レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

2019年1月の個人的ベストバウトについて

 2019年も、早いもので1ヶ月が経ちました…。

その間、私が生観戦しただけでも、既にいくつかベストバウト級の試合が生まれている、という事実!

 

これについて語らねば、というものもあるので、今回は2019年1月に行われたプロレスの試合の中で、個人的に印象に残った10試合(番外で+1試合)について書いていきたいと思います!

 

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諏訪魔&石川修司vs関本大介&岡林裕二」(1.13大日)は、2019年ベストバウト上位に入る熱戦確定!



 

 

 

①「諏訪魔&石川修司vs関本大介&岡林裕二」(1.13大日本プロレス後楽園ホール

 

個人的に、現時点で2019年のベストバウト!(と言ってもまだ一ヶ月ではありますが…)

 

タイトルマッチでこのカード、という時点で既に最高なんですけど、これを大日のリングで実現させてしまう、全日本プロレス大日本プロレス、両団体の凄さを感じました。

 

そして、その一戦で、王座が関本&岡林に移動したのも衝撃的でした!

 

 

 

 

 

思えば2017年8月に、関本&岡林で世界タッグ王座を獲得するも、その後岡林の負傷により王座返上…、という経緯もあっただけに、今回の戴冠劇は感慨深いものがありましたね。

 

 

 

会場中の「ダイニッポン」コールにも鳥肌が立ちました!

 

②「宮原健斗vsKAI」(1.3全日本プロレス後楽園ホール

2019年1発目の三冠ヘビー級選手権試合。

前年の世界最強タッグリーグで、KAIが三冠王者である宮原から直接勝利した事で実現したカードでしたが、KAIの粘りが予想以上に凄かった!

 

 

 

本当に三冠まであと一歩、と感じさせるほどの試合でしたから…。

試合終盤~KAI退場の間、会場中から発生した大KAIコールが全てだったのではないか、と私は思いました。

 

③「塚本拓海&竹田誠志vsドリュー・パーカー&リッキー・シェイン・ペイジ」(1.4大日本プロレス新木場1stRING

 

イギリスのFight Club Proの選手が参戦した1.4新木場大会。

この日のセミでは、塚本&竹田のCRAZY LOVERSが、外国人デスマッチファイター2人の対決が実現。

 

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異国の地に降り立った外国人選手が相手でも、凄まじい狂い合いを見せつけるCRAZY LOVERSの二人!

 

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見ていて、めちゃめちゃ頼もしかったです!

 

 

 

 

リッキー・シェイン・ペイジについては、先日、2.28後楽園大会から開幕するシングルリーグ『一騎当千』への参戦が決定しました。

体格もある彼が、このリーグ戦をどう引っ掻き回していくか、個人的に楽しみです。✨

 

④「高梨将弘vsGENTARO」(1.22我闘雲舞新木場1stRING

 

意外にも今回が初シングルだったという「高梨vsGENTARO」。

 

ロープには一切振らず、投げ技も計3回程しか出なかった、グラウンド主体の試合でしたが、そのグラウンドだけで観客を沸かせる二人が本当に上手くてですね…。

 

 

 

 

今回は15分ドローという結果でしたが、政宗自主興行でやっているような「60分3本勝負」形式でやったら、もっともっと面白くなりそうな気がしました。

また見たい!

 

⑤「ONAKINvs貧弱人間華奢ーンvsコップのフチ正信さん」(1.20SWS4年生引退興行)

 

SWS4年生引退興行で実現した、SWS三冠新王者決定戦。

 

引退前に王座を返上したONAKINも加わっての3WAYでしたが、ONAKINの安定感の高さだったり、名前の割に中邑真輔っぽさを漂わる格好ながら、プロ顔負けの空中技を見せるフチ正信さんとか、試合中も試合後も、ベルトへの強い執念を見せた貧弱人間華奢ーン…

3人とも凄かったです。

 

 

 

今回で学プロ引退となったONAKIN、個人的にはプロでもやれそうな素質を秘めていそうな気がするんですけど、今後も色んな所に出てほしいなあ、と願わずにはいられません。

 

 

 

⑥「駿河メイvs高梨将弘」(1.12我闘雲舞市ヶ谷チョコレート広場)

 

約70人前後の小規模の会場で実現したシングルマッチ

我闘雲舞の市ヶ谷大会は、試合中の写真撮影がNGなんですけど、デビュー1年も経っていない中で高梨を翻弄していく駿河メイの弾けっぷりと、容赦なく相手の脚を殺しにかかる高梨のストイックさが印象的でした。

 

 

 

今度は新木場や板橋で、このカードが是非とも見たいです。

 

⑦「TARU&クリス・ヴァイスvs菅原拓也&田中将斗」(1.1ZERO1後楽園ホール

 

元旦ZERO1後楽園大会は、「大谷晋二郎vs火野裕士」、「関本大介vs佐藤耕平」といった好カードが揃う中、個人的に熱かったのは、セミのタッグ王座戦でした!

