レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

3本の狂ったウエノの興行〜アイスリボン上野公園水上音楽堂大会観戦記 Day2〜

 8.14~8.17までの4日間、上野水上音楽堂にて開催された、アイスリボン上野大会。
 
 
前回からかなり間が空いてしまいましたが、今回は2日目の3大会の観戦記になります。
 
この日は、とにかく雪妃真矢の暴れっぷりが凄まじかったです!
 
 

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③Teen'sプロデュース大会

コミカルと技のキレで魅せた大会

アイスリボン上野大会では恒例となっている、各ユニット&選手によるプロデュース大会
今年、その先陣を切ったのは「Teen's」(つくし、星いぶき、朝陽、鈴季すず)の面々!
 
大会冒頭、ミニモニ。の曲でメンバーがダンスを披露する場面があったんですけど、令和元年にミニモニ。を聴けるとは思わなかったのでビックリ…(笑)。
 
そんなTeen'sプロデュース大会を一言で表すと、「コミカルなのに技のキレが素晴らしい」大会でした!
 
特に、Teen'sの面々のコスチュームを着て行われた第1試合のタッグマッチなんかは、星ハム子がスッと脇固めを抜いていたり、雪妃真矢が満面の笑みで相手に極めてるフットチョーク(?)がエグかったり、コミカルだけに留まらない面白さがあって、見ていて新鮮でした。
 

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いやあ、凄い!
 

ラム会長&つくしvs鈴季すず&尾崎妹加

通常のタッグマッチと思われた第2試合のカードでしたが、入場時、ラム会長とタッグを組んだつくしが、ラム会長と同じメイクで登場するサプライズ!
 

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二人共、背格好もロングヘアーも似ているので、姉妹じゃなかろうか」と思うくらいソックリでした。
 

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つくしとラム会長によるパロスペシャルの共演が見られた上に、試合も、ラム会長のチョークスラムつくしのダイビングフットスタンプのコンボが炸裂する形で見事勝利!
 

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上野大会の1回これっきりと言わず、また是非見たい組み合わせでした!
 
 

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第1部・試合結果

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・第1試合

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・第2試合

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・メインイベント

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・雑感

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④フランクシスターズプロデュース大会

シュールかつ鋭利な笑いに溢れていた大会

2日目の第2部に行われた、フランクシスターズ(柊くるみ、藤田あかね、宮城もち)によるプロデュース大会では、3試合ともシュールな笑いに包まれる内容に。
 

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「やわらかい凶器を使用する」ハードコアマッチとして行われた、第1試合の「松屋うのvsトトロさつき」は、椅子やバットを使わずに、ウレタンマット、しゃもじ、浮き輪だけで相手をしばくという、普段見られない雰囲気のハードコアマッチになってました。
 

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恐らく、お互いのエルボーが一番どの凶器よりも重かった(笑)。
牛丼を試合中に食べる選手も初めて見ましたし(笑)。
 

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第2試合では、前十字靭帯断裂経験者である藤田あかねと柊くるみの「前十字カッターズ」が、鎖骨骨折経験のある鈴季すずと雪妃真矢による「鎖骨ブレーカーズ」と対決!
 

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互いの古傷を露骨に攻め合う中、前十字靭帯断裂経験者の石黒敦士レフェリーが藤田とくるみに加担するも、雪妃が成敗するかのようなドラゴンスクリュー!(笑)
私の人生で初めて、キレイなドラゴンスクリューが撮影できた瞬間でもありました(笑)
 

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藤本つかさvs世羅りさvs星ハム子

第2部のメインイベントでは「藤本つかさvs星ハム子vs世羅りさによる3WAYマッチが実現!
 

