レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

Rollers Anthem~私的2020年プロレスニュース10選~

遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます!
 
旧年中はありがとうございました。
今年もよろしくお願いいたします!
 
今回の年末年始もプロレスで駆け抜けていて、ロクにアウトプット出来ていない私(笑)。
 
2021年1発目は、2020年、個人的に印象に残ったプロレスニュース10選を、健忘録を兼ねて紹介していければと思います。
 
 
 

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2020.2.24 NOAH名古屋国際会議場大会・「杉浦貴vs清宮海斗」より

コロナが近づく中、遠征して推しが勝った、あの景色は一生モノでした!

 
 

新型コロナウイルス

2020年は、新型コロナウイルスによって色々なことが振り回された1年だったように思います。
 
プロレス界も例外ではなく、間隔を空けた席配置、収容人数減、チケット等に住所・氏名等の記載、検温・消毒、規制退場etc…以前までの興行のあり方を変えざるを得ない事が幾つも起こりました。
 
3月後半~4月頭に、大日本プロレスが北海道巡業をしたことに対して戸澤陽が批判ツイートしたり、怨霊のツイートに対して一般人が講釈垂れたりと、未だに何が正しくて何が間違っているかなんて分からない、そんな事も考えさせられたり…。
 

 

 

でも、そんな暗中模索を繰り返しながら、プロレスの灯を絶やすことなく駆け抜けた、全てのプロレス関係者の皆様に、感謝感謝です!
 
 

②TVマッチ(無観客試合

2020年は3月末〜5月末にかけて、緊急事態宣言の影響もあり、観客を入れて興行ができない期間が続きました…。
 
そんな中、無観客試合が各団体でスタート!
ここに関しては、コロナ禍で急速に動きが進んだ部分の一つだったかもしれません。
 
これにより、地方大会のツイキャス配信も充実し出した気はしますから!
 
Youtubeですと、我闘雲舞の立ち上げたネットプロレス団体『ChocoPro(チョコレートプロレス)』ですとか、自粛期間中に配信マッチに力を入れていたDDTNOAHですとか。
 
かくいう私も、自粛期間中に、「田中将斗vs坂口征夫を見たいがために『WRESTLE UNIVERSE』に加入。
これまで、団体の配信系コンテンツに全く加入していなかったので、こういうのに入るのは初めてだった訳ですけれど、試合の見直しが出来るのはありがたかったですね…。
 
ただ、最近だと、東京女子プロレスやガンバレ☆プロレスといった所はおろか、NOAHですら生で見れなかった大会は追えていない現状もあったり…。
 
正直、料理してる最中とかにでも見ないと把握できなかったですし💦
 
生観戦を再開した7月以降だと、以前と同じ感じに戻ってしまったのが何とも悩ましかったり…。
 
このツイートもめちゃめちゃ分かりみ。
 

 

まあ、でも、すぐ解約はないかな!
 
 

プロレスリング・ノアサイバーエージェント傘下に

2020年1月末に電撃発表された、プロレスリング・ノアのサイバーエージェントグループ(以下:CA)入り。
 
 
個人的には、前年にあった町田ゼルビアのサポーターミーティングで、藤田晋社長の対応がアレだったこともあって、誰が社長になるかは重要だと思っていたのですが、結果的に、高木三四郎でホント良かったと思いましたね…。
 
 
 
基本、「経営だけ見るから、現場に一任する」スタンスを貫いた事で、前任のLIDET社の良い流れは継ぎつつ、課題であった動画コンテンツの拡充(≒WRESTLE UNIVERSE)など、足りない面を補った事で、結果的に、新型コロナウイルス禍でもプロレスを止めることなく、NOAHが続けられたと思っているので。
 
DDTとNOAHの団体間交流も、6月のDDTビッグマッチにおける『金剛』や丸藤の参戦と最低限なものでしたし、差別化や棲み分けがうまいこと進んでいて非常に良かったと、私は思いました。
双方、別のやり方でトップを狙っていく、というのも良き!
 
 
 
②で触れたTVマッチにしても、先駆けとなった団体の一つが間違いなくプロレスリング・ノアでしたし、その要因はCA入り無くして語れないかと。
 
2019年までのNOAHは、動画コンテンツの部分で他団体に後れを取るなど、配信面がウィークポイントになっていたので、そこが『WRESTLE UNIVERSE』で補完された2020年は大きかったですね!
 

