レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

極東より愛を込めて〜4.18 OWE新宿FACE大会観戦記〜

4.18の夕方、私は新宿FACEのあるビルの下で行列に並び、17:00にスタートする当日券の販売を待っていました…。

 
この日は新宿FACEで、OWE(Oriental Wrestling Entertainment)によるプロレス興行が控えていました。
 
2018年から、CIMAやT-Hawk、エル・リンダマンといった面々が、「#STRONGHEARTS」としてWRESTLE-1やDDTプロレスリングに乗り込む活躍を見せていましたOWEでしたが、今回満を持して、単独興行を日本初開催!
 
前売券は早々に完売し、当日は立ち見券のみ販売という状況…。
前日まで観戦は諦めていた私でしたが、丁度所用で新宿の近くにいたこともあり、「立ち見でも行かねば…」と決意。
結果、無事に立ち見券を入手することに成功したのでした。
 
今回は、OWE初の日本大会となった、4.18新宿FACE大会の個人的感想を綴っていきたいと思います。
 

twitter.com

 

f:id:rodeotandemdavespector:20190501111133j:plain

 
 
 

■金を取れる試合前の「雑技」

会場に到着し、立ち見の位置を無事確保したのですが、たまたまいたお客さんから声をかけていただき、何と、訳あって空席になってしまったという座席に案内して頂くことに…(この場をお借りして…、本当にありがとうございました!)。
 
 
そして、大会が始まると、#STRONGHEARTSのテーマ曲に合わせ、リング上で選手達が雑技を披露!
 
この雑技が、『プロジェクトAのアクションシーンを彷彿とさせる内容で、あれをプロレスのリングでやられたら一発で惚れてまうやろ〜」と思うくらいの素晴らしさでした!
 
 

twitter.com

 
 
 
そして、試合開始前にはCIMAが登場したんですけど、会場の熱気と、初の日本開催ということもあってなのか、感激のあまり涙ぐむ場面も…。
 
 

twitter.com

 
オープニングの熱狂だけで、チケット代の元を取れてしまう感動が、そこにはありました。
凄い!
 

■各試合雑感

今回の日本大会を観戦してみて感じたのは、日本でもお馴染みとなってきた「#STRONGHEARTS」というユニットではなく、初来日となる選手が多数ラインナップされるなど、「OWEの雰囲気を日本に持ち込む」というコンセプトで行われていた所でした。
 
第1試合からの個人的感想をば!
 
 
第1試合に登場した、コクマ・ブルとモンゴリアン・ダートゥ。
コクマはふてぶてしさという部分で吉村直己(DDT)、モンゴリアンはキャラ的に飯野雄貴(DDTとやったら面白そうな気がしました。
二人とも重戦車みたいでした。
 

twitter.com

 
 
第2試合に出場し、空中殺法を披露したヤンハオとT-Cool。
次は是非とも、ムーンライトエクスプレス(MAO&マイク・ベイリー)とやる姿が見てみたい!
 

twitter.com

 
 
鬼束一聖の日本デビュー戦となった第3試合は、X枠で登場した芦野祥太郎WRESTLE-1のパワーファイトに押されつつも、鬼束がサブミッションで食らいつく姿が印象的。
今後が楽しみな選手が、また一人増えました!
 

twitter.com

 
 

twitter.com

 
その中でも、個人的に、セミとメインで気になった選手が一人ずついたので、ここで紹介していきたいと思います!
 
 

■「空飛ぶ僧侶」イーロンはマジで凄い!

この日のセミファイナルでは、普段は敵対関係にあるエル・リンダマンとアレハンドロ(WRESTLE-1)がタッグを結成。
中国出身の2選手と対戦したのですが、対戦相手にいたイーロンという選手に度肝を抜かれてしまいました…。
 
 
お坊さんのような格好で入場してきた青年は、リングに上がると、雑技団のようなアクロバティックな身のこなしを見せ、一瞬で会場中の視線を攫ってしまう事に…。
 
 

twitter.com

 
 
試合が始まると、イーロンは蹲踞の体勢から起き上がりこぼしのような動きを見せたり、拝み渡りまでやってしまうなど、華麗なムーブを披露!
この日、カメラを持っていかなかった事を激しく後悔したのでした…。
 

twitter.com

 
 
試合は、イーロンがリンダマンのジャーマンスープレックスに敗れる形となりましたが、観衆に強く存在を印象づける内容に!
 
個人的に、動きの独特さだったり、キャラの部分で、阿部史典プロレスリングBASARA)との対決が実現しないかなあ、と思いました。
 

■T-Hawkの対抗馬!OWEのトップになりうる逸材・ダーベン

日本初開催となった大会のメインを飾るのは、6人タッグマッチ!
 
WRESTLE-1の現シングル王者であるT-Hawkが登場したメインでしたが、ここでもセミのイーロン同様、凄い選手が現れたのです。
 
その選手の名は、ダーベン!
 
 
試合中、ダーベンは対戦相手の胸板にチョップを何度も打ち込んでいくんですけど、これがまあ強烈!
 
同じチョップを得意としているT-Hawk相手にも、全く引けを取らないくらい素晴らしかったのです。
 
投げ技も豪快だった印象があるので、OWEでT-Hawkのライバルになる、あるいはトップを張る逸材なのではなかろうか、と。
#STRONGHEARTSの一員として乗り込まれたら脅威になりそう(小並感)。
 
今後が楽しみです!
 
 

twitter.com

 
 

■試合後の雑感

大熱狂のうちに幕を閉じた、OWE新宿FACE大会!
 
全5試合ながら、興行時間は2時間30分を超えていたでしょうか…。
それくらい、ボリューミー!
試合後は、会場中から大「OWE」コールが巻き起こる大盛況っぷりでした。
 
試合後には、T-Hawkのマイクで、6.20(木)新宿FACEで第2回大会の開催が発表されると、大会終了後にすぐさま前売券販売がスタートするサプライズも!
 
新宿FACEでの興行終了後って、大抵エレベーターの前が、帰りを急ぐ人達でギュウギュウになるんですけど、この日は珍しく、最初に来たエレベーターに難なく乗れてしまったんです。
それだけ、物販やチケットブースに押し寄せる人が多かった、という事ですね。
 
 

twitter.com

 
今大会では、予定されていたラスカルズの参戦が無くなったり、#STRONGHEARTSの一員として来日経験もあるジンジャーやトアン・イーナンらも不在…。
 

twitter.com

 
以前DNAにも所属していて、OWEに参戦しているレッカも参戦してなかったです。
 
そして、試合の部分でいうと、序盤にトペなどの飛び技で若干ヒヤッとしたり(落ち方が変だったので…)、ゴングが鳴らないまま試合が始まったり、という場面もありました…。
 
 
そんなOWEの日本初上陸でしたが、正直試合のミスは今後の試合経験で減っていく(あるいは改善される)と私は思ってます。
そもそもプロレスを知らない海外の若人達が、2年もしないうちに、「アクションとプロレス」の融合で、日本ないし世界のプロレス界に強烈な印象を刻みつけようとしている訳です。
 
こんな未来、ワクワクせずにはいられないやろー!!!!
 

twitter.com

 
そんな今大会ですが、5.2にサムライTVで録画中継が決定しています。
恐らく、映像でその試合を見る事が、OWEのインパクトを体感していただける一番の早道ではないかと!
 
 
未だかつて体感したことのない興奮と感動を、皆様、是非!