レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

TOKYO Grappling Dreamer~10.28ハードヒット観戦記~

10.28の夜は、東京タワースタジオまで「ハードヒット」を観戦してきました。

 

「ハードヒット」とは、プロレスラーがUWFルールで闘うなど、総合格闘技色の強い興行で、かつてはDDTプロレスリングの一ブランドでもありました。

現在は、数年前にハードヒットのブランドがDDTから佐藤光留に譲渡され、年に3~4回ペースで興行が開催されています。

 

今大会では全試合、

 

・打撃技(掌底、張り手、蹴りetc…)禁止

・ロープエスケープや、相手をロープに振る攻撃は禁止

・(相手をマットにたたき付ける)バスターやスープレックス系の攻撃はOK

 

という、"グラップリング"や"寝技"に特化したルールで行われました。

大会名も『君の寝技に恋してる』と、非常に分かりやすかったです(笑)

 

公式サイトでは全試合のレポートが詳細に書かれているので、今回は私なりにハードヒットの感想を綴っていきたいと思います。

 

hardhitpro.com

 

 

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■"打撃技禁止"だからこそ浮かび上がる、新たな選手の一面

今回は寝技に特化したルールでの試合という事もあり、(当然ながら)蹴りや張り手の"バシン!"、"ベチッ!"といった打撃音が殆ど無し!

時折、反則でも掌底や張り手をかます方もいましたが(笑)

 

個人的に、エルボーや蹴りが凄まじい印象のある井土徹也(HEAT-UP)や、阿部史典プロレスリングBASARA)といった選手が、打撃技禁止のグラップリングルールでも、存在感を発揮していたのが興味深かったです。

井土はクリスMAN太郎をあと一歩で締め落とすスリーパーホールドを見せていましたし、バッチバチなスタイルが印象的な阿部も、寝技スタイルな土俵で躍動してましたから。

 

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そう考えると、井土や阿部がプロレス教室の講師を務めている、HEAT-UPの道場って凄いんだなあ、と、試合を見ていて感じた次第です。

 

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■"打撃技"も込みで見たかった「松本崇寿vs和田拓哉」

その一方で、今大会の目玉の一つでもあった「寝技トーナメント」ですが、個人的に盛り上がりに欠ける場面が多かった印象です…。

 

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全4選手による1dayトーナメントでしたが、"互いに決定打が少なかった"判定決着が多く、どこか消化不良な所も感じました。

実際、大会前「このトーナメントを優勝した選手が"寝技が強い"と言っても良いです」と語っていた佐藤光留が、大会総括で以下のコメントを残したくらいですから…

 

打撃ありでやりましょう。じゃないと選手本人たちもお客さんたちも、何よりプロデューサーも納得いってないでしょう。だって「ハッシュタグつけて寝技最強のレスラーはこいつだって言ってください」って、なぜ言ったかといったら、それに相応しいものを見せてくれっていう意味で言ったんです。あの試合がじゃあ相応しかったかと言ったら、絶対に本人たちも「そうです」って胸張って言えないはずなんです。結果的にそう(=和田の優勝)なったけど、一番強いっていうのは圧倒しなきゃいけないものですから。それを見せられたかっていったらNOだと思うんですね。じゃあ、(再戦を)やるしかないですよ。

 

 

私としては、決勝で判定決着となった 「松本崇寿vs和田拓哉」なんかは、年内最後のハードヒットの大会(12.29)で是非とも実現してほしいなあ、と思っております。

 

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■"ロープエスケープ禁止"が彩りを加えたタッグマッチ

この日はタッグマッチも2試合組まれました。

 

第1試合 ×服部健太、クリスMAN太郎vs○飯塚優、井土徹也

 

第6試合 佐藤光留中村大介(15分ドロー)岡田剛史鈴木秀樹

 

私自身、過去に2度、ハードヒットの観戦経験があるのですが、その際は互いに5ポイントある状態から、ダウンやロープエスケープでポイントが減っていく「UWFルール」での試合が主でした。

 

(完全に私の好みですが、)個人的にハードヒットのタッグマッチは、タッグならではの連携を楽しむというより、"シングルプレイヤー同士がタッグを組んでいる"という印象が強かったです。

 

しかし、今回のハードヒットでのタッグマッチは、タッグ同士の連携を感じられた分、見ていてとても面白かったんですよね。

 

個人的に、"ロープエスケープ禁止"という形式がポイントになっていた気がします!

と言いますのも、ロープエスケープ禁止な分、「パートナーにタッチ(交代)してエスケープする」というシーンがタッグマッチで度々見られたからです

 

事実上、自軍のコーナーまで行かなければ、(関節技を極められていても)エスケープが出来ない、ハラハラドキドキしたシチュエーション…

 

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特に第6試合は、その辺のやり取りが存分に発揮されていた試合だったと私は思います。

4選手全員がグラップリングルールであることを感じさせないぐらいに、ガンガン動いていましたから!

 

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個人的に、今大会の中でも、この試合は頭一つ、二つ抜きん出ていたという印象が強かったです。

 

■選手、レフェリー、興行主の矜持を見た「高橋'人喰い"義生vs藤原喜明

グラップリング主体で行われた今大会のメインイベントは、 「高橋"人喰い"義生vs藤原喜明

 

師弟対決となったこのメインイベント

会場の座席に配布されていた高橋のスペシャルインタビュー記事によると、2人の付き合いが始まって27年目で、今回が初対決だったのだとか

 

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試合自体のインパクトも当然凄かったんですけど、それ以上に凄かったのが、「高橋レフェリーストップ⇒再戦」までの流れでした…

 

メインが始まって2分も経過しないうちに、藤原喜明の関節技が高橋にガッチリ極まると、和田京平レフェリーがゴングを要請!

 

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この結果に納得の行かない高橋が、和田京平に詰め寄る、緊迫した雰囲気に

 

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その後、和田京平が藤原の手を挙げようとするも、藤原はこれを拒否して再戦の構えに

 

高橋も藤原の再戦要求に応じますが、和田レフェリーは頑として応じず

 

ついには、ロッキー川村や佐藤が間に割って入る異例の事態に!

