4.22WAVE新木場大会観戦記①～Crasyブロック優勝決定戦進出者決定戦～

4.22に、WAVEの新木場大会を観戦してきました！

前日に2ブロック全12選手で争われたシングルリーグ戦「CATCH THE WAVE」の全公式戦が終了。

各ブロックの上位1名のみが優勝決定戦に駒を進めるという過酷なレースでしたが、何と、公式戦が終了した時点でCrasyブロックで2名、Violenceブロックで3名が勝ち点1位タイで並ぶという、稀に見る接戦に！

この日は、優勝決定戦に進出するブロック1位の決定戦が行われるとの事で、当日朝に急遽観戦を決めました！

結論から言うと、この進出者決定戦2試合は、観客の心を震わせるには充分過ぎる程の素晴らしい内容でした。

まずはCrasyブロック。

直近1年でシングル王者になっている桜花や水波、高い身体能力が武器の朱崇花、デビューは遅いものの成長著しい高瀬が入る中、進出者決定戦に進んだのは、前年度覇者にして元シングル王者の山下りなと、昨年8月に約4年半の欠場期間から復帰し、昨年シングルトーナメント覇者の野崎渚。

前日の公式戦、互いに4戦全勝で迎えた最終戦は、まさかの時間切れドロー…

この日の決定戦は時間無制限で行われました。

試合は開始直後から、締め技をフィニッシャーに持つ野崎が、文字通り山下の首を狙いに行く展開になります。

山下も自慢のパワーを活かしたラリアットで流れを作ろうとするも、中盤まで中々自分のターンに持ち込めない状況だったように感じました。

試合終盤、野崎がドラゴンスリーパーで山下の首を締めにかかりますが、山下はそれを耐えると、怒涛の反撃に！

最後はダイナマイト関西直伝のスプラッシュマウンテンで勝利し、山下がCrasyブロック1位と優勝決定戦進出を決めました。

野崎も負けはしたものの、公式戦は無敗（4勝1分）で終了。

スリーパーホールドを決める合間に河津掛けを挟むなど、適度に首攻めのペースを変えていった所が面白いなあ、と感じた次第。

しかし、山下、本当に良い選手ですわ。

シングル王者だった時には無かった、スプラッシュマウンテンというロマンあるフィニッシャーを習得し、毎回ラリアットが凄い。

それでいてTwitter等で見せるプライベートな一面も面白いと（笑）。

あれだけ豪華メンバーが揃ったリーグ戦を、無敗で通過するとは正直予想してなかったです。

（後半に続く）