曇、路上、四谷にて。~10.13DDT路上プロレス観戦記~
10.13の昼は、荒木町までDDTの路上プロレスを観戦しに行ってきました。
以前両国大会などで「両国国技館全体を使った路上プロレス」を観戦した経験はあるものの、実際の路上で開催される「路上プロレス」を観戦したのは、私にとってこの日が初めてでした。
今回は、そんな路上プロレスの感想を綴っていきたいと思います。
■はじめに
この日のカードは「高木三四郎vs彰人vs今成夢人vs下東由朋」
今年、東京愚連隊興行でプロレスデビューを果たした下東と、彰人が中心となって開催されたそうです。
会場は四谷三丁目駅から徒歩5分程の距離にある荒木公園
公園の大きさは、私が想像していたよりもかなり小さいものでした。
会場に来るまで、公園全面を使用した試合が出来る程広い公園だと思っていたので…。
試合開始前は、一般参加のバンドが曲を演奏したり、元国会議員の海江田万里氏が挨拶したりしてました。
そして、試合開始予定の15時を過ぎた頃には、狭い公園がパンパンに埋まるほどの人、人、人!
この日レフェリーと司会進行を務める、元DNAの宮武俊が登場すると、会場からは熱いミヤタケコールも起きてました。
会場の雰囲気は、選手の入場シーンの時から、既に出来上がっていたような気がします
■「大名行列」さながらの路上プロレス
実際、路上プロレスの試合が始まると、程なくして選手が公園の外に移動(笑)
まあ、狭い公園だからね、仕方ないね
試合開始時の公園も狭かったですが、公園の外の路地も大概狭かったです(笑)
路上プロレスでは、
彰人が自動販売機の上から飛び降りたり、
高木大社長が今成を張り倒してたり、
いつの間にか店内でカラオケがスタートしてたり、
道のど真ん中でボウリングがスタートしてたり…
とにかくハチャメチャでした(笑)
移動する選手についていく我々観客…
その様子は、まさに「大名行列」にも似た光景だったのではないでしょうか?(笑)
■路上プロレスは「先回り」が肝心
路上プロレスの試合中に選手を追っかけていて感じた事ですが、良いポジションで試合を見るのがかなり難しかったです(笑)
結局試合中、選手の姿を見逃してしまう機会が何度かありました
人垣で中心部分が見えなかったりすることもザラでしたから
そこで私は気づいたのでした…
選手移動型の路上プロレスは、「先回り」が肝心なのだと!
試合も終盤にさしかかった頃、選手が到着するであろうルートを先回りしていたお陰で、かなり良いポジションで試合を見ることが出来ました
演奏終わりのバンドの方々も見入ってますね(笑)
試合終盤、彰人が今成から勝利を狙うも、高木三四郎からエグいカットに入られます(笑)
この彰人の表情(笑)
結局試合は、高木三四郎が今成からラダーからのダイビングボディアタックという、ハードコアファイトで激勝!
この瞬間が至近距離で見れたのは本当に痺れました!
しかし、直前で前口太尊がサプライズで出場した場面は完全に見逃す事に(苦笑)
「先回り」の重要性と同時に、路上プロレスで全ての攻防を見るのは至難の業だとも思いました(笑)
人波に揉まれるような流れの中で、常に最前のポジションをキープしながら試合を見るのは正直しんどい…
■まとめ
今回、「路上プロレス」初体験な私でしたが、路地を歩きながら(時には走りながら)行われた試合は、観戦していて凄く新鮮でした!
団体や選手など、自分の好きなものを推す様に対して、"追っかける"という表現が使われたりしますが、今回の「路上プロレス」は、名実ともに"試合を追っかける"ような内容だったのではないか、と感じました。
試合中は、祭りで酒を振る舞うブースに立ち寄って敵同士で乾杯したり、お店にお邪魔したりと、ハチャメチャな展開ばかり(笑)
以前には"両国国技館全面を使用した"「路上プロレス」などもありましたが、やはり、選手や試合形式の面で自由度も大きい「路上プロレス」は、ホームである路上(=屋外)でこそ輝きを増すのだと感じた次第です
また行きたい!