レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

2021年の個人的『ネットプロレス大賞』について

先日、『ネットプロレス大賞2021』に投票してきました。
 
私にとっては、同賞に投票する為にTwitterアカウントを作った経緯があるので、年始が来ると感慨深さも抱いてしまったり…。
 
今回は、私が生観戦中心で見た中から、私なりのプロレス大賞を選んでみました。
ひとつよしなに…!
 

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※MVPを除き、見出しは1位の内容のみ掲示しています。
 
 

MVP

1位:中嶋勝彦

春先のGHCタッグ王座戦
 
初夏にあったファンキーエキスプレスとの抗争(所謂『廃業宣告』)やマサ北宮との敗者髪切りマッチ。
 
『N-1 VICTORY』連覇からの、丸藤との激闘でGHCヘビー級王座奪還。
 
 
その後の『vs田中将斗』、『vs拳王』のベストバウト級の内容。
 
個人的に、通年でインパクトを刻みつけたのは中嶋じゃないかな、と。
本家の『東スポプロレス大賞』にはエントリー無しでしたが、下半期の活躍がもう少し早ければ、というのはあったかもしれないです…。
 

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ベルト無しでも抗争を作れる貴重なジョーカー的存在ではありましたが、ようやく最高峰のシングル王座を巻いた姿は、2022年も活躍が期待される存在です!
 

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2位:田中将斗

単純に、【年間ベストバウト候補級の試合が多かった】という点で外せなかった選手。
 

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元日の『vs田村ハヤト』、7月の『vs阿部史典』、8月の杉浦貴戦、2度の中嶋勝彦戦と、中嶋同様にベストバウトマシーンと化す大活躍っぷりは、プロレス大賞で言う敢闘賞・殊勲賞クラス相当ではないかと。
 

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弾丸戦士の試合にハズレ無し!!
 
 

3位:林下詩美

個人的に、2021年の『東スポプロレス大賞が概ね異論なしの感想に終わったのは、「女子プロレス大賞の結果が満場一致だったから」だと思っています。
 
同賞は、近年疑問符がつく選考結果ばかりという印象だったので、今回は満場一致で文句無し!
 

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女子プロレス大賞の枠も超えて、三賞入りも間違いない活躍だった気がしてます。
 

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最優秀タッグチーム 小川良成&HAYATA

 
 
アストロノーツ(野村卓矢&阿部史典
 
沙希様&メイ・サン=ミッシェル
 
1位は、タッグチームが固定しない今のNOAHにあって、安定した強さを誇った小川&HAYATAかなあ、と。
 

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2位は、大日とBASARAのタッグ二冠王者の時期もあった『アストロノーツ』。
野村卓矢と阿部史典はシングル戦線でもそれぞれ結果を残すなど、タッグチームに留まらない活躍を見せました。
 

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3位は、生観戦2回だけでしたが、穴らしい穴が見当たらない沙希様&メイ・サン=ミッシェル。
連携が上手いんですよね〜。
 

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最優秀試合賞 『中嶋勝彦vs拳王』(11.28NOAH代々木第2体育館)

 
①『中嶋勝彦vs拳王』(11.28NOAH代々木第2体育館)
 
②『潮崎豪vs武藤敬司』(2.12NOAH日本武道館
 
 

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【現地で見ていて、形容できない・体感できない感情に陥った】点で選んだ3試合になりました。
 
1位にはラスト1分で中嶋がラリアットを放った爆発的盛り上がり、2位と3位は"客席から見ていて、緊張で吐きそうになった"程のヒリヒリ感。
年1回味わえるかどうかという、特別な景色が見れた試合は外せませんでした!
 
ただ、3位は本当に悩んだ…。
ザッと思いついただけでも、こんな感じ
 
・『中嶋勝彦vs田中将斗』(10.30NOAH福岡)
 
・『竹下幸之介vs岡林裕二』(12.26DDT代々木第2体育館)
 
・『林下詩美vs朱里』(12.29スターダム両国国技館
 
配信視聴を含むと、『丸藤正道vs中嶋勝彦』(10.11NOAH大阪)も入れたいところ。
 
うーん、悩ましい!
 

