レンブラントの変態漫遊記

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プロレスが大好きな変態の日記です

moment book~2021.7.22 プロレスリング・ノア後楽園ホール大会観戦記~

2021.7.22(夜)に、後楽園ホールで行われたプロレスリング・ノアの興行を観戦してきました。

 

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今年2回目、有観客興行としては初の後楽園2Days・『UP TO EMOTION 2021』!
 
8.1に行われる広島サンプラザでのビッグマッチを前に、諸々動きが見られた2大会。
 
今回は、初日にあたる、7.22後楽園大会の観戦記になります。
 
とにかくもう、今のNOAHマットに上がっている選手は、漏れなく報われてほしい!
そう思わずにはいられませんでした。
 

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※記事タイトルは、個人的に「もうこれ、今の清宮に対する曲じゃん!」と感じた曲が入っている、同名のアルバムから…。必聴です!
 
思い悩め 立ち止まれ
それが君の前進だから
焦らなくていいよ
つまずいていいよ
未来は逃げないで待ってる
書いて消してまた直して
間違いだらけの今日の日も
すべてが愛しい記録になってく
ほら私こんなにも強くなったよ
 
May’n - 『未来ノート』

 

 

 

 

 

Day1ハイライト〜【報われてほしい】という全ての願いに寄せて〜

 
初日の後楽園大会では、GHC Jrヘビー&GHCタッグの2大王座戦を軸に、全7試合がラインナップ。
 
初日を見終えて、私自身強く感じた事は、とにかくもう、『選手には、NOAHマットで報われてほしい』という、願いにも似た感情でした。
 
それは、所属・新戦力・フリー参戦問わず…。  
 
その象徴的存在が、メイン’の『清宮&マサ北宮vs中嶋&征矢』でしたが、『藻掻いている人が報われた瞬間』だったり、『これから先、この頑張りが報われてほしい』という瞬間が、この日は多く詰まっていたように感じました。
  
まずは、オープニングで組まれた『ファンキーエクスプレスvs若手勢』の8人タッグマッチから。
 

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この試合、NOAHで一番キャリアの浅い矢野安崇が動きます。
 
モハメド・ヨネとのエルボー合戦の際、ヨネに対して「アフロ!」と言い放つなど、以前には見られなかった感情を吐き出してみせます。
こういうの、良き!
 

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そして、そんな若手勢のガムシャラな攻撃を受けながらも、倍で返したのが齋藤彰俊
 

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去年春頃から全戦帯同という形ではなくなり、出場後も、解説席で若手にエールやアドバイスを送る事が増えてきた齋藤ですが、まだまだ『若手の壁』ないし『教育役』で収まってほしくないのが正直な所。
タイトル挑戦も見たい!
 

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第3試合の『拳王vs中村大介』では、昨年末からNOAHにスポット参戦していた中村が、(恐らく)NOAHでは初のシングルマッチに。
 

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ナショナル王者時代、総合格闘技経験者を相手に好勝負を繰り広げた拳王を、サブミッションで追い詰める中村。
 

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ただ、それ以上に印象的だったのは、中村の受けっぷり!
正直、拳王のフィニッシャー・P.F.S.をガッツリ受けると思わなかったので、ビックリしました。
それでいて、受ける時の呻き声も良き!(←言い方)
 

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昨年、『N-1 VICTORY』参戦前後から、プロレスマットでシングルプレイヤーとしての活躍を見せだした桜庭和志みたいに、継続参戦で立ち位置を作る姿が見たい選手でした!
 

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セミファイナルでは、日高郁人HAYATAの持つGHC Jrヘビー王座に挑戦!
 

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8.5に49歳の誕生日を迎える大ベテランは、現在所属するユニット・『PERROS DEL MAL DE JAPON』からのクビもかけた不退転の決意で、王者・HAYATAに向かっていきます。
 

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定番となった、決めポーズからショーンキャプチャーも、この日は一切なし。
Jrでの実績豊富な日高が、ここ最近で確立した弄られ&愛されキャラをNOAHでは封印して、シリアスモード全開で挑んだものの、結果は惜敗…。
 
とはいえ、クビ回避&継続参戦決定なのは唯一の救いか…。
日高もまた、タイトル戦線に絡む姿が見たい選手の一人です!
 

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試合後、HAYATAの眼前に現れたのは、かつてのパートナーで、現在は敵対関係にあるYO-HEYでした。
 

 

 

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これまで、GHC Jrヘビー王座に複数回挑んでいるものの、未だ王座に手が届いていないYO-HEY
 
特に2019年は、当時も王者だったHAYATAに2度挑戦して、2度とも退けられる挫折を経験…。
 
 
 
王座戦が行われる広島は、HAYATAの出身地であり、デビュー15周年記念も兼ねた一戦に。
HAYATAは強敵ですが、それでも、過去4回、現地でYO-HEYがシングル王座戦で敗れた姿を見ている一人として、YO-HEYの勝利を願わずにはいられないのです。
 

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清宮海斗&マサ北宮vs中嶋勝彦&征矢学』

 
初日のメインは、GHCタッグ王座決定戦!
 

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マサ北宮の『金剛』離脱&タッグ王者チーム『ジ・アグレッション』解体
中嶋vs北宮の敗者髪切り金網マッチ
タッグ王座決定戦
 

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約2ヶ月に及ぶ抗争の、一つの終着点となる一戦でしたが、この試合、中嶋と北宮以上に印象的だったのが、双方がパートナーに指名した、征矢と清宮でした。
 

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2020年春のNOAH参戦以降、個性だったワイルド(&天然)キャラを封印し、ナショナル王座やタッグ王座にも挑戦してきた征矢学。
 

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対する清宮海斗も、2020年1月のGHCヘビー王座陥落以降、タイトル獲得から遠ざかっている状況。
今年の春先からは、ベテラン勢に揉まれ、悩み、もがき苦しむ姿も多く見られました…。
 
 
今回奇しくも、中嶋と北宮の抗争に導かれる事になった2人ですが、タイトルマッチの舞台で、その実力を遺憾なく発揮!
 

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両チーム、ベルトに手が届くだけでなく、【一定時間ベルトを掴んでいた】と感じる程、勝敗の行方が最後まで分からない激闘!
 

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紙一重の差で勝利を掴んだのは、清宮&北宮でした。
 
征矢が清宮に放った『弾道』を回避されると、即座に北宮が征矢にスピアー!
 

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このアシストパスから畳み掛けた清宮が、最後は征矢から3カウントを奪取!
 

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清宮が勝利した瞬間、会場から思わず漏れたどよめきと、鳴り止まない拍手が、この日の全てだったかと。
 

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『結果を以て挫折を抜け出す』事は、一つの王道パターン。
 
ただ、清宮の場合、苦しむ現状を隠さず、誤魔化さず、ありのまま曝け出したからこそ、見ている側も共有出来たし、最後の凄まじい熱量に繋がったのではないか、と私は感じました。
 

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その清宮の傍らに、近年実績を積み上げるも、中々報われる事の方が少なかったマサ北宮が、兄貴分として立っていた姿もまた、大きなトピック。
 
まだまだ報われ足りていない選手。
もっともっと上に行ってほしいです!
 
 
一方、敗れた征矢には、『絶対に報われてほしい』という願いしか浮かんできません。
 
NOAH参戦以降、まだタイトルに手が届いていない状況ですが、この一戦で、その思いはより強くなりました。
 
本当に紙一重の差だったからこそ、次こそは、今回の清宮みたいに報われてほしい。
そこは強く確信した次第です。
 

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まとめ

 
初日から大盛り上がりだった、今回の後楽園大会。
 

 

冒頭でも述べたように、今のNOAHマットに上がっている選手は報われてほしい。
個人的には、そういう願いを感じずにはいられない大会だった気がします。
 
メインなんかは、ともすれば【挫折⇒飛躍】という王道パターンを、観客が感情移入できるムードまで持っていった事が素晴らしい。
 
清宮も若くして王者になった事で、「ノレない」と言われたりもしていましたが、2020年1月にGHCヘビーから陥落して以降(何なら2019年春以降)、着実に王者時代より魅力と地力を重ね続けてきたと私は思っているので、寧ろ、報われるまでに時間かかった感も…。
 
とはいえ、まだこれは一つの過程。
これからも、清宮と北宮には上に立ち続けてほしい!
今後に要注目です!
 

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※関連記事
今回の清宮みたいな過程を、DDTの竹下も踏んでいたら苦労してなかったんだろうな、なんてIfだったり、清宮にノレた理由だったりを書いております。何卒…!
 
 

2021年4月~6月の個人的ベストバウト&ベスト興行について

2021年も、気がつけば半分以上が経過。
 
 
1クールごとに個人的ベストバウト&ベスト興行を抜粋したいと思いつつ、気づけば7月後半に…。
 
遅くなりましたが、2021年4月~6月までに生観戦した大会&視聴したTVマッチの中から、印象に残った個人的ベストバウト&ベスト興行を書いていきたいと思います!
 
今年の上半期から、凄い試合と興行ばかりが生まれていた気がします!
 

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試合編

秋山準vs男色ディーノ(4.11 DDT後楽園ホール

 

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個人的に、男色ディーノと、彼の路線と真逆の位置に立つ選手が対戦する際、『相手選手がディーノの世界観に入り込むか(或いは、世界観を受け入れるか)』が鍵になると思っています。
 

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秋山の場合、『ディーノの世界観』との距離感が絶妙だった印象。
 
男色ディーノの繰り出す攻撃を受容しつつ、『自らがディーノの世界観に立ち入る』事は、最後まで積極的にしていなかった。
 

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世界観に立ち入る事で懐の深さを示す選手は多くいても、ディーノと絶妙な距離感を保ちつつ受容していた秋山のような選手は珍しかった印象でした!
 