 

2018年夏頃からVOODOO MURDERSTARU派と田中将斗派に分裂し、血で血を洗うような抗争が繰り広げられた中、ユニット抗争の総決算となった試合は、めちゃめちゃ盛り上がってました。

 

 

 

TARUサイドが容赦なく悪いことをしまくっているからこそ、菅原や田中の攻めで見ている側がスカッとさせられる場面も何度となく生まれたので、もう「ユニット抗争最高!」ってなりました(笑)。

 

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⑧「高橋匡哉vs伊東竜二」(1.14大日本プロレス後楽園ホール

 

1.2大日本プロレス後楽園大会メイン終了後、デスマッチヘビー級王座に挑戦する伊東から「過去最大級の画鋲マッチやろうぜ」と要求された事で実現した画鋲デスマッチ…。

 

観客から画鋲を募集した期間は約2週間弱でしたが、試合当日までに集まった画鋲の数は、何と約34万個!

 

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2万個でも多い、と言われていた画鋲デスマッチにおいて、短期間でこれだけの画鋲が集まったのは、「高橋vs伊東」への期待感だったり、選手や団体に対する人望の厚さだったりが伺えました。

 

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しっかし、試合中の画鋲があまりにも多過ぎて、伊東がスコップで画鋲をすくい取ってましたね(笑)

 

画鋲が星の砂のように見えました(笑)

 

 

 

⑨「中津良太vs阿部史典」(1.29BASARA新木場1stRING

2018年にプロレスリングBASARAに入団した阿部史典が、現シングル王者である中津良太から年始の北沢タウンホール大会でのタッグタイトル戦で勝利した事により実現したシングル戦!

 

 

 

 

 

正直言うと、この新木場での一騎打ち、個人的に若干の消化不良感は否めなかったです。

「この二人なら、まだまだ、内容的にも更なる高みへと上って行ける」カードだと感じたので。

 

逆に言えば、二人とも、それだけ伸び代があると言うこと!

なので、次見る時は更に面白い事になるんじゃないか、という期待感しか無いです!

 

⑩「飯野雄貴&彰人&竹下幸之介vsトアン・イーナン&T-Hawk&CIMA」(1.3DDT後楽園ホール

 

昨年秋から始まった「#STRONGHEARTSvsALL OUT」のユニット抗争。

この抗争の集大成的な試合だったんですけど、まあ、ドラゲー仕込みのハイスピードかつ完璧な連携を見せる#STRONGHEARTSに対して、ALL OUTの面々が隙の無いコンビネーションで対抗してきたのが衝撃的でした。

 

DDT6人タッグ戦線で言うと、酒呑童子のチーム力の高さが際立っていて、次点でDAMNATION、というのが個人的な印象なんですけど、酒呑童子を抜く位のユニット力の高さを、この試合で一気に確立してきたと私は感じました!

 

 

 

怪我もあったとは言え、勝俣瞬馬がこの面々に入っていないという点でも、ユニットとして厚みを増した気がします。

 

 

番外編 「土方隆司vs関やすし&YAMAGUCHI」(1.13TIW15周年興行 狭山市民交流センター)

 

埼玉県は狭山市で開催された、学プロ系団体のTIWによる15周年興行。

 

この大会では、現役プロレスラーにして、狭山市の市議会議員も務める土方隆司が挨拶に訪れたのですが、そこで「僕、今日コスチュームを持ってきています」との発言が!

 

 

  

そして、メインイベント終了後、急遽今回の興行主催者であるYAMAGUCHIの要望もあって、急遽2vs1での土方とのハンディキャップマッチが実現したのでした。

 

 

 

しかし、土方強かった(笑)

当然といえば当然なのかもしれないですが、試合後のコメントも含め、土方カッコイイと強く感じたものです。

 

まさかこんな感動的なカードが、無料興行のサプライズで実現するとは(笑)