 

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そんな緊迫した場面の中、興行主である佐藤はこう言ったのでした…。

 

「レフェリーが勝ちって言ったら勝ちなんですけど、僕は二人の『やりたい』って気持ちを止める術を知りません。なので、二人が納得行くまでやる、というのはどうでしょうか?」

 

 この発言に押されたのか、和田レフェリーは高橋に「次は止めないよ?」と確認したうえで、これを了承

急遽、再試合が実現することになったのでした。

 

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再試合では、高橋が藤原を締め落とす寸前まで追い詰める動きを見せますが、直後に藤原が一瞬の隙を突いて高橋を締め落とすという、衝撃の展開で藤原がレフェリーストップ勝ちを果たしたのでした…。

 

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北側の座席から試合を見てましたけど、高橋が締め落とされて負けた瞬間は結構衝撃的でした。

攻めのポジションに入っていた高橋が、数秒後には敗戦のゴングを聞く事になるとは…😱

再試合の終了直後、瞳孔が開き、四つん這いの状態で震え、立ち上がることもままならない高橋の姿が、観戦から一週間以上が経った今でも忘れられないです…

 

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■まとめ

久しぶりに観戦したハードヒット…

 

今大会の試合前挨拶で、佐藤がこんなコメントを残していました。

 

「プロレスを見ていたら最初のレスリングをもっと見たいなと、お客さんから言われることがあります。」

 

個人的に、今回のグラップリングルールでの興行は、まさにこの"最初のレスリング"という言葉に集約されていた気がします。

 

こういうレスリング主体の試合にスポットを当てたプロレス興行って、日本広しといえども中々貴重な気がします。

(偏見込みで言ってしまいますが、)打撃技や空中殺法に比べてしまうと、寝技というのは、今現在の日本プロレス界で、どこか地味に映ってしまう時があるのかも知れません

 

しかし、私自身、こういう寝技の良さを教えてくれる興行に出会えた事で、新たな選手の一面や、普段プロレスを見ていて気付かなかった寝技の面白さ等を感じることが出来ました!

これは間違いないです!

 

年間の興行回数は少ないですが、その中でも、プロレスだけに留まらない魅力をプヲタに提供してくれるハードヒットは、とても素敵な興行だと私は思うのです😌

 

また行きたい!

「行徳ハロウィン」に見た、プロレスとハロウィンの融合~10.28行徳ハロウィン路上プロレス観戦記~

10.28の午前10時30分過ぎ…

私は千葉県市川市の行徳にいました

 

この日は行徳駅前で「行徳ハロウィン」という、年に一度のイベントが開催されていました

「行徳ハロウィン」では、昼の12時頃から仮装した方々が街を練り歩く企画が目玉だったりするのですが、私には別の目的がありました…。

 

「行徳ハロウィン」での"路上プロレス"!!

 

この一週間程前、私のTwitterのタイムラインに表示された、ある一件の投稿がキッカケでした。

 

 

私自身、自宅から後楽園ホールに行くよりも遥かに近い場所で、今まさに"事件"が起こされようとしている…

 

これは行かなければ!

 

という訳で、同時間帯に行われたDDTでもアイスリボンでもなく、こちらを選んだのでした。

 

今回は行徳ハロウィンで行われた路上プロレスの感想を、私なりに書き綴っていきたいと思います!

 

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■プロレスの匂いがしない試合前

試合開始時間の午前11時が近づくにつれ、行徳駅には、プロレスの会場でお会いするフォロワー様を見かけはじめました

 

しかし、開始時間5分前になっても、関係者らしき人物は駅前に姿を見せません。

 

「これ、本当にやるのかなあ…」

 

私は不安になりながら、フォロワー様とその時を待っていました。

 

事が動いたのは、予定の11時を少し過ぎた頃でした。

駅前から少し離れた位置にいるプヲタの皆様が、仲間に手で「こっち、こっち」という合図を送ったのです!

 

駅前で待っていた私たちは、急いで彼らについていくと、そこには歩行者天国の路上で踊る叔母様達の姿がありました

 

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フォロワー様「ああ、ヨッチャンいるねー」

 

私「えっ、あの中の誰ですか?」

 

フォロワー様「めちゃめちゃ分かりやすい人だよ」

 

フォロワー様の視線の先には、何とサンリオのキャラクターのイラストが描かれたビリビリのタンクトップを着た男性が

 

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そう、この方こそが、キム・ヨッチャンだったのでした(笑)

 

マジか…

は、初めて見た

 

そうこうしているうちに、踊りの列に交じって、一際キレッキレの動きを見せる人物が…

 

キム・ヨッチャンと軍団ひとり!!

 

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そして、その様子を道端からスマホで撮影する三富政行(笑)

 

 

 選手の横を偶然通り掛かった子供が、一緒にいた親にこう言いました

 

「何だろうね、あの人たち」

 

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た、確かに…😅

 

■ゆるい!でもそこが良い!

選手達が続々と行徳駅前に集結し始めると、いよいよプロレスが始まろうという雰囲気が生まれてきました

集まった観客は、私含め十数名程だったでしょうか?

 

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駅前の交番に集まった観客達に、三富がスマホを持ってこう呼びかけます

 

「僕が今からInstagramライブ配信するので、もし写真を撮らない方で(三富のスマホで)『映像を撮っても良いよ』って方はいらっしゃいますか?」

 

ゆるい、非常にゆるい!(笑)

 

試合開始前、たまたま通り掛かった叔母様と話が弾むキム・ヨッチャン達

 

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叔母様とハイタッチをした瞬間、この表情と動きでボケる姿勢はまさにプロでした(笑)

 

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試合前にはありがちな選手のリングコールも一切なく、ヘン・チーナの鳴らした鐘がゴング代わりになるなど、ほのぼのした雰囲気に。

 

しかし、ここから私は、ハロウィンとプロレスの本格的な融合という、"非日常"の世界へと誘われることになるのでした…

 

■非日常のハロウィンに入る、プロレスという名の"非日常"

この日のカードは以下の通り

 

三富政行vsキム・ヨッチャンvs軍団ひとりvs五代目タイガーマスク(自称)vsヘン・チーナvs謎の怪人(※)

 

※名前が分からなかった為、仮称です

 

前述したように、選手の名をコールするリングアナはおろか、試合を裁くレフェリーもいません(笑)

 

そのため、選手がフォールされても、当然ながらカウントは叩かれない事態に…

 

「どなたか、レフェリーをやっていただける方はいませんか!?」

 

選手が観客に向かってこう叫ぶほど(笑)

 

途中から、観客が口で「ワン、ツー…」とコールしてレフェリー不在をカバーし始めたのも、手作り感満載で新鮮でした!