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令和に生まれた問題作!
必見です!
 

 

 

②佐山駿介&瀧澤晃頼vs阿部史典&仲川翔大(6.13 TTT新宿FACE

個人的には、『水波綾vs大畠美咲』と並ぶ、『引退試合の概念を根底から覆した』試合でした。
 
 
網膜剥離によるドクターストップにより、若くして引退となった佐山でしたが、戦前の「最高のコンディションを作る」という言葉通りのキレッぷりを披露!
 
 

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そんな佐山の対角線に立った阿部や仲川も、一切の容赦はなし。
阿部なんて、躊躇なく佐山の頭部を蹴りまくっていましたもの…。
 
 

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佐山のサポートに徹していた瀧澤も素晴らしい。
 
これで声が出せる状態だったなら、どれだけ凄いことになっていたんだろう、と今でも思う一戦でした。
 

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③藤田あかねvs雪妃真矢(5.9アイスリボンSKIPシティ

大会のセミで組まれていた『鈴季すずvs木高イサミ』も好勝負でしたが、この日のメインで組まれた、Fantast ICE次期挑戦者決定戦も素晴らしい内容!
 

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激闘でした!

 

 

 

④松本都vs青木いつ希vsミス・モンゴルvs翔太(6.27ガンバレ☆プロレス板橋グリーンホール

ガンプロで行われた、ハードコア4WAYマッチ。
 
 
全選手、キャラが非常に濃い事も相まって、休憩時間前からかなり見応えのある試合が見れた印象。
 

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敗れたものの、唯一の男子選手であった翔太の存在感が光っていました。

受け・攻めの両面において、こういう何でもできる人が一人いるだけで安定感半端ないな、と。

 

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伊東竜二vs竹田誠志(5.16大日本プロレス後楽園ホール

 
一騎当千』最終公式戦。
 

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試合自体は、竹田がガンガン攻めていく展開が多かった印象。

ただ、伊東も受けまくった上で、大量の塩を投下してくる所に、竹田以上の狂気を見たと言いますか…!

 

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公式戦の締めくくりにハズレなしの一戦でした!

 

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⑥大家健&石井慧介&翔太 vs 勝村周一朗&岩崎孝樹&今成夢人(6.6 『Cyber Fight Festival 2021』

 
『CyberFightFes』の個人的ベストバウト。
 

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100点満点の回答用紙に、120点で回答するガンプロ勢が素晴らしかったです!
 

ザ・グレート・サスケvs新崎人生(6.4みちのくプロレス後楽園ホール

 
みちのく後楽園大会のメインイベントに出場予定だった6選手中、サスケと人生を除く4選手が、新型コロナウイルス関係で急遽欠場&参戦自粛という事態に…。
このピンチに、約22年ぶりに切られたカードがこれ。
 

 

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当日券で見に行った大会で、こういう奇跡的なシチュエーションと、神秘的な試合を目撃できた事、この先も忘れられないです!
 

 

⑧神威vs高岩竜一(5.5プロレスリングFREEDOMS 横浜ラジアントホール

 
昔も凄かったですが、今の高岩も間違いなく凄い!
高岩の容赦ない攻めと、神威の受けっぷりが噛み合ったベストカード。
 

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葛西純の映画・『狂猿』公開もあってか、「今一番チケットが取りづらい団体」とも言われるダムズですけれど、デスマッチだけでなく、Jr.部門も凄い事を証明した一戦。
 

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個人的に、下半期注目の選手の1人に高岩を推していきたい、そんな一戦でした!
 

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世羅りさvs山下りな(6.27アイスリボン後楽園ホール

2020.8.9以来の一騎打ちは、団体の歴史の1ページに名を刻むのではないか、という激闘でした。
 

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2015年夏、世羅がデスマッチを志願するも、団体から否定された時期を思うと、約6年かけて、本興行のメインで蛍光灯デスマッチを実現させた事に凄みを感じますし、その一戦でベストバウト級の内容を残したのも素晴らしい!

 

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おそらく、女子部門なら、上半期時点で圧倒的1位ではないか、と私は感じました。

 

 

 

 

木高イサミ&下村大樹vs中津良太&SAGAT(4.20 プロレスリングBASARA新木場1stRING

 
タッグ王座をかけた一番は、30分ドローという双方一進一退の攻防に!
 

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印象的だったのは、終盤、挑戦者チームがイサミを追い詰めたシーン。
 
中津が激闘でフラフラになりながらも、SAGATのタッチ要求を制して、イサミから試合を決めようとした場面に、ある種の執念を感じました。
 
また見たい一戦!
 

 

 

番外編①中嶋勝彦vsマサ北宮(6.26プロレスリング・ノアTVマッチ)

 
昨年のTVマッチで行われた杉浦戦と征矢戦に続いて、中嶋が無観客試合で打ち立てたベストマッチ。
今回の北宮戦で、TV越しでも存在感をハッキリ示す中嶋の凄みが改めて示された気がします。
 
ただ、いずれは生で見たいな…!
 

 

 

 

番外編②:拳王vsグレート・ムタ(6.27プロレスリング・ノアTVマッチ)

 
NOAHでのグレート・ムタというと、個人的には、『方舟の天才』・丸藤正道を以てしても消し去る強烈な存在感が印象的。
 
そんな強敵に、『レガースにオイル塗って、火をつけてバズソーキック』という荒業で並んできた拳王に、凄みを感じた一戦でした!
 
 

 

 

興行編

殿堂 5.23『木村花メモリアル またね』

 
本来、こういう特別な興行に、順位をつけて論評すること自体がナンセンスかつ不謹慎だとは思いますが、それでも、素晴らしい内容が徹頭徹尾展開されていた今大会を、今年のベスト興行に挙げずにはいられません。
 

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性質上、ベスト興行に挙げるなら、最上位以外が考えられない大会なので、ここは敢えて『殿堂』扱いに!
 
恐らくですが、2021年の個人的ベスト興行を挙げるなら、多分これになると思います。
 
 

①6.6 『CyberFight  Festival  2021』

 
 
タイトルマッチの内容だったり、扱いに対する不満要素だったり(主にNOAH)、マイナス点を挙げる意見も見られましたが、『新規ファン層を開拓する』という点で有意義な内容だったかと。
 

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何より、この御時世でも、多くの来場者を迎えながら、感染者を出さなかった事は素晴らしい。
 
そういう意味でも、この先において非常に歴史的な大会になりそうだと感じましたし、現地で体感した興奮と感動は忘れられない、ということで、1位!
 

②4.4 『野郎Z 其の九』

DDTが送る男性限定興行は、徹頭徹尾笑いの渦。
 
 
他の方も仰っていたのですが、「男子校の文化祭」的雰囲気を感じられるのは、この興行が唯一無二ではないかと実感。
 
 

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非常に面白かったです!
 
 
 

③6.13 TTT 新宿FACE

正直言うと、この御時世で南側座席がギッチギチだったり、ガイドライン的に「どうなの?」という箇所は幾つかありました。
 
それでも、全5試合は素晴らしい内容で、会場の盛り上がりも最初から最後まで途絶えなかった点は、まさに神興行だったのではないか、と。
 
前述の佐山引退試合もそうでしたが、セミ6人タッグ王座戦メインの『藤原秀旺vsTORU』も、個人的には1クールのベストバウト10選に挙げたかった試合。
 
ガッツワールド→GOING UP!→真GUTS軍の系譜を継ぐTTTは、個人的に、「インディーで面白い試合が見れる磁場」第1位。
また行きたいです!
 

 

 

番外編①:4.11 DDTプロレスリング後楽園ホール

単純に自分の誕生日だったから、というのも大きいかもしれないですが(笑)、誕生日補正抜きで満足感あった印象。
一生忘れられない、という意味で!
 

 

 

番外編②:6.4みちのくプロレス後楽園ホール

『ピンチを皆で乗り越えた興行』という意味では、ホンマもんの神が降臨した、神興行だったのではないか、と思っております。
 

 

 

まとめ

今年の4~6月は、自分の引越しに転職活動と、色々なイベントが入ったこともあり、観戦ペースが減ってしまった1クール。
この間、ノアの観戦数が減ってしまったのは痛かった…(単独興行だと、4.18後楽園のみ)。
 
ただ、ペースが減った中でも、この間はプロレス観戦に対してのモチベーションが下がることなく、ベスト興行も1~3月に比べると多かったように感じました。
 
そんな7月は、転居も転職も出来たため、どうにか財布と相談しながら行けそう。
下半期から早速ベストバウトと神興行が生まれている印象なので、残り2クールもどんな名勝負が繰り広げられるのか、今から楽しみです!

プヲタ目線で語る『キングオブコント2021』1回戦(2021.7.8・第1部)

2021.7.8に、南大塚ホールで行われた『キングオブコント2021』1回戦(第1部)を鑑賞してきました。

 

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私自身、テレビを見ない(今は置いてすらいない)環境にあったので、お笑いに触れる機会といえば、毎年GWに開催されていた『Tシャツラブサミット』(※2020年、2021年は中止)か、吉本主催の『DEATH演芸』(2019年に鑑賞)くらい。

キングオブコント』も、バイきんぐが優勝した年以降見た記憶が無いという…。

 

そんな私が、何故ライブを観に行く事になったのか…?

 

キッカケは、この2日前に行われた、7.6スターダム後楽園ホール大会後のツイートでした。

 

大会のメインイベントは、『アーティスト・オブ・スターダム王座』の防衛戦。

このメインで見事王座防衛を果たしたのが、中野たむ&ウナギ・サヤカ&白川未奈によるユニット・『COSMIC ANGELS(以下:コズエン)』。

 

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試合後、バックステージにおいて、ウナギと白川が『キングオブコント』出場を宣言!

