レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

完全版「リーグNについて」〜2021.10.3後楽園ホール編〜

2021.10.3に、後楽園ホールでプロレスリング・ノアを観戦してきました。

 
全16選手参加・4ブロック制で開催された『N-1 VICTORY 2021』も、これにて完結!
 
 
この日は、A〜Dまでの各ブロック1位となった計4選手による、決勝トーナメントへと突入。
 
 
準決勝&決勝を勝利した選手が、『N-1』制覇&10.10大阪ビッグマッチでGHCヘビー級王者・丸藤正道への挑戦権を獲得!
 
決勝トーナメントへと勝ち進んだ、清宮海斗、拳王、中嶋勝彦船木誠勝のうち、誰が優勝してもおかしくないリーグ戦。
 

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今回は、そんな『N-1』決勝トーナメントの準決勝&勝戦を中心に綴った観戦記になります。
 
良い意味で、次々と予想が裏切られていく衝撃と楽しみを感じさせてくれる大会でした!
 

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準決勝

清宮海斗vs拳王』

Aブロック1位の清宮と、Bブロック1位の拳王による一戦。
 

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ゴングが鳴ると、すぐさま仕掛けたのは清宮!
開始直後から拳王を攻め立て、拳王を優位に立たせません。
 

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序盤から繰り出していた左脚攻めも効果的!
拳王がP.F.S.を放った際、左脚を痛めてカバーに入れなかった所なんかは、その象徴的シーンだったかと。
 

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それでも、鋭く強い拳王の蹴りは変わらず!
 

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ただ、この日の清宮は、エルボースマッシュやドロップキックの当たりが強かった!
打撃の応酬になっても、拳王に押し負けなかったのはデカい。
 

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清宮が優勢のまま、試合は終盤へ突入。
 

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フィニッシュに向けて技を繰り出す清宮は、ロープの反動を活かした丸め込みを敢行。
しかし、ここで拳王が回転!
 

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清宮の上に座るような態勢でガッチリフォールすると、これでカウント3!
 
勝利に近づいていたタイミングで清宮に訪れた、まさかの落とし穴…!
決勝に進出したのは拳王!
 

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今回のリーグ戦で迷いも払拭したかに思われた中での、手痛い一敗…。
しかし、今回の『N-1』で、武藤や拳王を相手にしても優位に立つ場面を確保していた所は、間違いなく成長の証!
 
ここでトンネルに入ってほしくないなあ…(震え声)
 

 

 

 

 

中嶋勝彦vs船木誠勝

Cブロック1位の中嶋と、Dブロック1位の船木による一戦。
 

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公式戦で、昨年以上の火力と勢いが止まらなかった中嶋でしたが、船木との一戦は、その圧倒的存在感を中々出せないほど、拮抗した内容に。
 

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今回のリーグ戦で、【中嶋が圧倒的な攻撃力で押せなかった】唯一の試合だったように感じました。
 
船木がマウントポジションからコブラホールドのような形で絞め技を極めてきたり、強烈な張り手でダウンさせた場面が結構危なかった…。
 

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定番のシャッターチャンスパフォーマンスも入る余地なしの緊迫感(珍しい…)。
今年8月のマッチアップで、船木を散々踏みつけていた、余裕漂わせる中嶋の姿は皆無でした。
 

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一発の被弾、一瞬の隙で流れが変わりかねない、殺るか殺られるかの勝負!
 

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中嶋が張り手を繰り出せば、船木は顔面に向けて張り手を確実に当てる恐ろしさ…。
しかし、船木が前がかりになった刹那、中嶋が側頭部を射抜くハイキック!
 

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立ち上がれなくなった所で、滞空時間長めのバーティカルスパイク!!
 

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これで勝負あり!
中嶋が2年連続の決勝進出!
 

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一方、敗れた船木にも、会場中から大きな拍手が。
殺気溢れる試合見せられちゃうと、自然と拍手も強くなってしまいましたね。
いやあ、凄いわ!
 

 

 

勝戦

『N-1』決勝戦は、『中嶋vs拳王』の『金剛』対決!
 

 

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昨年のリーグ開幕戦で激突した際は、中嶋が勝利。
 
同門対決という事実が信じられないほどの、激しい蹴り、エルボー、張り手の応酬!!
 

