レンブラントの変態漫遊記

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プロレスが大好きな変態の日記です

Hi69の狂気と、中嶋の殺気に酔いしれた!~5.4ノア後楽園大会の観戦記~

5.4の夜は後楽園ホールでノアを観戦してきました

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今回は5.13博多でのGHCJr.&5.29後楽園での3大GHC戦の前哨戦がメイン

本当だったら、この日はタイトル戦を1つぐらい見たかったという思いもありましたが、直近に新潟ビッグマッチも開催していましたし、仕方ない…

 

しかし、この日は「Hi69の狂気っぷり」、「キラー中嶋」という、ビッグマッチに優るとも劣らぬ試合を見ることが出来たので、個人的に満足でした😊

 

まずは試合の感想から!

 

■第1試合 宮脇、小川、vsHAYATA、YO-HEY

 

若手の宮脇が大ベテランの小川と組んで、RATEL'Sの二人に挑んだ試合

相手チームに鋭いエルボーを何度も打ち込んで行くなど、いつになく気合いが漲っていた宮脇でしたが、惜しくも敗戦…

 

エルボーが素晴らしかったので、後は小川相手にもこういう試合が出来て来ると、宮脇にとっても大きな強みになって行くかも知れないと感じた試合でした

 

■第2試合 井上、齋藤vs熊野、大原

 

バックブリーカーズの二人がGTL出場チームの二人と対戦!

 

井上に関節技をかけるも「(身体が)硬いよー!」と漏らす大原(笑)

 

最後はバックブリーカーズが井上から勝利しました

 

個人的な意見ですが、去年から数回足を運んでいるノアの大会だと、大原が前半戦でコミカルも交えながら試合してる姿を何度と無く見ているような気がします…

熊野も含め、本当はもう少し後の順番でも充分結果を残せる二人だと思っているので、是非とも後半のカードでこの二人の試合は見たいです!

 

■第3試合 クワイエット・ストーム、モハメド・ヨネvsコーディー・ホール、長井

GHCタッグ王者の50FPに、コーディーと長井という意外と新鮮なタッグの対戦

 

コーディーと長井は意外と連携も悪くなく、序盤は50FPを押す展開に持ち込みますが、最後はコーディーが敗戦

 

個人的に、先日のGTLで出場していたコーディー相方であるKAZMAと、マイバッハ谷口のパートナーである長井は、微妙にタイプこそ違えど、「司令塔のような動きができる」最高な選手だと私は思っています

ある方がTwitterで「マイバッハ谷口コーディー、長井、KAZMAでユニット作ってくれないかなあ」という意見をおっしゃっていたのですが、確かにこの4選手はヒール経験もあり、敵に回すと嫌らしいユニットになりそうなので(笑)、是非一度このメンバーでのユニットが見てみたい所です!

 

■第4試合 田中稔vsタダスケ

5.29後楽園のGHCタッグ前哨戦!

実は先月(4.11)の後楽園でも、Jr.タッグ王座決定トーナメントで同じカードが組まれていました

 

前回は「一点集中の田中vsパワーのタダスケ」という対照的タイプ同士の面白い試合になりましたが、今回はタダスケが田中のお株を奪うヒールホールドを極めるなど、前回とはまた違った面白さがありました!

前回負けていたタダスケとしてはリベンジを果たしたかった所ですが、田中が一瞬の隙を突いて敢行したグラウンドコブラを返せず逆転負け…

 

足関節技で良い具合に押していただけに、タダスケとしては悔しい敗戦だった気がします

 

■第5試合 マイバッハ谷口vsKENSO

先の新潟大会ではマイバッハの相方である長井とシングルで激突したKENSO

今回はマイバッハとの一戦だったのですが、改めて感じたこと

 

KENSOは客の反応の掴み方が本当に上手い!