 

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1回戦が7.8に行われると聞いて、「このシチュエーション、めちゃめちゃ面白いのではないか?」と感じた私は、すぐさまチケットを確保!

 

しかし…、翌7.7の昼に、『スケジュールの都合』でコズエンの出場が急遽取り止めに…。

 

 

 

 

ただ、買ってしまったチケットは手元にあるし、何ならチケ代も500円だし、過去のプロレス観戦で『誰かが突如不在になった時の興行こそ、奇跡が起こるものだ』と思っていたし…、という事で、観戦!

 

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今回は、お笑いに疎い一プヲタが、『キングオブコント2021』1回戦を見てきた話になります。

 

結論から言うと、非常に刺激的で面白かったです!

 

 

 

概要

2008年にスタートしてから、今年で14回目を迎える『キングオブコント』。

【優勝賞金1000万円】という、コント師の賞レースとしては代表格に立つ大会ですが、1回戦は大体こんな感じで行われていました。

 

①1組の持ち時間は2分。

 

2分を超えた段階で1度目の警告音が鳴り、2分30秒で強制終了。

「審査に影響しないですが…」と前置きされてましたが、まあ、建前でしょうね(笑)。

 

②審査員は放送作家2名のみ。

 

故に一般客の投票は無し!

とはいえ、(後述しますが、)一般客にガンガン受けてた組は、総じて1回戦を突破している印象でした。

 

また、一般客でも、ノートとペンを持ってネタの感想を記載してる人は多し!

審査は無くとも、ファンも笑いに対して真剣勝負…!

 

③アルファベット順(A,B,C…)で分けられたブロックに、1ブロックあたり8〜9組がラインナップ。

 

大体1時間おきに、換気も兼ねて休憩が入る為、1時間に3〜4ブロックは見ていた(はず…)。

 

ただ、意外と当日キャンセルする組も多く、第1部だけで100組近いエントリーのうち、ネタを見れたのは80組ちょっと…(90組はいかない)。

ちなみに、この1回戦は、都内だけでも複数日に分けて行われた為、かなりの組が篩いにかけられる事に…。

凄まじい!

 

④とにかく長丁場

 

私が観に行った第1部だけでも、10:30スタートで3度の休憩を挟み、15:00近くまで審査が行われていました。

 

故に、メモでも取っていないと、演者のコンビ名と、身体につけているエントリーナンバーが一致しないくらい、参加者がとにかく多い(笑)。

エントリーナンバーだけが頼り。

 

私もGmailの下書きで、ひっそりメモ代わりにエントリーナンバーを控えてはみたものの、内容も抑えていないと、後から見ても分からない状況でした…。

 

 

 

 

まさにネタのマシンガン!

 

感想

上記に列挙した概要を踏まえた上で、今回の個人的感想をば…。

 

①2分間でいかにインパクトを刻めるか

複数日に分けられた都内の1回戦・第1部でさえ、エントリーしている組がとても多いのです…。

 

個人的に、90組近く見ていて、確実に2分間腹の底から笑い続けた組のは3組。

笑いを1回でも取っていた、という組だけで見ても、約1/3〜半分程度。

 

なので、全部見終わった後で、良くも悪くも記憶に残っている組は、インパクトを刻んだと言えるのではないか、と。

結構大事。

 

勿論、ネタが飛んだり、時間オーバーで強制終了した組もありますが…。

 

②『非日常感』・『声の大きさ』・『他人にどう思われてもやり切る力』の3大要素

 

書き出すと、我ながら曖昧模糊としている基準ですが、見ていて面白かった組は、上記の3つが全て揃っていた気がします。

 

 

『非日常感』は、ネタの設定だとか、定番シチュエーションで誰も投げないコースと球種を選ぶとか、観客を斬新に裏切る箇所。

 

ただ、この箇所が強かったとしても、肝心の演者の声が大きくなかったり、コント内のキャラクターを迷わずやり切れていなかったりするだけで、受ける印象がまるで違う事を実感させられました。

 

 

 

「あと一つでも揃っていたら…」という組は、意外と多かった印象。

その差が勝負を分けた感。

 

例えば…、

 

・ツッコミ役が、一点集中型でツッコミ所(パイナップルカレーラーメン)を突き続ける。

 

・女性二人が、下ネタ全開な合コン宴会芸を徹頭徹尾やり続ける。

 

・ギャルゲーのガイド役キャラに一目惚れした主人公が、他のキャラには目もくれず夢中になり続ける。

 

みたいな。

 

なので、冒頭で触れていたコズエンに関しても、今回出ていたらワンチャンスあったのではないか、と贔屓目抜きで感じた次第です。

 

実際、リング上で、『声の大きさ』や『やり切り力』を間違いなく証明できている2人だからこそ、「即興歌ネタ」(※削除された白川のツイートから考察)の成否次第では、十分通過もあり得たと確信。

 

 

 

そう思うくらい、この3大要素が鍵を握っていたと私は感じました。

 

③ネタの傾向

今回数多くの組のネタを見ていて、個人的に興味深いと感じたのは、多くのコンビがいる中でも、ネタの傾向に時々のトレンドが反映されているんだろうな、という点。

 

色々なネタがあっても、

 

・『心の声』式ツッコミ

(※ツッコミ役が、ボケ役に直接ツッコまず、漫画の『心の声』のような形で激しくツッコむ)

 

・『音楽+ダンス』ネタ

(見た目やらなそうな人がキレッキレでやってる時は、ギャップが最高)

 

・シュール

安部公房とか、サキの小説にこういうのありそうだな、という世界観)

 

というように、ネタを通じて、基本型の今の流行りだとか、王道パターンとかの一端を感じさせる点が多々ありました。

(お笑い知らないので、誰がパイオニアとか、よく分からないまま書いてますが…)

 

ヴィジュアル系なら黒夢X JAPANLUNA SEAなどの影響、プロレスのテクニックなら新日本プロレス全日本プロレスの系譜、みたいな部分を、お笑いにも感じたと言いましょうか。

(その点を、明確に言語化できる語彙力がない私…)

 

 

この辺は、色々掘り下げてみたらハマるし止まらなくなるかも知れない、と感じた瞬間でした(笑)。

 

まとめ

予定されていたコズエンの出場こそ流れてしまったものの、初見のお笑い素人にとっては色々刺激的だった、今回の『キングオブコント2021』1回戦・第1部。

 

1回戦で多くの組がエントリーされながら、通過した組はごく僅かという、非常にシビアかつ狭き門。

ただ、2回戦、準々決勝、準決勝、決勝と進むに連れ、戦いはより厳しいものになるとのこと…。

 

今回の1回戦鑑賞後、立ち寄った行きつけのバー・シエロにて、偶然にも、バカツルさん、ジグザグジギー宮澤聡さんと、『キングオブコント』を含めたお笑いの話で盛り上がる奇跡が起きたのですが、宮澤さん曰く、準決勝では【1組の持ちネタ2つ】で総合的にジャッジされるんだそうな…。

 

き、厳しい…!!

 

そんな審査を勝ち抜いた組に凄みを感じると共に、「コズエンが出ていたらどんな感じになっていたのか、この目で見てみたかった」という後悔を感じた私なのでした…。

 

個人的に、実現していたら、『GLEAT』旗揚げ戦ばりにエモかったろうなあ(泣)

 

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レンブラントのプロレス場放浪記 第7回〜SEND "AI"〜

2021.7.11に、仙台サンプラザで行われたプロレスリング・ノアの興行を観戦してきました。

 
夏の仙台ビッグマッチでは、『丸藤正道vs杉浦貴』GHCヘビー級王座戦を含む2大GHC王座戦を中心に、全8試合がラインナップ。
特にGHCヘビー王座戦は、創設以来初の仙台開催という、メモリアルな一日になりました。
 
今回は、そんなNOAH仙台ビッグマッチの観戦記になります!
 

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会場概要

今回大会が行われた仙台サンプラザは、仙台駅から直進で徒歩十数分という好立地に存在。
その為、都内からでも日帰り観戦が可能!
 

 

また、コンサートホールとして利用される事が多い会場故、試合も非常に見やすい!
 
今回観戦した3Fスタンド席でも、こんな感じでしたから。
日本武道館に似た構造!
 

 

ちなみに、ライブで使用される際のアリーナは、ひな壇のような傾斜がつく形で座席が配置されていたりします。
(※2015年にASIAN KUNG-FU GENERATIONのライブ参戦で経験済)
 
 

大会概要

今大会では全8試合がラインナップ。
 
オープニングマッチの『仁王vs矢野安崇』は、矢野が牛若丸さながらの軽快な動きを披露!
 

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仁王の受けっぷり含め、良い試合内容でした。
 

 

 
第2試合の『田中将斗&望月成晃vs宮脇純太&岡田欣也』では、容赦ないベテラン勢に、若手が怯むことなく挑んでいく熱戦に。
 

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個人的には裏ベストバウトだった感も。
 

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ベテラン二人のタッグ王座挑戦は是非見たいところ。
 

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第3試合は、『HAYATA&進祐哉&吉岡世起vs日高郁人&NOSAWA論外&YO-HEY』の6人タッグマッチ。
 

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HAYATA vs日高郁人』のGHC Jrヘビー級王座戦の最終前哨戦ではありましたが、(良くも悪くも)この日は吉岡とYO-HEYのマッチアップに持っていかれた感あり。
 

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先の後楽園ホール大会(6.30)でもシングルが組まれるなど、STINGERとの抗争の中心軸に立つ2人の因縁は、タイトル抜きにして存在感を増している印象を受けました。
 

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最後は吉岡がクラッシュドライバーでYO-HEYから勝利も、再度シングルで見たいと感じさせる顔合わせ。
面白かったです!
 