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二人共、2試合目なのが信じられない…。
観客がどよめきを隠せないくらいの破裂音が、立て続けに鳴り続ける様は圧巻でした。
 

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終盤、強烈な張り手を入れた拳王を、ニヤリと見やった中嶋。
一発喰らった人の表情じゃないんだよなあ…。
 

 

 
終盤には、互いの顔面に強烈な張り手が…!!!
 

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ここで競り勝ったのが中嶋!
見てる側が引くような張り手を、頬にガッツリ打ち込んできた所がヤバすぎた…。
 

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これで立ち上がれなくなった拳王に、中嶋がダイヤモンドボム!!!
 

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これが決まると拳王も返せず、3カウント!
 
中嶋、史上初の『N-1 VICTORY』連覇達成!
 

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2年連続となった、トロフィーに足をかけての記念撮影!

カッコいい…!

 

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エンディング

中嶋の『N-1』優勝を受けて、10.10エディオンアリーナ大阪第1競技場で、『丸藤正道vs中嶋勝彦』のGHCヘビー級王座戦が決定!
 

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丸藤のコメントがラスボスそのものでした…。

 

 
両者のシングルは昨年の『N-1』以来。
この時は、中嶋が丸藤から勝利してブロック1位を確定させ、優勝に進むターニングポイントとなった一戦でもありました。
 
 
『N-1』期間中、(恐らく『LEGACY』の提供試合以外は)試合が組まれていなかった丸藤でしたが、期間が空いた&前哨戦が無い分、どんな試合になるか分からないミステリアスも孕んでいるわけで。
 
この2人なら、間違いなく良いものを見せてくれるはず!
要注目です!
 

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まとめ

中嶋勝彦が(『GLOBAL LEAGUE』時代も含め)史上初の連覇達成で閉幕した、『N-1 VICTORY 2021』。
 

 

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『N-1』のカードが組まれた後楽園ホールの有観客3大会は、いずれもチケット完売!
今大会は、前売り段階で完売する盛況ぶりでした。
 
3大会とも日曜開催でしたが、個人的に、日曜の後楽園大会は各団体【思ったほど入らない】印象が強かっただけに、この結果は大成功ではないかと。
座席半減という条件はありますが、超満員の後楽園って連チャンで見れるものでは無いので。
 

 

今大会では、『N-1』と並行して、10.10大阪ビッグマッチで行われる、GHC Jr2大王座戦の最終前哨戦も開催!
 
Jrタッグ前哨戦となった『小峠篤司vs Eita』は、Eitaが圧倒的存在感を見せつけて小峠に完勝。
 

 

Jrヘビー級王座戦・『HAYATA vs原田大輔』の前哨戦は、両者ダブルフォールでドロー。

 

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原田の要望で急遽再試合も、HAYATAが試合放棄で終了…。

 

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当日は波乱必至!!!!
 

『N-1 VICTORY 2021』の個人的総括。

今回の『N-1』開幕前の個人的予想…。
 

 

優勝候補に推していた藤田がリーグ戦敗退…。
 
 
決勝トーナメントに入ってからは…、
 
・『清宮vs拳王』→清宮 拳王
 
・『中嶋vs船木』→船木 中嶋
 
・『拳王vs中嶋』→拳王 中嶋
 
と、カードのアヤとかで「こう来るだろうなあ」と予想した箇所が、気持ちいいくらい全て裏切られました(笑)。
「流石に『金剛』対決は無いだろう」なんて思っていたので…。
 
 
そんな今年の『N-1』個人的ベストバウト3選は、以下の通り!
 
①:『中嶋勝彦vs拳王』
 

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②:『望月成晃vs拳王』
 

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ベスト興行は、全試合公式戦だった9.26後楽園ホール
 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

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開幕前、所属外からベテラン選手がエントリーされる現状に拳王が「ノアは老人ホームじゃない」と闘志を燃やしたり、リーグ開幕戦で所属が全員勝てなかったりもありましたが、終わってみれば中嶋を始めとした所属選手が意地を見せた『N-1』だったかな、と。

 

特に中嶋は、『破壊神シヴァ』を思わせる昨年以上のインパクトを残しての優勝。

文句なし!

これでGHCヘビー獲れなかったら泣く(´;ω;`)ウッ…

 

今年の『N-1』、最高でした!多謝!!!

 

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