レンブラントの変態漫遊記

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プロレスが大好きな変態の日記です

ピルグリム~2021.8.5,8.6 プロレスリング・ノア後楽園ホール大会観戦記~

2021.8.5,8.6の2日間、後楽園ホールにて行われた、プロレスリング・ノアの興行を観戦してきました。

 

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2000年8月の旗揚げから、今年で21年目を迎えたノアの、旗揚げ記念大会2Days!
 

 

8.1広島大会と、8.15カルッツかわさき大会のビッグマッチに挟まれる格好となった今回は、両日併せて14試合がラインナップ!
 
今回は、ノアの旗揚げ記念大会2Daysの観戦記を、印象的だった3点に絞って綴りたいと思います!
 

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傷も別れも後悔や過ちも
その全てこそ未来
隠された宝石探しに
確かめたい 銀色の光に
ゆくあてを見失う前に
泥にまみれ
転がってゆく
それでもいいのさ

https://s.awa.fm/track/8acb5019285ee8318d45

 
 
 
 

大会雑感

 
昨年(2020年)に続き、平日2Daysでの開催となった、ノアの旗揚げ記念大会。
 
 
個人的に、初日(8.5)は『NOAHの歴史』、2日目(8.6)は『今のNOAH』を感じさせる内容になっていた気がしましたが、2日間通じて感じたのは、以下の3点でした!
 

①新世代が輝きを増した『旗揚げ記念大会』

旗揚げ記念の2日間は、若手を中心に、新世代の台頭を予感させる試合が目白押し!
 
個人的には、この5試合が印象的でした。
 
・『岡田欣也vsマサ北宮』(8.5)

 

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・『矢野安崇vs小川良成』(8.5)
 

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・『藤村加偉vs大原はじめ』(8.6)

 

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・『小川良成&矢野安崇vs鈴木鼓太郎&岡田欣也』(8.6)
 

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・『キング・タニー&モハメド・ヨネ&齋藤彰俊vs清宮海斗&マサ北宮&稲葉大樹』(8.6)
 

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特に、この2日間で存在感を示した選手は矢野だった気がします。

 

初日の小川とのシングルは、教育マッチ的側面もありつつ、デビュー1年足らずで小川相手に切り返しで負けない姿を披露!
 

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正直、小川に3分前後で一方的に終わらされると思っていたので(←失礼)、約7分にわたって渡り合う姿に、将来大物になると実感させられた次第…。
凄いよ、矢野…!
 
急遽カード変更があった2日目も、憧れの鈴木鼓太郎を相手に臆せずキーロックと、堂々たる試合運び。
最後に鼓太郎がタイガードライバーを抜いた所にも、ある種の期待度を感じてしまったり…。
 

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素晴らしかったです!
 

②『N-1』前に動いたJrヘビー級戦線

今回の旗揚げ記念大会2日目では、毎年恒例となったシングルリーグ・『N-1 VICTORY』の参戦選手も発表。
 

 

ヘビー級戦線がN-1モードに突入する中、旗揚げ記念2Daysでは、Jrヘビー戦線に動きが見られました。
 
まず、初日は、6月のTVマッチでNOAH参戦を果たしたEita(DRAGONGATE)が、NOAHの有観客興行に初登場!
 

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この日、丁度デビュー15周年を迎えた原田に対しても、Eitaは容赦ない煽り!
 

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周年の原田を制し、この6人タッグで完全に視線を持っていく、Eitaの存在感に震えました…。
 

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2日目も出場予定だったものの、YO-HEY新型コロナウイルス陽性判定に伴い、大会欠場…。
 
ただ、本人もバックステージで語ったように、次回参戦に前向きな姿勢を見せる場面も。
これは是非実現させてほしいところ!
 

 

タイトル戦線では、初日にタダスケ&亜烈破がJrタッグ王座、2日目に鈴木鼓太郎がJrヘビー級王座に、それぞれ挑戦表明!
 

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Jrタッグ王座は8.15川崎、Jrヘビー王座は9.3横浜ラジアントホールでの防衛戦が決定。
 

 

Jrタッグ王座戦の『金剛』Jrは、先の仙台大会でも存在感を示した【スピード&パワー】のコンビですし、Jrヘビーは最強の挑戦者襲来と、どれも鉄板必至。
 
 
注目です!
 

③タイトル無しでも大満足の充実度!

