ALRIGHT〜2022.1.16 プロレスリング・ノア仙台サンプラザ大会観戦記〜

2022.1.16に、プロレスリング・ノア仙台サンプラザ大会を観戦してきました。

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約半年ぶりの仙台大会&2022年のNOAH地方ビッグマッチ第1弾！

 

…でしたが、大会の3日前に記者会見が中止&2日前に新型コロナウイルスの陽性及び濃厚接触により参戦予定の10選手が欠場という事態に。

 

【選手欠場ならびに対戦カード変更のお知らせ】

1月16日仙台大会に出場予定の選手複数名が新型コロナウィルスに感染したため、また濃厚接触者にあたるため、欠場とさせていただきます。また、田中将斗選手は PCR 検査の結果は陰性でしたが、体調不良のため欠場とさせていただきます。#noah_ghc pic.twitter.com/wMAQ7UhntR

— プロレスリング・ノア ｜PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) 2022年1月14日

 

ピンチを迎えたNOAHでしたが、予定された2大GHC王座戦は予定通り決行&大会もカード変更を伴って無事開催。

 

今回は、そんなNOAH仙台ビッグマッチの観戦記になります。

 

『ピンチの時こそ奇跡が起こる』

この直感にハズレ無しでした！

 

 

 

 

 

大会概要

今回は全6試合がラインナップ。

 

 

前述の事情から、若手選手がゴッソリ欠場していた為、セコンドにはスタッフでお馴染みのオランジさんが入る緊急事態。

試合の合間に行う消毒作業には『PERROS DEL MAL DE JAPON』の面々が登場するサプライズも。

 

 

 

セミファイナルを前にリングの消毒時間へ。

そこにおもむろに現れたPERROS DEL MAL DE JAPON！

せっせと消毒作業に…！！#wrestleUNIVERSE #noah_ghc#PERROSDELMALDEJAPON pic.twitter.com/sQYLS1NTlQ

— プロレスリング・ノア ｜PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) 2022年1月16日

 

ただ、そんなピンチでも、選手・スタッフ、観客も含めて乗り越えようとする前向きなエネルギーが、今大会には存在していたように感じました。

 

 

そんな今大会でサプライズとなったのは、覇王の『金剛』離脱。

 

第1試合、仁王との連携が立て続けに誤爆したことで、敗れた覇王が仁王に激怒。

 

覇王と仁王が共に自爆！！

すかさずYO-HEYがドロップキックで試合を決める！！#wrestleUNIVERSE #noah_ghc pic.twitter.com/YZe3vIkj3I

— プロレスリング・ノア ｜PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) 2022年1月16日

 

 

禍根を予感させる終わり方でしたが、第3試合の『原田大輔vs吉岡世起』の終了後に動きが…！

 

 

何と、原田の元に覇王が現れると、『金剛』離脱と正規軍との共闘を直訴！

 

 

これに応じた原田と激怒した仁王で対立すると、まさかまさかの特別試合に突入！

 

 

半ば唐突にも思えた覇王の行動でしたが、この特別試合が行われた事で、覇王の離脱にも納得感が出たような気がしました。

 

 

仁王らに押される覇王を叱咤し続ける原田。

劣勢の覇王を拍手で後押しする観客。

奮起する覇王。

 

 

 

これらが重なりあったのは非常に大きかった！

 

他にも、オープニングから「仙台のお客さん！コイツ（亜烈破）の素顔が見たいよな！」とファンサービス精神旺盛なNOSAWA論外だったり、

 

 

セミのGHCタッグ王座戦で武藤敬司がフランケンシュタイナーを披露したり、

（多分2021年の日本武道館以来？）

 

 

普段見られないようなシーンが仙台で多く見られました。

現地組、大歓喜モノ！！

 

 

 

『中嶋勝彦vsマサ北宮』

メインイベントは、GHCヘビー級王座戦・『中嶋勝彦vsマサ北宮』。

 

 

1.4後楽園ホール大会でカードが決定後、前哨戦は1度も無し。

記者会見も流れた為、事前のやり取りも殆ど無しで行われた王座戦ですが、そこが気にならなかったのは、2021年に髪切りマッチなどで築き上げていった両者の因縁が、あまりにも深いものだったからか…。

