レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

狼煙~2022.1.1プロレスリング・ノア日本武道館大会観戦記~

2022.1.1の夕方に、日本武道館でプロレスリング・ノアを観戦してきました。

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 
日本プロレス界の歴史で初となる、【元日の日本武道館大会】!
※直近の元日武道館は、下記のようなスケジュールでした。
 

 

今回は、諸々ターニングポイントになりうる瞬間が生まれた、NOAH元日武道館の観戦記になります。
 
令和プロレス革命、期待大!
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105213907j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220105231444j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220105221902j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220105223702j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220105225159j:plain

 
 
 

大会概要

今大会は全10試合がラインナップ。
 
2021年2月と異なり、休憩無しでブッ続けではありましたが、全体的に内容の満足度は高し!
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105211925j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220105212046j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220105212134j:plain

 
その中でも面白かったのは、セミ前の『桜庭和志&杉浦貴&KENTAvs稲村愛輝&稲葉大樹&マサ北宮』。
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105213121j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220105214216j:plain

 
"KENTA"としては久方振りとなるNOAH参戦でしたが、この一番で存在感を示したのは、稲村と北宮か。
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105213316j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220105213438j:plain

 
先発からKENTAとの対戦を要求する北宮と、桜庭や杉浦はアウトオブ眼中とばかりにKENTAを執拗に狙う稲村。
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105214041j:plain

 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105213651j:plain

 
特に稲村は、試合後にKENTAから評価されたほど。
爪痕を残してほしい試合で、120点満点の振る舞いでした!
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105213907j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220105214441j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220105214643j:plain

 

 

 

 

 
もう一人の稲葉も、相手の攻撃を受ける時間帯が長く続きましたが、あの試合では評価の付きづらい難しい役回りにいたと私は思っているので、内容は決して悪くなかったかと。
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105215052j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220105215140j:plain

 

 

良い試合でした!
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105215657j:plain

 

GHC王座戦

今大会では、Jrタッグ王座戦を除く4大GHC王座戦が開催。
 
結果から言うと、4大王座は全て【王者防衛】でした。
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105221822j:plain

 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105221730j:plain

 
王座戦で言いますと…、
 
個人的ベストは、GHCタッグ王座戦
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105212837j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220105212938j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220105231444j:plain

 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105213030j:plain

 

 

 
勝敗の結果に一番驚かされたのが、GHCナショナル王座戦
(『拳王vs清宮海斗』)
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105221943j:plain

 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105221902j:plain

 
成長に打ち震えたのはHAYATA
GHC Jrヘビー級王座戦
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105212651j:plain

 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105212244j:plain

 
という感想でした。
 
特にHAYATAは、小川良成に主導権を握られて掌の上にいた2年前(2020.1.4)とは異なり、互角の勝負を展開。
 
 
最後は、十中八九返せない小川の丸め込みを切り返して、王座防衛。
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105212358j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220105212430j:plain

 
誰の手にも負えない程の、とんでもないモンスターが生まれてしまったと改めて実感…。
 

 

 
前王者の小峠篤司も強かったですけれど、HAYATAは防衛戦を重ねたメンツも加味して、「勝てる人いますか…?」という絶対的強者っぷり。
 
次は誰かなあ?
(個人的には、スティンガー除くと大原はじめかEitaしかいないような気が…
 

中嶋勝彦vs潮崎豪

元日の日本武道館メインは、『中嶋勝彦vs潮崎豪GHCヘビー級王座戦!
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105222339j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220105222512j:plain

 
2020.11.22以来、実に1年2ヶ月振りとなる一騎打ちでした。
 
 
試合時間は30分10秒と、前回の横浜武道館に比べてコンパクトながら、内容は日本武道館メインに相応しかったのではないか、と私は感じました。
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105222835j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220105223002j:plain