 

全員でロックアップしたり、

 

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ブラスバンドの演奏に乗って踊ったり、

 

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高いところで押し合ってみたり、

 

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路上で組体操や関節技をしてみたり、

 

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大根で人を叩いたり、

 

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もうめちゃくちゃでした(笑)

 

試合の最中、三富が他の選手に羽交い締めにされた状態で、通り掛かった女性に胸をチョップさせていたり、子供や通行人に選手を押さえ込むよう唆してたり(笑)、といったシーンもありました(笑)

 

ハロウィンは非日常を感じられるイベント、というイメージが私の中にはあるんですけど、そんなハロウィンイベントにおいて、"非日常"なプロレスが入り込む、という所が何とも不思議でしたね。

 

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■名実ともに観客参加型のプロレス

終盤、選手達が路上から特設ブースのような場所に移動したのですが、そこでようやくレフェリー不在のまま試合をしていた事に気付きます(笑)

 

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「どなたか、レフェリーが出来る方はいませんか!?」

 

すると登場してきたのは、PRIDEでも試合を裁いた経験を持つ島田レフェリー!

フォロワー様から教えていただいて初めて知りました(笑)

 

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島田レフェリーの登場後、三富以外の選手が関節技をかけあっている所を、三富と、偶然近くにいた親子らが一緒にフォールして試合は終了!

 

 

 

試合後、軍団ひとりが会場を後にしながら呟いた言葉が印象的でした

 

「(フォールした子供の)未来の重さに負けたよ!」

 

名言!

 

こういう観客参加型のプロレスも、個人的に非常に新鮮でしたし、見ていてほっこりしました😳

 

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■まとめ~「確信犯」な選手と「共犯者」な観客によるエンターテインメント~

今回のようなハロウィンパーティーでの路上プロレス

 

何が凄いって、仮装してる人が多い場所だと、レスラーのような派手なコスチュームでも、何ら違和感なくパーティーの中に溶け込んでいたんですよね!

 

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"同化"や"擬態"といったフレーズがしっくり来てしまうような、そんな光景でした(笑)

 

そんな中で路上プロレスを企画した首謀者は「確信犯」にも思えますし、それを見て楽しんでいる我々観客も、選手達と「共犯者」のような関係にあったと言えるのではないでしょうか(笑)

 

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そして路上プロレスを見ていた私達も、ハロウィンというイベントを楽しむ一員でもあった、という事実

 

個人的に、人生で忘れることの出来ないハロウィンになりました!

 

ハッピーハロウィン!🎃

文体の中心でサイコーを叫んだケント~10.21全日本プロレス横浜文体観戦記~

10.21の夜は、全日本プロレス横浜文化体育館大会を観戦してきました。

 

この日は裏でDDT両国大会と、ビッグマッチがかち合う中で行われた大会でしたが、とにかく凄かった!

ベストバウト級の試合も見れた今大会の感想を、私なりに書き綴っていきたいと思います。

 

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「ゼウスvs宮原」で横浜文体中が沸いた景色は、一生忘れられない光景の一つになりました!



 

 

■第0試合 岡田vs丸山敦

普段はコミカルな面を見せる試合が多い印象の丸山ですが、この日は完全にシリアスモード。

岡田の側頭部に強烈なバズソーキックや延髄蹴りを浴びせるなど、長期欠場から復帰して間もない岡田に容赦なく襲い掛かります。

 

丸山優勢で進んでいた試合でしたが、最後は岡田が一瞬の隙を突いて丸め込み、丸山から逆転勝利!

 

硬軟切り替えられる丸山敦の凄みを感じたと同時に、復帰したての岡田にとっては今後に弾みをつける大きな一勝になった試合だと感じました。

今大会では、来年2月にJr.のシングルリーグ開催も発表されたので、そこでまた両者の再戦が見られると良いのですが…。

 

■第1試合 渕正信大森隆男、ブラックめんそ~れvs吉江豊、SUSHI、ウルティモ・ドラゴン

Jr.タッグリーグの前後から出場しはじめたブラックめんそ~れ、最初に見た時は、どうしてもキャラの痛々しさみたいなものを感じましたが、実際会場に行くと声援がもの凄い事を改めて実感

「シャー」も定着しつつあるかな?

 

試合はウルティモ・ドラゴンの素早いラ・マヒストラルに渕も肩を上げられず、3カウント!

 

■第2試合 佐藤光留青木篤志、KAMIKAZEvs野村直矢青柳優馬ヨシタツ

NEXTREMEvsEvolution!

第1試合以上に階級差無視なカード編成な感もありましたが(笑)、ヨシタツが佐藤に関節技を極めようとしてたり、KAMIKAZE兄貴のムーンサルトプレスも見れたりと、結構お得感ありました。

 

試合は野村が青柳との連携攻撃から、最後はダイビングボディプレスで佐藤を撃破!

 

変態自衛隊、これ勝ってたらアジアタッグ挑戦も見えてたカードだったんだろうなあ、きっと…。

 

■第3試合 岩本、崔領二vsブラックタイガーⅦ、ジョー・ドーリング

とにかくジョー・ドーリングのインパクトが凄かった!

重いドロップキック一発で会場を唸らせたり、岩本には足4の字を極める場面もあったりと、その巨体とのギャップに萌えそうになりました(爆)。

 

試合は岩本がブラックタイガーⅦからヨーロピアクラッチで技ありの3カウント!

 

11月に近藤修司との世界Jr.王座リマッチを迎える岩本

このヨーロピアクラッチは、王座戦に向けた秘策と見て良いのでしょうか?

気になる!

 

■第4試合 TAJIRIvs力

個人的に、戦前から楽しみにしていたカードの一つ!

 

端的に表現すると、TAJIRIの老獪さと、力の愚直なまでの純粋さが、良い方向に向かっていた試合だった気がします。

 

試合序盤、TAJIRIが場外から力を挑発する場面があったんですけど、そこで力が場外に降りて、まんまとTAJIRIの策に嵌まってしまうんですよね…。

 

それでも、力は「それでも真っ向勝負」と言わんばかりにチョップを浴びせ、終盤には必殺技のセイバーチョップがTAJIRIにヒット!

会場のボルテージが一気に上がった瞬間!

しかし、TAJIRIはカウント2.9で肩を上げたのでした!

 

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その後、TAJIRIが変形のチキンウイングアームロックで力を捕縛すると、レフェリーが試合をストップ!

 

TAJIRIも、「毒霧⇒丸め込み」という必勝パターンがある中で、敢えてチキンウイングアームロックで試合を決めてきた所が、力の真っ直ぐな姿勢に対する一種のアンサーだったのかなあ、と私は勝手に感じてしまいました(笑)

 

■第5試合 ジェイク・リーvsディラン・ジェイムス

Sweeperの大将であるジェイクと、そのSweeperを離脱したディランによる遺恨清算的なシングル。

 

横浜文体という大きな会場の最後列から観戦していても、両者の動きはめちゃめちゃ映えていたように感じました。

やっぱり身体が大きいのは武器だなあ、と。

 

一発一発の技も、場外乱闘も迫力がありました!