『旗揚げ記念大会』で毎年実現している、スペシャルマッチ枠。
 
直近ですと、2019年に『丸藤正道vs鈴木鼓太郎』、2020年の初日に丸藤&杉浦貴&小川良成組が実現していますが、今年の両日メインはこの顔触れでした。
 
 ・『丸藤正道&杉浦貴vs清宮海斗&鈴木鼓太郎』(8.5
 

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・『丸藤正道&船木誠勝&武藤敬司vs拳王&中嶋勝彦&征矢学』(8.6)
 

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昨年は、両日のメインにGHCナショナル王座戦(初日)、GHCヘビー級王座戦(2日目)をそれぞれ持ってくる陣容でしたが、今年は広島ビッグマッチ前に全カードが発表された事もあり、タイトル戦は無し。
 
しかし、タイトル戦無しでも、内容の満足度は高し!
 
 
初日のメインは、三沢光晴時代のNOAHを知る3選手に、清宮が加わるタッグマッチでしたが、唯一三沢時代を知らない清宮が躍動!
 

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試合はパートナーの鼓太郎が敗戦する結果も、ただの懐古マッチにならなかったのは、清宮の存在感があったから!
「分かんないよ」期は、とうに脱したと実感させられる内容でした。
 

 

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2日目のメインは、『M's alliance』vs『金剛』という、初日以上に今のNOAHを見せるカードに。
 『N-1』に向けて火花を散らすかのような白熱の試合も、同じブロックで当たるのは征矢と武藤のみという、衝撃の事実…(Aブロック)。
 

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試合の序盤~中盤にかけて、船木(Dブロック)と中嶋(Cブロック)による、新鮮な顔合わせが場内の視線を搔っ攫います!!
(なぜ同じブロックでは無かったのか…!)
 

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この日の中嶋は、カットに入る際も何故か武藤にだけは仕掛けなかったりと、船木に対する執着心が露わになっていた印象。
これは意外でした。
 
そして、拳王(Bブロック)も、対角線に立つ、別ブロックの船木と武藤を牽制!
ユニット対抗戦として、先を見据えていた感もある拳王…。

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 終盤、征矢が武藤を仕留めにかかるも、M'sの好連携もあり、武藤が逆転勝利!
『N-1』本戦に向けて、弾みをつけたのでした。
 

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この他にも、旗揚げ記念2Daysでは、初日に『大原はじめvs中嶋勝彦、2日目にカルッツ川崎大会のダブルタイトルマッチ前哨戦・『杉浦貴&桜庭和志vs田中将斗&望月成晃が脇を固めるなど、豪華ラインナップが実現!

 

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特に後者の前哨戦は、タッグ王座戦さながらの激闘に!
本番さながらの惜しみない内容を、セミファイナルでやっちゃう所が恐ろしい(苦笑)
 

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8.15、注目です!!!!

 

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まとめ

旗揚げ記念大会2Daysとなった、今回のNOAH後楽園2連戦。

 

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7月の後楽園2Days終了後、「旗揚げ記念日2Daysから勢いをつけて~」という、武田有弘取締役のツイートもありましたが、都内で新型コロナウイルスの感染者数が増大した影響や、ビッグマッチ前という要因もあってか、両日の動員に大きく響いていた印象…。
とはいえ、今のコロナ禍で動員増というのも難しいしなあ…。
 

 

8.15川崎大会では、旗揚げ記念大会で欠場した仁王、YO-HEYに加え、目玉の一つでもあったグレート・ムタが急遽欠場という事態に…。
 

 

残念ではありますが、こういうピンチを迎えた時にミラクルが起きるのが、プロレスの面白いところだと私は思っています(ノアに限らず)。
 
変更があったオープニングカードで、岡田欣也と齋藤彰俊が神興行への布石を打った、今年2月の日本武道館大会。
 
 
 
潮崎豪の長期欠場&清宮海斗の欠場がありながら、聖地大爆発を呼び起こした、今年3月の後楽園ホール大会。
 
 
直前に『金剛』メンバーの大量欠場がありながら、残ったメンバーがキッチリカバーした、今年4月の後楽園ホール大会。
 
 
そして、今回の8.6後楽園ホール大会。
 

 

これだけのミラクルを見てきたからこそ、私自身、カルッツかわさき大会には何の不安要素もありません。
寧ろ、残ったメンバーで起こすミラクルを、どこか楽しみにしている節もあります(笑)。
 
武田取締役が語るように、現状は荒波・厳しい状況かもしれません…。
 
 
だからこそ、8.15は、現地で、ABEMAで、配信で、そのミラクルを見届けてみませんか…?
 

 

 

満足度・期待度の高い景色を、私も現地から一望していきたいと思います!