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カードだけ見ても中々に豪華な気がするんですけど、そこはプロデュース大会!
上野ならではの、以下の特殊ルールが…
 
①試合前に、選手がセコンド(藤田あかね、柊くるみ、宮城もちを1人指名し、試合中に音楽が鳴っている間は、セコンドと選手はフランクフルトを食べなければならない。
 
②試合終了後、試合した選手とセコンドが食べたフランクフルトの合計本数を集計し、本数が多かったチームの勝利。勝者には、フランクフルト5本分のアドバンテージが加算される。
 
このルールで行われた3WAYは、試合が進むにつれて、選手の表情が曇りがちに(笑)
 

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 特に、星ハム子なんかは、藤本にビールを飲まされてから、偶然近くで鳴っていた救急車のサイレンにツボって笑いが止まらなくなる場面も(笑)
 

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あと、フランクフルトを口に詰め込んでる中盤~終盤にかけて、比例するようにエッぐい攻めになっていたのは気のせいでしょうか…(苦笑)
 

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フランクフルトを食べさせる選手と、試合してる選手の対照的な表情が印象的でした…。
 

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第2部・試合結果

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・第1試合
 

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・第2試合
 

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・メインイベント

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・雑感

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⑤出張P's Party上野大会

改めて感じた、若手選手の充実っぷり

毎週水曜日にアイスリボンの若手興行として開催されている「P'sParty(以下:ピースパ)」。

今回は蕨のアイスリボン道場を飛び出し、上野で初開催となったのですが、第1・2部のハチャメチャ感とは打って変わり、正統派の試合が揃う内容に!
 
特に、オープニングで組まれた「星いぶきvsつくし」なんかは、二人ともエルボーが強い分、エルボー合戦だけでも見応え抜群でした。
 

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第2試合の「鈴季すず(寮生)vs朝陽(寮生)vsジュリア(寮長)」による3WAYも、レフェリーのテキーラ沙弥のジュリア贔屓のレフェリング含め(笑)、非常に面白かった印象があります。
 

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団体の将来を担うであろう、若手の活躍が眩しかったです!
 

雪妃真矢の暴れっぷりが全てを飲み尽くしたメイン

若手主体の大会のメインを飾ったのは、「バニー及川&トトロさつきvs雪妃真矢&藤田あかね」のタッグマッチ。
 
若手が、「GEKOKU娘(弓李&尾崎妹加)」のコスチュームを着た通称「ジュクジョジョウ」に挑戦する、「若手vs中堅」の構図になると思われましたが、とにかく雪妃が別の意味で凄かった!。
 
 
満面の笑みで、相手を水風船でビッチョビチョにしたり、場外乱闘で水風船をトスバッティングで割ったり(しかもほぼほぼミート!)と、もうムチャクチャ!(笑)
 

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個人的に、アイスリボンだと、人毛デスマッチを提唱するなど、美人さんだけどめちゃめちゃブッ飛んでる」という意味で、世羅りさの右に出る者はいないと思ってましたが、雪妃も大概ブッ飛んでましたね(笑)。
 
若手同士が切磋琢磨していた第3試合までとは打って変わり、先輩選手が台風の如く暴れまくって全てをかっさらっていったメインイベント…。
異色ではありましたが、これもまた楽し!
 

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第3部・試合結果

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・第1試合

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・第2試合

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・第3試合

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・メインイベント

 

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・雑感

 

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世羅りさvs藤田あかね」〜上野名物シングルマッチ・Day2〜

 

初日の第1部2試合目のカードだったものの、決着がつかないまま翌日へと持ち越された一戦(笑)

 

確かこの辺りから、開場~試合開始までの間に、二人の野球対決が行われるようになったんですよね(笑)

 

そんな二人でしたが、第2部メインではフランクフルトを大量に食べて試合に勝利したり、

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 第3部終了直前に、「闘魂こめて」を歌いながら入場する雪妃真矢を袋叩きにする好連携を披露!

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しかし、二人のシングルは2日目でも決着がつかず終了…。
 

大会2日目まとめ

各ユニット・選手によるプロデュース大会がスタートした上野大会2日目。
 
個人的に印象的だった大会は、全試合笑いの角度が特殊だった、第2部の「フランクシスターズ」
 
そして、2日目のMVPは、3大会で振り幅の広さを見せつけた雪妃真矢で!
あの人には一体、欠点というものはあるのだろうか…、と感じた1日でした(笑)。

2019年8月の個人的ベストバウトについて

9月も1/3を経過したこのタイミングで、8月の個人的ベストバウトをば…(汗)

 
8月は「G1 CLIMAX」や「N-1 VICTORY」といったシングルリーグやトーナメントが充実していたからか、「関本vsエルガン」だけでなく、「鷹木vs後藤」、「拳王vs望月」など、個人的に印象に強く残るシングルマッチが多かったように感じました!
 
