レンブラントの変態漫遊記

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プロレスが大好きな変態の日記です

DREAMS〜8.24大日本プロレス後楽園ホール大会観戦記〜


8.24の夜に、大日本プロレス後楽園ホール大会を観戦してきました。

 
翌日が名古屋国際会議場でのビッグマッチという中、この日のメインイベントでは、「関本大介vsマイケル・エルガン」というドリームマッチが実現!
 
約2ヶ月前の6.23後楽園ホール大会で発表となってから、チケットは飛ぶように売れ、約1ヶ月前にチケット取り置きが終了する異例の事態に。
当然ながら、チケットも当日立見がSOLD OUTする、全席完売状態!
 
今回は、そんな大日後楽園大会の観戦記になります!
 
まさに「神興行」でした!
 

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メインだけではない、全試合が熱かった神興行!

この日は、前述の通り、「関本大介vsマイケル・エルガンという注目カードが組まれていましたが、他の試合も負けず劣らず熱い内容に!
(ダークマッチはドラゲーとのハシゴで見れず…。無念…。)
 
以下は、中でも私自身印象的だった試合を…
 
第1試合の「神谷英慶&橋本大地vs浜亮太&中之上靖文」から。
昨年の「最侠タッグリーグ」優勝決定戦と同じカードは、オープニングとは思えない程の肉弾戦に!
 

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終盤、神谷が中之上相手に体当りした際の破裂音は、会場からどよめきが起こる程でした!
 

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「忍&菊田一美&河上隆一vs&阿部史典&佐藤耕平」では、6選手がそれぞれの個性をいかんなく発揮!
 

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個人の感想ですが、大日をよく知らない、という方にも、阿部のトリッキーな攻め、忍の空中殺法、終盤の菊田と耕平の対戦は強い印象を残していたのではないか、と。
 
そう感じる程に、会場の反応も良かったです!

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GCW勢との対抗戦となった、セミ前の8人タッグマッチ(「植木嵩行&星野勘九郎&竹田誠志&伊東竜二vs佐久田俊行&アレックス・コロン&ジミー・ロイド&シュラック」)では、多人数マッチでも分かる、GCW勢のキャラの濃さが全開!
 

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会場からGCW!GCW!」のコールが自然発生していた場面を見ても一部で言われるような「メインに比べて盛り上がって無かった」というのは(少なくとも私は)感じなかったです。
 

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そして、この強烈な外国人デスマッチファイターに真っ向からぶつかる、竹田と植木が、私にはとても頼もしい存在に思えました!
 

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セミファイナルの「兵頭彰&鈴木秀樹vs加藤拓歩&岡林裕二」では、鈴木と岡林というストロングヘビーの猛者の存在に負けないくらい、兵頭と加藤の2018年デビュー組が激しいぶつかり合いを展開!
 

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大会後、大日を知らないというフォロワー様とお話していても、「あの若手二人が良かった!」という話が出た程。
メインを除けば、今大会のベストバウトだったのではないかと!
 

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 プロレスラーと、ファンの夢が叶った「関本大介vsマイケル・エルガン」

Prologue:忘れかけた夢が今動き出す

今年の始め、私のTwitterのTLで、こんなハッシュタグを見かけました。
 
 
#エルガンvs関本大介の実現を強く望む会
 

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一ファンによって作られたハッシュタグ…。

今年2月に開催された「ジャイアント馬場追善興行」では、偶然にも棚橋の口から「関本vsエルガン」というフレーズも出たりしたのですが、この時はまだ「叶ったらいいなあ」ぐらいな、夢のカードだったように記憶しています。

news.nifty.com

 

その状況が動いたのは、6.23大日本プロレス後楽園ホール大会。

 

いつものように前説を務める登坂栄児社長の口から、思わぬフレーズが飛び出したのでした。

 

マイケル・エルガン

 

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Twitterでは、今回のメイン後に「関本vsエルガンの方がなんで盛り上がってるのか?」、「エルガン好きなら海外追ってから言おうよ」なんて旨の意見を見かけましたが、私はこう思うのです。
 
「何気なく1ファンが呟き始めた夢のカードが(各関係者の尽力によって)実現する瞬間を、リアルタイムで実体験した」
  
これだけの奇跡に出会う事って、いったい自分の人生の中で、どれくらいあるのだろうか?(いや、多分あまりない)
大会終了後、まだその日が休めるかどうかも分からない中、無我夢中になってチケットを買っていた私がいました…。
 

感動とロマンに溢れた「26分間テレビ」

そして、迎えたメインイベント…。
 
メイン開始前、リング上で新土裕二リングアナウンサーが選手コールを行ったんですけど、この時発したフレーズが熱かった!
 