 

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因縁のシングルは、ジェイクがニーパッドを外すと、生膝でディランにニーリフト!

今年の「王道トーナメント」一回戦で対戦した、秋山準を思わせる技で勝利したジェイク

 

11月開幕の「世界最強タッグリーグ」には崔と組んでの出場が決定しているジェイク・リー

個人的には、大柄かつストライカータイプの両者がタッグリーグでどれだけ大暴れするか、という点にも注目したい所です

 

セミファイナル 石川修司諏訪魔vsKAI、真霜拳號

世界タッグ王座戦

元王者チームのKAI&真霜が、現王者チームに挑戦した一番でした

 

序盤、石川のテーピングで固められた右肩を容赦なく攻め込んだ挑戦者チーム

そこから上手いことリズムを掴んで行きましたが、暴走大巨人も規格外のパワーで押し返します。

 

終盤、KAIが本家公認雁之助クラッチであわや3カウントという所まで王者チームを追い詰めましたが、最後は諏訪魔バックドロップホールドラストライドという必殺フルコースでKAIから勝利!

暴走大巨人、これで現王者&昨年度覇者の肩書きを背負って、世界最強タッグリーグに出陣することとなりました。

いやあ、王者チーム強すぎますわ…😲😲

 

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後で知りましたが、真霜が右肩を負傷するアクシデントに見舞われていたそうですね…

この日は昼にK-DOJO後楽園大会で約30分戦い抜いた後で世界タッグ

本当に凄いわ、ましもん…

 

自軍のアクシデントを背負いながら奮闘していたKAIも凄かった一戦でした

 

■メインイベント ゼウスvs宮原健斗

三冠王者のゼウスに対し、王道トーナメント覇者の宮原が挑む三冠ヘビー王座戦

7月の大阪ビッグマッチ以来となる再戦ですね

 

大会前は「王者vs覇者」という煽り文句がつけられていたりした今大会のメインイベントですが、試合はそのフレーズに違わぬ激闘となりました。

個人的に、今年のプロレス界ベストバウトと言っても過言ではないほど!

 

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その中でも特に印象的だったのが、互いに最上級フィニッシャーを返した場面でした

 

試合終盤、宮原が最上級フィニッシャーである、シャットダウン式ジャーマンスープレックスホールドをゼウスに決めるのですが、これが何とカウント2!

個人的に、シャットダウンジャーマンが返される展開ってほぼほぼ無かった印象なので、これは意外でした😲

 

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個人的に、プロレスで奥の手の必殺技が決まらないと、大概技を耐えた相手(今回だとゼウス)に流れが行ってしまったりするものなのですが、宮原も宮原でゼウスのジャックハマーをカウント2で返すんですよね(笑)

 

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もう、意地と意地ですよね!

 

どちらが勝つか全く読めなくなったシーソーゲームを制したのは、宮原でした

 

ブラックアウトなどの打撃技から、最後は2発目のシャットダウン式ジャーマンという怒涛の畳み掛けで、ゼウスから3カウント!

 

終盤、横浜文体という大会場で、後楽園ホール並の重低音ストンピングが観客によって踏み鳴らされていた事が、試合の盛り上がりを表していたような気がします。

 

■"最高"と"祭り"の間

試合後、宮原はゼウスに「一緒に全日本プロレスを盛り上げていこう」とマイク

ゼウスもそれに応じる形で握手!

 

 

 

今年7月に三冠ヘビー級王座を初戴冠したゼウスでしたが、約3ヶ月での王座陥落…。

 

しかし、この約3ヶ月でゼウスは、

 

・流山で三冠をかけた石川修司との死闘

・王道トーナメント1回戦メインでの野村直矢との熱戦

・今回の横浜文体での宮原健斗との激闘

 

と、多くのベストバウト級の試合を展開しました。

 

そして、何より、宮原の代名詞でもある「全日本プロレス、最高!」に対して、「全日本プロレスは'祭り"やで!」というゼウスらしさ溢れるフレーズが出来た事は非常に大きい気がします!

 

正直、文体メインをゼウスで締める姿も見てみたかったなあ…。

うーん、悩ましい。

 

■まとめ

全日本プロレス、まだまだこんなもんじゃないでしょう!皆のこんなもんじゃないって思いを、俺はリングで示していくから」

 

 

 

宮原が試合後に発したマイクです。

 

今大会が行われた10.21は、真裏でDDTプロレスリング両国国技館大会が開催。

格闘技も含めると、新木場ではパンクラスの記念すべき300大会目の興行が行われるなど、関東でビッグマッチが多く開催された日でもありました。

 

全日本プロレスの今大会も、集客的な部分で、その影響を少なからず受ける結果になったかも知れません…。

 

しかし、あの日の「ゼウスvs宮原」で、横浜文体中の観客が大きく沸いた瞬間は、私自身、プロレスを見てきた中で忘れられない光景になりました。

 

そして、「こんなもんじゃない」と言い切った上で、観客の総意を汲み取ろうとする宮原の姿に、全日本プロレスの大きな可能性を感じずにはいられないのでした!

 

本当にプロレスが好きで良かった…。

曇、路上、四谷にて。~10.13DDT路上プロレス観戦記~

10.13の昼は、荒木町までDDTの路上プロレスを観戦しに行ってきました。

 

以前両国大会などで「両国国技館全体を使った路上プロレス」を観戦した経験はあるものの、実際の路上で開催される「路上プロレス」を観戦したのは、私にとってこの日が初めてでした。

 

今回は、そんな路上プロレスの感想を綴っていきたいと思います。

 

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■はじめに

この日のカードは「高木三四郎vs彰人vs今成夢人vs下東由朋」

 

今年、東京愚連隊興行でプロレスデビューを果たした下東と、彰人が中心となって開催されたそうです。

 

会場は四谷三丁目駅から徒歩5分程の距離にある荒木公園

公園の大きさは、私が想像していたよりもかなり小さいものでした。

会場に来るまで、公園全面を使用した試合が出来る程広い公園だと思っていたので…。

 

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試合開始前は、一般参加のバンドが曲を演奏したり、元国会議員の海江田万里氏が挨拶したりしてました。

 

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そして、試合開始予定の15時を過ぎた頃には、狭い公園がパンパンに埋まるほどの人、人、人!