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第4試合では、『ファンキーエクスプレス』vs『杉浦軍』6人タッグマッチが実現。
 

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『杉浦軍』は藤田和之&ケンドー・カシン&桜庭和志と、珍しくフリーで固められた布陣に。
癖も強いが力も強い!
 

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冒頭、カシンによる「(井上)雅央はいないのか?」(※この日は参戦なし)という発言から、既に場を支配していた印象を受けました。
 

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実際、その後も場の流れは『杉浦軍』に。
 

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最後はカシンがキング・タニーから丸め込みで勝利!

 

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原田大輔&大原はじめvs覇王&タダスケ

第5試合は、GHC Jrタッグ王座戦が実現。
 
5.31後楽園ホール大会で、長期政権を築いていた小川良成&HAYATA組から勝利し、王座戴冠を果たした原田大輔&大原はじめ組。
 

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初防衛戦の相手は、『金剛』の覇王&タダスケ
 

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正直、覇王の相方が仁王ではなくタダスケという点に、戦前は良くも悪くも初防衛戦感の強いカードに感じてしまったのですが、試合が終わったら、「ホントすいませんでした!」という気持ちに…。
この日のベストバウトだったんじゃないか、という一進一退の熱い攻防が展開されました。
 
王者も挑戦者も、双方タイプの違う者同士が組んでいる事で、各人のマッチアップが非常に面白かったです。
 

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終盤は覇王と大原の一騎打ちに。


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完璧な丸め込みで、覇王が王座奪取を狙いに行くものの、最後は大原がキッチリ勝利。

しかし、この試合をスリリングな面白い内容にしていたのは、間違いなく覇王の存在あってこそ!


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試合後、王者チームの前に現れたのは、吉岡世起&進祐哉

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挑戦者チームのお膝元とも言える、8.1広島大会での王座戦が決定。

 

 

 

メンバーをガラッと変えて、タッグ王座奪還に動いた『STINGER』。

 

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今年3月に進が大原からシングルで勝利していたり、その後吉岡も大原を裏切っていたりと、何かと因縁の深い一戦。
注目です!
 
 
一方、敗れた『金剛』は、新メンバー・Xを、7.27クラブチッタ川崎大会で行われる、ユニット対抗1dayイリミネーションタッグトーナメントに投入することを示唆。
最近のNOAHのXは読めない…。
 

 

 

 

 

『マサ北宮&稲村愛輝&小峠篤司vs中嶋勝彦&征矢学&拳王』

第6試合は、『金剛』の現メンバーと、『金剛』結成当時の元メンバーによる6人タッグマッチ。
 

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試合開始直後、激しくやり合うマサ北宮と中嶋勝彦
 

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そして、リング内では、拳王の握手に小峠篤司が応じる一幕が。
珍しい…。
 

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試合の方は、征矢と稲村による『手四つだけで金が取れる』マッチアップや、久々の小峠と拳王の絡みもありましたが、一番試合の中で視線を惹きつけていたのは、中嶋勝彦だった気がします。
 

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 6月のテレビマッチで行われた『敗者金網髪切りマッチ』後も、タッグ王座決定戦に向けて火花を散らし合う北宮と中嶋。

坊主になっても、中嶋の表情にはゾクゾクさせられました…。

 

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正規軍サイドも、『金剛』時代に見せていた連携を披露するも、最後は小峠が征矢の餅つきパワーボムに沈み、敗戦…。

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6.30後楽園で、『マサ北宮&清宮海斗vs中嶋&征矢』のタッグ王座決定戦が決まった際、「(北宮に)お前は征矢で十分だ。」と不穏極まりない発言を残していた中嶋でしたが、この日は「征矢で問題ないんだ。」とマイク。

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個人的には、中嶋と北宮の因縁は鉄板も、現状ですと、中嶋&征矢が新王者になるイメージしか湧かないのが正直な所…。

チームとしての統一感という部分が大きいですけれど、ここを北宮と清宮で捲れるか否かは、本番まで勝負になりそうな気がしています。


 

武藤敬司&小川良成vs清宮海斗&鈴木鼓太郎

 セミファイナルは『武藤敬司&小川良成vs清宮海斗&鈴木鼓太郎』のスペシャルタッグマッチ。
 

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武藤と小川のタッグはレア!

 

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現在スランプ中(と言われている)清宮が、大ベテラン2人ガッツリやられる展開になるかと思いきや、清宮の動きは元気そのもの!
寧ろ、鼓太郎がやられる展開になるとは予想できませんでした…。

 

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正直、清宮をスランプと言うには無理が生じている状態。
これだけ動けるんですもの!
そろそろ、梅雨明け宣言しても良い頃なんじゃないでしょうか?

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鼓太郎がベテラン勢に捕まる時間帯が長い中、鼓太郎も清宮との連携技や、武藤へのタイガードライバーで流れを切り拓こうと試みますが、最後は武藤が鼓太郎にシャイニングウィザードを決めて勝利。

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試合後のバックステージでは、小川とのタッグで王座獲りに興味を示す一幕も。

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これは実現すると面白そう!
まだまだ連携の半分も見れていない印象だったので、今後の展開が楽しみです。
 

 

 

 

 
 

丸藤正道vs杉浦貴』

 メインイベントは、『丸藤正道vs杉浦貴』のGHCヘビー級王座戦!
 

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直近の前哨戦シングル(2021.7.3横浜大会)を始め、2016年以降は丸藤が5敗2分と苦手にしているvs杉浦戦。

 

 

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タイトルをかけて争われるのは、杉浦による「戦友」発言が飛び出した2018年5月以来。
 

 

今大会のハッシュタグ(#21年目の戦友GHC)の由来にもなった一戦以来のGHC戦は、久しぶりのビッグマッチという舞台。

これを見に、関東圏から来場していた方も多かったように思います(私もそうでした)。

 

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握手から始まった試合は、杉浦が首、丸藤が左腕を狙いながら様子を窺う序盤戦に。

 

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序盤では、近年中々見られないような、丸藤の飛び技が繰り出される一幕も。
これは珍しい!

 

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双方コンディション万全の中、一進一退の攻防が展開されていきます。

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試合が終盤に差し掛かると、互いに左腕を握った状態から、エルボーとチョップのぶつけ合いに発展!
 

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この時、会場内から自然発生した、大きな拍手の渦が印象的でした。

正直、鳥肌が立つくらい圧倒されましたもの…。

 

杉浦のエルボーと、丸藤の膝がぶつかり合うものの、ここから丸藤が杉浦の側頭部に回転式の虎王!

 

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そして、武藤から王座を奪取したフィニッシャー・『虎王・零』!

 

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ここで杉浦をフォールせず、丸藤がポールシフト式エメラルド・フロウジョンを投下!!!

 

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流石の杉浦も、これを返す事が出来ず、3カウント。

丸藤が王座初防衛に成功したのでした。

 

 

 

試合後は、丸藤と杉浦が握手&一礼。

 

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 試合後の丸藤によるマイクも熱かった!

 

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 本当に仙台まで遠征して良かったと思える、思い出深い試合になりました!

 

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まとめ

充実度の高い内容で幕を閉じた、ノアの仙台サンプラザ大会。
 

 

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大会後の武田取締役のツイートによると、今大会は動員面でふるわなかったようで、悔しさを滲ませる場面も。
 

 

 

ただ、一現地民としては、客席を見る限り、人が入っていないようには感じなかったですし、寧ろ、開始前にベースボールシャツを無料配布していたこともあって、一体感は過去にないレベルまで高まっていた印象を受けました。

 

 

 

 

 

そして、試合後には急遽サイン会&撮影会も実現!
 

 

 

コロナ前は、ザ・リーヴ様のお菓子配りの際などに、選手に向けて直接声掛けできる機会というものがありましたが、その時の気持ちを思い出してしまいましたね…。

何かこう、選手に向けて言葉を伝えられる機会の尊さを実感させられたと言いましょうか。

 

 

私自身、仙台という地は、プヲタになった年(2015年)に会社の研修で3ヶ月ほど住んでいた事もあって、馴染みの深い土地だと思っているんですけれど、毎回感じるのは、現地の人の温かさ!
 
語彙力乏しすぎて、言葉では形容しにくいですけれど、大会前のタワーレコードとのコラボ企画、ベースボールシャツ配布&ステッカー配布企画、メイン中の自然発生した拍手、試合後のサプライズなど、都内では実現し得ない景色が次々と見れたのは、この土地の温かさが形成した磁場も非常に大きかったような気がしています。
 

 

 

 

やっぱり仙台は愛で溢れている…。
好きです、仙台!
 

 

この地でまた、プロレスが見れることを願って…!!!
 

 

FIRE FESTIVAL TOUR 2021 Live at SHINKIBA〜7.2 プロレスリングZERO1 新木場1stRING大会観戦記〜

2021.7.2に新木場1stRINGで行われた、プロレスリンZERO1の興行を観戦してきました。

 
ZERO1の真夏の祭典・『火祭り』開幕戦!
 
2年ぶりの夏開催となった今年の『火祭り』は、全12選手参加・2ブロック制で実施。
 
開幕戦の新木場大会では、公式戦6試合がラインナップされたのですが、どの試合も開幕から凄まじい熱量!
 
今回は、そんな『火祭り2021』開幕戦の全試合レビューになります。
今年の『火祭り』も、凄いぞ!!!
 

