レンブラントの変態漫遊記

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プロレスが大好きな変態の日記です

ファイヤーフェスティバルとかいう、ロックでパンクな夏フェスについて~7.8ZERO1火祭り開幕戦観戦記~

先日の7.8、酷暑の真昼間でしたが、ZERO1の火祭り開幕戦を観戦してきました!

 

個人的に、ZERO1の「火祭り」と新日の「G1 CLIMAX」は、音楽界でいう「FUJI ROCK FESTIVAL」、「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」みたいなものだと思うんですよね

夏のビッグイベント!!

 

この日は、後楽園ホール新宿FACE、両国KFCホールでも興行があったので、どこに行こうか本当に迷ったんですけど、昨年生観戦した「田中vs小幡」に感動した記憶があったので、この興奮をもう一度味わいたい、と思い、新木場へ!

 

という訳で、公式戦の感想を徒然なるままに書き記していきたいと思います

 

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メインの「田中将斗vs黒潮イケメン二郎」は、時が経つのを忘れるくらい見入ってしまう試合でした!😆

 

 

 

岩崎永遠vs宮本裕向

キャリア1年未満にして火祭り初出場となった岩崎と、今年デビュー15周年を迎える宮本の試合から、今年の火祭りはスタート!

 

岩崎も良い感じで攻める場面はあったんですけど、やっぱり宮本の上手さに尽きた試合だった気がします

 

的確に岩崎の足を攻めて試合の主導権を握った上、最後は卍固め⇒ローリングクレイドル⇒その体勢から足関節技を極める、という流れるようなコンボ技には本当に痺れました!

 

ただ、宮本にとって痛かったのは、そこで岩崎からギブアップを奪えず、レフェリーストップでの勝利になった事

ここ数年の火祭り、3カウントやギブアップ勝利だと勝ち点5を獲得できるのですが、レフェリーストップでは勝ち点4と減ってしまうルールなんですよね…

 

初戦で勝ち点1を減らした事が、終盤になって響きそうな気がしました

 

■クリス・ヴァイスvs菅原拓也

今回の火祭りには、Jr.ヘビー級である菅原やSUGIらも参戦しているのですが、ヘビー級の猛者が集う中で、Jr.の選手がどういった活躍を見せられるのか、という所は個人的に気になっていました

 

火祭り開幕戦は、「危険な格闘技」と称されるラウェイで2連勝中のクリス・ヴァイスとのユニット同門対決となった菅原でしたが、この試合、菅原が相手の攻撃を「これでもか!」とばかりに受けて、受けて、受けまくるんです!

 

ただ、この試合、菅原が受けてから反撃する時間が中々作れず、それ故に終始クリスにペースを握られる展開だったという印象もありました…

 

試合はクリスが必殺のパッケージドライバーで勝利!

 

菅原、クリスに喰らわせてたラリアットが中々に強烈だっただけに、本当に惜しい結果でした…

 

■SUGIvs大谷晋二郎

「ミスター火祭り」と称される大谷が、2年振りに火祭り参戦!

対するは、火祭り参戦選手の中で一番小柄ながら、華麗な空中殺法で人々を魅了するSUGI!

 

試合は、序盤から大谷がSUGIを圧倒する展開に

いつもなら決まるルチャムーブも大谷に読まれてしまい、中々自分のペースに持ち込めない時間帯が続きます

 

9:1か8:2で大谷、という流れが一変したのは終盤になってから

 

SUGIがトップロープを渡ってのミサイルキック(千本桜)や、450゚スプラッシュを立て続けに決めていくと、最後は流れるようにスワンダイブ式の450゚スプラッシュが大谷に炸裂!

僅かなチャンスを手繰り寄せたSUGIが逆転勝利という形で勝ち点5を獲得したのです

この5点は本当に大きい!

