビー級王座戦

2017年7月の初代王者決定リーグ決勝戦、2018年1月のリマッチと、忍に続けて敗戦を喫していた橋本和樹でしたが、3度目の正直となった試合で遂に忍を破り、念願のシングルベルトを獲得!

 

試合後、約1年1ヶ月の長期政権から陥落することになった忍のマイクからは、大日Jr.を盛り上げようとする熱い気持ちが前面に出ていたように感じました。

 

「(大日の若手Jr.を呼び出すと)お前らは所属外の俺に1年以上ベルト奪われてて、何とも思ってないのかよ」

 

「666って団体は小さいし、そんなに興行打てる団体では無いけど、ちゃんと練習してんだよ。(関札らに、最侠)タッグリーグ出てるけど、Jr.も大事なんじゃないのか?」

 

個人的に、大日でJr.のベルトが出来たことで何が良かったかって、実力はあるものの、中軽量級という階級故に、ヘビー級ひしめく大日本のベルト戦線への絡みが少なかった選手達にスポットが当たるようになった点だと思うんですよね。

 

まだ始まったばかりな「ストロングJ」の先頭には、橋本和樹といった所属だけでなく、忍のような経験豊富な猛者も立ちつづけていてほしいと、強く感じたマイクでした!

 

鈴木秀樹 「スミスは若くて実力もある!でも、(会社に)求められているものと自分のやりたい事に差がある。だから、彼は新日でも上に行けないんですよ」

 

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 11/16にジャスト日本さんの主催で開催された「大プロレス飲み会」

この日ゲストとして登場していた鈴木秀樹のデイビーボーイ・スミスJr.評は、Twitterでも多くの反響がありました。

 

実は、7月に開催された「大プロレス飲み会」でも同様の事を話していたのですが、個人的に、スミスJr.の持つ実力を評価しているからこその、鈴木秀樹なりの熱い叱咤激励なのかなあ、と感じた次第です。

 

⑥杉浦貴「丸藤とはノアが良いときも悪いときもやってきた戦友だ!」

  

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 5月のNOAH後楽園大会のメインイベントに行われた、「杉浦貴vs丸藤正道」のGHCヘビー級王座

この試合に勝利した杉浦のマイクにあった「戦友」というフレーズは、どこかグッと来るものがありました。

 

今年3月にGHCヘビー級王座を獲得し、12月の横浜文体で清宮海斗に敗れるまで防衛ロードを築きつづけた杉浦でしたが、今年はメイン後のマイクが熱かった印象。

 

 

 

 

個人的に、年齢を感じさせないファイトとマイクで、今年のノアを引っ張って行った杉浦の活躍は、もっと評価されてもいい気がします!

 

マグニチュード岸和田「何回も何回も防衛しろよ!大阪最強になれ!」

  

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 今年5月に大阪で行われたDDTの「松井幸則レフェリープロデュース興行」。

 

この中で、「入江茂弘vsマグニチュード岸和田」というカードが組まれました。

 

試合中は容赦なく入江の腕を椅子でひっぱたいていた岸和田兄さん!

しかし、入江に敗戦した後のマイクでは、怖いキャラを保ちつつも、入江に熱いエールを送る姿が印象に残りましたね…。

試合でもマイクでも、負けて格を上げたマグニチュード岸和田に凄みを感じました!

 

宮原健斗「皆のこんなもんじゃないって思いを、俺はリングで示していくから」

 

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 10.21全日本プロレス横浜文体大会のメインイベント、「ゼウスvs宮原健斗」の三冠ヘビー級選手権試合で新王者となった宮原によるマイク。

 

この日は真裏でDDT両国大会と、ビッグマッチが被っており、結果として動員面で食い合いになってしまった感もありました。

 

そんな状況でも、更に上を目指し、前を向く宮原のこのマイクは、彼が全日で太陽のような存在であることを改めて感じさせるものでした。

本当にカッコイイわ、宮原!

 

ミスター雁之助僕は長い事プロレスやってきましたけど、プロレスが何たるかという事は全然分かりません。」

 

4.15ガッツワールド解散興行で、ガッツワールドの終焉と同時に引退したミスター雁之助の引退セレモニーでのマイク。

 

一度引退もありながら、約30年プロレス生活を続けてきた方が発した「プロレスが何たるものか分からない」、「何回やったって違う試合になるし、何年やっても面白い」という言葉は、説得力の重みを感じました。

 

ベテランレスラーが「プロレス分からない」って言うくらいですから、プロレスは奥の深い魅力的なものだと、改めて感じた次第です。

 

あと、お客さんサイドが「プロレスわかってない」なんてフレーズを安易に言えなくなるくらい、重い言葉だとも(笑)。

 

竹田誠志「少年少女でも食いつくようなデスマッチやるんで、これからもついて来いよ!」

 

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5.5の大日本プロレス横浜文体大会のメインで、アブドーラ小林からデスマッチヘビー級王座を防衛した竹田誠志によるメイン後のマイク。

 

 個人的に、今年のプロレス界のMVPだと思っている選手なんですけど、この日はこどもの日という事もあって、デスマッチに「少年少女」という、中々遭遇し得ないフレーズを絡めるこのマイクが個人的に痺れました!

 

先日、12.25にプロレスリングFREEDOMSの「Blood X'mas」を観戦したのですけど、多くの中高生らしき若い男性が、デスマッチ系のTシャツを着て会場にいた姿が印象的でした。

 

昔、HI-STANDARDのギタリスト・横山健に憧れて、Tシャツ短パンのパンクファッションをするギターキッズが多かったという話を聞いたことがあるんですけど、何か、それに通ずるカリスマ性が今の葛西純竹田誠志らにはあるのかなあ、と感じました。

 

デスマッチの未来は、明るい!😆

 

■まとめ

私自身、今年のプロレス関係で名言だと思った発言を、10に絞って今回紹介しました。

 

個人的に、プロレスにおける名言は人それぞれ琴線に触れるものが違ってくると思うので、十人のプヲタがいれば十色の名言が集まるのではないか、と何となく思いました(笑)

 

震える名言に生観戦で出会うと、一生忘れられないくらいの感動があったりするものなので、来年はどんな名言生まれ、どんな名言に出会えるか、今から非常に楽しみでなりません!😆