輪郭～2020.11.22 プロレスリング・ノア横浜武道館大会観戦記～

11.22の夕方に、横浜武道館でプロレスリング・ノアの大会を観戦してきました。

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2000年8月の団体旗揚げから、今年で20周年を迎えたプロレスリング・ノア。

 

今年2月よりスタートした旗揚げ20周年記念ビッグマッチ・『NOAH the Chronicle』シリーズも、（新型コロナウイルスの影響を受けながらも）今回でVol.4に突入！

 

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NOAHとしては初進出となった横浜武道館は、7月の有観客興行再開以降初となる、「4大GHC王座戦」&全8試合と、非常にボリューミーな内容となりました。

 

今回は、そんなNOAH横浜武道館ビッグマッチ観戦記 a.k.a. ノア横浜裁判傍聴記になります！

 

2020年の日本プロレス界に向けて叫ばれた、「勝訴」判決を、是非！！！！

 

 

空っぽな世界で
空っぽな心を埋めてゆく
分け合った罪の重さの分だけ
愛の輪郭をなぞるように

 

価値観　重ね合って　体温を触り合って
理由を確かめ合って　存在を伝え合って
ただお互いの形を
認め合って　認め合って
この気持ちをいつか忘れても

『輪郭』- THE BACK HORN

https://www.uta-net.com/song/292284/

youtu.be

 

 

・前半戦概要

横浜武道館のオープニングは「矢野安崇&宮脇純太&岡田欣也&稲村愛輝vs吉岡世起&YO-HEY&大原はじめ&モハメド・ヨネ」の8人タッグマッチからスタート。

 

若手4選手が同じコーナーに集うの、中々に素敵！

 

 

モハメド・ヨネは毎回見ていてもコンディションが安定して良い印象。

稲村も良き！

最後は大原が矢野からギブアップ勝利！

個人的には大原も、もっともっと評価されてほしい選手の一人。

トップ戦線で活躍する姿が見たいよおおおおお。

大原とヨネ、贔屓目抜きでもっともっと評価されてしかるべき選手やね

生観戦していても、コンディション良くなかった記憶が無い印象#noah_ghc #ノア横浜裁判

— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月22日

第2試合の「覇王&タダスケvs鈴木鼓太郎&X」では、鼓太郎のパートナー・Xに「サルバへ・デ・オリエンテ」なる謎のマスクマンが登場。

 

 

恐らく、誰一人として予想できなかったであろうマスクマンの登場。

だ、誰だろう…？

 

 

試合の方は、オリエンテが名刺代わりのパイルドライバー（オリエンテクラッシュ）で覇王から勝利する衝撃の展開に。

 

 

気になりだす～！

 

 

dx-sp.gsj.bz

 

第3試合では、「NOSAWA論外&ケンドー・カシン&藤田和之vs仁王&マサ北宮&征矢学」の杉浦軍vs金剛による6人タッグマッチが開戦。

 

 

試合は、この日ゲスト解説に来ていたケンドー・コバヤシの目の前で、ケンドー・カシンが仁王を料理して試合が決着するという、文字起こししただけでも夢のようなシーンが実現(笑)。

 

ケンドー・コバヤシの目の前でケンドー・カシンが勝利（マジです）#noah_ghc #ノア横浜裁判

— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月22日

 

ただ、それ以上に夢のようだったのが、征矢学と藤田和之のマッチアップ！

 

 

ファーストコンタクトからブチ上がる、このバチバチ感！

 

試合後に双方睨み合っていたシーンだけで、もう圧巻の一言でした…。

 

 

この2人のシングルマッチ、見たい！見たい！

 

征矢と藤田和之が睨み合い…！！！

これは来月の代々木ビッグマッチか、年末の金剛興行で、今年の因縁♪今年のうちに♪！！！！#noah_ghc #ノア横浜裁判

— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月22日

12月には「杉浦貴デビュー20周年記念興行」（12.29後楽園）も控えているNOAHですが、叶うならそこで実現してほしいなあ、なんて願ってしまったり。

今年の因縁、今年のうちに！

 

第4試合では、「谷口周平vs武藤敬司」のスペシャルシングルマッチが実現。

 

 

10月の大阪ビッグマッチのセミファイナルにおいて、双方激しく火花を散らした事で今回の一騎打ちに至った訳ですが、武藤がまあ強すぎる！

 

 

谷口としては、去年の両国で藤田和之と対戦した時ぐらい、爪痕を残したかった所ですが…。

 

 

