sky's the limit・前篇～2020.8.10 プロレスリング・ノア横浜文化体育館大会観戦記～

8.10に、横浜文化体育館で行われた、プロレスリング・ノアの興行を観戦してきました。

 

3.8に予定されていた横浜文体が延期⇒中止となり、実質代替開催の形となったノアのラスト文体。

 

今回は、セミファイナルで「清宮海斗vs武藤敬司」のシングルマッチ、メインイベントで「潮崎豪vs拳王」による、GHCヘビー級王座&GHCナショナル王座のダブルタイトルマッチが組まれるなど、話題性に富んだ大会になりました。

 

今回は、そんなノア横浜文体の観戦記を、まずは第1試合～第5試合まで綴っていきたいと思います！

 

 

 

 

第1試合　タダスケ&YO-HEYvs仁王&覇王

元「RATEL'S」vs「金剛」Jrによる一戦。

 

 

個人的には、勝った方が次期Jrタッグ王座挑戦に名乗りを上げたりするのかなあ、なんて思いつつ試合を見ていましたが、試合終盤、まさかの展開が…。

 

 

何と、YO-HEYが覇王にトドメを刺そうとした瞬間、味方であるはずのタダスケが、YO-HEYめがけて渾身のラリアット！！！！

 

 

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📺2020.8.10『NOAH the CHRONICLE vol.3 』https://t.co/7oouiEEKuQ

►GHCヘビー級&ナショナル二冠戦！潮崎豪 vs 拳王！
►武藤敬司 vs 清宮海斗！
►IPWJr.原田大輔 vs HAYATA！
►衝撃再び！タダスケ、裏切りのラリアット！#noah_ghc pic.twitter.com/2ZW16A4Ei6

— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2020年8月15日

 

これを覇王が固めて3カウントという、オープニングから衝撃の結末に…。

 

🎙昨夜 8.10横浜 の試合後コメント
タダスケ ×YO-HEY vs 覇王○ 仁王
8分13秒　ジャックナイフ式エビ固め

―HAYATAに続き、タダスケまで…再びの仲間の裏切りにショックを隠せないYO-HEY
YO-HEY「…どうしたらええねん」#noah_ghc pic.twitter.com/BsI02F7BGd

— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2020年8月11日

なお、タダスケは「金剛」メンバーと結託していた訳では無かった模様…。

 

 

新しい門出や。

自分勝手に好きにやっていく。#noah_ghc pic.twitter.com/UjnKZEcA65

— タダスケ (@td777sk) 2020年8月10日

 

試合後、タダスケはバックステージで怒りのコメント！（0:00～）

 

www.youtube.com

 

7月の後楽園の時の行動を見ても、やっぱり原田に怒ってたんやね…。

しゃあない…。

 

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

第2試合　岡田欣也&鈴木鼓太郎&小川良成vs吉岡世起&大原はじめ&小垰篤司

GHC Jrヘビー王者の鼓太郎、GHC Jrタッグ王者の小川がいる「STINGER」に、「FULL THROTTLE」の面々が相対した試合。

 

 

こういうシチュエーションなので、ここで「FULL THROTTLE」が勝てば一気にベルト獲りも見えてくる一戦ではありましたが、試合でも「FULL THROTTLE」のアシストっぷりが目立つ内容となりました！

 

中盤以降は、鼓太郎と吉岡の一騎打ちという構図に。

 

 

ここでキッチリ吉岡の援護射撃に回った小垰と大原！

 

その甲斐あってか、最後は吉岡が鼓太郎から十字架固めで勝利！

直前のクラッシュドライバーをミスする場面はあったもの、Jrヘビー王者から3カウントを奪った事は確か。

 

試合後、挑戦表明する吉岡に対し、鼓太郎は挑戦を受諾するも、「お前はこのベルトに手が届かない。何故か分かるか？俺がチャンピオンだからだよ。」とマイク。

か、かっこええ…！！

 

 

 

第3試合　宮本裕向&望月成晃&丸藤正道&vsモハメド・ヨネ&谷口周平&中嶋勝彦

 

「M's alliance」メンバーの宮本裕向が、ユニット加入後初となる有観客興行登場！

 

 

有観客のNOAHマット登場も、恐らく久しぶりの事だったかと…。

 

 

その宮本は、中嶋とのマッチアップを迎える訳ですが、中嶋はこの時点で笑みを溢すという…。

 

宮本裕向とマッチアップした時点で、既に笑みが溢れていた中嶋勝彦！

ゾクゾクさせられました…。

是非ともまた、両者が対戦するところを見たいです！#noah_ghc #ノア文体帰港 pic.twitter.com/gOONSMZ3qA

— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年8月10日

そして、挨拶代わりに、内腿への強烈な蹴りをお見舞い！

 

 

ひいいいいいいい！！！！！！

 

このマッチアップはまた是非見たい！

 

 

そして、望月と中嶋の蹴撃合戦も刺激的！

 

興奮のあまり、グーパンが出てしまうモッチー、良き！！

 

今秋の『N-1 VICTORY』で、昨年同様同じブロックだったら良いなあ、とも思ったんですが、残念ながら後に発表されたメンバーでは別ブロック…。

 

うーん、この続きが見たかった…！！

 

そんな試合は、丸藤がヨネから真・虎王で勝利！

 

 

第4試合　原田大輔vs HAYATA

IPW Jrヘビー王座戦！

 

 

前回の王座戦が、昨年11月・後楽園の「小峠篤司vs原田大輔」まで遡らなければいけない事を考えると、大分寝かされ気味だった同タイトル…。

 

www.youtube.com

 