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佐藤嗣崇vsハートリー・ジャクソン

前年度『火祭り』覇者のハートリー・ジャクソンが、開幕戦のオープニングカードで登場!
初戦は、佐藤嗣崇とのヘビー級同士による一戦となりました。
 

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序盤はジャクソン優位な展開も、次第に巻き返していく佐藤。
 

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終盤、身体の投げ合い・ぶつかり合いを制した佐藤が、最後はジャクソンの巨体を持ち上げると、垂直落下式ブレーンバスターで3カウント!
 

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 開幕戦のオープニングカードで、前年度の『火祭り』覇者が敗れる波乱!
 
しかし、佐藤の自力が勝っていた内容に、『火祭り』の恐ろしさの一端を垣間見たのも事実。
終盤戦まで1位争いに絡んでくると、非常に面白そうな気がしました。
 

 

 

将軍岡本vsクリス・ヴァイス

VOODOO MURDERS』(で今も良いのかな?)の同門対決となった一番。
 

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同門対決ではありましたが、良い意味でそういう部分を感じさせない、クリスと将軍の容赦の無さが良き!
 
力比べ一つ取っても、インパクト抜群でした。
 

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双方ヒールレスラーながら、反則も介入も無い、真っ向勝負のぶつかり合い!

この潔さも含めたストレートさに、爽快感を覚えました。

 

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互いに譲らない展開ではありましたが、最後はクリスがパッケージパイルドライバーで勝利!

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この時点で、大会ベストバウトを予感させる熱闘だった訳ですが、今年の『火祭り』は、まだまだこんなものではなかったのです…!
 

 

 

 

『吉田綾斗vs菅原拓也

『火祭り』初出場となった吉田綾斗(2AW)。
 
吉田がシングルリーグに出るのは、恐らくK-DOJO時代の若手リーグ戦(『K-METAL LEAGUE』)以来なんじゃないかと。
(2020年に、チャンピオン・カーニバルに一度はエントリーされた経緯はありましたが…)
 

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初戦は曲者・菅原拓也
 

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吉田のストロングポイントである脚を、集中的に攻めたてていく菅原。
一点集中メインの菅原に、苦戦を強いられる吉田…。
 

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そんな吉田も、ランニングネックブリーカーなどで反撃の狼煙!
 

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終盤は、菅原が丸め込みでフォールを狙いに行ったものの、吉田も負けじと切り返す格好。

 

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最後に3カウントを奪ったのは、吉田綾斗!

決まり手は、2AWのベテラン・旭志織のフィニッシャー『モダンタイムス』!!

 

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戦前から菅原が『抽斗』というワードを用いて、吉田戦に向けた意気込みをツイートしていたのですけれど、最後の最後で、思いもよらない『抽斗』を開けてきた吉田に勝利が舞い込んだ印象。
 
これは劇的でした!
 

 

 

阿部史典vs田中将斗

激闘続きの『火祭り』開幕戦にあって、今大会の個人的ベストバウトに挙げたい一戦。
 

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序盤から阿部が、田中の爪先を噛んだり、グーパン入れたりで田中を着火しに行く訳ですけれど、そのバチバチの土俵に乗っかって、ガッツリやり合う田中もまた、凄まじかったです。

 

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以前、阿部のホームリングである、プロレスリングBASARA後楽園ホール大会でシングルマッチを行った際には、「田中から阿部の土俵に乗り込んでいる」印象を受けましたが、今回は「阿部の方から田中を土俵に引き摺り込んだ」印象。

そこにガッツリ乗っかる田中の度量も半端ない!

 

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田中までグーパン出したり、爪先噛み始めたりしてましたから(笑)

終盤では、阿部に馬乗りになってエルボー連発と、普段見られないようなシーンも。

 

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壮絶な死闘は、田中が阿部に額を割られながらも、最後は後頭部への一撃で阿部をKO!

これで田中がレフェリーストップ勝利!

 

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他のフォロワー様から「今年の火祭りヤバすぎない?」、「開幕戦からあそこまでやるのか…」と漏れるほどの、壮絶極まりない内容でしたが、レフェリーストップだった為、田中の勝ち点は4止まり…(※)

(※3カウント・ギブアップ勝利なら勝ち点5を獲得)

 

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この失った1点が終盤に響く可能性を孕んでいるのも、『火祭り』独特の恐ろしさ。
しかし、それでも、この一戦を制した事は大きかった!
 

 

 

 

入江茂弘vs太嘉文』

 セミファイナルでは、昨年初出場も、負傷により途中離脱となった太嘉文が、初出場の入江茂弘を迎え撃つ一戦に。

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序盤から入江の右腕を狙う太嘉文。

この狙いは凄く良かった。

 

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ただ、この試合の主導権を握っていたのは入江。

元来の体格を生かした重い攻撃に加え、試合中も「俺が『火祭り』優勝するぞ!」と決意を爆発させるなど、場の雰囲気を一気に支配。

 

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入江の右腕狙いで攻めるも、ビーストボンバーを喰らってしまった太嘉文。

しかし、この一撃を執念で返してみせます。

 

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ならばと、入江がもう一度ビーストボンバーの体勢に。

そこを狙っていた太嘉文が、カウンター気味にサブミッション!!!

 

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呻く入江。

 

ロープが目と鼻の先にある位置でしたが、自力脱出が困難な体勢で、太嘉文が入江の身体を極めると、入江は堪らず口頭でギブアップ!!

 

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開幕戦最大の番狂わせだったかと。

入江が支配する時間帯が続いた試合でしたが、ビーストボンバーも返して、最後に勝利をもぎ取った太嘉文は間違いなく凄かった。

 

ギブアップで敗れた入江の姿なんて、私自身初めて見ましたもの…。

衝撃!

 

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大谷晋二郎vs稲村愛輝』

開幕戦のメインを飾ったのは、3年振りの出場となった『ミスター火祭り』・大谷晋二郎と、NOAHから初参戦となった稲村愛輝の一戦。
 

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ゴングが鳴らされると、すぐさま大谷に襲いかかる稲村!

 

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強烈なエルボーなど、ガタイを存分に活かした攻めで大谷を押しにかかりますが、大谷も負けじと顔面ウォッシュ!

 

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稲村の喰らいつく表情が、とにかく良かったです。
 
人間魚雷に強烈なエルボー。
キツい攻撃を引かずに受け続ける大谷。

 

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得意の水面蹴りでも倒れない稲村を相手に、エルボーの応酬を制した大谷。

右手を高く掲げてから、稲村の喉元に袈裟斬りチョップ!!!

 

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十中八九、勝負が決する技だったものの、一の確率で稲村が3カウントを阻止!

すると、大谷はすぐさま稲村にコブラホールド!

 

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レフェリーのチェックにも手を挙げて応えていた稲村でしたが、大谷が首元を絞め上げると、堪らず稲村がギブアップ!

 

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死闘続きだった『火祭り』開幕戦の最後も、壮絶な死闘で終了。

3年ぶりの『火祭り』出場となった大谷が、開幕戦白星発進という、幸先の良いスタートを切りました。

 

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しかし、敗れはしたものの、水面蹴りを耐え、袈裟斬りチョップでも立ち上がった稲村も、強さを証明したのは間違いない訳でして。

 

本当に凄まじかったです…。

去年は『一騎当千』で勝利を掴んだ稲村でしたが、今年は『火祭り』でどこまで勝ち点を重ねられるか、注目したいところです!

 

 

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

 試合後は、大谷が恒例の熱いマイク!
 

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まとめ

開幕戦から激闘連発となった、『火祭り2021』開幕戦!
 

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今年の神興行に食い込むくらい、オープニングのタッグマッチ含めて熱い内容。

ZERO1は本当に、毎年こういう興行をバンバン叩き出してくるから凄い!

 

 

とはいえ、まだ『火祭り2021』は始まったばかり。
お近くの皆様は、是非会場へ!
 
毎年ヤバいヤバい言うとりますが、今年の『火祭り』はマジで凄いです!
 
※ ↓ 過去記事はこちらから! ↓
 

レンブラントのプロレス場放浪記 第6回〜Time To Make History〜

2021.7.1、東京ドームシティホールで行われた『GLEAT Ver.1』を観戦してきました。

 

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旧:エス・ピー広告株式会社時代から、『東京愚連隊』や第2期『DNADDT NEW ATTITUDE)』の運営に携わり、2019年からの約1年間はプロレスリング・ノアの親会社も務めていた、リデットエンターテインメント株式会社(以下:リデット社)
 
そのリデット社が、2020年に旗揚げを発表した『GLEAT』
この日は、団体の本旗揚げ戦!
 
2020年10月のプレ旗揚げ戦、プロレスリンZERO1や『ハードヒット』との団体対抗戦、Youtubeでの『実験マッチ』配信、『#STRONGHEARTS』を始めとした複数選手の入団、『G PROWRESTLING』と『LIDET UWF』の2大ブランド創設&プレ旗揚げ戦を経て実現した今回の旗揚げ戦は、前売りの段階で全席完売をマーク!
 
 
今回は、そんな新団体『GLEAT』旗揚げ戦の観戦記になります!
 

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会場概要

今回行ってきた会場は、東京ドームシティホール
 

 

 
水道橋駅から程近い同会場では、プロレスですと、WRESTLE-1の旗揚げ戦(2013年)、最近では東京女子プロレスのビッグマッチ(2020年11月)が行われているものの、個人的には、『ミュージカル・テニスの王子様』や舞台・『ハイキュー!!』など、普段はライブやミュージカルで使われている印象が強い場所。
 
私自身、百回以上通り過ぎてきた会場に入るのは、今回が初めて(笑)。
何だか不思議な感じ…。
 
会場はアリーナ席に加え、(スタンド席にあたる)第1~第3バルコニーが設置されており、試合がとにかく見やすい!
良い会場!
 