 

いつも入場する際は4コーナーに登り、一番声援のあった方向のコーナーにだけ決めポーズを取るのですが、この日は大きな声援が上がっていたからか、何と南側の左右のコーナーでそれぞれポーズを取ってくれるという神対応

 

試合中もKENSOが手拍子を要求し、観客も徐々に盛り上がっていくなど、次第にKENSOのペースで試合が進んでいきます

 

終盤、場外乱闘でペースを握られていたマイバッハ谷口が、椅子攻撃で反撃に転じたものの、怒りが収まらなかったのか攻撃を継続

そのまま20カウントで両者リングアウトとなりました…

 

マイバッハ谷口、最後の最後で見せた凶器攻撃のような積極性が、序盤でも出せていれば…

 

KENSOに限らず、長井や田中稔といった他団体・フリーでノアに参戦する選手に言えることですが、皆観客の反応を掴む事に長けている気がします

 

(こういうのが説教臭い事は承知の上で、)観客を盛り上げるやり方の正解・不正解はあるのかもしれませんが、少なくとも「客の盛り上がり」というノアの課題として目にする部分を解消していく為にも、一つ選手側からもアクションを起こす必要もあるのではないか、と感じました

「行くぞ後楽園!」とか、やっぱりベタでも「おおお」と盛り上がるものだと思いますし、何気ないムーブの中に大きなヒントが隠されているのかもしれないと、KENSOの試合を見て感じた次第です

 

■第6試合 原田vsHi69

5.13博多でのGHCJr.の前哨戦

普通、前哨戦だとタッグマッチというケースがベタな気もしますが、今回は何とハードコア形式でのノンタイトルマッチ!

 

直接シングルでタイトルをかけずに前哨戦というのが、個人的に新鮮でした

 

私、試合前は「ハードコアマッチといえども、オーソドックスなテーブル、椅子、ラダーが凶器だろうなあ」と思っていたのですが、Hi69が入場時に持ち込んだ凶器は、何と有刺鉄線ボード(笑)

 

これだけでもザワつく後楽園ホール

 

しかし、本当の狂気はここからスタートするのでした…😱

 

試合は、Hi69が得意のハードコアマッチで試合を優位に進めていくのですが、場外ではリングのロープを締めるシノのようなもので原田の額を一突き!💥

 

流血する原田の額に、容赦無くトイレットペーパー大に作られた有刺鉄線を当てて攻撃するHi69!😵😵😵

 

極めつけは、何と壁用のホッチキスを持ち出して、原田の額に紙を押し付けると、Hi69はそのままホッチキスで額にパッチン!!😱😱😱😱

キョンシーのような格好にされてしまった原田の姿に、観客席からは悲鳴が…😭😭😭

 

まさかハードコアマッチでここまでやるとは思いませんでした(笑)

 

原田も、椅子を相手の左腕と左足つま先に引っ掛けると、そこに目掛けて低空ドロップキック!

 

その後も原田は、プラスチックケースでHi69の頭をたたき付けたり、コーナーにいる相手を凶器と一緒にセットして攻撃したりと、ハードコアマッチの経験が少ないながらも頭脳的な攻めで反撃に転じます

 

しかし最後は、Hi69のみちのくドライバーβ on the chair⇒ギガラダーからのストゥーカスプラッシュを返せず、原田が敗戦…

 

個人的に、試合前から楽しみにしていたカードでしたが、試合自体も、ハードコアマッチでも際立つ原田の上手さと、Hi69の狂気が炸裂した攻めが、もう最高でした!

 

ノアマットにステープラーと有刺鉄線を持ち込むって、中々の快挙のように思います

本当に狂ってました(笑)😂

 

 

しかし、偶然にも、この試合が始まる前後で、Hi69の元相方である石森が、新日の福岡大会でボーンソルジャーとして登場するとは!