 

 

 

試合は高めの期待値以上の好内容！

双方の賭けるものが髪からベルトに変わっても、因縁の深さに変わりは無し！

 

 

北宮が、積極的な脚攻めも交えながら中嶋を追い詰めていく姿は、見ていて非常に痺れました。

ただ、この内容でも北宮が勝てなかった事実が痛すぎた…。

 

 

 

勝負の潮目が読めない、拮抗した試合でしたが、最後は中嶋がバーティカルスパイクで勝利！

 

 

試合が決した直後に北宮を見下ろし、すぐさま場外に放り投げた中嶋の姿を見て、怨念の凄まじさを実感…。

 

 

試合後、中嶋の前に現われたのは、藤田和之。

 

 

GHCヘビー級王座に挑戦表明も、藤田本人からは一言も発さず…。

それでも、中嶋の持つベルトを舐め回すように見つめる姿に、もはや言葉は不要！

 

 

決戦は2.23名古屋ビッグマッチ！

 

その執念・意地…
やっぱお前は可愛い奴だ

またここまで来てみろ#noah_ghc pic.twitter.com/SzZQyjhIud

— 中嶋勝彦　Katsuhiko Nakajima (@noah_katsuhiko) 2022年1月16日

不可能は受け入れない
この現実と抗い続ける

2022 /1/16 仙台サンプラザ
○中嶋勝彦（28分40秒 ヴァーティカルスパイク→エビ固め）×マサ北宮#noah_ghc pic.twitter.com/SvryYFZ0ee

— マサ北宮／Masa Kitamiya (@noah_kitamiya) 2022年1月16日

 

まとめ

10選手欠場という緊急事態の中、無事開催に至った今回の仙台ビッグマッチ。

 

本日は仙台大会へのご来場と #wrestleUNIVERSE のご視聴ありがとうございました‼️
立ちはだかる難局はチームで突破！
至るところで火は点き、その熱に誘われ、野獣もいよいよ獲物を決めた。
次回は1.22大阪 WRESTLE UNIVERSE生中継。
壁はまだ続きますが、一丸で乗り越えていきましょう！#noah_ghc pic.twitter.com/XLNyvjAt3Z

— プロレスリング・ノア ｜PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) 2022年1月16日

 

欠場者の人数を考えると、当初の予定から1試合減らしただけで、大会中止にならなかったのは奇跡というより他ないかと。

（しかも、特別試合があったので、実質試合数は減っていないという…）

 

層が厚かったり、主要カードが潰れてなかったりしたからこそ、だったと思います。

 

かと言って、多数の欠場者で熱量は落ちることも無く、寧ろ、前回の仙台大会と同等或いはそれ以上の熱気を感じました。

個人的には神興行！

 

【㊗️トレンド入り🎉】

中嶋勝彦＆#noah_ghc がトレンド入り‼️

最近はハッシュタグ以外のワードもトレンド入りすることが増え、素直に嬉しいです🙇‍♂️

たくさんのツイートありがとうございます！ pic.twitter.com/u8ShkdlMwB

— プロレスリング・ノア ｜PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) 2022年1月16日

 

私自身、今回の仙台は御時世柄もあり、「配信で良いかな？」と思っていたのですけれど、大会直前にリリースされた清宮の動画と、中嶋のツイートを見て翻意。

 

youtu.be

 

俺がいるから大丈夫だ。
仙台、待っててくれ😏#陳謝 #noah_ghc https://t.co/VNgrW2aLIC

— 中嶋勝彦　Katsuhiko Nakajima (@noah_katsuhiko) 2022年1月14日

 

「ピンチの時こそ絶対面白くなる」という、己の不確かな直感と勢いで仙台行きを決めた訳ですが、本当に行って良かった！

 

今日仙台で試合出来た事を嬉しく思う

俺たちはノアだ😏#感謝 #noah_ghc #PKDX pic.twitter.com/yptlaoqkLe

— 中嶋勝彦　Katsuhiko Nakajima (@noah_katsuhiko) 2022年1月16日

 

ピンチの時こそ、行われるプロレスにハズレ無し！