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ここ、プロレスでも普通に使ってくれないかなあ…。
(ライブや舞台で中々難しいのかも知れないけれど)
 
 

大会概要

今回の旗揚げ戦では全8試合がラインナップ。
 
大会開始前には、リデット社時代のノアでも使われていた『グランドエスケープ』が…!
超絶エモかった…。
 
そして、カード発表と並行しての、選手入場式!
 

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今回は、前半4試合が純プロレスの『G PROWRESTLING』後半4試合はUWFルール採用の『LIDET UWFと、カラーをハッキリ分ける構成に。
これに倣う形で、観戦記の方も2ブランドに目次を分けて紹介したいと思います。
 
 

『G PROWRESTLING』

第1試合 『エル・リンダマンvs田村ハヤト』
旗揚げ戦のオープニングカードは、ZERO1で現Jr二冠王者のエル・リンダマンと、ZERO1の前世界ヘビー級王者・田村ハヤトのシングルマッチ
 
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体格差のある両者のシングルでしたが、試合が始まると、その差を感じさせない好勝負!
 

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今大会中、1,2に入る好内容だった気も。

田村がリンダマン以上に客席を煽っていて、先を取りに来てる感じも良かったです。

 

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最後はリンダマンが田村ハヤトからジャーマンで勝利!

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試合後には、リンダマンが単独マイクで客席を煽る展開。


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この日はYoutubeで無料生配信もなされていた訳ですが、その配信視聴組も歴史の証人と言い放つリンダマンに漢気を感じずにはいられませんでした。
カッコいい!

 

 
第2試合 『宮城倫子vs井上京子
完全に井上京子の試合。
井上が勝つべくして勝った、という印象につきます。
 

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井上が強敵であるのは確かですが、ミサイルキック以外、爪痕を残せないまま宮城が完敗した事実に、少なからず衝撃を受けた訳でして…。
 
後述する『福田vs橋本』と並び、女子勢の試合の実力差が指摘されたりした今大会でしたが、正直デビュー戦だった福田と同列で比べちゃいけないな、と。
一番クオリティに不安を抱いた試合…。
 

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最後はパワーボムで3カウント。

井上京子の強さをまざまざと体感させられました…。

 

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第3試合 『鬼塚一聖&入江茂弘&CIMAvs佐藤恵一&渡辺壮馬&カズ・ハヤシ』
『#STRONGHEARTS vs G PROWRESTLING』の一戦。
 

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ストハーが入ると安定感抜群でしたが、G PRO勢もそこに張り合う良い試合。

 

中でも、鬼塚の存在感が素晴らしかったです。

ドラゲーを介さずデビューしているはずなのに、試合の盛り上げ方が、ドラゲーの若手のそれだったのが、完全にメソッド化されてるんだろうなあ、なんてぼんやり思ったり。

 

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煌びやかな内容の一戦は、終盤、カズと鬼塚の一騎打ちに。

 

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カズのファイナルカットを喰らいながらも返した鬼塚が、最後はウラカン・ラナでカズから会心の3カウントフォール!!

 

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大金星、とも言いたい所ですが、鬼塚が勝つだけのモノを見せていたのが、見事結実した格好かと。

良かった!

 

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第4試合 『T-Hawk vs河上隆一
『G PROWRESTLING』メインは、T-Hawkと河上隆一によるシングルマッチ
 

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奇しくも、2019年12月に『年越しプロレス』のシャッフルタッグトーナメントでタッグを組んでいた2人のシングルマッチに…。
これはエモい!
 

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双方、髪型やコスチュームに加え、入場曲まで一新してきた事もあり、どこか新鮮な印象も…。
 

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互いの馬力と打撃技の凄さに圧倒された一戦。

ただ、この二人なら、まだまだ先も更新してくれそうな余地も感じたり…。

 

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純プロレス部門のエースの座を射止めたい、重要な一番を制したのは、河上隆一

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終盤のラッシュで流れをモノにすると、最後はサンダーボルトでピンフォール

 

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頭部の刺さり方からして、説得力大なフィニッシュ!
 
GLEAT移籍後、他団体参戦の無かった河上でしたが、今後はストハーと別路線の外敵として見てみたい所。
 
もっと試合を見たい存在。
どうなるでしょうか…?
 

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『LIDET UWF

第5試合 『渡辺壮馬&田中稔vs井土徹也&松井大二郎
第5試合からは、UWFルールでの試合。
今大会唯一の『ダブルバウト』となりました。
 

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第3試合に出場していた渡辺が、UWFルールの試合にも出場。

『G PROWRESTLING』と『LIDET UWF』で1日2試合だった事を感じさせない、動きの良さが光ってました。

 

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試合は終盤、渡辺が掌底で松井からダウンを奪うも、即座にダブルリストロックでギブアップ負け…。

 

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敗れたものの、異なるスタイルでの順応性はキッチリとアピールしてきた渡辺。
今後が楽しみです!
 

 

 

 

 
第6試合 『福田茉耶vs橋本千紘
福田茉耶デビュー戦。
 
対戦相手は橋本千紘
しかもルールはUWFと、男女含め、向こう数年は無さそうなデビュー戦の形式に…。
 

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試合自体は橋本千紘の完勝でしたが、デビュー戦であのレベルの相手と当たったのは、福田にとっては、ちと酷だった気も。
UWFルール関係なく、橋本が強すぎた…。
 

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ただ、側頭部ハイキックで橋本をムキにさせ、水車落としを出させた下りなんか、デビュー戦の試合内容としては完璧だったんじゃないかと!
 

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正直、アレ喰らって立っていた橋本が異常なだけで、普通ならダウンが取れるような技でしたから。
 
あと、これが彼女のデビュー戦という点が、あまり伝わってないのも正直悲しかったり…。
デビュー戦で、強敵相手に爪痕を残しただけでも立派!
第2試合と同じ評価軸で語るのは、正直酷だし可哀そう…。
 

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結果的に完敗を喫した福田ではありましたが、今の女子プロレスだと中々いないタイプのように感じたので、もっともっと他所に出てほしいな、と。
楽しみです!
 

 

 

 

 
第7試合 『飯塚優vs船木誠勝
セミファイナルは、飯塚優vs船木誠勝シングルマッチ
 

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試合は、船木が危なげなく、ポイントを2連続で奪う展開。
 
解説からも評されていましたが、「(腕や脚など)どこからでも狙える体勢」を作って、優位を形成していた所が恐ろしい…。
手首を掴んで押さえこんでいた所なんか、特に。

 

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船木にペースを握られる飯塚でしたが、すぐさま腕を極めて、船木から1ポイントを奪取。
 

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後半にラッシュを仕掛けていく飯塚でしたが、そこを船木が冷静にガードして捌いていくと、前のめりになった飯塚の隙を突いて、カウンターの雨!
 

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最後はスリーパーホールドで飯塚から勝利。
 

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船木、強い強過ぎます…。
試合後のツイート群を見ていても、船木の強さが際立った感想。
 

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とにかく船木が強すぎた…。
 
とはいえ、そんな相手から1ポイントを奪取した飯塚も素晴らしかった。
それ船木に隙が無さすぎた…。
 
 

 

 

 

 

 
第8試合 『伊藤貴則vs SHO』
メインは、GLEATのエース候補・伊藤が、新日本プロレスのSHOを迎え撃った一戦。
 

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大会のメインに相応しい試合内容ではありましたが、気になったのは伊藤の攻め…。
 

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組み付いてくるSHOに対し、力を以て制する事で優位には立つものの、そこで詰めの一手が出ない故に、SHOに切り返されて形勢逆転という場面もしばしば…。
試合を見ていて、歯痒さを感じてしまったのが正直な所…
 

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私自身、この試合を見るまで、『LIDET UWF』と『ハードヒット』の違いは信念・理念だけなんだろうと思っていました。
ただ、私なりに、良くも悪くも双方の違いをハッキリ感じさせられた試合。
 
多分、『ハードヒット』だと、この試合の伊藤みたいな詰めの甘さが出た瞬間に、速攻で潰されていただろうな、と。
 
この試合のSHOの潰しが甘かった、という訳では決して無くて。
ただ、結果として、(他の方も仰っていたりしましたが、)『Uっぽいプロレス』になってしまったかな…、とは。
 

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体格差の優位こそあったものの、伊藤が攻めきれない箇所が最後まで響いたか、結果はSHOがレフェリーストップで勝利。
 

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試合後は、双方握手でEND。
完全にNEXT…、あるのでしょうか?
 

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SHO「どうも。GLEATファンの皆さん。新日本のSHOです。俺がやることはただ1つ。相手が新日本の選手だろうが、こうして他団体の選手だろうが、俺は反対コーナーに立つ相手をどんなルールだろうが、どんな体重してようが、何人(なにじん)だろうが関係ねえ。倒すだけだ。俺のやることはそれだけだ。ただそれをやっただけだ。でも、伊藤選手……いいね。これを点で終わらせるか、それとも線に繋げるか。伊藤選手……いや、伊藤!お前次第だ!」

GLEAT旗揚げ戦の“UWFvs新日本”対抗戦は新日本に軍配!船木が田村潔司の孫弟子・飯塚にUWFを教育!T-Hawkvs河上のG PRO頂上決戦は河上が勝利!

 

 

エンディング

メイン終了後は、所属選手を中心に集合。

 

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鬼塚、飯塚ら、若手選手を中心にマイクリレーが行われましたが、印象的だったのが渡辺のマイク。

 

ストハー勢とタメを張れる程の、元気と明るさ!

