レンブラントの変態漫遊記

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プロレスが大好きな変態の日記です

Dogs and Dogs〜2021.12.27『杉浦軍興行 犬ども全員集合!3』観戦記〜

2021.12.27に、後楽園ホールで『杉浦軍興行 犬ども全員集合3』を観戦してきました。

 
『杉浦軍』によるユニット興行が、プロレスリング・ノアの年内最後を締めるようになって、2021年で早3年。
 
 
年明け早々に日本武道館ビッグマッチが控える中、ユニット興行で組まれたのは『藤田和之vs田中将斗』、『杉浦貴vs船木誠勝』の2大シングルマッチ
 
今回は、日本武道館まで残り1週間を切る中、攻めに攻めたNOAH年内最終興行の観戦記になります。
 

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大会概要

 
今大会は全6試合がラインナップ。
 
過去2回開催された『杉浦軍』興行に比べると、今回のカードに『杉浦軍』のユニット色は薄めだったのは、大会5日後に控える日本武道館に向けた前哨戦ムードも大きかったのか…。
 
それでも、通常興行に無いスペシャル感は今回も不変!
キング・タニーが鉄仮面&刺又で一夜限りのマイバッハ降臨なんて、まず見られないですから。
 

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久しぶりに見た井上雅央も最高。
 

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オープニングから比較的ガチガチに固めてくる最近のNOAHマットにあって、井上雅央のような唯一無二の要素が足りていない事を、改めて実感させられました。
(私はどちらの雰囲気も好きです)
休憩なしの興行だと、こういうチェンジペースしてくれる人は本当に貴重。
 

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日本武道館で行われる、『中嶋勝彦vs潮崎豪』(GHCヘビー)、『拳王vs清宮海斗』(GHCナショナル)のタイトルマッチ最終前哨戦も白熱!
 

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王座戦とも、前哨戦は手の内の半分も見せていなかった印象ですが、触りの部分だけでも、本戦への期待値は大いに増す内容でした。
 

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最終前哨戦は、GHCヘビー級王者の中嶋が、挑戦者・潮崎から直接勝利する結果に。
 

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試合後、中嶋は「負けたら二度と『アイ・アム・ノア』なんて言うな」と潮崎を痛罵。
この勝負、どうなるか…!?
 

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年始のタイトル戦もお構いなしな『田中将斗vs藤田和之』&『杉浦貴vs船木誠勝

3回目となる『杉浦軍』興行では、セミで『田中将斗vs藤田和之』、メインで『杉浦貴vs船木誠勝シングルマッチが実現!
 

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『杉浦軍』興行のメインがシングルマッチになるのは、今回が初でした。
(先に上げた【ユニット色の薄さ】は、シングルマッチの多さに起因しているのかも…)
 
杉浦貴は元日にZERO1の世界ヘビー級王座戦田中将斗は世界ヘビーにGHCタッグ王座戦ダブルヘッダーを控える中で、今回のスペシャルシングル。
 
そんな豪華カードは、日本武道館という先を見据えぬ強烈な内容に…!
 
田中将斗vs藤田和之』は、体格差のある藤田を相手に、田中がコントロールして優位に立つも、終盤は藤田がエルボーと張り手で制圧!
 

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キャリアも名声も得てきたベテラン同士による、譲らない意地の張り合いは30分ドローという結果に。
 

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私がプロレスを生観戦する理由は、詰まるところ、『凄いものが見れるし体感できるから』だと思っているのですが、この試合には、そういうものが濃縮還元されていた。
そんな気がしてます。
 

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一方、メインの『杉浦貴vs船木誠勝』は、セミとは対照的な約10分での決着に。
 

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ただ、互いにエルボーとか蹴りとかの打撃技が、一突きで試合を決めかねないキレっぷり!
セミのゴツい感じとは、また違った雰囲気…。
 

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マウントを取られても余裕の表情すら浮かべる船木に対し、主に中盤以降で見せる、【コーナーへ追い込んだエルボー連射】を早い段階で解禁してきた杉浦が印象的でした。
 

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船木の蹴りと杉浦の掌底が乱れ飛んだ終盤、杉浦の一撃が船木に炸裂!
最後は杉浦がオリンピック予選スラムを決めて勝利。
 

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試合後、杉浦が締めのマイクに入ろうとすると、突如音楽が…。
 

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現れたのは、KENTA!!!
 

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2022年の年始から、杉浦とタッグを組むKENTAの登場に、思わず笑みが溢れる杉浦。
 

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KENTAを【小林さん】と臆せずイジる杉浦は凄いなあ、と思いました(小並感)。
 

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杉浦の事を冷めた目で見つつ(笑)、退場時に客席に向けてポーズ決めてくるKENTAにグッと来てしまったり。
 

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過去2回の『杉浦軍』興行で恒例だったメンバーの集合写真はありませんでしたが、このプレミアムな瞬間を共有出来た今回も、変わらず最高でした!
 

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まとめ

3年連続で、NOAHの年内最終興行を飾った『杉浦軍』興行。
 

 

 
年内最終ながら、年末の余韻が皆無だったのは、年明け早々に元日日本武道館、裏イッテンヨン、『N INNOVATION』と怒涛のスケジュールが控えていたからでしょうか…?
 
2021年のベストバウト候補を整理し出したタイミングで投下された、『藤田和之vs田中将斗』も強烈!
生観戦して良かった!
 
そんなこんなで、次のNOAHは、いよいよ元日の日本武道館大会。
 
 
4大GHC王座戦を始めとしたカードだとか、興味を惹くプロモーションやビジュアル面だとか、団体が現状で使える手札は迷わず切ってきた印象。
 

 

 
帰省のタイミングと重なる元日は、日程的にも難しいかも知れませんが、過去に元日武道館を開催したメンツを見ても、ここにプロレスが進出したのは奇跡としか言いようがない訳でして
行ける方がいましたら、後悔させないので、という最後のお願い…
 

 

 

 

 
本当に、行ける方は現地で、見れる方はABEMAで、日本武道館大会、是非!!!!