 

この日レフェリーと司会進行を務める、元DNAの宮武俊が登場すると、会場からは熱いミヤタケコールも起きてました。

会場の雰囲気は、選手の入場シーンの時から、既に出来上がっていたような気がします

 

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■「大名行列」さながらの路上プロレス

実際、路上プロレスの試合が始まると、程なくして選手が公園の外に移動(笑)

まあ、狭い公園だからね、仕方ないね

 

試合開始時の公園も狭かったですが、公園の外の路地も大概狭かったです(笑)

 

路上プロレスでは、

 

彰人が自動販売機の上から飛び降りたり、

 

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高木大社長が今成を張り倒してたり、

 

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いつの間にか店内でカラオケがスタートしてたり、

 

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道のど真ん中でボウリングがスタートしてたり…

 

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とにかくハチャメチャでした(笑)

 

移動する選手についていく我々観客…

その様子は、まさに「大名行列」にも似た光景だったのではないでしょうか?(笑)

 

■路上プロレスは「先回り」が肝心

路上プロレスの試合中に選手を追っかけていて感じた事ですが、良いポジションで試合を見るのがかなり難しかったです(笑)

 

結局試合中、選手の姿を見逃してしまう機会が何度かありました

人垣で中心部分が見えなかったりすることもザラでしたから

 

そこで私は気づいたのでした…

 

選手移動型の路上プロレスは、「先回り」が肝心なのだと!

 

試合も終盤にさしかかった頃、選手が到着するであろうルートを先回りしていたお陰で、かなり良いポジションで試合を見ることが出来ました

 

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演奏終わりのバンドの方々も見入ってますね(笑)

 

試合終盤、彰人が今成から勝利を狙うも、高木三四郎からエグいカットに入られます(笑)

 

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この彰人の表情(笑)

 

結局試合は、高木三四郎が今成からラダーからのダイビングボディアタックという、ハードコアファイトで激勝!

この瞬間が至近距離で見れたのは本当に痺れました!

 

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しかし、直前で前口太尊がサプライズで出場した場面は完全に見逃す事に(苦笑)

「先回り」の重要性と同時に、路上プロレスで全ての攻防を見るのは至難の業だとも思いました(笑)

 

人波に揉まれるような流れの中で、常に最前のポジションをキープしながら試合を見るのは正直しんどい…

 

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■まとめ

今回、「路上プロレス」初体験な私でしたが、路地を歩きながら(時には走りながら)行われた試合は、観戦していて凄く新鮮でした!

 

団体や選手など、自分の好きなものを推す様に対して、"追っかける"という表現が使われたりしますが、今回の「路上プロレス」は、名実ともに"試合を追っかける"ような内容だったのではないか、と感じました。

 

試合中は、祭りで酒を振る舞うブースに立ち寄って敵同士で乾杯したり、お店にお邪魔したりと、ハチャメチャな展開ばかり(笑)

 

以前には"両国国技館全面を使用した"「路上プロレス」などもありましたが、やはり、選手や試合形式の面で自由度も大きい「路上プロレス」は、ホームである路上(=屋外)でこそ輝きを増すのだと感じた次第です

 

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また行きたい!

両国大会が俄然面白くなる公開調印式!~10.7新日公開調印式~

10.7、水道橋のLaQua特設ステージで開催された、新日本プロレスの公開調印式に行ってきました!

 

今回は、翌日の10.8両国国技館大会で行われる「東京ドーム・IWGPヘビー級選手権試合挑戦権利証」をかけた「棚橋弘至vsジェイ・ホワイト」、IWGPヘビー級選手権試合・「ケニー・オメガvs飯伏幸太vsCody」の調印式でした

 

無料イベントだったんですけど、東京ドームのメインを占う2試合という事+祝日という事もあってか、会場には多くの人が駆けつけていました

 

今回は、その様子を私なりに紹介してきたいと思います!

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■戦慄のSwitch Bladeは、マイクも切れ味抜群

まずは「棚橋弘至vsジェイ・ホワイト」から

 

9.23神戸大会でオカダ・カズチカから挑戦権利証を守り抜いた棚橋を、試合後にジェイが襲った事で実現した今回のカード

今年のG1 CLIMAXを制覇した棚橋が、唯一負けた相手がこのジェイ・ホワイトでした

 

今回の会見、ジェイ・ホワイトのヒールっぷりに溢れる所作が目白押しでした(笑)

 

まず、会見場に姿を現すと、最前列にいた棚橋ファンから棚橋グッズのタオルを奪うと、床に置いて踏み付けるという暴挙!😲

 

会見の発言もインパクト大でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的に注目したいのは、記者からの「権利証が未だ移動したことが無い事についてはどう思うか」という質問への返答と、棚橋の「権利証マッチに集中している」発言に噛み付いた場面でしょうか?

 

公開調印式だと、リング上と違い、通訳の方がその場で英語を日本語に訳してくれるのですが、ジェイの発言が即座に訳された事で、ジェイのゾクゾクするような言い回しがモロに出てる感じがしました

聞いていて、「おおおおおおお」とうならされる事ばかりで(笑)

 

これだけで公開調印式来て良かった、と感じた程でした!

 

■両国メインの3WAYが100倍面白くなる記者会見

 

次に行われたのは、IWGPヘビー級選手権試合の公開調印式&会見

 

史上3度目となる、3WAYマッチという形式でのIWGPヘビー戦

発表直後に賛否がファンの間でも分かれた今回のカードでしたが、公開調印式を見た後で感じたのは、3選手なりにそれぞれ目指す点は一つだということ

それがハッキリ分かっただけでも、かなり有意義な公開調印式だったのでは無いでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

特に印象的だったのが、3選手とも「伝説の試合になる」という旨の発言をしていたこと。

今回の3WAYという特殊な形式での試合も、その伝説への布石という面も強いのかなあ、と会見を聞いていて感じた次第です。

 

■3WAYはリスクをかけた「秋の第三角関係」

今回の3WAYでのタイトルマッチですが、恐らく「(挑戦者側の)飯伏とCody間の勝敗で王者が決まる」という要素について気にしている方もそれなりにいたのではないか、と思われます。

この点についても会見で触れられていました。

 

 

 

 

 

 

 

私が印象に残ったのはCodyの発言でした

 

「(3WAYという形式は、王者の)ケニーにとっては得にはならないとも思うから。でも、そういう事は考えないで欲しい。」

 

「明日、我々はドームの最後にリングインする男になりたいと思って試合に臨む。」

 

3WAYという特殊な形式に触れつつも、東京ドームのメインイベンターの座に向けた、シンプルかつ明解な回答だった気がします。

どうしても3WAYマッチという面に焦点が当たる中、一種の雑念を振り払う発言が聞けたのは、試合を見る上でもかなり大きかったのではないかと。

 

個人的に、今回の3WAYは一種の「秋の第三角関係」だと思っています。

現在敵対関係にないケニー、飯伏、Codyの3名が、ケニーの持つ「IWGPヘビー級王座」という存在を巡って繰り広げるバトル…

 

この三角関係を制した選手が、ドームのメインに立てると事実上会見で言及された中、その座を射止めるのは果たして誰になるか…

 

その点を純粋に楽しみたいです!