意外!!

 

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そして、記念撮影。

 

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最後は、『グランドエスケープ』に乗せてのエンディングムービー。
 

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LIDET社時代のプロレスリング・ノアでも、開始前BGMで使用されていた『グランドエスケープ』ですが、今回の『GLEAT』旗揚げ戦の開始前BGM&エンディングムービーでも使用されるあたり、LIDET社ないし鈴木裕之社長にとって、象徴的なテーマソングなのかもなあ、と。
 
LIDET社がノアのスポンサーから撤退して以降(2020年秋頃~)、開始前BGMがオリジナル曲に変わった事も、これなら納得いく所。
 
また聴けて良かった…(泣)。
 

まとめ

多くの話題性を伴って終了した、『GLEAT』旗揚げ戦。
 

 

 

 

 

 

この日は平日にもかかわらず、新日本プロレス後楽園ホール)、東京女子プロレス新木場1stRING)、プロレスリングWAVEの『Catch the WAVE』決勝(新宿FACE)と興行大戦争だった訳ですが、話題の中心に立っていたのは、間違いなく『GLEAT』の旗揚げ戦。
 
「『UWFルール』の試合が果たしてUだったのか」とか、「女子部門の実力」とか、内容面で賛否分かれる箇所もあったものの、まだ旗は揚がったばかり。
 
色々なプロレス団体がある中で、観客として旗揚げ戦に立ち会えた事。
 
映像コンテンツもSNSの拡散力も無かったNOAHに、多大な貢献を果たしたLIDET社の、挑戦の一歩を見届けた事。
 
個人的には、これが出来ただけでも嬉しかったり。
 
次も見に行きたい団体。
今後の船出が楽しみです!!
 

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VIVA LA CyberFight(後篇)〜2021.6.6 『CyberFight Festival 2021』観戦記~

2021.6.6に、さいたまスーパーアリーナで行われた『CyberFight Festival 2021』を観戦してきました。

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

株式会社CyberFightが贈る、大規模プロレス・フェス!
全15試合がラインナップされたフェスも、いよいよ終盤戦へ…。
 
今回は、『DDT vs金剛』の第8試合から、トリプルメインイベントまでの5試合分のレビューになります!
 
サイバーファイトフェス、最高でした…!
 

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第8試合『高木三四郎&彰人&樋口和貞&坂口征夫&吉村直巳&納谷幸男 vs 拳王&中嶋勝彦&征矢学&覇王&仁王&タダスケ

 
戦前から火花を散らしていた対抗戦が、有観客の舞台で遂に実現!
 
 
先に入場したのは『金剛』。
大会場のスクリーンに映し出される『KONGO』も文字と、赤の演出がたまらない!
 

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DDT勢は、過去に登場したアイテムや、キャラクターの一部を身に着けて登場!
『髑髏城の七人』感が、凄い!
 

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試合は、坂口が仕掛けたドロップキックで開戦!
 

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奇しくも、高木三四郎に見初められるキッカケとなった技で、『金剛』の面々に仕掛ける坂口アニキ…。
 

 

 
エモいしカッコいい!
 
 
樋口と征矢のマッチアップが良き!
多人数タッグの限られた時間でも、爪痕を残す樋口は素晴らしい。
 

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拳王と大社長のバチバチ感もあった試合ですが、終わってみると、試合の中心にいたのは、拳王、坂口征夫そして中嶋勝彦だった気がします。
 

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拳王と坂口に関しては、戦前からのバチバチ感で期待値マシマシでしたが、SNSでさして発信してこなかった中嶋が、持ち前の蹴りに相手のヒートを買う行為で、一気に存在感を増していました。
敵に回すと恐ろしく、味方につけると心強い存在…。
 

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坂口と中嶋の蹴撃戦は、個人的に、この試合のハイライトシーンだったかと。
 

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そして、拳王と坂口による邂逅!

 

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後半は、アイテムを駆使したDDTと、それに文字通り乗りながらも否定した『金剛』という図式に。

 

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双方のスタンスの違いが、改めて浮き彫りとなった試合。
この噛み合わなさが最高!
 

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ただ、アイテムを使いだしたシーンは、らしさを感じた一方で、『アイテムが出てきたエモさ>やや冷めた感情』となったのが正直なところ…。
 
だからこそ、終盤の大社長と坂口の連携が凄く良かった!
 

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最後は、坂口がスタンディング式神の右膝⇒スリーパーホールドwithヨシヒコで拳王を排除すると、大社長が覇王にシットダウン式ひまわりボムを決めて勝利!
 

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最後のマイクでは、大社長が新日本プロレスWWEの名前を挙げ、業界トップを狙う事を宣言!
 

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敗れた『金剛』だったものの、戦前から、拳王はホントに頑張っていたと思います。
何なら今回、大社長から仕掛けている喧嘩ですし、そこに一歩も引かず、SNS得意なDDT勢に一人で燃料を投下し続けた姿勢は流石。
 
DDTファンから、「ビッグマッチ行くの辞めるわ」とか、「DDTに上がらないでほしい」なんて意見をTLで見かけたりもしていたので、個人的に惜しまれるのは『ご時世柄声が出せない』環境…。
 
ブーイングが起きていたら、また雰囲気も変わっていたんだろうなあ、なんて。
コロナめ…!
 

 

  

 

 

 

 

 

第9試合『竹下幸之介&上野勇希 vs 清宮海斗&稲村愛輝』

 
フェスの第1弾発表カードでもあった対抗戦。
 
 

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対抗戦直前まで、迷いを吐露していた清宮でしたが、試合を見ていて、正直、そういった悩みや迷いとかは私自身感じなかったです。
 

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ただ、試合ですと、稲村が出てくる時間の方が長く感じた故、攻め手としての印象は薄かった…。
「短い時間でも爪痕を残せなかったから」と言われれば、それまでなのですが。
 

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そして、DDT勢が強かった…。
 

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この試合に対する熱量という意味でも、上野が一番だったかと。
終盤の清宮との一騎打ちにおける、感情剥き出しな姿は、その最たる例。
 

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試合が終盤に差し掛かるにつれ、竹下が上野に勝負を託し、自らは上野のアシストに回る場面が目立っていた印象。
実は、清宮をアウトオブ眼中だったのは竹下ではないか説。
 

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最後は上野が清宮から勝利!
 

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この結果に、(私含め)会場はどよめいていましたね…。
どよめきの理由が、「清宮が上野に負けた」という格の部分なのか、「決着つくなら竹下か清宮だろう」と思っていたからなのか、今では知る由もないのですが、私は完全に後者。
 
前述した、竹下が上野に勝負を託す流れから試合をモノにした事で、圧倒的強者感を出してきたのも天晴。
 
試合後のバックステージコメントは、悔しさよりは吹っ切れ感が強かった清宮と、圧倒的マウンティングでネクストが無い事を示したDDT勢で対照的な内容に…。
 
竹下 まぁ、プロレスはなんだかんだ言って、リング上が全てじゃないですか。ねぇ? あんだけいろんな押し問答ありましたけど、僕が一方的に押してるだけかもしれないけど、結局リング上がすべてなんで。最後も僕がいくまでもない。
(中略)
僕はもう出すもの出したかなと思います。次はないと思いますよ。なぜなら僕、竹下幸之介はこっからもっと上に上に、遠くに遠くにいきますよ。もう追いつかれることはないから。だからもう戦うことはないかなと。ありがとうございました。

上野 今日はね、去年、清宮さんと稲村さんが持ってるノアと、僕と竹ちゃんが持ってるDDT、これ戦っただけですよ。各々の気持ちなんて知ったこっちゃないですよ。僕たちは僕たちのために、DDTのために戦いました。今日どんな気持ちで来てるかわからないけど、勝ったのは僕ですから。
 
 
清宮 負けたよ。負け。でもまだこれ、通過点だからね。通過点だから。負けたけど、俺はまだ終わってないから。今日はね、俺たちが弱かっただけなんでね。そうだよ、俺たちが弱かっただけだ。通過点だよ、通過点。通過点だ。

 https://www.ddtpro.com/results/16009

 
ただ、この対抗戦の敗戦だけでなく、何気ない所作さえも選手のストーリーに直で組み込む、ある種エゲツないほどの強かさを持っているのが今のNOAHだと、私は感じています。
(2020年夏のタダスケ金剛入り、AXIZ解散etc…)
 
今後の清宮の化け方次第では、「対抗戦で負けた!悔しい!」なんて感情すら超越する、デカいターニングポイントになりそうな予感もするので、この"スタートライン"からの清宮が楽しみになりました。
 
まあ、あと、案の定これに勝って、マウンティング極めてきた竹下。
個人的に、この一戦で終わって、またDDT内だけで『俺凄い』をやり通すのは、才能的にも業界的にも大きな損失だと思っているので、外部参戦全裸待機!
 
 
 

 

 
 

■3大タイトルマッチ

 
ビッグマッチは遂に最終盤!
今フェスのトリプルメインイベントと銘打たれた、東京女子プロレスDDTプロレスリング、プロレスリング・ノアの最高峰をかけた3大王座戦に突入します。
 
 
この3大王座戦を見て、私自身感じたのは、いずれも「対抗戦より対抗戦感のある試合内容」だった所です。
 
今回組まれていた『NOAH vs DDT』の対抗戦以上に、殺伐さだったり、残酷にも見える現実だったり、3大タイトルマッチは様々な明暗を分けてしまった感…。
 
私自身、戦前の期待値が高かった事もあって、いずれも思った以上に跳ねなかった印象でしたが、団体やタイトルの歴史関係なく、フラットな評価軸で品評された試みは非常に良かったと思いました。
 
 という訳で、3大王座戦のレビュー!
 