8月も、プロレスは熱かった!!!
 

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潮崎豪&中嶋勝彦vs井上雅央&齋藤彰俊(8.4プロレスリングNOAH後楽園ホール

井上雅央&齋藤彰俊の「ダークエージェントリターンズ」が、「AXIZ」(潮崎豪&中嶋勝彦の持つGHCタッグに挑戦した一戦。
 
 
潮崎のチョップ&中島の蹴りを大量に被弾しても立ち続けた井上雅央の頑強さと、マサオコール一色の会場でブーイングを浴びつつも、挑戦者チームの全てを受け切って勝利した王者チームの懐の深さが印象的でした!
 

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鷹木信悟vs後藤弘央紀(8.11新日本プロレス日本武道館

G1 CLIMAX』の最終公式戦で実現したカード。
現地観戦していて、私の席の周囲にいたBULLET CLUBファンやロスインゴファンなどが、中盤から大後藤コールを巻き起こしていた程、素晴らしい試合内容に!
 

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この日の個人的ベストバウト!
 

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9月に神戸で行われるリマッチが楽しみでなりません!
 
 

志田光vs水波綾(8.12プロレスリングWAVE後楽園ホール

10月にアメリカへと渡る志田の、恐らく渡米前最後と思われる水波とのシングルマッチ
率直に言うと、女子プロレスを知らない、という方にも勧めたい試合の一つでした。
 

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決着がつかなかった所も込みで、逆にネクストへの期待感があって美しかったなあ、と。
 

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AEWで交わる事が今後あるかもしれないですね。
と言うか、是非やってほしいです!
 
 

テキーラ沙弥vs山下りな(8.14アイスリボン上野水上音楽堂・第1部)

「ICE×∞次期王者決定トーナメント」一回戦。
 
 
試合後に山下が「もし自分がトーナメントに優勝したら、真っ先にお前(テキーラ沙弥)を指名する」と言い切る程、内容が熱かった一戦!
 
シングルプレイヤーとして実績のある、山下の強烈な打撃技を何度喰らっても立ち上がるテキーラ沙弥がカッコよかったです!
 

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藤本つかさvs弓李(8.14アイスリボン上野水上音楽堂・第2部)

④の試合があった同日夜に実現した、「ICE×∞次期王者決定トーナメント」二回戦。
 
弓李の見せる関節技地獄が凄まじかったです。
 
まさに、女子プロレス界の若き匠!!!
 
 
彼女がシングル戦線に出ていく姿がまた是非見たいと、改めて思った試合でもありました!
 

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⑥タイチvs石井智宏(8.11新日本プロレス日本武道館

私自身、生観戦していて思うんですけど、石井智宏の「試合の鉄板っぷり」ってホント凄いなあ、と。
 
G1で優勝争いも決まってきた最終公式戦においても、全く「消化試合」にはならない、熱量MAXな試合をしてくれる絶対的信頼感があるんですが、今回のタイチ戦もまさにそれでした!
 

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「名勝負製造マシーン」、ここにあり!
 
 

⑦拳王vs望月成晃(8.29プロレスリングNOAH後楽園ホール

8月中旬に開幕した、NOAHのシングルリーグ戦『N-1 VICTORY』
その公式戦で実現したストライカー同士の一戦は、延髄蹴りには延髄蹴り、フットスタンプにはフットスタンプで返す、ハイスパートな意地の張り合いが光る激闘に!
 

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望月が、拳王相手に奇襲やグーパンを辞さない姿勢を見せていた上に、感情剥き出しだったことも、この試合をより面白いものにしていたと感じた次第です!
 

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鈴木鼓太郎vs丸藤正道(8.4 プロレスリングNOAH後楽園ホール

旗揚げ19周年記念大会のメインで行われた一戦は、「どの技でも3カウントが奪える」二人だからこその、階級差を超えた、文字通りのスペシャシングルマッチに!
 
