レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

2021年4月~6月の個人的ベストバウト&ベスト興行について

2021年も、気がつけば半分以上が経過。
 
 
1クールごとに個人的ベストバウト&ベスト興行を抜粋したいと思いつつ、気づけば7月後半に…。
 
遅くなりましたが、2021年4月~6月までに生観戦した大会&視聴したTVマッチの中から、印象に残った個人的ベストバウト&ベスト興行を書いていきたいと思います!
 
今年の上半期から、凄い試合と興行ばかりが生まれていた気がします!
 

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試合編

秋山準vs男色ディーノ(4.11 DDT後楽園ホール

 

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個人的に、男色ディーノと、彼の路線と真逆の位置に立つ選手が対戦する際、『相手選手がディーノの世界観に入り込むか(或いは、世界観を受け入れるか)』が鍵になると思っています。
 

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秋山の場合、『ディーノの世界観』との距離感が絶妙だった印象。
 
男色ディーノの繰り出す攻撃を受容しつつ、『自らがディーノの世界観に立ち入る』事は、最後まで積極的にしていなかった。
 

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世界観に立ち入る事で懐の深さを示す選手は多くいても、ディーノと絶妙な距離感を保ちつつ受容していた秋山のような選手は珍しかった印象でした!
 

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令和に生まれた問題作!
必見です!
 

 

 

②佐山駿介&瀧澤晃頼vs阿部史典&仲川翔大(6.13 TTT新宿FACE

個人的には、『水波綾vs大畠美咲』と並ぶ、『引退試合の概念を根底から覆した』試合でした。
 
 
網膜剥離によるドクターストップにより、若くして引退となった佐山でしたが、戦前の「最高のコンディションを作る」という言葉通りのキレッぷりを披露!
 
 

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そんな佐山の対角線に立った阿部や仲川も、一切の容赦はなし。
阿部なんて、躊躇なく佐山の頭部を蹴りまくっていましたもの…。
 
 

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佐山のサポートに徹していた瀧澤も素晴らしい。
 
これで声が出せる状態だったなら、どれだけ凄いことになっていたんだろう、と今でも思う一戦でした。
 

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③藤田あかねvs雪妃真矢(5.9アイスリボンSKIPシティ

大会のセミで組まれていた『鈴季すずvs木高イサミ』も好勝負でしたが、この日のメインで組まれた、Fantast ICE次期挑戦者決定戦も素晴らしい内容!
 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

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激闘でした!

 

 

 

④松本都vs青木いつ希vsミス・モンゴルvs翔太(6.27ガンバレ☆プロレス板橋グリーンホール

ガンプロで行われた、ハードコア4WAYマッチ。
 
 
全選手、キャラが非常に濃い事も相まって、休憩時間前からかなり見応えのある試合が見れた印象。
 

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敗れたものの、唯一の男子選手であった翔太の存在感が光っていました。

受け・攻めの両面において、こういう何でもできる人が一人いるだけで安定感半端ないな、と。

 

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伊東竜二vs竹田誠志(5.16大日本プロレス後楽園ホール

 
一騎当千』最終公式戦。
 

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試合自体は、竹田がガンガン攻めていく展開が多かった印象。

ただ、伊東も受けまくった上で、大量の塩を投下してくる所に、竹田以上の狂気を見たと言いますか…!

 

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公式戦の締めくくりにハズレなしの一戦でした!

 

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⑥大家健&石井慧介&翔太 vs 勝村周一朗&岩崎孝樹&今成夢人(6.6 『Cyber Fight Festival 2021』

 
『CyberFightFes』の個人的ベストバウト。
 

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100点満点の回答用紙に、120点で回答するガンプロ勢が素晴らしかったです!
 

ザ・グレート・サスケvs新崎人生(6.4みちのくプロレス後楽園ホール

 
みちのく後楽園大会のメインイベントに出場予定だった6選手中、サスケと人生を除く4選手が、新型コロナウイルス関係で急遽欠場&参戦自粛という事態に…。
このピンチに、約22年ぶりに切られたカードがこれ。
 

 

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当日券で見に行った大会で、こういう奇跡的なシチュエーションと、神秘的な試合を目撃できた事、この先も忘れられないです!
 

 

⑧神威vs高岩竜一(5.5プロレスリングFREEDOMS 横浜ラジアントホール

 
昔も凄かったですが、今の高岩も間違いなく凄い!
高岩の容赦ない攻めと、神威の受けっぷりが噛み合ったベストカード。
 

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葛西純の映画・『狂猿』公開もあってか、「今一番チケットが取りづらい団体」とも言われるダムズですけれど、デスマッチだけでなく、Jr.部門も凄い事を証明した一戦。
 

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個人的に、下半期注目の選手の1人に高岩を推していきたい、そんな一戦でした!
 