何て奇跡なんだろうか…

 

■セミファイナル 中嶋vs清宮

5.29後楽園のGHCタッグ王座戦に向けた前哨戦のシングル

 

この試合は、中嶋の強烈な蹴りが序盤から炸裂します

終始押される展開となった清宮も、ジャーマンスープレックスで反撃するも、中々連続して攻める時間帯が作れません

 

時折ニヤリと笑いながら、強烈な蹴りを清宮に浴びせつづける中嶋…

 

その姿は、まるで修羅か鬼のようにも見えました

本当に凄かった…😲

 

試合は、中嶋が清宮の側頭部に見舞ったハイキックが炸裂すると、清宮は全く立ち上がれず…

結果は中嶋のTKO勝ちという、前哨戦というのを抜きにしても衝撃的な決まり方でした

 

中嶋もバックステージで「(記者に)何を聞くんですか?この当然の結果に。」と言ったように、実力の差をハッキリ示した試合になった気がします

 

www.noah.co.jp

 

博多でも中嶋とシングルでの再戦が決まったそうなので、清宮のリベンジにも注目したい所です🔥

 

■メインイベント 小峠、潮崎、丸藤vsマサ北宮、拳王、杉浦

5.29後楽園でのGHCヘビー&GHCタッグの前哨戦

 

試合前から気になっていたのは、マサ北宮が、かつて試合中に裏切られた元相方でもある拳王と、拳王の現パートナーである杉浦と同じコーナーになるようカードが組まれた事

 

 

個人的に、この状況でマサ北宮がどう動くかに注目しつつ見ていました

 

先のタッグ王座戦でベルトを奪われた中嶋とマサ北宮が、試合直後に新王者チームを急襲した流れから、この試合でマサがヒールターンする展開を妄想していましたが(笑)、試合が始まると、当然ながら杉浦&拳王とマサ北宮の間に連携がない…😱

 

マサ北宮が自軍のコーナー側に近づくなり、拳王が自分のタイミングで勝手にマサにタッチ…

 

まあ、そうなりますよね…😱

 

結局、赤コーナー側が最後まで連携不全を抱えたまま試合は進み、最後は丸藤がマサ北宮から不知火で勝利

 

結果論ですが、今回のメインイベント、無理にGHCヘビーとタッグのダブル前哨戦にする必要も無かったのかなあ、と…

 

個人的に、今現在の選手のカラーを考えた上で、現在の杉浦と拳王の二人と組んで違和感無い選手って、結構限られてきそうな気がします…

元々、2016年末に鈴木軍が撤退後、鈴木軍を裏切った杉浦がノアに反旗を翻す一匹狼な所から始まり、その後拳王や清宮(当時)と結託した流れがあったので、尚更本隊の選手と交わると違和感が強い印象😔

 

所属だと、齋藤やマイバッハ谷口とかはダークな雰囲気的にも合いそうに思えますが、こういう時、杉浦陣営に1人選手が入るだけでも大分違うような気がします

 

つまり、私は何が言いたいか…

 

 

杉浦のユニット結成&新メンバー加入希望!!!!✊💥😆

 

 

もう正式にユニットにしても良い気がするんですけど、中々ユニットにならないのが不思議です…

 

 

話は逸れましたが、試合後はチャンピオンカーニバル優勝後初の試合で勝利した丸藤がマイク

 

最近、石森の退団⇒新日参戦、杉浦によるスタッフ批判のようなツイート、ファンからのノアに対する様々な指摘、といった暗い話題をTwitterで目にしました…

 

しかし、今回ノアの丸藤が歴史ある全日のチャンピオンカーニバルで優勝し、満員の全日後楽園でノアをアピールした事は、間違いなくノアにとって明るいニュースですし、丸藤の三冠挑戦⇒GHCヘビー挑戦という流れも注目が集まっています!

 

実際に試合も良いし、私自身Twitterで相互フォローの関係にあるノアファンの皆様も、めちゃめちゃ団体愛に溢れる熱い方達ばかり!😍

 

私自身、団体を箱推しするタイプでは無いのですが、ノアを見ていて未だに誤解される部分(ファンマナーetc)も多いと個人的に感じていますし、大会を見て良かった部分はどんどん広めていきたい、とも思っています!

 

実際良い選手も、良い試合も多いと感じているので、尚更そう思います!😆

 

5.29後楽園、どうにかして行きたいところだなあ😳