 
メイン後に丸藤が言った「俺達のドラマを追い続けてください。でも普通のドラマと違うのは、終わりがない。」というフレーズも、一度は袂を分かった鼓太郎との一戦が見れたからこその重みと深みを感じました。
 

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⑨TAMURA vs MAD DOG MAXX(8.25 HEAT-UPカルッツかわさき

MAD DOG MAXXの試合を見たのは、映像含めこれが初めてだったんですけど、グラウンドの巧いTAMURAと繰り広げた、技と技の駆け引きが見事なまでに噛み合う極上の一戦に!
 
何となくですが、去年12月にNOAHで実現した「小川良成vsダグ・ウィリアムズ」のシングルの雰囲気に近いものがあるなあ、と感じました。
終盤になって放たれるジャーマンや飛び技の一発一発が、序盤のグラウンドとの対比をより鮮明なものにしていて、非常に見応えがありました!
 

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ダブルタイトルマッチという、「負けたら全てを失う」ヒリヒリしたシチュエーションだった事も、一進一退の攻防に絶妙なスパイスを加えていた気がします。
 
 

関本大介vsマイケル・エルガン(8.24大日本プロレス後楽園ホール

言葉はいらない!
 
 
それくらい、見ていて皆が笑顔になれる。空になって盛り上がれる空間が、この試合には詰まっていた気がします!
 

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DREAMS〜8.24大日本プロレス後楽園ホール大会観戦記〜


8.24の夜に、大日本プロレス後楽園ホール大会を観戦してきました。

 
翌日が名古屋国際会議場でのビッグマッチという中、この日のメインイベントでは、「関本大介vsマイケル・エルガン」というドリームマッチが実現!
 
約2ヶ月前の6.23後楽園ホール大会で発表となってから、チケットは飛ぶように売れ、約1ヶ月前にチケット取り置きが終了する異例の事態に。
当然ながら、チケットも当日立見がSOLD OUTする、全席完売状態!
 
今回は、そんな大日後楽園大会の観戦記になります!
 
まさに「神興行」でした!
 

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メインだけではない、全試合が熱かった神興行!

この日は、前述の通り、「関本大介vsマイケル・エルガンという注目カードが組まれていましたが、他の試合も負けず劣らず熱い内容に!
(ダークマッチはドラゲーとのハシゴで見れず…。無念…。)
 
以下は、中でも私自身印象的だった試合を…
 
第1試合の「神谷英慶&橋本大地vs浜亮太&中之上靖文」から。
昨年の「最侠タッグリーグ」優勝決定戦と同じカードは、オープニングとは思えない程の肉弾戦に!
 

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終盤、神谷が中之上相手に体当りした際の破裂音は、会場からどよめきが起こる程でした!
 

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「忍&菊田一美&河上隆一vs&阿部史典&佐藤耕平」では、6選手がそれぞれの個性をいかんなく発揮!
 

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個人の感想ですが、大日をよく知らない、という方にも、阿部のトリッキーな攻め、忍の空中殺法、終盤の菊田と耕平の対戦は強い印象を残していたのではないか、と。
 
そう感じる程に、会場の反応も良かったです!

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GCW勢との対抗戦となった、セミ前の8人タッグマッチ(「植木嵩行&星野勘九郎&竹田誠志&伊東竜二vs佐久田俊行&アレックス・コロン&ジミー・ロイド&シュラック」)では、多人数マッチでも分かる、GCW勢のキャラの濃さが全開!
 

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会場からGCW!GCW!」のコールが自然発生していた場面を見ても一部で言われるような「メインに比べて盛り上がって無かった」というのは(少なくとも私は)感じなかったです。
 

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そして、この強烈な外国人デスマッチファイターに真っ向からぶつかる、竹田と植木が、私にはとても頼もしい存在に思えました!
 

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セミファイナルの「兵頭彰&鈴木秀樹vs加藤拓歩&岡林裕二」では、鈴木と岡林というストロングヘビーの猛者の存在に負けないくらい、兵頭と加藤の2018年デビュー組が激しいぶつかり合いを展開!
 

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大会後、大日を知らないというフォロワー様とお話していても、「あの若手二人が良かった!」という話が出た程。
メインを除けば、今大会のベストバウトだったのではないかと!
 