試合後のバックステージでは、武藤が以前より言及していた、GHCヘビー級王座挑戦に改めて色気を見せる場面も。

 

hochi.news

これは実現するのか否か…！？

 

・4戦4様の変化を見せた『4大GHC王座戦』

冒頭でも述べたように、今大会は、久方振りに『4大GHC王座戦』が組まれた大会でもありました。

 

今年の3.29後楽園ホール大会以来、実に約8か月ぶりの事。

有観客興行に限りますと、なんと今年の1.4以来！

 

www.noah.co.jp

 

昨年まで、ビッグマッチでは当たり前だった『4大GHC王座戦』。

今大会では、4戦4様の特色が出ていた、バラエティに富む内容になっていました。

 

そんな『4大GHC王座戦』の感想をば…！！

 

・「原田大輔&小峠篤司vs小川良成&HAYATA」

この日の4大GHC戦は、GHC Jrタッグ王座戦からスタート。

 

 

10月の大阪ビッグマッチで、小川&HAYATA組から王座を奪取した、原田&小峠のタッグチーム・『桃の青春』。

 

防衛1回を挟み、王者と挑戦者の立場を入れ替わる形で組まれた、事実上のダイレクトリマッチ。

 

 

小峠が、序盤から小川&HAYATAに捕まる試合展開は大阪と同様でしたが、『桃の青春』の連携に関して言えば、大阪の時よりも格段に良くなっていたという印象でした。

 

 

基本的に「小峠が受けまくって、原田で一気に捲る」王者チームに対し、小峠の腕に集中攻撃を加えて勝利を狙う挑戦者チーム。

 

終盤は双方縺れるシーソーゲームに突入するも、王者チームに生まれた一瞬の隙を突く格好で、小川が小峠を丸め込んで、見事3カウント！

 

 

まさに「オガワ・マジック」！！

 

 

『STINGER』が約1ヶ月半でJrタッグ王座を奪還！

直接敗れていないとはいえ、2週間前の後楽園大会でJr二冠王者になった原田としては、痛い王座陥落…。

 

【悲報】桃の青春、約1ヶ月半でタッグ王座陥落…

これが噂の小川マジックか…#noah_ghc #ノア横浜裁判

— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月22日

試合後は新王者チームの前に、小川&HAYATAと袂を分かった鈴木鼓太郎が、新パートナーであるサルバへ・デ・オリエンテと共に登場すると、王座挑戦を表明。

 

 

／
🔥12.6代々木競技場大会🔥
GHC Jr.タッグ選手権開催決定‼‼‼
＼
『NOAH the BEST~FINAL CHRONICLE 2020~』
📅12月6日(日) 15:00～
🏢国立代々木競技場第2体育館

👑GHC Jr.タッグ選手権試合
小川良成 HAYATA（第42代選手権者組）
vs
鈴木鼓太郎 サルバヘ・デ・オリエンテ（挑戦者組）#noah_ghc pic.twitter.com/dSVnSuRJhu

— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2020年11月23日

さあ、どうなるか…！！？？

 

・「拳王vs清宮海斗」

GHCナショナル王座戦。

 

昨年の両国ビッグマッチのメインカード以来、約1年ぶりとなった両者の一騎打ち。

 

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今大会の前には、メインの「潮崎vs中嶋」同様、対戦カードのデザインが作られる程の目玉カードではありましたが、試合順は意外にもセミ前…。

 

／
📢11.22横浜武道館大会
🔥🔥GHCナショナル選手権ver.ビジュアル完成🔥🔥
＼
"NOAH the CHRONICLE vol.4"
📅11月22日(日)16:00～
🏢横浜武道館

―赤の"信念"か、緑の"絶景"か

👑GHCナショナル選手権試合
拳王 (第3代選手権者)
vs
清宮海斗 (挑戦者)

第3代選手権者・拳王の2度目の防衛戦#noah_ghc pic.twitter.com/J4f7vUQaF1

— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2020年11月13日

ただ、試合の方は、その後のセミ・メインを喰いかねない程の勢いを感じさせる、素晴らしい内容でした！

前述した両国メインの激闘を、約20分で軽く更新してしまいましたから。

 

 

両国メインが「戦前に拳王が周囲から受けた"危険技"（※）批判を、2人で一蹴した」内容だったならば、今回の一騎打ちは、「試合の幅を今年1年で拡げた清宮の集大成vsブレずに己のスタイルをぶつける拳王」という印象を受けました。

