レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

元旦ZERO1とかいう最高の初詣&福袋について~2019.1.1ZERO1後楽園大会観戦記~

2019年の元旦、私は後楽園ホールまでZERO1を観戦してきました。

 

昨年の元旦後楽園は、2018年の初日にして、「田中将斗vs小幡優作」の激闘など、全試合が熱い「神興行」だった印象が強かったんですけど、今回も例に漏れず神興行でした。

 

今回はそんな元旦ZERO1後楽園大会の感想を試合毎に綴っていきたいと思います。

 

皆様、めちゃめちゃ熱くて楽しい、ZERO1の大会においでよっ!

 

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関本大介佐藤耕平の一騎打ちに酔いしれた2019年の元旦、最高!

 

 

 

■試合前

今回は全席指定で一律3000円(前売り価格)、ということや、前年の9月頃にチケットを購入していた事もあり、今回は南側のいろは列(パイプ椅子)に着席。

 

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そして、Twitterのタイムラインを眺めていると、私のいる場所の前にフォロワー様がいる事が発覚(笑)。

 

相手のフォロワー様も気づいておられたようで、互いに顔を見合わせるなり、

 

フォロワー様「レンブラントさんですよね?」

 

私「○○(アカウント名)さんですよね?」

 

ってなりました(笑)。

 

元旦から何という幸せ!

 

しかも、その方の隣には、日本一のZERO1ファンなフォロワー様がいたりと、偶然に偶然が重なっても中々起きない奇跡が起こりました(笑)。

 

うおおおおおお、うおおおおおおおお。

 

そして、14時に大会がスタートすると、全選手入場式に突入。

 

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そこで、2つのサプライズが発表されました。

 

①ヤス久保田、ヒデ久保田(久保田ブラザーズ)が2019年よりZERO1入団

 

高須クリニックが3.31靖国神社大会のスポンサーに就任。

 

もう試合前から思わず叫んでしまう位、血がたぎりましたね(笑)。

 

特に②ですが、高須院長、昨年の靖国神社大会を生観戦していたんですよね。

 

ameblo.jp

 

 その際、ブログでこんな事を言っていました。

 

プロレスの面白さに目覚めた
 

来年の靖国神社奉納プロレスのスポンサーはかっちゃんがやるぜ 

 

 くううううううっ!!!

 

まさか本当にスポンサーになってくれるとは!😭

本当にカッコイイ!

高須院長、最高や!

 

■第1試合 北村彰基vs平田智也

 

2018年9月に行われたFREEDOMS後楽園大会での団体対抗戦を機に実現した今回のシングルマッチ

 

平田はFREEDOMSの大会でカード発表時に流れる曲、北村はここ最近使用している嶋大輔の『男の勲章』ではなく、『爆勝宣言』で入場するなど、団体対抗戦を煽るには十分過ぎる選曲!

 

前年のWRESTLE-1との対抗戦タッグマッチも最高でしたが、団体の威信をかけて戦う若人の一騎打ちというのもまた最高でしたね。

 

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試合は、北村がバタフライロックで平田からギブアップ勝利!

 

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試合後も睨み合う両者。

 

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いい、これが凄くいい!!

 

この関係性、今後も続いていって欲しいです!

 

■第2試合 鈴木裕太&岩崎永遠&大和ヒロシvsスーパータイガー&宮本裕向&高岩竜一

「若手二人が大和ヒロシと共に、先輩に挑む」という構図だったカード。

 

岩崎や鈴木がスーパータイガーや高岩らに果敢に挑んでいくも、先輩の壁が厚くて震える…

岩崎と鈴木も、めっちゃガタイ良いだけに、尚更驚かされました…。

 

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試合は宮本がムーンサルトプレスで鈴木から勝利!

 

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■第3試合 ヤス久保田&ヒデ久保田vs横山佳和&将軍岡本

 ZERO1入団を発表した久保田ブラザーズの所属第1戦は、いきなりTARU派のVOODOO MURDERSとのユニット抗争に。

 

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ヒデ久保田をHEAT-UPで新井健一郎とタッグを組む姿を何度か見た事はあったんですけど、久保田ブラザーズとして試合を見るのは今回が初めてでした。

 

初見だったんですけど、クボブラ、上手い上手すぎる!