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 プロレスラーと、ファンの夢が叶った「関本大介vsマイケル・エルガン」

Prologue:忘れかけた夢が今動き出す

今年の始め、私のTwitterのTLで、こんなハッシュタグを見かけました。
 
 
#エルガンvs関本大介の実現を強く望む会
 

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一ファンによって作られたハッシュタグ…。

今年2月に開催された「ジャイアント馬場追善興行」では、偶然にも棚橋の口から「関本vsエルガン」というフレーズも出たりしたのですが、この時はまだ「叶ったらいいなあ」ぐらいな、夢のカードだったように記憶しています。

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その状況が動いたのは、6.23大日本プロレス後楽園ホール大会。

 

いつものように前説を務める登坂栄児社長の口から、思わぬフレーズが飛び出したのでした。

 

マイケル・エルガン

 

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Twitterでは、今回のメイン後に「関本vsエルガンの方がなんで盛り上がってるのか?」、「エルガン好きなら海外追ってから言おうよ」なんて旨の意見を見かけましたが、私はこう思うのです。
 
「何気なく1ファンが呟き始めた夢のカードが(各関係者の尽力によって)実現する瞬間を、リアルタイムで実体験した」
  
これだけの奇跡に出会う事って、いったい自分の人生の中で、どれくらいあるのだろうか?(いや、多分あまりない)
大会終了後、まだその日が休めるかどうかも分からない中、無我夢中になってチケットを買っていた私がいました…。
 

感動とロマンに溢れた「26分間テレビ」

そして、迎えたメインイベント…。
 
メイン開始前、リング上で新土裕二リングアナウンサーが選手コールを行ったんですけど、この時発したフレーズが熱かった!
 
「プロレスラーの、夢が叶う!」
 

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もうこれ、ファンの気持ちも代弁していた気がします!
 
その後、リングに登場したエルガンと関本の姿を見て、「うわあ、凄い…」しか言えなくなってる自分がいました。
夢だけど、夢じゃなかった、みたいな!
 

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そして始まった夢の一戦!
 

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初対戦となった両者でしたが、「日本に来る前から、何度も二人は闘い続けていたのではないか」と錯覚する位の噛み合いっぷり!
 
チョップ合戦も…、

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迫力満点!!
 

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「もうこのまま時が止まっていてほしい」とさえ思うほどに、燃え上がる両者と、爆発する歓声が交錯する場内…。
 最高の空間としか言いようが無かったです…。
 
終盤、急角度のドラゴンスープレックスがエルガンから飛び出すも、
 

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 立ち上がる関本!
 

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30分1本勝負で行われた試合も25分が経過…。
 

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残り5分、「時間切れドロー」も有り得る状況でしたが、エルガンの強烈な攻めで動きの止まっていた関本に対し、エルガンが必殺のバーニングハンマーを投下!
 

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流石の関本でもこれを返すことは出来ず、勝負あり!
 
世紀のドリームマッチは、エルガンに軍配が上がったのでした!
 

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恐らく結果が、関本の勝利でも、両者ドローでも、素晴らしい試合であることに変わりは無かったと思います。
感動!!
 

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エルガンの「一騎当千」エントリー、全裸待機!!

以下は私の願望…。
 
①(今回敗れた関本のリベンジも含めて、)もう一度「関本vsエルガン」が見たい!
 
②岡林や神谷、河上や浜といったストロングBJの面々と、エルガンがシングルで対戦する所も是非見たい!
 
とにかく、今回実現した夢のような「点」を、夢の続き(=「線」)にしてほしいんですよね!
特にパワーファイターの岡林や神谷なんかは、タイプ的にもエルガンとは非常に合うのではないかと。
 
そして、その2つの願望を実現できる格好の舞台だと個人的に思っているのが、大日のシングルリーグ戦・「一騎当千」(デスマッチとストロングでの交互開催)への、マイケル・エルガン参戦!
 

