How do you like "Yoshimura ProWrestling"?~12.9よしむらプロレス観戦記~
12.9の夜、私は下北沢に来ていました。
下北沢というと、個人的に「演劇」が盛んな街、というイメージが強い土地。
プロレス関係だと、「北沢タウンホール」なんかが馴染み深いかも知れません。
そんな下北沢で、今回ある興行が行われようとしていたのでした…。
よしむらプロレス!!
舞台を中心に活躍されている、俳優の吉村公佑氏(以下:吉村代表)が開催している興行です。
今年7月にARENA下北沢というバーで第1回大会が開催されたのですが、小規模ながらチケットは前売りの時点で完売と、Twitter界隈で密かな話題となりました。
今回の第2回興行も、会場は同じARENA下北沢で行われ、約60枚あったチケットはすぐさま完売!
私自身、今年の8月に吉村代表の出演する舞台を見に行った事もあり、「よしむら」がどんなものなのか凄く気になっていたので、今回吉村代表にチケット予約を頼み、観戦を決意したのでした…。
起床!
— レンブラント (@rembrandt_kbs) August 15, 2018
今日は中野まで、よしむらプロレス代表様出演の舞台を見に行く予定!👏👏👏
実際にまだ代表様にお会いしたことは無いのだけど、TwitterのTLを見てたら気になってしまった舞台
めちゃめちゃ楽しみ!😆
中野ザ・ポケット到着!
— レンブラント (@rembrandt_kbs) August 15, 2018
芝居小屋までの道中にトイカツ道場があったのは、個人的にめちゃめちゃたぎるものがあった(笑)
自分で言うのも何ですが、舞台で初めて相互フォローの方の姿を見る、というのも、中々無い経験だと思う😳
楽しみしかないです、本当に😆#真空家族 pic.twitter.com/Z3pO5BTV7L
今回は、そんな「よしむらプロレス」の観戦記を綴っていきたいと思います!
- ■開場~試合開始前
- ■第1試合 室田渓人vs鶴巻伸洋
- ■第2試合 マスクドミステリーvs大谷譲二
- ■第3試合 くいしんぼう仮面vsがばいじいちゃん
- ■第4試合 田馬場貴裕vsブランコ
- ■メインイベント バトルロイヤル
- ■まとめ
■開場~試合開始前
会場のARENA下北沢は、普段はバーとして営業している場所だそう。
今回初めてこの店に入ったのですが、「オシャレな隠れ家」という言葉が合いそうな、素敵な雰囲気の場所でした!
会場の入口付近には既に長い行列が!
会場に入ると、藤田ミノルTシャツを着たDJが、場内にプロレス入場曲を切れ間なく流していました(笑)。
試合開始前、前説としてくいしんぼう仮面が登場。
軽快なトークで会場を盛り上げていきます!
くいしんぼう仮面「試合中に『 #よしむらプロレス 』のハッシュタグをつけてツイートすると超常現象が起こります。第1試合の途中でくいしんぼう仮面がリツイートします」
— レンブラント (@rembrandt_kbs) December 9, 2018
「動画撮影は、著作権の都合上OKになっております」
「休憩はどこに入れましょうかね?3の終わりですかね」
こんなん草生える pic.twitter.com/UGXFDEaPWk
そして、いよいよ大会がスタート!
■第1試合 室田渓人vs鶴巻伸洋
1991年デビューの鶴巻と、1991年生まれの室田によるシングルマッチ。
室田のリングコールは、「吉村の後輩」と、よしむらプロレスならではの内容に(笑)。
室田渓人、リングコールが「吉村の後輩」(笑)#よしむらプロレス #goinguppw pic.twitter.com/SbgG8H74hL
— レンブラント (@rembrandt_kbs) December 9, 2018
試合が始まると、鶴巻が得意の蹴りを室田の身体に浴びせていきます。
マットの周囲には観客が座っているため、かなり近い距離感での攻防になるんですけど、それでも容赦なく蹴ってましたね(笑)
ARENA下北沢内に響く、バシン、バシン、という打撃音に、どよめく場内!