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世羅りさvs山下りな(6.27アイスリボン後楽園ホール

2020.8.9以来の一騎打ちは、団体の歴史の1ページに名を刻むのではないか、という激闘でした。
 

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2015年夏、世羅がデスマッチを志願するも、団体から否定された時期を思うと、約6年かけて、本興行のメインで蛍光灯デスマッチを実現させた事に凄みを感じますし、その一戦でベストバウト級の内容を残したのも素晴らしい!

 

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おそらく、女子部門なら、上半期時点で圧倒的1位ではないか、と私は感じました。

 

 

 

 

木高イサミ&下村大樹vs中津良太&SAGAT(4.20 プロレスリングBASARA新木場1stRING

 
タッグ王座をかけた一番は、30分ドローという双方一進一退の攻防に!
 

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印象的だったのは、終盤、挑戦者チームがイサミを追い詰めたシーン。
 
中津が激闘でフラフラになりながらも、SAGATのタッチ要求を制して、イサミから試合を決めようとした場面に、ある種の執念を感じました。
 
また見たい一戦!
 

 

 

番外編①中嶋勝彦vsマサ北宮(6.26プロレスリング・ノアTVマッチ)

 
昨年のTVマッチで行われた杉浦戦と征矢戦に続いて、中嶋が無観客試合で打ち立てたベストマッチ。
今回の北宮戦で、TV越しでも存在感をハッキリ示す中嶋の凄みが改めて示された気がします。
 
ただ、いずれは生で見たいな…!
 

 

 

 

番外編②:拳王vsグレート・ムタ(6.27プロレスリング・ノアTVマッチ)

 
NOAHでのグレート・ムタというと、個人的には、『方舟の天才』・丸藤正道を以てしても消し去る強烈な存在感が印象的。
 
そんな強敵に、『レガースにオイル塗って、火をつけてバズソーキック』という荒業で並んできた拳王に、凄みを感じた一戦でした!
 
 

 

 

興行編

殿堂 5.23『木村花メモリアル またね』

 
本来、こういう特別な興行に、順位をつけて論評すること自体がナンセンスかつ不謹慎だとは思いますが、それでも、素晴らしい内容が徹頭徹尾展開されていた今大会を、今年のベスト興行に挙げずにはいられません。
 

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性質上、ベスト興行に挙げるなら、最上位以外が考えられない大会なので、ここは敢えて『殿堂』扱いに!
 
恐らくですが、2021年の個人的ベスト興行を挙げるなら、多分これになると思います。
 
 

①6.6 『CyberFight  Festival  2021』

 
 
タイトルマッチの内容だったり、扱いに対する不満要素だったり(主にNOAH)、マイナス点を挙げる意見も見られましたが、『新規ファン層を開拓する』という点で有意義な内容だったかと。
 

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何より、この御時世でも、多くの来場者を迎えながら、感染者を出さなかった事は素晴らしい。
 
そういう意味でも、この先において非常に歴史的な大会になりそうだと感じましたし、現地で体感した興奮と感動は忘れられない、ということで、1位!
 

②4.4 『野郎Z 其の九』

DDTが送る男性限定興行は、徹頭徹尾笑いの渦。
 
 
他の方も仰っていたのですが、「男子校の文化祭」的雰囲気を感じられるのは、この興行が唯一無二ではないかと実感。
 
 

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非常に面白かったです!
 
 
 

③6.13 TTT 新宿FACE

正直言うと、この御時世で南側座席がギッチギチだったり、ガイドライン的に「どうなの?」という箇所は幾つかありました。
 
それでも、全5試合は素晴らしい内容で、会場の盛り上がりも最初から最後まで途絶えなかった点は、まさに神興行だったのではないか、と。
 
前述の佐山引退試合もそうでしたが、セミ6人タッグ王座戦メインの『藤原秀旺vsTORU』も、個人的には1クールのベストバウト10選に挙げたかった試合。
 
ガッツワールド→GOING UP!→真GUTS軍の系譜を継ぐTTTは、個人的に、「インディーで面白い試合が見れる磁場」第1位。
また行きたいです!
 

 

 

番外編①:4.11 DDTプロレスリング後楽園ホール

単純に自分の誕生日だったから、というのも大きいかもしれないですが(笑)、誕生日補正抜きで満足感あった印象。
一生忘れられない、という意味で!
 

 

 

番外編②:6.4みちのくプロレス後楽園ホール

『ピンチを皆で乗り越えた興行』という意味では、ホンマもんの神が降臨した、神興行だったのではないか、と思っております。
 

 

 

まとめ

今年の4~6月は、自分の引越しに転職活動と、色々なイベントが入ったこともあり、観戦ペースが減ってしまった1クール。
この間、ノアの観戦数が減ってしまったのは痛かった…(単独興行だと、4.18後楽園のみ)。
 
ただ、ペースが減った中でも、この間はプロレス観戦に対してのモチベーションが下がることなく、ベスト興行も1~3月に比べると多かったように感じました。
 
そんな7月は、転居も転職も出来たため、どうにか財布と相談しながら行けそう。
下半期から早速ベストバウトと神興行が生まれている印象なので、残り2クールもどんな名勝負が繰り広げられるのか、今から楽しみです!