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2020年は、例年通りの順番であれば、ストロングヘビー勢が出場する「strong climb」での開催になるんですけど、シングルリーグならば「エルガンvsストロングBJ」も楽しめるし、関本とエルガンのリマッチの可能性にも心躍ることが出来る訳で。
 
今年の『一騎当千』でも、ジミー・ハボックやリッキー・シェイン・ペイジといった外国人選手の試合を見ていて、彼らの存在が多くの刺激を生み出していましたから、「ストロングでもそういう選手が見たい⇒エルガン!!」と期待してしまうのです…。
 

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 関本も試合後、相当悔しそうでしたから、尚更、リベンジの場は見てみたいのです…。
 
 

まとめ〜素晴らしい空間を生み出した、すべての関係者に感謝!〜

試合後は、後楽園ホール入口前でフォロワー様とご挨拶…。
 
気がつけば、初めてお会いするフォロワー様・ファンの方々を含め、10数人が集まって、大会の感想戦に。
プロレスファンになってから4年半になる私ですが、こんな光景は初めての事でした。
 

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「関本vsエルガン」という引力によって、東北や関西からフォロワー様が後楽園ホールに集結する…。
 
そして、そんな皆さんの顔は笑顔で溢れている…。
 
これって、最高にエモくないですか!?
 
こんなエモい空間を作ってくださった関係者・ファンの皆様、本当に、本当にありがとうございました!!
 

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HOT LIMIT〜アイスリボン上野公園水上音楽堂大会観戦記 Day1〜

8.14〜8.17は上野にある、上野公園水上音楽堂でアイスリボンを観戦してきました。

 
 
4日間で10連戦となった今回の上野大会ですが、期間中私自身もお盆休みだったため、「どうせなら全通しちゃえ!」という勢いとノリで、10連戦を観戦することを決意!
 

twitter.com

 
今回は、ICE×∞新王者決定トーナメントの公式戦をメインに、初日の2大会をまとめた観戦記(※)になります。
 

※上野大会は前述の通り、大会数・試合数が多いため、大半は当日の実況ツイート+写真で結果をまとめております。

 

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Prologue:ICE×∞新王者決定トーナメント

初日は2部制で、どちらもアイスリボンの通常興行として開催。
2部通じての注目カードとしては、「ICE×∞王座・次期王者決定トーナメント」
 
実現した経緯としては…、
 
8.3の大阪大会で行われた「雪妃真矢(C)vs藤本つかさのICE×∞王座戦が30分ドロー
 

youtu.be

※動画:8:07〜

王座規定(※)により、雪妃の保持している王座が剥奪。
アイスリボン管轄のタイトルマッチは、時間切れドローだと王座剥奪になる特殊ルールが採用されているた
これに伴い、選手参加の「ICE×∞新王者決定トーナメント」開催&9.14横浜文化体育館大会でトーナメント決勝戦の実施が発表に
 
 
 
2017年末に、当時の王者であった藤本つかさがドローにより王座を剥奪されて以来となる、今回のトーナメント。
上野大会初日では、第1部・第2部合わせて、計5試合の公式戦が開催されました!
 

アイスリボン976

ラム会長vs松本都

第1部・第3試合では、「松本都vsラム会長」によるトーナメント公式戦が実現!
 

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6.30の川口大会でアイスリボン初参戦となってから、定期参戦が続く666(トリプルシックス)のラム会長。

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松本都とのシングルを見ていて感じたのは、先のアイス初参戦時の「vs藤本つかさ」戦よりも、シングルでの動きが明らかに良くなっていたと言う事。
 

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互いにメイクを落とそうとするやり取りを挟みつつも(笑)、ラム会長の方から積極的に619やレインメーカーを繰り出していく場面も。
 

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試合は終盤、松本都がラム会長にみやここクラッチを決めるも、カウント2!
 

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すると、今度はラム会長がお返しとばかりに、都に外道クラッチ
これを都は返せず3カウント!

