レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

やっぱ音楽は素晴らしい〜2020年の個人的音楽事情について〜

新型コロナウイルスの蔓延により、諸々の生活様式だとか、予定だとか、営みだとか、諸々が狂わされた2020年…。
 
当然ながら、プロレス界も例外ではなく、緊急事態宣言発令中の4月〜5月を中心に、無観客での大会を強いられる期間を迎える異例の事態に。
 
私自身も、2020年は、プロレスを生で見ることが出来ない期間が約3ヶ月半(3.22〜7.4)も続くという、2015年にプロレスにドハマりして以降、経験したことのない期間を過ごしました…。
 
そんな時期を中心に、プロレスを生観戦出来ない悶々とした日々の中、私のライフを繋ぎ止めていた要素の一つが、「音楽」だったような気がします。
 

 

以前から邦楽ロックバンドの楽曲を中心に聴いていた私にとって、緊急事態宣言下でプロレスにお金を使えない期間(主に4月〜6月)は、配信ライブやCDといった「音楽」に対して、お金を出す機会が多くなりました。
 

 

緊急事態宣言期間中、私の中で数少ない良かった事は(と言うと不謹慎かもしれませんが)、「今まで興味のあったアーティストの旧譜を掘り下げる」のに邁進する時間が出来た事だったような気がします。
 
今回は、そんな私の2020年を支えた「音楽」について、ダラダラ書いていきたいと思います。
 
プロレス・格闘技以外について書くの、もしかしたら初めてかもしれない(笑)。
 

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the band apart

私がthe band apart(以下:バンアパ)というバンドを初めて知ったのは、この楽曲がキッカケでした。
 
 
坂本真綾への提供曲から、バンドの楽曲にも興味を持ち始めた私。
 
私が本格的にバンアパにハマりだしたのは、2019年の事…。
 
 
YouTubeで聴いた『ZION TOWN』にやられてしまってからと言うもの、ベスト盤を皮切りに、オリジナルアルバムにも手を出すようになり、その年の下半期には、夏フェス(『Feel so goood』)やリリースイベントに足を運んだ程。
 
 
ただ、ミニアルバムを含め、私がまだ聴いていない旧譜があったのも事実…。
 
それらを集めるようになったのは、2020年の緊急事態宣言期間中の事。
この時期は、プロレスを生観戦できない鬱屈とした気持ちを、音楽で解消していた記憶があります。
 

 

この時期は、無観客で行われた配信ライブも買いましたし(笑)。
 

 

 
2020年の秋に入ると、バンドが公式通販限定で、2曲入りのシングルを「4ヶ月連続リリース」する企画がスタート!
 
 
全4作品には、バンアパのメンバー4人の経歴を掘り下げた約2万字に及ぶインタビュー記事も収録される、何とも太っ腹なサービスも。
ロキノンでもやらないやつ〜!
 
正直、4作品とも、リードトラックはPVを作って良い位素晴らしい楽曲。
 
 
 
2万字インタビューでは、3作目の『October e.p.』に収録された、原昌和のロングインタビューが印象的でした。
 
 

 

 
最晩年の大山倍達との意外な接点だったり、インタビューの最後に語った思いの丈だったり、これだけでCDの元を取る素晴らしさ!
後者に関しては、震災当時、鈴木みのるが杉浦貴に対してぶつけた想いに通ずるような、芯から来る熱さを感じてしまいました。
 
そして、リード曲も素晴らしい!
買いです!
 
 2021年には、今年延期となったバンド主催の野外フェスも控えるバンアパ
 
この頃には、終息していたら良いなあ…(切実)
 
 

a flood of circle

続いては、a flood of circle(以下:フラッド)!
 
高校時代に1stフルアルバム(『BUFFALO SOUL』)タワーレコードで購入するなど、以前から聴いていたバンドではありましたが、これまで、所々追えていない・聴けていない作品があったのも事実…。
 
契機となったのは2020年に入ってからのこと。
年始から、未聴だったアルバムを徐々に集め出すようになり、①で紹介したバンアパ同様、緊急事態宣言下のタイミングも、彼らのアルバムをネット通販等でまとめ買い。
 
 
 
外出できない分、料理・洗濯といった家事の最中に、よくBGMとして聴いていた思い出があります。
 
今年の秋には、新作のオリジナル・アルバム『2020』をリリース!
 
 
 
以前より、『シーガル』や『花』といったメッセージ性の強い楽曲も発表してきたフラッド。
 
 
『2020』では、揺るがない・変わらないメッセージ性がビシビシ伝わる上で、尖った所も、優しい所も詰まっているような作品になっていました。
 
 
 
 
個人的に、フラッドの楽曲って、自分が何かに迷っていた時に、その背中をフッと押してくれるようなエールに溢れていると思うんですよね。
 
こういう人たちの作る曲に、金を払う喜びすら感じてしまう、そんなバンドの一つです。
 

赤い公園

今年の秋に初めて楽曲を聴いて、身体中に電気が走るような衝撃を受けたバンドが、赤い公園でした。
 
以前より、バンドの名前だったり、途中からボーカルが変わったり、ギターの人(津野米咲モーニング娘。に楽曲提供してたり、という情報は把握していたものの、本格的に聴き始めたのは、今年10月のこと…。
 
 
この当時、モー娘。の『泡沫サタデーナイト!』を提供していた方、という事くらいしか知らなかった私も、突然の訃報にショックを隠せず。
 嘘でしょ、みたいな…。
 
 
前々から「曲を聴いてみよう」と思いつつも、手を出せていなかった事もあったので、尚更ショックが…。
 
そんな時に、YouTubeでバンドの楽曲(『NOW ON AIR』)を聴いてみたのですが、まあ、見事にやられましたね!
 