 

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短い試合時間ながらも、統率の取れたタッグワークが印象的で、試合も優位に進めていました。

 

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話は変わりますが、先日THE YELLOW MONKEYのインタビュー動画で、吉井和哉が、バンドでギターとドラムを担当する菊地兄弟の名前を上げて、こんな内容の事を話していました。

 

youtu.be

※3:57~頃

 

「独特の"あうん"の呼吸があって、バンドの中にその"あうん"の呼吸があるのは凄い財産だなって」

 

クボブラはまさに、そういう独特のあうんの呼吸があって、それが他のタッグチームにはない武器になっているのかなあ、と。

何となくではありますが、そう思うくらい、連携の上手さを感じました!

 

しかし、クボブラがレフェリーのブラインドを突かれると、そこから流れは一気に横山と将軍岡本に傾きます。

 

結局試合は、横山がダイビングエルボードロップでヤス久保田から勝利…。

 

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クボブラにとっては悔しい黒星でしたね…。うーん…。

 

■第4試合 大谷晋二郎vs火野裕士

新春スペシャシングルマッチ

 

前年は第2試合ながら、タッグマッチで激しく火花を散らした両者による一騎打ち。

 

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体格差という点では火野の方が上なんですけど、試合が始まると、チョップの名手である火野に負けないくらい、凄まじいチョップを火野の胸板に打ち込むなど、体格差を感じさせない試合を見せる大谷!

 

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火野も火野で、大谷の顔面ウォッシュを後ろ手を組んだ状態で受けるという凄まじい光景も(笑)

 

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試合は激しい打撃戦の末、火野がFuckingBomb一発で大谷を豪快に沈める形で終了。

 

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このカードが3大タイトルマッチ前に組まれていたのは本当に豪華というか、凄かったというか…。

確実に盛り上がる一戦でした!

 

■第5試合 阿部史典&日高郁人vs新納刃&SUGI

NWAインターナショナルライトタッグ王座戦

 

ZERO1Jr.侵攻を図る新納刃MAKAI)が、Jr.二冠王者のSUGIと組んで、Jr.タッグ王座に挑戦した一戦。

 

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試合序盤、日高が相手チームに掴まる時間帯が続き、阿部もこの表情に。

 

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苦戦を強いられる日高でしたが、終盤は怒涛の攻勢に打って出ます。

 

SUGIに対し、石見銀山⇒野良犬ハイキックで立て続けにフォールを狙うも、カウント2で返される日高…

すると、そこからSUGIを肩車して繰り出したのは、同郷・島根の大先輩である豊田真奈美の代表技、ジャパニーズオーシャンサイクロンスープレックスホールド!

 

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これでJr.二冠王者であるSUGIから直接勝利というこの上ない形で王座防衛に成功!

 

近くにいたファンの方同士で、喜びのあまりハイタッチが飛び出していた程でした。

 

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試合後は、日高がSUGIの持つJr.二冠王座に挑戦表明!

 

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ここで北村も登場し、ベルトへの挑戦を表明!

SUGIは「どちらでも良いです。絶対勝つので」と挑戦を受諾すると、1.19新木場大会で早速「SUGIvs日高」のタイトルマッチが決定したのでした。

 

近くにいたお客さんが、試合後、「日高さん、すげえよ!すげえよ!」って熱く言ってたんですけど、いやあ、もう本当にその通りでしたね。

あんな必殺フルコース決められたら、SUGIでも勝てないですわ…

 

ほんとかっこよかったです!😆

 

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セミファイナル TARU&クリスヴァイスvs菅原拓也&田中将斗

NWAインターコンチネンタルタッグ王座戦

 

昨年夏頃に、VOODOO MURDERS田中将斗派とTARU派の二派に分裂。

 

田中派田中将斗菅原拓也火野裕士、ヤス久保田、ヒデ久保田、朱崇花

TARU派⇒TARU、クリス・ヴァイス、将軍岡本横山佳和

 

秋以降は両派閥による、血で血を洗うようなユニット抗争が繰り広げられたのですが、今回はその総決算とも言うべき一番!

 

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序盤から挑戦者の田中&菅原が王者チームに襲いかかると、田中が場外でTARUにスーパーフライon the table!!

 

 

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更に、割れた机の破片でTARUの額を切り付け、大流血に追い込む菅原と田中!

 

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しかし、菅原も、TARUのフォーク攻撃により額から大流血…。

 

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もう凄まじい光景が間近で展開されていて、正直震えましたね…😲。

 

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荒れに荒れた一戦は、横山が菅原に向けて放ったパウダー攻撃の誤爆から流れが一気に挑戦者チームに傾きます。

 

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終盤は菅原がTARUに対し怒涛の必殺技攻勢!