室田も頭突きやチョップで反撃するものの、鶴巻が急角度の逆エビ固めを室田に極めると、室田は耐え切れずタップアウト。
最後は互いに健闘を讃え合ったのでした。
第1試合 室田vs鶴巻
— レンブラント (@rembrandt_kbs) December 9, 2018
91年デビューvs91年生まれによる熱い一戦は、鶴巻が逆エビ固めで勝利!
第1試合からスッゴく良い試合だったなあ
鶴巻、蹴りが凄まじい!#よしむらプロレス #goinguppw pic.twitter.com/D4ZK250mWA
この試合を見ていて感じた事なんですけど、鶴巻がGOING-UPに参戦する所が是非とも見たい!!
団体のカラーの一つである、「無骨」という部分にも合いそうなファイトスタイルですし、現在GOING-UPに参戦している黒田哲広のように、若手選手相手に試合を通じて色々な事を伝えてくれそうな気がするのです。
「飯塚優vs鶴巻」とか、「大谷譲二vs鶴巻」というカードも面白そうですから、参戦全裸待機!!
■第2試合 マスクドミステリーvs大谷譲二
ガッツワールド時代から現在まで、意外にも1度として実現していなかったという両者のシングルマッチが、よしむらプロレスで実現!
大谷の強烈な張り手や、ミステリーの引かずに受け切っていく姿勢に、オープニングマッチ同様盛り上がりを見せるARENA下北沢!
試合は終盤、マスクドミステリーがフィニッシャーのチョークスラムを大谷にかけようとしますが、大谷が寸前でこれを回避。
このピンチを凌ぎきった大谷が、最後は尻餅をついたミステリーにスライディングDを炸裂させると、これで勝負あり!
第2試合 マスクドミステリーvs大谷譲二
— レンブラント (@rembrandt_kbs) December 9, 2018
ガッツ時代も中々対戦の機会が無かったという二人の一戦は、大谷がマスクドミステリーから勝利!
大谷の張り手が凄まじかった…
良い試合が続くなあ、よしむらプロレス!😆#よしむらプロレス #goinguppw pic.twitter.com/AOqIlVaoz2
何と大谷が、ガッツ時代からの先輩であるミステリー超えを、よしむらプロレスで果たす衝撃的な結果になりました。
試合後、ミステリーが「勢いの差が出た」というような事をマイクで言っていましたが、今年は新井健一郎にもシングルで勝利してましたし、着実に大谷が成長しつつある面を感じました。
負けましたが、シングルで葛西純やT-Hawkとも対戦してましたし、かなり期待も大きい選手ではないか、と。
マスクドミステリー「(大谷)譲二とはガッツ時代に折原昌夫とヒールでやっていた時に大谷をケチョンケチョンにしていた印象が強いです。この前の灼熱王でも大谷が一回戦でアラケンから勝って、自分は熱波(松田慶三)に敗れた。その差が出たのかな、と。次は10倍にして返します」#よしむらプロレス pic.twitter.com/w8Q3LR8yjd
— レンブラント (@rembrandt_kbs) December 9, 2018
個人的に、この勢いなら、大谷譲二の2019年大ブレイクもあるのでは無いか、と予感させる試合でした!
マットでチョークスラムを狙うマスクドミステリー 選手にそれを切り替えしてからの後ろからのスライディングDのエグさよ。そして大谷譲二選手のミステリー超え。第2試合からGOING-UPのメインに遜色ない試合でした。このお二人と所属団体に感謝です。#goinguppw #heatuppw #よしむらプロレス pic.twitter.com/wgs7ib1spI
— 吉村公佑 (@yoshimurakousuk) December 12, 2018
■第3試合 くいしんぼう仮面vsがばいじいちゃん
くいしんぼう仮面が序盤からじいちゃんを痛め付ける光景に、当然のように会場からは大ブーイングが(笑)。
じいちゃんに遠慮なくフットスタンプを喰らわせるくいしんぼう仮面、エグい!
