レンブラントの変態漫遊記

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プロレスが大好きな変態の日記です

「行徳ハロウィン」に見た、プロレスとハロウィンの融合~10.28行徳ハロウィン路上プロレス観戦記~

10.28の午前10時30分過ぎ…

私は千葉県市川市の行徳にいました

 

この日は行徳駅前で「行徳ハロウィン」という、年に一度のイベントが開催されていました

「行徳ハロウィン」では、昼の12時頃から仮装した方々が街を練り歩く企画が目玉だったりするのですが、私には別の目的がありました…。

 

「行徳ハロウィン」での"路上プロレス"!!

 

この一週間程前、私のTwitterのタイムラインに表示された、ある一件の投稿がキッカケでした。

 

 

私自身、自宅から後楽園ホールに行くよりも遥かに近い場所で、今まさに"事件"が起こされようとしている…

 

これは行かなければ!

 

という訳で、同時間帯に行われたDDTでもアイスリボンでもなく、こちらを選んだのでした。

 

今回は行徳ハロウィンで行われた路上プロレスの感想を、私なりに書き綴っていきたいと思います!

 

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■プロレスの匂いがしない試合前

試合開始時間の午前11時が近づくにつれ、行徳駅には、プロレスの会場でお会いするフォロワー様を見かけはじめました

 

しかし、開始時間5分前になっても、関係者らしき人物は駅前に姿を見せません。

 

「これ、本当にやるのかなあ…」

 

私は不安になりながら、フォロワー様とその時を待っていました。

 

事が動いたのは、予定の11時を少し過ぎた頃でした。

駅前から少し離れた位置にいるプヲタの皆様が、仲間に手で「こっち、こっち」という合図を送ったのです!

 

駅前で待っていた私たちは、急いで彼らについていくと、そこには歩行者天国の路上で踊る叔母様達の姿がありました

 

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フォロワー様「ああ、ヨッチャンいるねー」

 

私「えっ、あの中の誰ですか?」

 

フォロワー様「めちゃめちゃ分かりやすい人だよ」

 

フォロワー様の視線の先には、何とサンリオのキャラクターのイラストが描かれたビリビリのタンクトップを着た男性が

 

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そう、この方こそが、キム・ヨッチャンだったのでした(笑)

 

マジか…

は、初めて見た

 

そうこうしているうちに、踊りの列に交じって、一際キレッキレの動きを見せる人物が…

 

キム・ヨッチャンと軍団ひとり!!

 

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そして、その様子を道端からスマホで撮影する三富政行(笑)

 

 

 選手の横を偶然通り掛かった子供が、一緒にいた親にこう言いました

 

「何だろうね、あの人たち」

 

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た、確かに…😅

 

■ゆるい!でもそこが良い!

選手達が続々と行徳駅前に集結し始めると、いよいよプロレスが始まろうという雰囲気が生まれてきました

集まった観客は、私含め十数名程だったでしょうか?

 

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駅前の交番に集まった観客達に、三富がスマホを持ってこう呼びかけます

 

「僕が今からInstagramライブ配信するので、もし写真を撮らない方で(三富のスマホで)『映像を撮っても良いよ』って方はいらっしゃいますか?」

 

ゆるい、非常にゆるい!(笑)

 

試合開始前、たまたま通り掛かった叔母様と話が弾むキム・ヨッチャン達

 

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叔母様とハイタッチをした瞬間、この表情と動きでボケる姿勢はまさにプロでした(笑)

 

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試合前にはありがちな選手のリングコールも一切なく、ヘン・チーナの鳴らした鐘がゴング代わりになるなど、ほのぼのした雰囲気に。

 

しかし、ここから私は、ハロウィンとプロレスの本格的な融合という、"非日常"の世界へと誘われることになるのでした…

 

■非日常のハロウィンに入る、プロレスという名の"非日常"

この日のカードは以下の通り

 

三富政行vsキム・ヨッチャンvs軍団ひとりvs五代目タイガーマスク(自称)vsヘン・チーナvs謎の怪人(※)

 

※名前が分からなかった為、仮称です

 

前述したように、選手の名をコールするリングアナはおろか、試合を裁くレフェリーもいません(笑)

 

そのため、選手がフォールされても、当然ながらカウントは叩かれない事態に…

 

「どなたか、レフェリーをやっていただける方はいませんか!?」

 

選手が観客に向かってこう叫ぶほど(笑)

 

途中から、観客が口で「ワン、ツー…」とコールしてレフェリー不在をカバーし始めたのも、手作り感満載で新鮮でした!

 

全員でロックアップしたり、

 

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ブラスバンドの演奏に乗って踊ったり、

 

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高いところで押し合ってみたり、

 

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路上で組体操や関節技をしてみたり、

 

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大根で人を叩いたり、

 

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もうめちゃくちゃでした(笑)

 

試合の最中、三富が他の選手に羽交い締めにされた状態で、通り掛かった女性に胸をチョップさせていたり、子供や通行人に選手を押さえ込むよう唆してたり(笑)、といったシーンもありました(笑)

 

ハロウィンは非日常を感じられるイベント、というイメージが私の中にはあるんですけど、そんなハロウィンイベントにおいて、"非日常"なプロレスが入り込む、という所が何とも不思議でしたね。

 

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■名実ともに観客参加型のプロレス

終盤、選手達が路上から特設ブースのような場所に移動したのですが、そこでようやくレフェリー不在のまま試合をしていた事に気付きます(笑)

 

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「どなたか、レフェリーが出来る方はいませんか!?」

 

すると登場してきたのは、PRIDEでも試合を裁いた経験を持つ島田レフェリー!

フォロワー様から教えていただいて初めて知りました(笑)

 

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島田レフェリーの登場後、三富以外の選手が関節技をかけあっている所を、三富と、偶然近くにいた親子らが一緒にフォールして試合は終了!

 

 

 

試合後、軍団ひとりが会場を後にしながら呟いた言葉が印象的でした

 

「(フォールした子供の)未来の重さに負けたよ!」

 

名言!

 

こういう観客参加型のプロレスも、個人的に非常に新鮮でしたし、見ていてほっこりしました😳

 

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■まとめ~「確信犯」な選手と「共犯者」な観客によるエンターテインメント~

今回のようなハロウィンパーティーでの路上プロレス

 

何が凄いって、仮装してる人が多い場所だと、レスラーのような派手なコスチュームでも、何ら違和感なくパーティーの中に溶け込んでいたんですよね!

 

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"同化"や"擬態"といったフレーズがしっくり来てしまうような、そんな光景でした(笑)

 

そんな中で路上プロレスを企画した首謀者は「確信犯」にも思えますし、それを見て楽しんでいる我々観客も、選手達と「共犯者」のような関係にあったと言えるのではないでしょうか(笑)

 

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そして路上プロレスを見ていた私達も、ハロウィンというイベントを楽しむ一員でもあった、という事実

 

個人的に、人生で忘れることの出来ないハロウィンになりました!

 

ハッピーハロウィン!🎃