（※）タイガースープレックスホールドを決める清宮の腹に、フットスタンプを投下したこと。

 

 

試合時間経過のアナウンスが10分・15分だと知った瞬間、本当に信じられなかったです。

それくらい、ハイスパートかつ内容の濃い試合の進み方だったので…。

 徹頭徹尾、削り合いが続いた激闘を制したのは、拳王…！

 

『N-1 VICTORY』で丸藤や谷口から勝利している胴締めスリーパーがガッチリ極まってしまうと、清宮、たまらずタップアウト…。

 

 

拳王が、シングルで連敗を喫していた清宮を屈服させた形で、見事王座防衛に成功！

 

拳王、昨年3敗したうちの2敗を喫した宿敵・清宮から、胴締めスリーパーでレフェリーストップ勝利！！！

拳王かったやよおおおお！！！

おーおーお！！！おーおーお！！！
きっみーへかたーおーもーい！！！
なーみーだーのしーつれんもおおおおおおおおおしゅ！！！！！！#noah_ghc #ノア横浜裁判

— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月22日

タップだったか…💦

しっかし、去年の両国メインの時よりも、凄まじい内容の試合が展開されていたので震えている…

清宮の動きの充実っぷりが半端ないし、拳王も拳王でガッツリ因縁の相手を削りきった上で清宮に勝った

これはめちゃめちゃ大きい！#noah_ghc #ノア横浜裁判

— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月22日

 

セミ前と言うのもあってか、拳王のマイクは無し。

しかし、倒れる清宮の横で、しっかり両足を地に着けて立つ姿だけでもう、言葉は要らない！！

 

凄い死闘でした！

 

・「杉浦貴&桜庭和志vs丸藤正道&船木誠勝」

GHCタッグ王座戦。

 

試合前には、王者チーム・『杉浦軍』に「杉浦軍最高顧問」として蝶野正洋、挑戦者チーム・『M's alliance』に松井珠理奈が、それぞれ選手と共に入場するサプライズも。

 

 

試合の方は、丸藤と杉浦による至高のマッチアップもさることながら、双方のパートナーだった船木と桜庭が入ると、いつになく刺激は増した訳で。

 

 

序盤に杉浦が船木の頬を張ったシーンなんかは、めっちゃ痺れた！

 

 

特に船木に関しては、素人の私が見ていても、めちゃめちゃコンディションの良さを感じさせる動きでしたから！

叶うなら、来年の『N-1 VICTORY』にエントリーしてほしいレベル！

 

 

丸藤も丸藤で、エプロン上で杉浦にパイルドライバー！！！

 

 

ケンドー・コバヤシ、松井珠理奈、武藤敬司の眼前でエプロンパイルドライバー決めてくる丸藤、MというよりSやな…（戦慄）#noah_ghc #ノア横浜裁判

— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月22日

中盤は、杉浦が船木と丸藤にローンバトルを強いられる我慢の時間帯も、船木へのジャーマンで流れを断つ！

 

 

丸藤もカードが決定した当初、「今が『円熟した絶頂期』」なんてツイートをしていましたが、本当にその通りで、4選手とも試合を見ていて、全く年齢を感じさせなかったんですよね。

 

船木さん51歳
桜庭さん51歳
杉浦さん50歳
丸藤さん41歳

ここに来てまさかの一番年下でありかなりの年の差

こういう時って絶対に‘10年前に見たかった’とか言う人出てくるのよ。

だがしかーし、あえて言わせてもらう。

俺達は今が「円熟した絶頂期」です。#言われる前に言っとくやつ

— 丸藤 正道 (@noah_marufuji_) 2020年10月28日

 

試合も終盤にさしかかろうとした頃には、桜庭が丸藤に上のコスチュームを脱がされて、胸元に強烈な逆水平チョップを浴びる場面も…。

 

 

肌の白い桜庭の胸元に、赤黒いチョップ跡が刻まれる辺り、改めて丸藤のチョップのエグさを実感した次第…。

ヤバい…！

 

しかし、丸藤が桜庭に蹴りを見舞おうとしたタイミングで、桜庭が丸藤の足をキャッチ！

 

ここから地獄の足攻めがスタート！

凄い体勢で極まってる…。

 

丸藤も、足関節地獄から必死に抜け出そうともがきましたが、桜庭も一切隙を見せず。

 

最後は丸藤がたまらずタップアウト！

 

「丸藤&船木」という強敵を退け、王者チームが見事V2達成！

 