一方的に攻められていたじいちゃんでしたが、恒例のロープでの拝み渡りをバーカウンターで実施していったりと(笑)、徐々に自分のペースに試合を持っていきます。
めぐみさんがカウンター内から撮ったがばいじいちゃんのカウンター渡り。いつもはこれをロープの上でやってます。#よしむらプロレス pic.twitter.com/GMl2slcfBY
— 吉村公佑 (@yoshimurakousuk) December 11, 2018
今回はマットプロレスのため、普段のリングで見せる「急にスイッチが入ったかのような速いロープワーク」こそ見れなかったものの、最後はくいしんぼう仮面をキャメルクラッチで仕留めてギブアップ勝利。
試合後、くいしんぼう仮面はマットプロレスというフィールドでも持ち前の個性を発揮したがばいじいちゃんを称賛!
第3回よしむらプロレスの参戦、内定したようです(笑)。
やったぜ!
第3試合 くいしんぼう仮面vsがばいじいちゃん
— レンブラント (@rembrandt_kbs) December 9, 2018
異色の豪華カードとなったこの試合
くいしんぼう仮面が、がばいじいちゃんの頭を叩いたり、フットスタンプ決めたりと、傍若無人な試合展開も、最後はじいちゃん怒りのキャメルクラッチでギブアップ勝利!(笑)
すごく面白かった!😆#よしむらプロレス pic.twitter.com/VP5hkAnioh
■第4試合 田馬場貴裕vsブランコ
この日のメインに登場したのは、第1回よしむらプロレスにも参戦していた「ブランコ」!
そう、公園の遊具でお馴染みの、あの「ブランコ」です(笑)。
私は今、ブランコがプロレスで戦う歴史的瞬間を目撃しております(笑)#よしむらプロレス pic.twitter.com/5LgnyLoQo7
— レンブラント (@rembrandt_kbs) December 9, 2018
しかも「2分3ラウンド制」で、「下北沢式Don't Moveルール」なる特殊ルールで試合が行われるとのことで、もう何が何だか(笑)。
ブランコは入場時、オープンフィンガーグローブを"着用"した状態で、くいしんぼう仮面と共に入場。
吉村代表とくいしんぼう仮面が、天井にあるフックにブランコをセッティングする様はシュールでした(笑)。
試合が始まると、田馬場とブランコが互いに睨み合う、緊張感MAXな雰囲気に!
田馬場、天井から吊されるブランコに鋭い蹴りを見舞いますが、蹴り脚が相手の固い身体に直撃すると苦痛で悶絶…。
その後、天井からブランコを外し、寝技に持ち込んでいった田馬場。
マットプロレスの場合、互いにエスケープする時は、マットの周囲にいる観客に触るのがルールになっています。
しかし、ここでは、
①マットの周囲にいる観客に触ってエスケープ
↓
②レフェリーが二人をエスケープした体勢のまま、マットの中心に戻す
↓
③その際、選手が触っていた観客もマットの中心に移動(笑)
説明下手ですが、これが「Don't Move」ルールだったのです(笑)
何か、総合とかでこういうの見たことありました(笑)
グラウンドの攻防が続く中、先に動いたのは田馬場でした。
ブランコに馬乗りになると、そこから猛烈なパウンドを浴びせていきます。
しかし、パウンドを喰らってもブランコは冷静でした。
攻める田馬場に生まれた隙を突く形で、ブランコがチェーンを使ってのチョーク攻撃を敢行!
田馬場、このギロチンチョークにたまらずタップ!
衝撃の結末!!