 
私の中では、高校生の時にTHEE MICHELLE GUN ELEPHANTの『G.W.D』、フジファブリックの『パッションフルーツ』を聴いて、ドハマりした時以来の衝撃、と言いましょうか!
 
気がついたら、バンドのアルバムを貪るように借りたり買ったりしていた私。
特に、この2曲でダメ押し弾を喰らった感はあります。
 
 
 
今年リリースされたという『THE PARK』も、個人的には、掛け値無しで名盤中の名盤に入る作品だと思いました!
 
 
 
こんなに短期間で、一つのバンドにドハマりする経験も久しぶりでしたね…。
ドハマりしすぎて、拙ブログの記事名も、バンドの楽曲タイトルから付けたりする程(笑)。
 
 
 
 
ハマりだしてから約1ヶ月が経った11月には、以前からTwitterなどで気になっていた「立川市子ども未来センター」にも足を運んだりしました。
 
 
他の人の写真を見たりしていて、赤いベンチが綺麗な場所だなあ、と思ったので。
 
 

 

実際に行ってみると、地元の人にも馴染み深い場所になっているんだなあ、と感じた次第。

グッと来てしまいましたね…。

 

個人的に、リアルタイムで志村正彦時代のフジファブリックを追っていた事もあり、バンドの境遇が、すごく他人事に思えなかった、と言いますか。
 

 

訃報の悲しい面が、一人歩きするように強調されてしまっている感もありますが、実際にバンドの楽曲を聴いていて感じたのは、人を明るくしたり、勇気をくれたりする曲を作る才に溢れていたのが、津野米咲という方だったんだなあ、と。
 
そして、その楽曲群は、他のメンバーがいないと成立しない、とも実感。
 
私自身、今までガールズバンドってそんかに聴いてこなかったんですけど、赤い公園を聴いて思ったのは、性別云々って全く関係ないなって。
 
何だろう、プロレスで言うと、里村明衣子の試合を見てる感覚に近いものがあると言いましょうか。
単純に「凄いものは凄いよね!」って、心の底から感じました!
 
今後がどうなるかなんて、正直誰だって分からないと思うんですけれど、それでも間違いなく言えるのは「マジで応援してます」ということ!
これに尽きます。
 

番外編:ピヤホン

2020年のマイミュージックライフにおいて、華麗な彩りを加えてくれたのが、『ピヤホン』でした。
 
そもそも『ピヤホン』とは、ロックバンド・『凛として時雨のドラマーである、ピエール中野がプロデュースしたイヤホンの愛称になります。
 
私が『ピヤホン』の存在を知ったのは、2019年の冬頃でした。
 
私のTwitterのタイムラインで、色んな人が商品を高く評価しているツイートが流れてきた事や、『ピヤホン』の音声アナウンスが花澤香菜だった事もあり、その年のマイクリスマスプレゼントとして購入。
 

 

それまでの私は、「イヤホンは重低音が効いていればそれでいい」と思っていたタチでして、高価なイヤホンを購入したのも、ワイヤレスイヤホンを購入したのも、この『ピヤホン』が初めてでした。
 
ただ、聴いてみたら、色々やられましたね!(語彙力)
今まで聴こえていなかったギターやベース、鍵盤の音が鮮明に聴こえてくる、みたいな!
 

 

もう、以前まで使っていたイヤホンに戻れなくなる位、衝撃を受けた商品…。
 
2020年に入ると、春先に有線タイプの『ピヤホン』、夏に『無線ピヤホン2』、冬には『無線ピヤホン3』が立て続けにリリース。
 

 

 

 

特に有線タイプの方は、2000円出せばお釣りがくる安さにして、音質がめちゃんこクリアという、驚異の商品でした…。
音楽が好きな方へのプレゼントには、これ以上ないくらい最適かと。
 

 

プヲタ視点ですと、伊東竜二の『Dragon Road』、岡林裕二の『Angry Golem』、丸藤正道の『Hysteric』をこれで聴くと、マジでヤバかったです(語彙力)。

 

シンセサイザーとか打ち込みの音が粒のようにハッキリ聞こえるので、会場で聴くのとは明らかな違いを実感させられました…。

入場曲って凄いんやなあ。

 

音楽以外ですと、プロレスの試合を視聴する時にも効果を発揮!
 
現地に近い迫力をパッケージしたような打撃音の圧や、耳元で囁いてるかのように錯覚させられる実況音声の鮮明さは、圧巻の一言に尽きます!
 

 

今年は、料理を作りつつ、『ピヤホン』を付けて、タブレットでプロレス試合を見る機会も一気に増えました。
こういう、動いてる時のワイヤレスイヤホンって、ケーブルが絡んだりする煩わしさから解放されるので、便利だと実感した次第!
 
これは、買いです!
 
 

まとめ〜キッカケはどこにでも転がっている〜

2020年の個人的な音楽事情について書いてみた今回の記事…。
 
音楽に限らず、どの事象にも言える事だと思うんですけれど、人が何かにハマったりするキッカケって、本当にどこにでも転がっているんだなあ、と。
 
私個人の話になりますが、前述したthe band apartにしたって、坂本真綾キッカケでなかったら、出会えていなかったかもしれないですし、そう考えると縁って凄いなあ、と。
 
プロレスの入場曲がキッカケで出会った音楽もありましたから。
 

 

それを音楽で改めて感じられた1年だったような気がします!
 

 

2021年も変わらずに、音楽を楽しみたい所存!
 
行ったことのないバンドのライブに行ってみたいなあ…。
あとは、フェス童貞も卒業したい(願望)。