 

■公開調印式は、いいぞ~

今回は丁度後楽園ホールでプロレス観戦を終えた直後、という事もあり、イベントに行くことが出来たのですが、前述したように多くの人が集まっていました

ただでさえLaQua内には多くの人が来る訳で、その中でこういう公開調印式が行われたのは、来年の1.4東京ドーム大会に向けても宣伝の場になったのかなあ、と

今回タイミングも良く、棚橋や飯伏といった地上波でも見かけるレスラーが会見に登場したのも大きかったのでは無いでしょうか?

 

私自身、新日の公開調印式を見るのは9.8後楽園以来だったのですが、両国のセミ、メインに向けた重要なやり取りが無料で見れる、という点ではかなり美味しいイベントになりました!

 

また行きたいです!

「咲き並んで 幾百の華」~9.21BASARA後楽園大会観戦記~

9.21、プロレスリングBASARA後楽園ホール大会を観戦しに行ってきました!

 

この日は塚本拓海のデビュー9周年記念試合、新宿ゴールデン街の酒場「シエロ」presentsマッチ、「木高イサミvs竹田誠志」によるハードコアケージマッチ、ユニオンMAX王座戦など、見所盛り沢山な大会になりました!

 

そんな中、この日のメインに組まれたのは、ユニオン MAX選手権試合「谷嵜なおきvs中津良太」

個人的に、今年7~8月に行われたダブプロレスとの対抗戦が「甲子園」という位置づけなら、5月に行われた「イサミvs谷嵜」のダブルタイトルマッチは「センバツ高校野球」であると思っています

 

そして、今回の「谷嵜vs中津」のタイトル戦はダブとの対抗戦である「甲子園」で決着がつかなかった両団体の延長戦…

つまり、「甲子園の決勝再試合」のような位置づけにあるのではないか、と!

 

今回は、そんな大会の観戦記を綴っていきたいと思います!

 

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■第1試合 SAGAT、久保佑允vs政岡純、原学

序盤からSAGATと久保の「魁!鋼鉄家族」の面々が試合を支配する流れになるも、最後は原がSAGATを関節技で捕まえると、最後はキッチリギブアップを奪って見事勝利!

 

久保とSAGATのタッグ、中々に連携が良かっただけに、これは痛い敗戦…

 

 

 

政岡純、私自身映像も含め、初めて見た選手なんですけど、男性の私が見ていてもカッコ良さと色気みたいなものを感じました!

関西の団体・プロレスリング紫焔に所属している選手だそうですが、スケジュール合いそうなら関東の大会にも是非参戦してほしいなあ、と思いました

 

■第2試合 瀧澤晃頼、中野貴人、下村大樹vsベストストレッチマンV3、ベストストレッチマンアマゾン、ストレッチマンマン

 

BASARAの新鋭である中野、下村に、ASUKA PROJECTの瀧澤を加えた若手3選手が、ベストストレッチ軍に挑んだ一戦

 

途中で恒例のストレッチも交えつつ、最後は連携の差でベストストレッチ軍が勝利

フォールに入った時のこのポーズ、ガンダムの新作のポーズとまんま一緒なんですけど、これ、サ○ライズに怒られそうだなあ(笑)

 

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そして、この両チーム、それぞれ連携や実績に磨きがかかれば、極端な話、6人タッグ王座挑戦も面白そうな気がするんですよね(笑)

それくらい写真映えしてた気がします!

 

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■第3試合 吉野達彦、橋本和樹vs杉浦透、塚本拓海

塚本拓海のデビュー9周年記念試合!

個人的に見所満点な試合だったと感じました

 

全員同期な中で行われた試合なんですけど、吉野や和樹、杉浦が各々の個性を発揮しつつ場の流れを持って行くなど、主役の塚本に負けない位楽しんでた印象がありました

塚本も、そんな3人と絡む機会が今だと中々少ない気もするので、カード的にも凄く新鮮でしたね

 

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試合は塚本が吉野から貫禄の勝利!

 

叶うなら、これがセミでも良かった気はしますが、後述する金網の撤収も考えると、第3試合という順番しかなかったのかなあ、と思いました

 

■第4試合 トランザムリュウジ、トランザム★タナカ、FUMAvs阿部史典、関根龍一、ドン・フジイ

新宿ゴールデン街のプロレス酒場「シエロ」presentsマッチと銘打たれた試合

 

阿部、関根、ドン・フジイの並びを見ると、個人的に何か感慨深いものがありましたね(笑)

 

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試合はタナカとフジイ親方の先発でスタート

一発目の顔合わせから刺激的でした!

 

フジイ親方、トランザムファミリーから「ヤクザ」と言われてたり、トランザムリュウジがバルコニーにいた外国人の観客から「Sexy Boy!」と言われてたのが印象的でした(笑)

 

試合は関根がFUMAからコンバイン(抱え込み式逆エビ固め)でギブアップ勝利!

 

試合後は勝者チームに酒が贈られる感動の光景!

 

フジイ親方、初参戦でしたが、今後もこの繋がりで是非参戦してほしいと感じた次第です!

 

■第5試合 木高イサミvs竹田誠志

大日本プロレス、FREEDOMSのデスマッチタイトル二冠王者・竹田誠志と、BASARAの大将・木高イサミによるシングルマッチ

 

今年6月に大日本でデスマッチヘビー王座戦を行った両者ですが、今回は金網内でのハードコアマッチでした

「デスマッチだと(大日、FREEDOMSに次ぐ)三番煎じ、四番煎じになっちゃう」「『BASARA=ハードコア』というイメージを定着させたい」と煽りVで語ったイサミ

 

試合は約12分と短い時間でしたが、後楽園ホールに設営された金網で行われる両者の試合は、イサミの言う『BASARA=ハードコア』という印象を与えるには十分なインパクトを残した気がします

 

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というのも、ハードコアマッチだと見慣れている一斗缶や椅子などの凶器攻撃も、金網の中で展開されると、まるで映画のストリートファイトを見ているかのような錯覚に襲われたんですよね

(映像でしかチェックしてませんが)今年8月のFREEDOMSで行われた「竹田vs葛西」のノーキャンバスマッチの時とはまた違った衝撃を受けました

 

正直言うと、もっと長い時間見たかった試合でしたけど、金網の設営等々にかかる時間を考えると、致し方なかったのかなあ、という気はします

だからこそ、叶うなら、次はメインでケージマッチが見たい!