 

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これでTARUから3カウントを奪った菅原&田中組が新王者チームに輝いたのでした。

 

試合後、TARUは、2.16カルッツ川崎大会で、電流爆破マッチでユニット抗争に決着をつけることを示唆する発言が。

これは凄いことになった…。

 

話は戻りますが、今回のセミファイナル、一言で表すと、「菅原の活躍と執念につきた」試合でしたね…。

本当にカッコ良かった!

 

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■メインイベント 関本大介vs佐藤耕平

世界ヘビー級選手権試合。

 

2018年11月24日の新木場大会で田中将斗に勝利し、シングル王者となった関本の初防衛戦の相手は、以前に関本とのタッグでベルト獲得も経験しているパートナー・佐藤耕平

 

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元旦に相応しい好カードが組まれた訳なんですけど、実際の試合内容もただただ凄かったです。

 

エルボーや投げ技、蹴り、逆エビ固めetc…、プロレスの定番技も、この二人にかかれば、「"関本大介の"ラリアット」、「"佐藤耕平の"エルボー」と言ったように、思わず固有名詞をつけてしまいそうなものばかりでした…。

 

深い、深すぎる!!

 

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そして、このカードを間近で見ることが出来たのも本当に幸せでした!

もう、この危機迫る表情も最高!

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語彙力ないな、私(笑)

 

そんな大怪獣同士がぶつかり合う珠玉の試合は、関本がリストクラッチジャーマンスープレックスで勝利!

鈴木秀樹からも勝利している奥の手ですし、それだけ耕平が強敵である事を示していた気がします。

 

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試合後は、耕平が握手を求め、関本にベルトを巻くという、友情を感じさせるシーンも…。

私、こういうの弱いんだ…😭😭😭😭

 

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■メインイベント終了後

試合後、関本の前に表れたのは、火野裕士

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関本に対してシングルベルトへの挑戦表明!

 

ただ、その前に一度、1.19新木場大会で査定試合を行うことが決定しました。

そのカードは火野裕士&田中将斗vs兵頭彰&関本大介

 

 

関本のコメントは以下の通り。

 

「19日に田中将斗火野裕士組と対戦する私のパートナーに大日本プロレスの兵頭彰選手を指名します。実績では二人には遠く及びませんが日々成長している彼の力は二人に勝るとも劣らないと感じています。当日は火野選手からの私の持つシングルベルト挑戦の熱き思いをしっかりと受け止めるつもりでおりますが、同じく私が推薦する兵頭選手の熱き気持ちと勢いをお二人に受け止めてもらえたらと思います」 

 

火野の査定試合と言いつつも、これ、デビューから1年経っていない兵頭彰が一番チャンスなんじゃないかと私は思っています。

 

2年前の2017年に、大日の青木優也が大先輩に囲まれつつも、しっかりZERO1で爪痕を残した試合があったんですけど、その後青木が飛躍を遂げている姿を見ると、個人的に兵頭もそうなってほしい、という気持ちが強いんですよね。

 

 

 

どうなるか、楽しみです!

 

■まとめ

 3年連続での元旦ZERO1観戦となった私…。

 

2017年は、ハートリージャクソンvsKAIや、鈴木秀樹vs田中将斗が間近で見れる幸せ…

 

2018年は、「田中将斗vs小幡」を中心に、全試合熱かった神興行…

 

元旦ZERO1は毎年楽しい、という印象があるんですけど、今年は「周りの人と応援しながら、熱を"共有"した」興行だったと感じました!

 

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私個人の話になりますが、プロレス好きになる前は某サッカーチームのコアサポーターをやってたんです。

その時、応援してるチームの選手がゴールを決めたり、試合に勝ったりした時に、周囲の人たちとその喜びを共有できる瞬間が何より最高でした。

 

それに近い雰囲気が、今年の元旦ZERO1には間違いなく詰まっていた、と言いますか!

そういう意味でも、去年とはまた違った神興行ではなかったか、と私は思う訳です。

 

 

元旦から、最前列で、日本一のZERO1ファンの皆様の近くで過ごせて本当に良かった!

その上、全体的に見ても、人が十分多かった去年より間違いなく人は増えていましたから!

 

 

 もう、2019年も良い年になりそうです!

 

なので、何度だって私は言いたいことがあるのです…。

 

皆様、あっついあっつい、ZERO1の大会においでよっ!!!!😆😆😆😆😆