④木村花、逝去

私自身、女子プロレスはそれほど追えていないのですが、それでも、この一報は堪えました…。
 
時期的に緊急事態宣言下ではありましたが、それでも、「人に会いに行かないとヤバい…」と直感的に思い、その週に知り合いの方の所まで飲みに行ったほど。
それだけ、精神が抉られる出来事だったと言いますか。
 
ただ、こういう出来事すらも、YouTubeやBlogの回数稼ぎに利用する人間もいる訳で…
 
そういう時期に、Twitterの140字では吐けない感情を吐き出したのが、この記事。
 
 
「ツイート時、ハッシュタグや"木村花"という言葉を付けない」、「プロレスの事だけ書く」、「出来るだけ真っ直ぐに内容を書いて、回数稼ぎに利用する人に中指立てる」ということだけ決めて書きました。
今でも、それで良かったと思ってます。
 
まあ、でも、その後の周りの大人の対応が軒並みクソ過ぎましたね…。
 
山里亮太が中傷されるのはイカンと思う私ですが、お悔やみのタイミングで自分語りを始めるような人には、コンマ1mmたりとも同意できなかったのが正直なところ。
「彼が悪くない」という意見、個人的にNOかな、と。
 

 

 

 

フジテレビやガスマスク業者のLINE晒しも死体蹴りそのものでしたから。
 

 

 

 

そして、49日すら明けてないのに銭金の話をする団体…。

 

 

49日が明けるのを待って、売上額が遺族に行くよう慎重に話を進めたハコファクトリィさんとの対応と比べ、雲泥の差だと思いました。
 
本当に今でも悔しいです、うん。
 

横浜文化体育館、閉館

1962年の会場以降、プロレスのビッグマッチなどで使用されていた横浜文化体育館が、2020年9月をもって閉館…。
 
8月には大日本プロレス主催の下、プロレスとしては最後の大会が2daysで開催(8.29、8.30)。
 

 

 

両興行とも、2020年の『日本インディー大賞』・ベスト興行部門にランクインする快挙を成し遂げました。
 
私個人の思い出としては、文体に初めて足を運んだ、2016年5月のアイスリボンが今でも忘れられません。
 
この時は、セミが「藤本つかさ&中島安里紗vs高橋奈七永&さくらえみ」、メインが「世羅りさvs優華」で、飲食売店では世界タッグ王者(当時)だった関本がフランクフルトを売っていた記憶(笑)。
 
その後、色んなドラマを体感した会場だけに無くなるのは残念ですが、今後は横浜武道館などに受け継がれていく、ということで!
 
 

⑥秋の4大シングルリーグ戦

2020年の秋は、『G1 CLIMAX新日本プロレス)』、『チャンピオン・カーニバル(全日本プロレス)』、『N-1 VICTORY(プロレスリング・ノア)』、『火祭り(ZERO1)』のシングルリーグ戦が同時期に開催される、歴史的な1年になりました。
 
『G1』に関しては、夏の東京オリンピックという一大イベントもあり、当初から開催を夏⇒秋にスライドすることを発表していましたが、前述の新型コロナウイルスの影響もあり、春の『チャンピオン・カーニバル』、夏の『火祭り』も、それぞれ秋開催にスライド。
 
そして、秋開催の『N-1 VICTORY』と併せ、4大リーグ戦が同時期に揃い踏みする格好に。
 

 

 

2015年にプロレスにハマりだして以降、毎年必ず言っていたG1に、2020年は行けなかったのが残念無念ではありましたが、その分、N-1はほぼ現地で追うことが出来たので満足!
 
 
こういうのって、今後そうそう訪れる光景でもないので、今回選出した次第です。
 
 

秋山準DDTプロレスリングにレンタル移籍

2020年5月に特別コーチとしてDDTに招かれる事となった、全日本プロレス秋山準
その約1ヶ月後に発表された、DDTへの電撃移籍!
 
 
全日の一部ファンからは、拒否反応も見られた人事でしたが、個人的には、全日もDDTもWin -Winだったんじゃないかなあ、なんて私は思ってます。
 
実際、移籍後の秋山は、若手選手だけでなく、自身のユニット『準烈』で行動を共にする、キャリア5年目の渡瀬瑞基ベテランの大石真翔にも刺激的な存在になるなど、約半年で貢献度は絶大なものに。
全日では出来なかったような、コミカルな一面も覗かせる、そのギャップが堪らんでした…。
 
そして、何より一番大きかったのは、竹下幸之介の明確な「壁」として立ちはだかった事!
 
