レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

The Choice Is Yours~私的2020年度プロレス大賞について~

 
毎年恒例となっている、東京スポーツの「プロレス大賞」。
 
2020年は、新型コロナウイルスが猛威を振るい、無観客試合を強いられた期間もあったプロレス界でしたが、今年も無事、大賞が発表!
 

 

 

まあ、でも、こういう大賞が発表される度に、様々な意見が噴出するのは世の常か…。

 

だったら、私なりの「プロレス大賞」を勝手に発表しちゃえばいいじゃない!

 

という訳で、Blogを始めた2018年から発表している私的プロレス大賞…。

 

 
 
混迷を極めた2020年…。
私の中で、燦然と輝いたのは、この人たちです!!!
 
 

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・年間MVP 潮崎豪

私の一方的主観ですが、2020年のプロレス界を語る上で、潮崎豪の活躍は後世に語られつづけてほしい内容だったと思っております。
 

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2020年は、一発目の「裏イッテンヨン」で、清宮海斗からGHCヘビー級王座を奪取する幸先の良いスタート。
 
その後は、
 
無観客試合ながら歴史的モニュメント級の内容を残した3月の藤田和之戦
 
・6月の齋藤彰俊戦⇒8月の丸藤正道戦と、方舟を象徴するレスラーとの防衛戦
 
・史上初となる、GHCナショナル王座とのダブルタイトルマッチになった8月の拳王戦。
 
・壮絶な死闘を繰り広げた、11月の中嶋勝彦戦。
 
・中嶋戦の死闘すら超越していった、12月の杉浦貴戦。
 
と、新型コロナウイルス禍の影響があった中でも、防衛ロードで記憶に残る試合を見せたという意味では、やはりこの人しかいないかなあ、と。
 
 
拳王戦後の8月後半〜11月頃にかけて、タッグ王座決定戦での敗戦や、『N-1 VICTORY』でのAブロック敗退など、やや失速していた時期もあったものの、中嶋戦で吹き返し、杉浦戦で強烈なインパクトを刻んだ事も大きかった!
 
数年後、「2020年の潮崎豪」なんて本が出ても良いレベル。
それくらい、素晴らしい活躍でした!
 

・年間ベストバウト 「潮崎豪vs杉浦貴」(12.6 プロレスリング・ノア 代々木第二体育館

潮崎豪vs杉浦貴
 
 
潮崎豪vs中嶋勝彦(2020.11.22 プロレスリング・ノア 横浜武道館)
 
 
 
 
2015年にプロレスを見始めた私にとって、ベストバウトのトップ3に同一選手(潮崎豪)の名前を挙げるのは、今回が初めてかもしれません。
どのカードも、「戦前の期待値の高さ(或いは賛否の多さ)を試合内容で超越してみせた」所に共通項があったと、私自身強く感じました。
 
2020年はNOAHを多く観戦していたこともありますが、MVP同様、自然とベストバウトに挙げたくなるほど、私の中で、ここはスッと決められた感あります。
中でも「vs拳王」のインパクトを、「vs中嶋」⇒「vs杉浦」で更新してくる流れは圧巻!
 
個人的には、ここに、「潮崎豪vs藤田和之」も入れようかどうか迷いましたけれど、あの試合は「ある種、プロレスの歴史を変えた」歴史的モニュメント級の内容だと私は思っているので、正直ランクがつけられない(笑)。
 
 
殿堂入り!
 
 

・最優秀タッグチーム S.O.S.(バナナ千賀&ツトム・オースギ)

今年の最優秀タッグチーム、正直迷いました…。
 
試合を見ていれば、「タイチ&ザック・セイバー・ジュニア」組だと思うんですけれど、私自身、試合をまともに見れていないというのもありまして…(完全に私の失態)。
 
私が生観戦・映像で見て良かったタッグチームって誰だろう、と考えた時に、BASARAで盤石なタッグ王座防衛ロードを築いていた、S.O.S.はカタイかなあ、と。
 

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1月に行われた「vs FUMA&久保佑允」との2試合しかり、体格面の不利を補って余りある、タッグワークの妙を見せてきたのは流石としか…!
 