ブランコの一瞬で勝負を決めていく姿に、戦慄した試合でした…(笑)。
セミファイナル 田馬場vsブランコ
— レンブラント (@rembrandt_kbs) December 9, 2018
「下北沢式MMA2分3R&Don't moveルール」という形式での試合は、2R目でブランコがチェーンを利用したギロチンチョークで田馬場からギブアップ勝利(笑)
すごく歴史的なプロレスを見たなあ(笑)😳
馬乗りになってブランコを殴る田馬場、最高!😆#よしむらプロレス pic.twitter.com/D6uGYMuVeD
■メインイベント バトルロイヤル
「ご高齢」という理由で不参加となった(笑)、がばいじいちゃんを除く全選手によるバトルロイヤル。
試合開始直後、くいしんぼう仮面が「この中で強い鶴巻さんを先に倒そう」と提案。
鶴巻も呼応すると、ここから鶴巻相手に他の選手が寄ってたかって攻める流れに(笑)
すると、室田が「一人を寄ってたかって攻める事があるから、イジメは無くならないんだ!」と熱いマイク
「鶴巻さんを攻めるなら、まず俺から攻めろ!」と叫ぶ室田でしたが、そんな室田を背後から丸め込んで3カウントを奪ったのは、何と鶴巻!!
その鶴巻も、直後に全員からフォールされて退場してしまいます(笑)
残りはは、田馬場、大谷譲二、マスクドミステリー、くいしんぼう仮面、ブランコになる訳ですが、ここから怒涛のブランコ無双が始まったのでした(笑)
セミで行われたブランコとのシングルに敗れていた田馬場
リベンジとばかりに、ブランコに向かって襲い掛かりましたが、ブランコのチェーンを活かしたギロチンチョークにまたもギブアップ負け…
次にマスクドミステリーがブランコに挑みますが、ブランコのチェーンを駆使した卍固めがミステリーに極まると、何とミステリーもギブアップ!
ここから一気にスイッチが入った感がありました。
続いて、「ミステリーさんの仇!」と叫んだ大谷が、ブランコに乗って攻略を試みますが、ブランコはそれをかわすようにして、座っている大谷を回転させると、大谷たまらずダウン⇒レフェリーストップ!
最後はくいしんぼう仮面とブランコによる一騎打ちとなりましたが、大谷同様ブランコに乗ってしまった事が仇となり、ブランコ回転⇒くいしんぼう仮面ダウン⇒レフェリーストップという衝撃の結末で、ブランコがバトルロイヤル優勝!(笑)
ブランコが強すぎて強すぎて、もう震えました…。😳
メインイベント バトルロイヤル
— レンブラント (@rembrandt_kbs) December 9, 2018
がばいじいちゃん以外の参戦選手によるバトルロイヤルは、ブランコがくいしんぼう仮面から勝利!!
田馬場からギロチンチョーク、マスクドミステリーから卍固め、大谷とくいしんぼう仮面からレフェリーストップ勝利って、ブランコ強過ギィ!(笑)#よしむらプロレス pic.twitter.com/GHpJuQxjrq
■まとめ
今回大盛況となった第2回「よしむらプロレス」!
くいしんぼう仮面が近年精力的に活動を進めている「マットプロレス」形式での興行に、吉村代表の後輩である室田渓人の所属するGOING-UPの選手が参戦するなど、よしむらプロレスでしか見れないような景色が、あの日のARENA下北沢にはあった気がします。
お客さんの温かみのある雰囲気も、見ていて凄く伝わりましたし、何かこう、童心に帰ったような、優しい気持ちでプロレスを楽しめました!
前説でのくいしんぼう仮面と吉村代表とのやり取りの中で、「来年のゴールデンウィーク辺りにでも第3回やりましょう」なんて話も出ていましたが、実は年末にワンマッチ興行が行われるのです。
12.28、ARENA下北沢!
次回、よしむらプロレスは番外編!
— 吉村公佑 (@yoshimurakousuk) December 12, 2018
『室田渓人の覚醒ロードウォリアーズ〜第1章〜』
▼時間無制限一本勝負
室田渓人 vs ジェイソン・ボーヒーズ vs マイケル・マイヤーズ#よしむらプロレス#の前の室田さんは#犬もしくは神#rokkotsumikan#goinguppw #heatuppw#下北沢 pic.twitter.com/dosbgIr6WL
お時間ある方は、是非!
よしむらプロレスは、良いぞ~😆