その間、ベルトを管轄していたIPWも活動終了。今年に入ってからは、IPWの創設者が「Speaking Out」騒動に絡んでいたなんてニュースも…。

（NOSAWA論外がオープントーナメントの開催をブチ上げたりしてはいましたが。）

 

そんなIPW Jrでしたが、7月の後楽園ホール大会（Day2）でHAYATAが原田に挑戦表明した事で、久々に王座戦が実現！

 

 

試合は原田が、得意の腹部エルボーを何度となくHAYATAにぶち込んだり、ジャーマンで投げたりするものの、試合を決めるには至らず…。

 

すると、HAYATAが試合終盤、原田にDDT連発で反撃！

 

頭と首を攻めたてていくと、最後はヘデックで勝利し、王座奪取に成功！

 

 

普段感情を出さないイメージのあるHAYATAが、ムーンサルト前に「終わりや…！」なんて言葉を発したのも、個人的にはとても新鮮でしたし、終盤のトラースキック前の表情にも鬼気迫るものがうかがえるなど、段々感情が露わになっていく姿が良かったです。

 

「原田vs HAYATA」

原田が変型牛殺しを解禁するなど、宿敵相手に闘志を燃やすも、7月後楽園のJrタッグ王座戦同様、ヘデックで敗戦を喫する結末に。

試合中に「終わりや」と言ったり、フィニッシュ前の表情だったり、段々HAYATAの感情が投影されていく様がエモかったです。#noah_ghc #ノア文体帰港 pic.twitter.com/6ADYqEc4Vb

— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年8月11日

 

しかし、リング上ではベルトを掲げていたHAYATAも、バックステージではベルトをゴミ箱にポイ…。

 

うそおおおおお…。

 

／
📣試合後バックステージムービーを公開！
＼

IPW Jr.ヘビー級選手権試合
原田大輔との一歩も譲らぬ攻防を制したHAYATAだが、奪ったベルトは即ゴミ箱へ。

HAYATA「ベルトは返上や。」

結果▶️https://t.co/zlFDoKmXtH
詳細⏩https://t.co/07n0ATwQHC#noah_ghc #ノア文体帰港 pic.twitter.com/wswfIstFBV

— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2020年8月10日

正直、こんな展開になるんだったら、元々因縁も築かれていた事ですし、スペシャルシングルでも良かったような気はしたんですが…。

今後はどうなるんでしょうか…？

 

一方、原田はJrタッグ王座戦に続いてHAYATAに連敗という結果に…。

 

今年1月にJrのシングルリーグ優勝を果たすも、その後は3月のGHC Jrヘビー、7月のGHC Jrタッグ、今回のIPW Jrと、タイトルマッチで連敗。

 

終いには、パートナーであるタダスケからも「HAYATA、HAYATA。ベルト、ベルト。自分のことしか考えてへんやんけ！」と見切られる始末…。

 

 

8.22新木場（昼）では、タダスケとのシングルも組まれておりますが、そこが再起戦みたいになるんでしょうか…？

 

俺は弱い。#noah_ghc pic.twitter.com/zVpbjbRUz8

— 原田大輔 (@noah_harada) 2020年8月10日

 

 

第5試合　桜庭和志&ケンドー・カシン&杉浦貴vs稲村愛輝&マサ北宮&征矢学

「金剛」vs「杉浦軍」によるタッグマッチ。

 

序盤は桜庭と征矢によるマッチアップからスタート！

 

 

征矢も太い腕で桜庭の頭をギイギイと締め上げていきますが、すぐさま桜庭が征矢の腕や首を極め返す格好に。

 

 

この素早さには興奮しました！

 

お次は、杉浦と北宮！

 

 

エンドレスに繰り広げられるぶつかり合いは、何度見ても鉄板！！！！

 

 

稲村、北宮、征矢による連携もスムーズ！

 

 

最近はこの3人で組む機会も増えてきたのが嬉しいところ。

これだけデカい人たちが同じコーナーに揃うだけでも絵になる、と言いますか。

 

 

杉浦の「プロレスLOVE」ポーズもレア！

 

ドラゴンスクリューを決めた直後に「プロレスLOVE」ポーズを決めてくる杉浦貴の姿、SSR感がすごい！！！！#noah_ghc #ノア文体帰港 pic.twitter.com/ash7Q6CtBP

— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年8月11日

 

ただ、この試合で何もかもを掻っ攫っていったのが、フィニッシュシーン！

 

 

再び、桜庭と征矢によるマッチアップが始まると、桜庭は征矢の右腕を狙う体勢に。

 

 

征矢もフルネルソンロックで反撃に転じましたが、最後は桜庭に右腕と首を極められる複合技の前に、堪らずギブアップ！

 

桜庭の関節技、めちゃめちゃエグい…。

征矢のギブアップ負けは衝撃的でしたが、それも納得の説得力！！！#noah_ghc #ノア文体帰港 pic.twitter.com/pRGBTYwpSB

— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年8月10日

 

体格差のある征矢を相手に、見事なギブアップを奪ってみせた桜庭！

 

 

その後、発表された『N-1 VICTORY 2020』には、桜庭和志の名前がエントリー。

同ブロックには征矢も入っているため、リーグ戦前に鮮烈な印象を刻みつける格好となりました。

 

個人的に、今年のリーグ戦・最大のサプライズは桜庭！

台風の目を巻き起こす姿が楽しみです！

 

後篇に続く…。

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