山下実優vs坂崎ユカ』(プリンセス・オブ・プリンセス選手権)

 

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今フェスのベストバウトに挙げる声も多かった一戦。
私も、今回の3大王座戦では、内容が一番良い試合だと思いました。
 

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手の合う試合になるかと思いきや、微妙なズレや交わらなさを感じるマッチアップに、頭部や首元を中心に加える冷徹な攻撃。
 

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生え抜きの所属選手同士による試合のはずなのに、どこか対抗戦チックな空気は、見ていてゾクゾクさせられました…
 

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最後は、山下がクラッシュ・ラビットヒートで坂崎の顔面をブチ抜き、激闘に終止符!
 

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初防衛戦で、早くも防衛ロードのハードルを上げてしまった感も。
この一戦に勝利した山下から、一体誰が勝てるのか…。
 

 

 

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ぶっちぎりで後ろ2つを引き離す試合内容になると面白かったのですが、「この二人なら凄いものが見れる」と期待値高めで見ていた分、現地で見た時に、やや物足りなさを感じたのが正直な所。
 
でも、大舞台で切るべきカードを切って挑んだ大勝負に、東女は勝った。
それは間違いないかと!
 

 

 

 

 

秋山準vsHARASHIMA』(KO-D無差別級選手権)

 
「今フェスで一番屈辱や挫折感を味わった選手って、実はHARASHIMAなのかもしれない…」
 

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試合を見終えた、私の率直な感想になります。
 
屈辱や挫折感という面で、竹下や上野との対抗戦に敗れた清宮海斗も象徴的ではありましたが、「団体の象徴ないしエースが、試合内容で完敗を喫した」試合は、清宮のそれが吹き飛ぶ程の衝撃を受けました。
清宮とHARASHIMAでは、キャリアや団体内の立ち位置も異なる為、一概には言えないのかも知れませんが…。
 

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入場時、新調した空色のガウンを身に纏い(普段は黒基調に青)、試合が始まると、序盤から鬼神の如く秋山を攻め立てるHARASHIMA
 

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相手から仕掛けられた際、HARASHIMAが鬼と化す様子を何回か見てきた私にとって、この光景は珍しいものに映りました。
(大家帝国興行の時ぐらいしか記憶にない…)
 

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フィニッシャーの蒼魔刀を決める前には、尻餅をついた秋山の側頭部を蹴り飛ばす場面も。
これも、普段なら見られない攻撃。
 

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これらの点から、HARASHIMAの秋山戦に対する、並々ならぬ意気込みを私自身感じた次第です。
 

 

 
ただ、試合に関して言うと、序盤の場外戦で秋山が流れを掌握し始めて以降、最後まで、HARASHIMAが秋山を追う展開をひっくり返せなかった印象…。
 

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終盤、秋山のエクスプロイダーを何度となく喰らいながら、必死に反撃するHARASHIMA
 

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その姿から鬼気迫るものを感じましたが、最後は秋山がHARASHIMAをフロントネックロックで絞め落とすと、ここでレフェリーが試合をストップ…。
 

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昨秋、竹下が大田区でやられた時に近い、内容面で秋山が完全制圧した試合。
 

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試合後、この結果に抗議するHARASHIMAでしたが、時すでに遅し…。
秋山戦に向けて、打てる攻め手は尽くしていただけに、それでもHARASHIMAが制圧されてしまった現実に、言いようのない絶望を感じてしまいました。
 
こうして振り返ると、秋山のキツい攻めを喰らいながらも、攻撃のターンをしっかり作っていた遠藤哲哉に凄みを感じたり…。
それだけ、秋山の攻撃の圧が凄い。
 
これで、竹下(D-王優勝決定戦)⇒遠藤(無差別級王座挑戦)⇒樋口⇒男色ディーノHARASHIMAと、無差別級V3にして、DDTの主力組をほぼほぼ退けた格好に。
 
佐々木大輔や、現在UNIVERSAL王者の上野がいるとはいえ、ちょっと次が想像できない…。
強い強すぎます!
 

 

武藤敬司vs丸藤正道』(GHCヘビー級選手権)

 
フェスの大トリをかざったのは、武藤敬司丸藤正道による、天才同士の頂上対決!
 

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武藤の腕を攻めて、流れを握ろうとする丸藤…。
 

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ただ、試合に関しては、全体的に、丸藤が武藤にペースを握られる時間帯が続きました。
一つ前の『秋山vsHARASHIMA』同様、或いはそれ以上の一方的な展開…。
 

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丸藤クラスの選手でさえも、容易く封じてしまう武藤の恐ろしさ…
正直、中盤以降まで殆ど消されてました。
 

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丸藤の攻撃が線に繋がる前に、点の段階で芽を摘んでくる武藤が、嫌らしくも強か…。
 

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私自身、このGHCヘビー戦の前まで、4団体中、今フェスでNOAHの印象が一番薄いと感じていた事もあり、中盤まで、ある種の危機感を覚えたのが正直な所。
 
 
しかし、終盤、試合が一気に動き出します。
 
丸藤にシュミット式バックブリーカーを決めた武藤は、トップコーナーへ…。
 

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そこから、何と、丸藤にムーンサルトプレスを投下!!
 

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膝を人工関節にして以来、禁じられていた封印を解き放った瞬間、会場中からは大きなどよめきが!
私にとって、一生忘れられないシーンの一つになりました。
 
2020年春以降、新型コロナウイルスの蔓延に伴い、(特例を除き)『声を出してはいけない』が共通のルールとして定められたプロレス興行。
 
観客は、出したくて出た声ではないはず。
 
今年2月のNOAH日本武道館大会でも、コーナーに登りながら投下する事の無かった技。
 
 
『もう見る事はないだろう』と思われていた、周囲の共通認識。
 
そこをひっくり返したからこその、あのどよめき!
 
 
しかし、渾身のムーンサルトプレスは、丸藤がキックアウト!
 

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捨て身で放った一撃の代償は大きく、膝を押さえて悶絶する武藤。
 

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この動きが止まったタイミングで、丸藤が虎王の連打!
 

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最後は、武藤の額に『虎王・零』!
 
 
 

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これで3カウント!
 

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フェスの最後を、『武藤敬司ムーンサルトプレス解禁』と『丸藤正道の至宝奪還』で持って行った試合内容。
 

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内容の部分で賛否はあるでしょうが、フェスのフィナーレとしてはこれ以上ない絵だったかと。
いやあ、すげえわ…。
 

 

と、同時に、丸藤戴冠は予想できなかったなあ、というのが率直な感想。
 
正直、まだ『vs武藤』で、中嶋や拳王、(ナショナル王者とはいえ)杉浦も控えている事もあり、(秋開催されるであろう)『N-1 VICTORY』後までは武藤政権で行くんだろうなあ、なんて勝手に思っていた節があるので…。
 
丸藤の獲れなかった年月(※2016年1月以来、約5年5か月ぶり)、禁断の技を解禁して敗れ去った武藤など、色々と重みを感じる王座戴冠でした。
 
あと、個人的に、大会前にラジオ番組で共演していたスガシカオが、午前中の大阪での仕事から駆けつけて、王座戴冠を見届けたのがエモかったです(小並感)。
 
 
 

エンディング

 
大会のラストは、3大タイトルマッチを終えて、王座を持っていた山下、秋山、丸藤の3人で〆!
 

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この錚々たる面子の中、〆の挨拶を立派に務めた山下、カッコ良かったです!
 

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最後は参戦メンバーがほぼほぼ終結する大団円。
エンディングBGMがMISIAじゃないところが、今回のフェスならではの光景だと感じたり。
 

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楽しかったです!
 

フェス総評

 
公式発表で観衆4800人を集めた、今回のサイバーファイトフェス。
 
恐らく、新型コロナウイルスの蔓延した2020年春以降では、一番規模の大きい会場で、一番人が入っている光景を見れたプロレス興行だった気がします。
 
全15試合、休憩時間無しという過酷なシチュエーションでしたが、懸念のトイレ休憩チャレンジも、前説や煽りVのタイミングで成功したので、何とか全試合、頭からケツまで見る事が出来ました…。
良かった…。
 
途中でダレる所が出てくるかと思ったものの、終わってみれば、各試合カラーリングが異なり、内容も面白かった事で、そうした点も感じず。
非常に満足度高かったです。
 
個人的勝因は、中盤の提供試合パートと、タイトルマッチを3大王座戦に絞った事かと。
タイトルマッチが続く大会も、個人的には好きですが、濃い試合が続いて胃もたれするのを考えると、これで良かった気はします。
 
時間も、いつものDDTのビッグマッチよりはサクサク終わった印象ですし(19時前終了)。
寧ろ、今までどんだけ長かったかって事ですわ…。
 
 
今まで見たことなかった団体に興味を示したり、足を運んでみたりするキッカケ作りとしては、今回のフェスはこの上なく有意義な内容だった気がします。
 
特に東女勢の場合、全般的にフェスでの評価が高かった印象を受けました。
 
正直、今大会に近い形式で行われた『DDT ULTIMATE  PARTY』(2019年11月)の時なんて、『中島vs坂崎』のシングル王座戦に、タッグ王座戦沙希様を除くと、トップ戦線にいる選手と他の選手で実力差がありすぎましたから…
 
 
とにかく、良いフェスでした!
ありがとう!
 

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P.S.
 
帰り際、WRESTLE UNIVERSE会員ブースで頂いたブツ…。
 

 

向こう暫く分の運は使い果たした感あり(笑)。
 
でも、これでよし!
ありがとうございました!