 

一方、敗れてしまった大谷でしたが、会場の声援を味方につけた所や、負けたときに思いっきり叫んで悔しがる姿など、場内の雰囲気を見事に持って行ったという印象

個人的に、火祭りには大谷の存在が不可欠だと感じた瞬間でもありました

 

そう考えると、大谷がエントリーしなかった昨年の火祭りの盛り上がりって、本当に凄かったんだなあ…

 

佐藤耕平vsハートリー・ジャクソン

耕平とジャクソンという大型選手同士の対戦になりましたが、正直な所、ジャクソンが流れの大半を持って行った試合だと感じました

 

耕平も、いつものように鋭どい打撃技を喰らわせる場面はありましたが、ジャクソンに場外戦で苦戦を強いられると、以降は相手のペースに…

 

耕平は最後までジャクソンに傾いた流れを戻す事が出来ず、開幕戦で敗れる形になりました

 

しっかし、ハートリー・ジャクソン、観客から本当に愛されてる選手だなあ、と改めて感じました!

試合の合間に叫ぶ「ジャクソン、ナンバーワン!」だったり、場外乱闘で逃げるため立ち上がっていた観客に「座って座って」と言いつつ、同じ場所に戻って暴れようとする所とかが愛らしくて、本当に好きです(笑)

 

田中将斗vs黒潮イケメン二郎

メインイベントは、前年度火祭り覇者の田中と、みんなの人気者・黒潮イケメン二郎による一騎討ち!

 

奇しくも、二人は現在W-1のタッグ王者チーム!

 

個人的に、黒潮イケメン二郎というと、入場時にたっぷり時間をかける所とか(笑)、アウェイをホームに変えてしまう持ち前の明るさが印象的な選手だと思っています

 

しかし、試合となると当然容赦は無し!

序盤に見せたグラウンドでのじっくりした攻防もあれば、田中の左腕を蹴り上げるといった一点集中攻撃もあり!

 

寸前で回避されたものの、田中の十八番でもある「場外でのテーブル設置⇒スーパーフライ」という掟破りも敢行するなど、幅の広さを見せてきました

このシーンで珍しくイケメンにブーイングが飛んでました(笑)

 

田中も田中で、前年度火祭り覇者&シングル・タッグで現在三冠王者という実力を遺憾無く発揮!

 

両者譲らぬ攻防は30分時間切れドローという結末に終わりましたが、30分が本当にあっという間のようでした

「25分経過」と言われて、「ああ、25分も経っていたのか」と思うくらい、両者の攻防に見入ってしまった試合!

楽しい時間はあっという間に終わってしまうものですね😅

 

試合が終われば両者ノーサイド

 

この両者の対戦はまた見たいですね!

次はいつ実現するのでしょうか…?

 

■まとめ

満員満員&満員で、試合前から高い期待感に包まれた新木場1stRINGでしたが、実際に全公式戦が熱い内容でした!

 

今回触れませんでしたが、唯一公式戦ではなかった第1試合のタッグマッチも、公式戦に続けとばかりの良い試合でした

 

今回の火祭り、正直言うと大会前までは、小幡が負傷欠場した事に加え、昨年のような特別推薦枠での選出も無く、天下一Jr.があるJr.ヘビーからも選手が参戦と、前年に比べ若干インパクトに欠ける部分を感じたんですよね…

 

でも、開幕戦観戦後、その認識は間違っていたと自分自身を大きく恥じました

 

凄いよ、火祭り!!

 

火野と大和の公式戦が無かった中で、大会中、その不在を感じさせる瞬間が全く無かった、というのが地味に凄すぎてですね…

いやあ、新木場に来て本当に良かった!

 

大会では「今日のMVP」というアンケート用紙が配られたのですが、私が用紙に記入したのは「ハートリー・ジャクソン」!

 

メインの田中とイケメンの二人も選びたい所だったんですけど、耕平相手に会場の雰囲気を味方につけたジャクソンの人気者っぷりに感嘆!

正に「ジャクソン劇場」と思わされるほどの内容でした

 

そんな絶賛開催中の火祭りですが、関東圏だと、7.27芝公園と、7.29後楽園ホールの2大会が残っています

 

しかも芝公園大会は、入場無料ながら火祭り公式戦(しかも最終公式戦)を無料で見れてしまうという、破格の興行!

 

www.z-1.co.jp

 

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この感動を、皆様、是非っ!!🔥🔥🔥