レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

完全版「リーグNについて」〜2021.9.19ノア特設アリーナ編〜

2021.9.19に、WRESTLE UNIVERSEプロレスリング・ノアの配信限定マッチを視聴しました。
 
『N-1 VICTORY 2021』も、いよいよ公式戦2戦目に突入!
 
 
 
早くも2戦目で脱落者が出る過酷なリーグ戦。
 

今回は、無観客でも熱かった『N-1』3日目のTV観戦記になります。

 

稲葉と征矢は結果で報われてほしい、切に…!

 

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藤田和之vs齋藤彰俊

Dブロック公式戦。

 

開幕戦で勝利した藤田と、敗れた齋藤。

 

齋藤は後が無い状況でしたが、藤田が攻撃面で圧をかけ続ける展開に…。

カウンターで放ったハイキックやスイクルデスが藤田の顔面を射抜くなど、齋藤も反撃に転じますが、藤田の勢いは止まらず。

 

最後は齋藤の頭部に頭突きを浴びせ続けてからの、フロントネックロック

福田レフェリーがたまらず試合を止めて、勝負あり。

 

シンプルな技だけで、圧倒的存在感・強者感を形成する藤田、凄い、凄すぎる…!

 

一方の齋藤は2連敗でリーグ戦敗退が決定…。

『ファンキーエキスプレス』から唯一の『N-1』エントリーでしたが、齋藤の怖さは見せられたのではないか、と。

 

ただ、最終戦が残っている。

相手は現タッグ王者・マサ北宮!

 

ここを取ればタッグ王座挑戦も見えてくる闘い、注目です!

 

 

中嶋勝彦vs鈴木鼓太郎

Cブロック公式戦。

 

双方、開幕戦で黒星を喫している為、負けた方がリーグ戦脱落というシチュエーションに。

 

試合は序盤から、ギアをハイに入れた中嶋の攻撃が炸裂!

 

時折笑みも覗かせながら繰り出す、開幕戦同様の激しい蹴りは、Jrヘビー級の鼓太郎にも容赦はなし!

 

特に、腹部への『ぶった斬りキック』を喰らった直後、鼓太郎から漏れ出た高く掠れた呻き声が、その壮絶さを物語っておりました…。

 

鼓太郎も、壮絶な攻めの数々を喰らいながらも、エルボースイシーダタイガードライバーで中嶋を追い込むタフさを披露!

 

 

 

しかし、最後のマスドライバーを回避された刹那、中嶋が戦慄の側頭部ハイキック!!

これで立ち上がれなくなると、最後はバーティカルスパイクで中嶋が鼓太郎を沈め、3カウント!

 

中嶋は、ブロック1位進出の可能性を僅かながら残した形に。

とはいえ、翌日の『桜庭和志vs田中将斗』の結果次第では、敗退が決まる厳しい状況は変わらず…。

 

 

 

鼓太郎は連敗で脱落が決定…。

今回の『N-1』で、唯一Jrヘビー級からのエントリーとなりましたが、ヘビー級の攻撃にも耐えうるタフさ、Jrならではの軽快な動きは、過酷なリーグ戦の中でも際立つものを感じました。

 

 

終戦田中将斗

強い相手ですが、果たして…!?

 

 

 

 

『拳王vs稲葉大樹

Bブロック公式戦。

 

双方後のない一戦は、稲葉も拳王も攻める攻める!

 

稲葉に関しては、好内容だった初戦の望月戦以上に良かったのではないかと。

拳王の脚攻めで勝機を伺ったり、何よりタイガースープレックス178が見れたのはデカい!

 

しかし、稲葉が全てを出してきても、受け止めた上で勝ったのが拳王!

 

最後はP.F.S.で接戦をモノにし、公式戦1勝目!

ブロック1位争いに踏み留まったのでした。

 

 

 

一方の稲葉は2連敗で脱落が決定。

結果だけ見ると厳しいものを感じるかもしれないですが、やっている内容は2戦とも素晴らしかった印象でした。

光明は間違いなく差していたので!

 

だからこそ、最終戦ケンドー・カシン戦は何とか勝利が欲しいところ。

『N-1』後に繋げてほしい、本当に良い流れが来ているだけに!

 

 

 

武藤敬司vs征矢学』

Aブロック公式戦。

 

戦前、武藤からは『独活の大木』と手厳しい評価を受けていた征矢でしたが、開始早々、武藤の土俵に飛び込む格好で脚攻めから着手!

 

コーナーに武藤を逆さ吊りにすると、そこから武藤の膝に弾道(ラリアット)!

 

膝攻めのバリエーションを抜いてきた征矢を見て、個人的に『独活の大木』だとしたら、こういう工夫がなされた攻撃は出来ないような印象を受けました。

 

シャイニングウィザードにしても、杉浦よりブロックは出来ていたと思いましたし、狙いも非常に良かった。

 

だからこそ、武藤の強さに『きいいいいい!!!』ってなったのも事実。

 

正調のドラゴンスクリューに加え、逆回転のドラゴンスクリューも織り交ぜる、非情な脚攻めから、最後は脚4の字でギブアップ勝利!

 

これで武藤は1勝1分の勝ち点3!

最終公式戦は、シングルで2戦2勝と相性の良い清宮海斗

リーグ1位進出に向けた闘いに臨むことになりました。

 

 

 

一方の征矢は2連敗で脱落…。

内容悪くなかっただけに、今回の結果で、より一層報われてほしい思いが強くなりました(泣)。

 

とはいえ、最終公式戦は、GHCナショナル&世界ヘビー級王座の二冠王者・杉浦貴。

ここで勝てば、タイトルマッチも十分見えてくる試合。

ここで一矢報いたい…!

(でも、杉浦も好きなので私は相当悩んでる!)

 

 

 

まとめ

無観客では2日目となった、『N-1』公式戦。

 

 

 

1人あたり公式戦が3試合しかないリーグ戦故、2戦目消化時点で脱落が確定する選手も…。

 

この日は奇しくも、2日目のビジュアルに起用された4選手(齋藤、鼓太郎、稲葉、征矢)が全員脱落することに。

全員良い場面はあっただけに、これは悔しい…。

 

そんなリーグ戦も、翌日の無観客3大会目で、全選手が2戦目を消化。

ブロック1位進出の可能性が、ハッキリ可視化されはじめるのでした…。