「プロレスラーの、夢が叶う!」
 

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もうこれ、ファンの気持ちも代弁していた気がします!
 
その後、リングに登場したエルガンと関本の姿を見て、「うわあ、凄い…」しか言えなくなってる自分がいました。
夢だけど、夢じゃなかった、みたいな!
 

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そして始まった夢の一戦!
 

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初対戦となった両者でしたが、「日本に来る前から、何度も二人は闘い続けていたのではないか」と錯覚する位の噛み合いっぷり!
 
チョップ合戦も…、

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迫力満点!!
 

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「もうこのまま時が止まっていてほしい」とさえ思うほどに、燃え上がる両者と、爆発する歓声が交錯する場内…。
 最高の空間としか言いようが無かったです…。
 
終盤、急角度のドラゴンスープレックスがエルガンから飛び出すも、
 

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 立ち上がる関本!
 

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30分1本勝負で行われた試合も25分が経過…。
 

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残り5分、「時間切れドロー」も有り得る状況でしたが、エルガンの強烈な攻めで動きの止まっていた関本に対し、エルガンが必殺のバーニングハンマーを投下!
 

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流石の関本でもこれを返すことは出来ず、勝負あり!
 
世紀のドリームマッチは、エルガンに軍配が上がったのでした!
 

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恐らく結果が、関本の勝利でも、両者ドローでも、素晴らしい試合であることに変わりは無かったと思います。
感動!!
 

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エルガンの「一騎当千」エントリー、全裸待機!!

以下は私の願望…。
 
①(今回敗れた関本のリベンジも含めて、)もう一度「関本vsエルガン」が見たい!
 
②岡林や神谷、河上や浜といったストロングBJの面々と、エルガンがシングルで対戦する所も是非見たい!
 
とにかく、今回実現した夢のような「点」を、夢の続き(=「線」)にしてほしいんですよね!
特にパワーファイターの岡林や神谷なんかは、タイプ的にもエルガンとは非常に合うのではないかと。
 
そして、その2つの願望を実現できる格好の舞台だと個人的に思っているのが、大日のシングルリーグ戦・「一騎当千」(デスマッチとストロングでの交互開催)への、マイケル・エルガン参戦!
 

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2020年は、例年通りの順番であれば、ストロングヘビー勢が出場する「strong climb」での開催になるんですけど、シングルリーグならば「エルガンvsストロングBJ」も楽しめるし、関本とエルガンのリマッチの可能性にも心躍ることが出来る訳で。
 
今年の『一騎当千』でも、ジミー・ハボックやリッキー・シェイン・ペイジといった外国人選手の試合を見ていて、彼らの存在が多くの刺激を生み出していましたから、「ストロングでもそういう選手が見たい⇒エルガン!!」と期待してしまうのです…。
 

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 関本も試合後、相当悔しそうでしたから、尚更、リベンジの場は見てみたいのです…。
 
 

まとめ〜素晴らしい空間を生み出した、すべての関係者に感謝!〜

試合後は、後楽園ホール入口前でフォロワー様とご挨拶…。
 
気がつけば、初めてお会いするフォロワー様・ファンの方々を含め、10数人が集まって、大会の感想戦に。
プロレスファンになってから4年半になる私ですが、こんな光景は初めての事でした。
 

twitter.com

 
「関本vsエルガン」という引力によって、東北や関西からフォロワー様が後楽園ホールに集結する…。
 
そして、そんな皆さんの顔は笑顔で溢れている…。
 
これって、最高にエモくないですか!?
 
こんなエモい空間を作ってくださった関係者・ファンの皆様、本当に、本当にありがとうございました!!
 

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