 
 
 
 

・殊勲賞 拳王

正直KENTAにしようか迷った部分ではありましたが、時を止めずに駆け抜けた今年のNOAHにおいて、中心人物の一人だった拳王は殊勲に値する活躍だったんじゃないか、と!
 
特に、プロレスが"止まっていた"期間(4月〜6月)において、「生きているプロレス」というフレーズだとか、DDTに殴り込みをかけた一戦だとか、色々なアクションを起こし、無観客試合中のNOAHを牽引した功績はデカい。
 
 
 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

 有観客形式での興行再開後は、GHCナショナル王座戴冠⇒間髪入れずに潮崎豪とのダブルタイトルマッチをぶち上げ、名実ともにインパクトを刻んだ事も印象深い。

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 
まさに殊勲!
 

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・敢闘賞 朱崇花

ガンバレ☆プロレス管轄のインディペンデントワールドJr王座、ディアナ管轄のWWW王座を同時期に戴冠するなど、男女の垣根すら取り払う大活躍を見せた今年の朱崇花は、まさに敢闘賞に相応しい活躍だった気がしています。
 
個人的には、女子プロレス大賞筆頭の活躍だとも思いましたが、色々悩んでここに。
 

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私自身、2018年も、ほぼ近い理由で「女子プロレス大賞」に彼女の名を挙げていましたが、ボーダーレスな活躍という点でも、2018年の里村明衣子を彷彿とさせるものを感じました。
 
 
 個人的には、5月のチョコプロにおける頑張りも、もっと知られてほしいところ。
 
 
本当にいい選手!
 
 

・技能賞 小川良成

何を持って技能賞とするか、という点で、正直めちゃめちゃ迷った部門…。
 
プレイヤーとして見た時に小川良成も挙げたいし、コーチ力で選手の底上げをはかった面で言えば、全日本プロレスでコーチを務めるTAJIRIや、今年5月よりDDTプロレスリングのゲストコーチに就任(⇒その後DDTにレンタル移籍)した秋山準の活躍も捨てがたい。
 
ただ、裏イッテンヨンの「vs HAYATA」戦で見せた技術の粋だったり、清宮海斗やパートナーでもあるHAYATAのレンジを拡げた功績を考えると、プレイヤーとしても、コーチとしても技能を発揮した、小川良成で!
 
 
 

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女子プロレス大賞 世志琥

 
正直、今年は例年以上に女子プロレスを観戦していなかった私としては、選考を迷った箇所…。
 
ただ、3月末~6月頭までの自粛期間中、あぃりDXのプロデュースにより、個人でTik Tokをバズらせる活躍を考えると、今年の賞レースに名前を入れたい選手!
 
 
当然ながらリング内でも、団体のシングル&タッグ王座を獲得する活躍を見せるなど、男女の垣根を越えて、リング内外で存在感を示したのは流石!
 

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個人的に、朱崇花と世志琥で女子プロレス大賞をどちらにしようか迷いましたが、私の中では二人とも外せなかったです…。
 
なので、「リング内で、男女のボーダーを越える大活躍」を果たした朱崇花の敢闘っぷりと、「女子プロレスから、プロレスの裾野を拡げる活躍を見せた」世志琥、という選考に。
うん、悩ましい!
 

・まとめ

例年以上に、観戦数が減る&見る団体も偏る中で、選考に難儀した今年の私的プロレス大賞
 
本家の東スポ準拠でやってみましたが、今回は敢えて新人賞は無し。
 
…と言いたいところでしたが、個人的には、今年の新人賞無しが一番納得いかなかったですし、本家同様にやると、「年間最優秀興行」、「最優秀ユニット」といった部門が無いのが非常に悩ましい!
 
という訳で、これとは別に、今年どうしても紹介したい選手個人的大賞を、近日中に書きます!
 
書くと決めたら、やろう(頑張る)