GHCタッグ王座戦、船木誠勝のコンディションの良さと、桜庭和志の上裸姿&丸藤からギブアップ勝利が光っていて最高でした（小並感）

船木誠勝は来年のN-1エントリーで何卒お願いいたします！何でもしま（ry#noah_ghc #ノア横浜裁判

— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月22日

試合後は蝶野の独壇場に(笑)。

試合中、杉浦に声援を送っていた時は、まさか蝶野だと思いませんでした…（告白）。

 

声出し禁止なのに「おい杉浦！頑張れオラ！」って叫んでる人いたから、誰かと思ったら蝶野さん…(笑)💦

— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月22日

 

・「潮崎豪vs中嶋勝彦」

GHCヘビー級王座戦。

 

2017年12月のタッグ結成以降、3度のGHCタッグ王座戴冠、2年連続の『GLOBAL TAG LEAGUE』決勝進出を果たすなど、タッグとして実績を残してきた、潮崎&中嶋の『AXIZ』。

 

しかし、8.30カルッツかわさき大会のメイン終了後に、中嶋が潮崎と決別⇒『金剛』加入という展開に…。

 

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直後に開幕した『N-1 VICTORY』では、中嶋が拳王、杉浦、丸藤、清宮らのトップを次々に撃破する形で、初のリーグ優勝。

 

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かくして、元『AXIZ』のパートナー対決が、GHCヘビー王座をかけた、この上ないシチュエーションで実現したのでした。

 

 

中嶋が『金剛』に加入して以降（2020年9月～）は、度々対戦する機会のあった両者でしたが、タイトル戦本番のこの日も、テーピングの巻かれた潮崎の右腕を破壊しにかかるなど、これまで同様、潮崎を徹底的に追い詰めていくスタイル。

 

腕だけでなく、心までも破壊しに行くような、中嶋の残忍さたるや！

恐ろしい…。

 

しかし、潮崎も痛む右腕で、中嶋に渾身のラリアット！

この試合中盤から、潮崎の逆水平チョップと、中嶋のミドルキックの破裂音が大会場に鳴り響く、壮絶な打ち合いが展開！

チョップとキックの強烈なシバきあい、これで双方の愛を確かめあっているように感じてしまう…

大拍手含め、こんなん泣くわ…#noah_ghc #ノア横浜裁判

— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月22日

まるでもう、お互いの愛や思いを確かめ合っているかのようにも見えてしまった、激しくも切なさを纏うシーン。

プロレスはこうでなきゃ！！！！！こうでなきゃ！！！　#ノア横浜裁判 @ABEMA で視聴中 https://t.co/C3zTb2wdDs #noah_ghc pic.twitter.com/x5qMWY1Obf

— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2020年11月22日

大体この辺りで、試合開始から30分近くが経過した所でしょうか…？

私、この試合を見ていて思ったんです。

 

「これは年間ベストバウト確定だな」と。

 

断言できる

もう、この時点で、個人的2020年ベストバウト確定

— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月22日

正直、まだ試合も終わっていないし、その後の展開がどうなるかなんて、全く予想もつかないし分からなかったです(笑)。

そういう状況でベストバウトの当確を出すのも、今思うと博打に似た行為。

 

でも、この2人ならやってくれる、という信頼と安心があるから、こう言い切れた気がします。

激しい打撃のぶつけ合いが終わると、試合は徐々にクライマックスへ突入。

中嶋が再び潮崎の右腕に狙いを定めるも、潮崎も間一髪でしのぎます。

 

その後、中嶋がコーナーで潮崎に雪崩式フランケンシュタイナーを狙うも、双方体勢を崩してしまったことで、これは未遂に…。

この時点で、潮崎も中嶋も、ひどくダメージを負っていたんだなあ、と。

 

それでも、闘い続ける二人。

 

潮崎がリミットブレイク⇒ムーンサルトプレスで試合を決めにかかるも、中嶋が剣山で阻止！

 

ここで形勢が逆転すると、今度は中嶋が側頭部へのサッカーボールキック！

倒れる潮崎にエルボーを見舞う中嶋。

 

潮崎も、片膝立ちで中嶋にしがみつきますが、潮崎を振り払うかのように、中嶋がバーティカルスパイク！

しかし、これでもカウントは2！

ここで中嶋は、奥の手であるダイヤモンドボムを狙いましたが、これを潮崎が回避すると、逆転のスリーパースープレックス！

 

そして、豪腕ラリアット！

 

更に、最上級フィニッシャーであるムーンサルトプレスが中嶋に見事ヒット！

 