 

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■芸術的だった金網の設営~撤収

この日の金網戦、内容も去ることながら、設営~撤収までの流れも見応えありました

 

橋本和樹とリングアナ等でお馴染みのパンチ田原の両名が中心となって、休憩時間中に金網の設営を行ってたんですけど、設営~撤収までがスムーズすぎて震えました(笑)

 

ケージマッチ終了後はすぐさま選手総出で金網の撤収が行われたのですが、次の試合に支障がないくらいスムーズに終了!

客席からは拍手が起こっていたのも納得でした

もう、芸術的だったとしか言いようが無かったくらいです

 

 

 

 

 

セミファイナル 日高郁人藤田ミノルvsトランザム★ヒロシvs西村修

 

金網戦が行われた直後のセミファイナルは、「相方タッグvsヨガタッグ」な一戦に

大会前、トランザム★ヒロシは「勝ったら(日高のお店である)ホカクドウをヨガスタジオにする」と宣言していたものの、試合はヒロシが藤田に一瞬の隙を突かれ敗戦…

 

しかし、当の店主・日高は、深い瞑想に入っており、試合終盤は全く動かず(笑)

 

その姿を見て、ホカクドウ・ヨガスタジオ化への道はそう遠くない話だと感じた次第です(笑)

 

 

 

■メインイベント 谷嵜なおきvs中津良太

ユニオンMAX王座戦

 

5.3BASARA後楽園大会のメインにおいて、ダブプロレス谷嵜なおきの下に流出してしまったBASARAの至宝・ユニオンMAX王座

 

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そのベルトに、16選手によるシングルトーナメント・「頂天」を制した中津良太が挑戦する構図となりました

 

ここで中津が戴冠すれば、自身初のシングル王座獲得だけではなく、団体内のトップに躍り出るチャンスでもある、まさに絶好のシチュエーション!

 

しかし、試合は序盤からキャリア・実績共に優る谷嵜が攻めまくる展開に

結局、試合終盤まで流れを握る事が多かった谷嵜、本当に本当に強かったです

中津も反撃する時間帯はありましたが…

 

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それでも、最後にリング上でベルトを持っていたのは中津でした

 

この勝敗を分けたターニングポイントはどこにあったのか…?

個人的に、「谷嵜の必勝パターンを耐え抜いた」ことが一番大きかったんじゃないかと考えています

 

終盤、谷嵜が怒涛の攻めで「リバースインプラントインプラント⇒リビドー」とフィニッシャー級の技で立て続けにカウント3を狙って行ったんですけど、中津は全部肩を上げたんですよね

これらの技を被弾して負けなかったのは本当に凄かった!

 

これ以降、中津の反撃が一気に始まった、という印象でした

谷嵜も中津の必殺技・Vスライダーを一度は返しましたが、2発目のVスライダーは返せず3カウント

 

中津良太、シングル王座初戴冠の瞬間でした!

 

 

中津もDNA所属時代からユニオンプロレスに上がっていましたが、BASARA移籍後に掴んだ念願のシングル王座がユニオンMAX王座だった、というのは、見ていて本当に感動しましたね…

 

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■イサミ欠場は痛い…。しかし、ピンチはチャンス!

「(「BASARA=イサミ」というイメージに対し)ずっとイサミイサミ言っててつまんないから」

 

「そこで先陣切って行けるのは俺しかいないから」

 

メイン前の煽りVTRで中津が語っていた言葉です

 

2016年1月のBASARA旗揚げ時から、同年12月のユニオンMAX新王者決定戦での勝利、2017年にトランザムリュウイチの下に流出したユニオンMAX王座の奪還、谷嵜なおきとの刺激的なダブルタイトルマッチ…

 

これらの出来事の中心には、全てイサミの存在がありました

 

しかし、今大会で中津が、イサミからベルトを奪取した谷嵜に勝った事は、「BASARA=イサミ」というイメージが未だ強い団体にとって、一つの大きな転機になりうる出来事のように感じました

勿論、これはあくまでもキッカケの一つ、ということも感じていますが…

 

また、今大会で、イサミが試合中に顎を骨折し、長期欠場することがアナウンスされました

団体にとって非常に大きな痛手ではありますが、逆に言えば、この間、他の選手が目立った活躍をしていけば、飛躍していく可能性も高い訳で、そういう点ではチャンスではないか、と私は考えています

 

■今こそ「もっと自由にやろうぜ」

今大会後、イサミがユニットとして立ち上げた「戦闘民族」が早速アクションを起こしてきました

 

下村大樹のユニオンMAX王座挑戦…

 

 

そして、9.29ガンバレ★プロレス板橋大会で起きた、関根の来場と、BASARAvsガンプロの対抗戦勃発…

 

 

下村はBASARAに移籍したばかりですが、ある種DNAやDDT本隊にいた中で感じた悔しさをバネに奮起しようとする姿がTwitterの文章から強く感じました

 

 

 

そして関根も、タッグトーナメントを制した中津とのタッグ「騎馬隊」を発展的解散⇒「戦闘民族」入りして起こした今回のアクション…

期待せずにはいられません!

 

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以前、団体の旗揚げ大会のメイン後に、イサミはこう叫びました

 

「もっと自由にやろうぜ。自由を探そう。オレたちが世界で一番の傾奇者(※)になるぞ。世界中に行くぞ!」

※派手な格好をして体制に反逆する人のこと

 

sports.yahoo.co.jp

 

中津が王者になり、イサミが欠場している今こそ、この姿勢が改めて重要なのではないかと私は考えています

 

実際、今大会はハードコアあり、笑いあり、涙あり、ヨガあり、激闘あり…、と、一大会で色んな表情を感じられる試合がありましたし、そこで選手がより一層団体内で主張していく姿が見られれば、「BASARA=イサミ」というイメージから抜け出せる日も近くなるのではないでしょうか?

 

とりあえず、またBASARAには行きたい、と思うレンブラントなのでした!

ラウェイとかいう「既存の格闘技の常識を覆す」格闘技~9.13ラウェイ観戦記~

9.13、後楽園ホールで「ラウェイ」を観戦してきました

 

「ラウェイ」とは、ミャンマーの格闘技で、頭突き攻撃が認められる事から「世界一危険な格闘技」とも称されています

 

約1年前、某プロレスバーで、ラウェイ観戦帰りの方々から感想をお聞きする機会があったのですが、「あれは凄かった」と一同絶賛の嵐

 

今回有りがたいことに、タイミングにも恵まれ、会場で生観戦する事になったのですが、まあ本当に凄かった!

正直な話、「既存の格闘技の常識を覆される」ほどの衝撃を受けました

 

前置きさせて頂きますが、私は決して関係者の回し者ではございません(笑)

 

今回観戦したラウェイ、Twitterの字数では、感動が1/3も伝わらない!