 
中嶋は言わずもがなの素晴らしさでしたが、潮崎もまた、復帰約1ヶ月後のビッグマッチメインまでに、良いコンディションを持ってきた所が素晴らしい。
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105222935j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220105223140j:plain

 
あの大会場でも爆竹の如く響き渡る、中嶋の蹴撃音と潮崎のチョップ音は壮観!
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105223251j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220105223421j:plain

 
中嶋のバーティカルスパイクでも決まらなかった激闘は、中嶋のノーザンライトボムでEND!
決める前に、中嶋が「潮崎…!」と言い放った所も含めてベストでした。
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105223702j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220105224315j:plain

 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105224613j:plain

 
試合後は『金剛』全員集合で締め。
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105224920j:plain

 
1.8に迎える新日本プロレスとの対抗戦に向けて、拳王のマイクが炸裂!
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105224945j:plain

 

 

 
会場中の溜飲が明らかに下がる様子が、肌感覚で伝わってきました。
 

 

中嶋が最後に放った「俺達が…、NOAHだ!」も名言。
 

 

 
令和4年のプロレス革命に向けた狼煙が上がる、象徴的瞬間でもありました。
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105225159j:plain

 
 

 

 

まとめ

2022年に向けて革命の狼煙を上げた、プロレスリング・ノアの元日・日本武道館大会。
 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105225346j:plain

 
目標の動員5,000人には及ばなかったものの、年末年始の帰省にぶつかる元日で、観衆3,181人は健闘ではないかと、個人的には思いました。
(正直、3,000人は割ると思っていたので…)
 
 
 
その一方で、個人的に気になった点が2つありました…。
 
 
1つ目は、場内に設置されたクレーンカメラ。
WRESTLE UNIVERSE先行販売で購入した席だったものの、当日はフィニッシュシーンやコーナーに登っての攻防が見れず。
 

 

流石にアレだったので、公式に初めて問い合わせました…。
それでも、お忙しい中、約2日後には懇切丁寧な回答をいただいたので、私が恐縮…。
次回以降も先行で同じ所を買おう、と決意した次第です。
(ありがとうございました!)
 
 
2つ目は、西日本での興行数。
 
今回、『方舟激流計画』と題して、2022年上半期のビッグマッチ日程及び、2023年元日の日本武道館大会が発表されました。
 

 

両国国技館2Days、コロナによって2年連続で流れた大田区総合体育館、7月の日本武道館進出と、大まかなスケジュールが出た中、西日本は3月の福岡国際センターのみ。
 
「大阪とかには来ないの?」という意見も複数見かけましたが、個人的に、【上半期でどれだけ西日本で興行が打てるか】が寧ろ重要かなあ、と。
 
2021年のNOAHは有観客で58大会(※)と、元々の興行数が少なかった訳ですが、中でも関西は、1月のエディオンアリーナ大阪第2競技場と10月のエディオンアリーナ大阪第1競技場の僅か2大会のみ。
(※筆者が公式スケジュールよりカウント。【有観客→無観客】の大会は除外。)
 

www.noah.co.jp

 

例年通りなら、2019年より続く秋の大阪ビッグマッチが行われると信じたいですが、2022年は「西日本地域でどれだけ種蒔きできるか」も大事になりそう。

 

新型コロナウイルスの感染状況次第ではあるものの、2022年1月は10大会が予定されているので(2021年1月は5大会)、昨年より興行数は増えると見ていますが、どうでしょうか…?

 

そんなNOAHの次なる大一番は、1.8横浜アリーナで行われる、新日本プロレスとの団体対抗戦!

(新日主催ですが…)

 

abema-ppv-onlinelive.abema.tv

 

 

www.youtube.com

 

 賛否だとかスタンスの違いはファンによって様々見られますが、注目されていなければ、即座に完売にはならない訳でして。

 

そういう点でも、この2022年の大勝負1発目、私は楽しみでなりません!

 

f:id:rodeotandemdavespector:20220105231255j:plain

f:id:rodeotandemdavespector:20220106074250j:plain