ただ、散々攻められた右腕が痛んだ事もあり、潮崎は中嶋をフォールできず…。

 

しかし、ここから怒涛の豪腕ラリアット！

豪腕ラリアット！

 

最後も、ショートレンジ式で豪腕ラリアット！

約43分に及ぶ壮絶な死闘を制したのは、中嶋を何度も起き上がらせる形で見舞った、潮崎の豪腕ラリアット！

 

戦前、「右腕の刃を突き立ててやる」と発言していた潮崎ですが、終盤の豪腕ラリアット連発を見て、「本当に右腕で試合を決めに行くんだ…」という強い覚悟を見ましたね…。

youtu.be

／
試合後バックステージムービーを公開
＼

中嶋勝彦との異次元の激闘を制したチャンピオン潮崎豪、今の思いとは。

「何度も立ち上がってきた中嶋勝彦、その気持ち・強さに答えるのは〈右腕〉しかない。」

結果▶️https://t.co/p4PUe8EM6w
詳細⏩https://t.co/07n0ATffQ4#noah_ghc #ノア横浜裁判 pic.twitter.com/8s9NqQ423w

— プロレスリング・ノア (@noah_ghc) 2020年11月22日

「潮崎豪vs中嶋勝彦」、2020年のプロレス界に燦然と輝く、文句なしの年間ベストバウト！！！！！
潮崎も年間MVP確定でしょ！？これは！

こんなに嬉しい気持ちと泣ける気持ちが交錯する瞬間に出会えるって、そうそう人生でもないと思う。

潮崎も中嶋もWINNERやで！！#noah_ghc #ノア横浜裁判

— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月22日

2人とも、間違いなく、WINNER！！！！

 

まだ俺は終わってない。#noah_ghc pic.twitter.com/O0C4FWoEVw

— 中嶋勝彦 (@noah_katsuhiko) 2020年11月23日

 

 

しかし、試合の余韻に浸る間もなく、すぐさま、次の闘いに向けた動きがスタート！

 

GHCナショナル王者の拳王に桜庭和志が、

 

桜庭和志。

これほど美味しい相手はいないよな。

時期GHCナショナル王座挑戦者は、

桜庭和志だ。#noah_ghc pic.twitter.com/LqmgbeFOEi

— 拳王 (@kenoh_prowres) 2020年11月22日

そして、激闘を終えたばかりのGHCヘビー級王者・潮崎に杉浦貴が、それぞれ挑戦表明！

 

個人的には、杉浦の挑戦表明時に潮崎が言った「杉浦貴、ずっと待ってたよ！」という一言が感動的でして…。

youtu.be

杉浦がGHCチャンプだった2018年に、潮崎に「上がってこい」という旨のマイクを残していたからこそ、潮崎の迎撃するコメントはめちゃめちゃ熱い！#noah_ghc #ノア横浜裁判

— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2020年11月22日

2018年6月に、杉浦がGHCヘビー王者だった時に、潮崎に対して、これとほぼ同じ言葉を発していたので…。

メインイベント後、退場するセコンドの潮崎を呼び止める杉浦

杉浦「お前との対戦を待ってたんだよ！」

潮崎「世代交代、それ以上に、杉浦貴、お前に勝ちたい！」

杉浦「いつでもやってやるよ！内田カード組め！」#noah_ghc pic.twitter.com/6tcM9qqL6j

— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2018年6月26日

NOAHの20周年ラストを飾るに相応しいメインカード！

 

代々木が楽しみです！

 

 

・まとめ

NOAH初進出となった、今回の横浜武道館大会。

 

休憩なしで駆け抜けた、約3時間半。

規制退場の待機時間もあわせれば、4時間近くにも及ぶボリュームでしたが、バラエティに富んだ内容で、満足度・熱量ともに素晴らしい内容でした！

 

 

そんなNOAHは、横浜武道館でのビッグマッチから僅か2週間後の12.6に、16年振りとなる、国立代々木競技場第2体育館での年内最終ビッグマッチを控えます（すごい！）。

 

www.noah.co.jp

 

現地まで観戦しに行ける人…。

 

やむを得ない事情で、現地に行きたくても行けない人…。

 

今年に入ってから、趣味に様々な制限が掛かり、各個人の楽しみ方やスタンスが揺れ動きました。

 

その中でも、こうして、ABEMA無料生中継というフォーマットが、今のNOAHにある幸せ…！

 

abema.tv

 

皆様、現地で、お家で、この熱狂と感動を是非！！！！！