 
これまでの竹下の挫折って、どこかルートでなぞるようなものを感じていたので、秋山という、明確な挫折をハッキリ突きつけられる存在がいたのは非常に大きかった気がします。
 
そして、全日の方も、青柳亮生をはじめ、若手選手の飛躍的な成長っぷりは、コーチに就任したTAJIRIの力量なくして語れないかと。
 
「全日に秋山を戻してほしい」という声は、まあ、分からなくもないんですが、今現在、全日よりも秋山を必要としてくれているのがDDTだと私は思っているので…。
 

WRESTLE-1、無期限活動休止

2020年初頭に突然発表されたリリース。
 
 
2020年1月に、久しぶりに観戦した時には、色々チグハグしてるんだろうというのを感じてしまった訳ですが、まさか活動休止になるとは予想もしていなかったわけで。
 
 
3月に開催された大田区ビッグマッチも、4月の最終興行(※無観客試合)も、新型コロナウイルス流行のあおりをモロに喰らう格好となってしまったので、何とも。
不運に不運が重なってしまった部分が…。
 

 

でも、創設者の武藤は何処か他人事という。
 

 

 

うーん、この…。
 
所属選手はそれぞれ、全日本プロレス、NOAH、2AW、GLEAT、フリーと、主戦場が分かれた訳ですが、「またどこかで交わったらエモかったりするんかなあ」なんて期待を、2021年以降も持っておきたいものです。
 
 

⑨遠征

2020年は観戦数が大幅に減ったものの、関東圏外へ遠征する機会は増えた1年だった気がします。
 
2月は、名古屋で「DDT⇒NOAH」ダブルヘッダー
 

 

 

 
14:00開始のDDT、17:00開始のNOAHと、非常にスケジュールがタイトではありましたが、それも良い思い出!
 

 

名古屋国際会議場まで、赤坂5丁目マラソンのごとくダッシュで駆けたのは、疲れたけど楽しかった(笑)。
 
興行再開後の7月以降も、静岡(7.26・FREEDOMS、9.6・NOAH)、高崎(9.20・NOAH)、大阪(10.11・NOAH)まで、主に日帰りで遠征。
 

 

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

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以前までの私なら、「遠征してまで見る」という選択肢は考えられなかったので。
 
遠征先で食べるご飯も最高でした!
 

 

 

 

また行きたい!

 

⑩観戦傾向の偏り

2020年、私個人の観戦数は106大会と、2019年の165大会より大幅に減少しました。
 

 

3ヶ月近くも興行出来ない時期があったので、これは当然の結果なのですが、それ以上に、「団体別の観戦傾向」に、かなりの偏りが出た1年だった印象が個人的に強いです。
 
特に、緊急事態宣言明けから興行が再開し、生観戦も再開した7月以降、それは顕著なものになりました。
 
収容人数制限もあり、各団体、チケット代も値上げせざるをえない中、私自身も「好きな団体」、「どうしても見に行きたい試合・団体」にフォーカスする傾向が強くなったと言いましょうか。
 
実際、春先まで4大会だったNOAHの観戦数が、7月以降は16大会まで跳ね上がりましたから。
 
一方で、席数が減った分、「当日券販売なし」、「チケット完売」が起きる団体には行けなくなってしまいました…。
私自身の職場の状況もあって、仕事終わりに観戦というのが出来なくなったりして、平日に当日券でフラッと行けなくなったのも痛かった…。
 
また、女子団体に関しては、自粛期間を除いても、約2か月間行けなかった時期が出来た事で、2020年は代表的な女子選手を誰に選ぼうか迷ったほど。
見てないと評価できないので…、うん。
 
2021年も、そういう傾向にどうしてもなってしまうかなあ。
 

・まとめ

激動の2020年…。
 
色々辛いこともありましたが、私の中では、不思議と「1年楽しかった」で終われた、そんな年でした。
強がりとかではなく、自然とそう思います。
 
2019年までは、プロレスでガッツリ詰めていた自分のスケジュール。
 
2020年は、自粛期間が生まれ、その流れに強制ストップがかかった事で、必然的にスケジュールを見直さざるを得なくなりました。
 
そういう中、予てからやっていた料理ですとか、音楽鑑賞ですとか、別の事に時間を割けるようになったことで、充実度は変わらず行けたかな、とも。
 
 
まあ、私の2020年を纏めると、こんな感じになります…。
 
「間違ってないぜ 間違う事は」ってこと!