新人賞 矢野安崇

 
①矢野安崇(プロレスリングNOAH)
 
②青柳亮生(全日本プロレス
 
③NATSUMI(ZERO1ガールズ)
 
飯橋兄弟、レディC、高鹿裕也、ちゃんよた…。
 
2021年は有望新人が多すぎて迷いました。
NOAHの矢野と全日の青柳亮生で迷いましたが、デビュー約1年とは思えぬ、堂々たる腕攻めやグラウンドの動きが印象的だった矢野が個人的1位。
 

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2位に選んだ青柳も、マイクアピールでCIMAにも物怖じしない積極性が光るなど、今若手が伸びている全日本プロレスの筆頭格だと感じました。
 

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NATSUMIの3位は、華奢な身体から放たれるエルボーの強さとか、デビュー戦からメキメキ伸びていく成長っぷりで選出。
6月末に見たアイスリボン後楽園ホールでの、春輝つくしとのエルボー合戦は、個人的に2021年の男女通じてトップ3に入る打撃音でした。
 

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最優秀興行 木村花メモリアル 『またね』(5.23後楽園ホール

①5.23 木村花メモリアル 『またね』
 
②6.6 『サイバーファイトフェスティバル』
 
③7.28 プロレスリング・ノア CLUB CITTA'川崎
 
1位は【興行の性質的に順位をつけてはいけない(比べちゃいけない)】という思いはありつつも、内容は非常に素晴らしい興行だったので、入れるならココしかないという判断。
 
2位は、全体の内容が良かった事に加え、【サイバーファイトグループの団体に初めて触れる層】を取り込む所も素晴らしい。
特に東京女子プロレスは反応的にもハネていた印象。
団体の提供試合枠が上手く活かされていた点もナイス!
 
3位は『NOAH DOJO vs金剛』と銘打たれた対抗戦をランクイン。
小規模会場で平日夜開催ながら、ビッグマッチ等で軸に出来そうな『拳王vsマサ北宮』、『中嶋勝彦vs清宮海斗などのカードを惜しげもなく投下した姿勢と、満足度の高さは外せませんでした。
 
4位以降を選べるとしたら、以下の通り。
 
 
・4.4『野郎Z』
 
 
 
 

最優秀団体 プロレスリング・ノア

 
 
②GLEAT
 
③天龍プロジェクト
 
1位は沢山行ったところ(24大会)、2位と3位は「チケット代に対する満足度の高さが他所より一段抜けている」という点で選出。
天龍プロジェクトは8月の2大会のみしか観戦できませんでしたが、それでも満足度の高さは「腹いっぱいプロレスを楽しむ」モットーに則している気がしました。
 

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最優秀プロレスを伝えたで賞 『狂猿』

①狂猿
 
②ABEMA・格闘チャンネル
 
③We are STARDOM!!
 
2021年の話題性を考えた時に、1位は『狂猿』かな、と。
 
ただ、この手の賞で言うと、2020年の世志琥TikTokって非プロレスにも届いていたんだよなあ、と改めて実感したのも事実。
 
あと、何となく感じたのは、プロレスブログで閲覧数上位に来る人達が、『ネットプロレス大賞』の同賞にランクインして来なかった点。
投票する層だとか、投票する賞の位置付け(その年伸びた人)だとかにズレがあるんだろうなあ、と思いました。
(これは、良い悪いでは無く…)
 
 

まとめ〜選外だけど、"外せなかった"選手〜

2021年も様々なベストバウトや興行が生まれました。
 
個人的に、今回の『ネットプロレス大賞』に投票できていませんが、『東スポプロレス大賞』のフォーマットで当てはめて、追加したい選手が一人います…。
それは、スターダムのAZM!
 

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ニールキックにカウンターで腕ひしぎ十字固めを極める所とか、朱里とのサブミッション主体の攻防もやり切る所とか、個人的には技能賞相当ではないかと。
投票可能な枠が無かった故の選外だったのですが、触れずにはいられなかったので…。
 
『ネットプロレス大賞』で毎年のように実感するのは、「自分の見ている範囲でしか評価はできない」という事。
 
今回、新日本プロレスの選手を選んでいないのも、そうした理由が大きいです…。
活躍していたけれど、その活躍をハッキリ体感できていない私の所為。
なので、2022年は新日も見ていきたい…!