レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

完全版「リーグNについて」〜2021.9.26後楽園ホール編(前編)〜

2021.9.26に、後楽園ホールプロレスリング・ノアを観戦してきました。

 

 

『N-1 VICTORY2021』も、いよいよ最終公式戦!

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

 

10.3後楽園ホールで行われる決勝トーナメントに向けて、A〜Dの4ブロックで1位通過が決定する、重要な一番。

 

今大会は、全8試合が公式戦!

興行も完売マークと盛り上がりを見せました!

 

今回は、『N-1』最終公式戦が行われた後楽園ホール大会の観戦記になります。

まずは、前半の4試合から!

 

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『マサ北宮vs齋藤彰俊

Dブロック公式戦。
 
2連敗中の両者による一戦でした。
 

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消化試合ではあるものの、齋藤が勝てば北宮の持つタッグ王座挑戦という道も拓けるだろうシチュエーション。
 
試合は齋藤が終始優勢の展開。
奥の手のバックドロップ以外は、フィニッシャーは全て放っていたはず。
 

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北宮が得意の脚攻めも出来ない劣勢も、最後はサイトースープレックスでひっくり返して逆転勝利。
 

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全敗でのリーグ戦敗退を免れる格好になりました。
 
敗れた齋藤は3戦全敗で終了。
所謂【番狂わせ】は起こせなかったものの、己の全てを出して散った感あり。
 

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リーグ戦で見えていた齋藤の怖さは、まだまだ必要な箇所。
ここで終わってほしくないです。
 

 

 
 

『杉浦貴vs征矢学』

 
Aブロック公式戦。
 
カードの豪華さに反比例して、オープニングに続いての消化試合というポジション。
しかし、こちらも征矢が勝てば、杉浦の持つGHCナショナル王座挑戦の目が見えてくる、侮れないシチュエーションでした。
 

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先に仕掛けたのは征矢!
 

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個人的には、前半4試合の時点でベストバウトだった気がします。
ブロック1位決定がかかっている、と言われても信じてしまいそうな、一進一退の攻防!
 

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会場の雰囲気も、征矢を完全に後押しするムードで充満する中、征矢が弾道!
 
しかし、杉浦がそこでカウンターのフロントネックロック
 

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力の限り征矢の首を締め付ける杉浦に、征矢も為す術無く、試合終了…。
 

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弾道を被弾したら終わり、というシチュエーションで、不意を突くカウンター技にBETしてくる杉浦が恐ろしい…。
こんなん予想でけへん。
 
杉浦は1勝1敗1分、征矢は3敗で公式戦終了。
 

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征矢としては悔しい結果でしたが、今回の試合を見て、征矢には本当に報われてほしいという思いで一杯になりました。
良い試合はしていただけに…(泣)。
(今回の『N-1』は、敗退者でそう思わせる選手が多すぎる)
 

 

 
 

ケンドー・カシンvs稲葉大樹

 
Bブロック公式戦。
 
ここまで1勝1敗と、ブロック1位に望みを繋いでいるカシンが、2敗の稲葉と激突。
 

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結果としては、カシンが丸め込みや場外乱闘で翻弄するも、最後は稲葉が、エプロン上のカシンを蹴落とす格好でリングアウト勝利を収めました。
 

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試合内容に関して言えば、(勝ち方含めた所で)稲葉に対して厳しい意見が飛んでいた印象…。
とはいえ、稲葉の勝ちに拘る姿勢と執念自体は悪くなかったと私は思っていま
 

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これがタイトル持っている時とか、稲葉のブロック1位がかかったシチュエーションとかでやられたなら、まあまあゲンナリものですが…。
 
カシン相手に仕掛けてから、流れをモノにしようとする狙いは良かったと思うので、あとは、『N-1』で上がりつつあった内容の良さを、リーグ戦終了後も高めていけるかどうか。
そこが一番重要な気がしております。

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なので、稲葉のタイガースープレックス178が見たい!!切に!
 
 
 
 
 

田中将斗vs鈴木鼓太郎

 
Cブロック公式戦。
 
ここまで1勝1分の田中将斗と、2敗の鈴木鼓太郎による一戦。
 

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短期決着に向かいそうな、前がかりな展開の中、田中と鼓太郎のエルボー合戦が内容良しだった印象。
 

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このエルボー合戦で、腹部にエルボーをブチ込む鼓太郎が良かった!
 

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鼓太郎も、ビットなどの軽快なコンボ技で、Jrならではの華麗な攻めを展開!
 

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試合時間5分前後で田中のスーパーフライも飛び出した、ハイスパートな攻防を制したのは、鈴木鼓太郎
 

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田中将斗のスライディングDを正面で被弾しながら、直後に切り返しての丸め込み!!
これで3カウント奪取!
 

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この結果を受け、田中将斗のリーグ戦敗退が決定…。
 

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公式戦が少ない故、不意の1敗や引分が進出を大きく左右する今年の『N-1』、恐ろしい…。
田中将斗ですら、決勝トーナメントに行けないのですから。
 

 

 

 
 

中盤時点のまとめ

『N-1 VICTORY』最終公式戦の前半4試合は、決勝トーナメント進出の可能性がある選手が出るも、基本的に敗退が確定していた選手中心のラインナップでした。
 
とはいえ、内容は前半から濃かった!
 
良い意味で消化試合感は無かった、そんな印象。
 
前半の結果を受けて、後半4試合は、基本【勝った選手がブロック1位】という条件に。
この後半4試合も、激闘の連続になるのでした…!
 
(後編へ続く…!)