という訳で、私がラウェイ観戦で衝撃を受けた点を、幾つか列挙していきたいと思います!

 

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①試合中ノンストップな生演奏&現地語実況

1試合目の第1ラウンドから、早速衝撃を受けた出来事でした

 

だって、ゴングが鳴らされたその瞬間から、リングサイドで控えていた方々が、いきなりキーボードやミャンマーの民族楽器(太鼓みたいなやつ)を使って曲を演奏し始めたのですから…

 

そして、生演奏と共に衝撃的だったのは、場内での現地語実況

現地語なので何言ってるかは分からないんですけど(笑)、選手が相手に攻撃を喰らわせるタイミングで、実況が「ハヤー!!」と叫ぶんです

 

 

 

  

 

 

唯一それらが止まるのは、選手が膠着状態にあるのをレフェリーが一時制止する時のみ

 

この二つが衝撃的で、思わず笑いが止まらなくなってしまいました…

言うなれば、カオスな空間でしたね(笑)

 

 

 

②劣勢を一発で覆す秘技「タイム」

通常、ボクシングや格闘技などでは、一方的に攻められる時間帯が長いと、レフェリーの判断で試合が止められてしまうケースが多々あると思います

 

しかし、ラウェイでは別!

 

自軍の選手が攻められている、絶対的ピンチだった時に、セコンド陣がためらわず「タイム」を要求したのですが、何とこれが成立!

 

 

 

私含め、会場中がどよめく展開!

 

場内のアナウンサーの方は「ラウェイ独特のルール」と歯切れの悪そうな感じで解説してました(笑)

 

この「タイム」、一応ルールが設けられていて、

 

・試合中の使用は一度のみ

・使用したらダウン1回扱いとみなされる

・最終ラウンドでの使用は不可

・タイムの時間は2分

 

多少リスクが設けられているとはいえ、これを使った後の選手、まるで息を吹き返したかの如く元気になってるんです(笑)

 

 

 

第1試合で使われたタイムの使い方が顕著な例でした

 

日本人選手の猛攻に対し、あわやTKOという場面で、相手選手がタイムを要求

タイム後は、やられていた選手が猛攻を仕掛け、一気に形勢逆転!

 

既存の格闘技では中々見られない光景かも…(笑)

この辺の一発逆転な要素があるのも、ラウェイの魅力かも知れませんね

 

③判定による決着が無い

1ラウンド3分、1試合で4~5ラウンド制で行われる事が多かったラウェイ

 

しかし、判定による決着は意外にも無し!

 

この日は全6試合中5試合が引き分けだったんですけど、引き分けの場合、勝利者に与えられる金メダルが両者に渡されます(敗者には銀メダルでした)

 

逆に言うと、判定決着がないことで、キッチリKO・TKOで勝ちきる必要があるため、ラウェイで勝ってる選手は本当に凄い、と言えます!

 

 

④グーパンチはOKで、張り手はOUT!

これも意外なルールでした

 

プロレスの場合、張り手はOKでもグーパンチは×、というのが基本常識だったので、グーパンチがOKというルールは驚きました

KUSHIDAの「マサヒロタナカ」や、ジュース・ロビンソンのフィニッシュ前ナックルも、ここだと認められる、非常に優しい世界(笑)

 

しかし、張り手は何故かOUT!

 

レフェリーも試合中、張り手をした選手に再三注意を与えているという、何とも奇妙な光景が(笑)

 

全日本プロレス渕正信のやり取り(レフェリーのブラインドを突いたグーパンチ攻撃)を見ている者としては、衝撃的でしたね…

 

グーパンチが許される優しい世界!

 

 

 

⑤体格差を埋める秘技・「頭突き」

前述したように、ラウェイでは頭突きによる攻めが認められている事もあって、「世界一危険な格闘技」と称されているため、私自身、この頭突きの使い方に注目して今大会の試合を見ていました

 

面白かったのが、頭突きを使うタイミング!

 

印象的だったのが、第2試合の女子選手、第3試合の男子選手の試合でした

 

共に身長の高い選手を相手に、ミャンマーの選手が挑むという構図

通常なら、背の高い選手が有利に思われる状況ですが、試合が始まると、背の低いミャンマーの選手が接近戦で頭突きを織り交ぜながら、相手との間合いを詰めていく姿が見られたんですよね

 

長身の選手といえども、間合いを詰めて押されると、自然と守りに入る時間帯が長くなっていたように感じました

頭突き込みの攻めに対して、かなりやりづらそうにしてましたね…

 

結果は2試合ともドローだったのですが、体格差を感じさせない内容に持って行ったのは、頭突きによる攻めも大きかった気がします

 

 

 

全体的に見ると、やはり、ラウェイ慣れしてるミャンマーの選手の方が、頭突きの使用頻度は多かったですし、使用するタイミングの上手さにも長けていた印象です

 

■まとめ

「既存の格闘技の根底を覆す」衝撃の展開が多々あったラウェイ、見ていて非常に面白かったです!

 

Abema TVでも大会の模様が生中継されるなど、映像で見る機会も増えているラウェイ

会場の雰囲気はとてもカオスなのですが、これは現地観戦や映像を見ないと分からないことだったかも知れません…

百聞は一見に如かず!

 

ただ、今後テレビ等で広めていく、となった時に、「判定決着がない」点は個人的にネックになりそうな気がしました

言い方は悪いですが、判定での決着がない分、引き分けになる事も必然的に増えますから…

他の格闘技に比べると、白黒ハッキリつきにくい性格の競技だと感じた次第です…

 

 

 

■ラウェイ参戦するプロレスラー、マジでリスペクト!

 

プロレス好きな私がラウェイを観戦してみて感じたのは、ラウェイに出ているプロレスラーは本当に凄い、という事!

 

プロレスには欠かすことの出来ないグラウンド技は使えない環境…

 

判定決着のないラウェイでは、相手をKO・TKOするだけの打撃力が必須…

 

そう考えると、プロレスとは全くルールも環境も異なる中で、ラウェイに挑戦した奥田啓介やハートリー・ジャクソンは凄い!

 

そして、ラウェイで勝利を収めている、高橋菜七永やクリス・ヴァイスは本当に強い!

ラウェイを生観戦してみて、ハッキリと言えるような気がしました

 

これは総合格闘技に上がっているプロレスラーにも共通する点だと思います

 

ラウェイを見て、改めてあの場に参戦したプロレスラーの凄さを知りました…

 

一度観戦すると、格闘技における常識が覆されるほどの衝撃を受けるので、この感動を皆様も是非、生観戦や映像でご堪能ください!!