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現トライアングルリボン王者から、シングルマッチで文句なしの勝利!
トーナメント一回戦進出、という結果以上に、この1勝は大きかったように感じました。

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テキーラ沙弥vs山下りな

現インターナショナルリボンタッグ王者と、4月からアイスリボンにレギュラー参戦中の山下りなが一回戦から激突。
最初に言ってしまうと、この4日間10連戦を通じて、上野の個人的ベストバウト1位タイでした!(1位タイのもう一つは後述…)
 

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山下りなの強烈な打撃技を何度喰らっても、立ち上がるテキーラ沙弥…。
この粘りが、中盤以降の熱量の上がり方にも繋がっていったような気がします。
 

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しかし、山下が終盤にラリアット連発⇒スプラッシュマウンテンと猛攻を仕掛けると、これはテキーラも流石に返すことが出来ず3カウント。
 

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試合後、山下が、テキーラ沙弥に対して語ったリング上での一言が、全てを物語っていたような気がしてなりません。
 
「(トーナメント優勝して)チャンピオンになったら、真っ先にお前を挑戦者に指名してやるよ!」
 
本当に凄かった!
 

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第1部・試合結果

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・第1試合

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・第2試合
後述!
 
・第3試合

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・メインイベント

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・雑感

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アイスリボン977

バニー及川vs雪妃真矢

今年デビューのバニー及川と、前王者の雪妃真矢によるトーナメント二回戦。
 
一回戦シードの及川が、雪妃相手にガンガン突っ込む所を個人的に見てみたかったんですけど、試合は雪妃が終始試合をコントロールする内容に。
 

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特に、雪妃の放った蹴りの打撃音は、鈍く、重かった…。

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レフェリー出身のバニー及川ですが、レスラーとして出た時は、もう周りに一切遠慮することなく、思う存分対戦相手をしばいていいし、一番目立っていい。
今後、試合を通じて感情を曝け出せるようになったなら、一皮も二皮も剥けていけるはず!

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まだデビューしたばかりではあるので、ここから変わっていけたなら、それはとても素敵な事。
今後の成長が楽しみです!

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つくしvs尾崎妹加

トーナメント二回戦で実現した一戦。
少なくとも、二人のうちどちらかが敗退してしまう事が惜しく思われる程の試合内容に。
 

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パワーファイターの尾崎に体格で劣るつくしが放つ、鈍く重いエルボーは一級品!
個人的につくしって、「金を取れるエルボー」の持ち主だと思うんです。

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「うおお」と思わず客席を唸らせるような打撃音のエルボーを、どの試合でも、何発でも、安定して放っている印象なので、そういう意味では、現役の男女レスラーの中でもトップクラスでは無いかと。
 
 
試合は、尾崎がつくしからギブアップを迫る場面があったものの、最後はつくしがダイビングフットスタンプ⇒タイガースープレックスホールドで準々決勝進出!

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これにより、トーナメント準々決勝は「つくしvs山下りな」というカードに!
お、面白そう…!!
 

藤本つかさvs弓李

 第2部のメインで行われたトーナメント二回戦。
 
第1部の「テキーラ沙弥vs山下りな」の熱戦に並ぶ程、今回のアイス上野大会のベストバウト1位タイだったのではないかと、私は感じました!
 

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巧みなジャベで藤本相手に試合の流れを優位に進める、弓李のテクニカルな攻めは見ていて非常に見応えがありました。

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学業と並行しながら試合をしている彼女ですが、ストレッチマフラーホールドや、マットや場外ステージに相手を膝から落としていく膝殺しを使ってくる姿は、まさに若き匠!
 

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15分1本勝負、時間切れドローなら両者脱落というレギュレーションのトーナメント
試合時間が10分を過ぎ、弓李が優位な展開が続く中、藤本の脱落という波乱も大いに有り得る戦況…。
 

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劣勢と思われた藤本つかさでしたが、試合時間が残り2分を切った所で、弓李に執念の脚極め式サムソンクラッチ(ビーナスクラッチ)を敢行!
 

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これがガッチリ極まって3カウント!
辛くも試合に勝利した藤本が、トーナメント準々決勝進出を決めたのでした。
 

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第2部・試合結果

※実況ツイートではトーナメント一回戦とありますが、二回戦の間違いでした(汗)
 

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・第1試合

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・第2試合

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・第3試合

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・メインイベント

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・雑感

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世羅りさvs藤田あかね」~上野名物シングルマッチ・Day1~

第1部の第2試合では、「世羅りさvs藤田あかね」によるシングルマッチが実現。
 

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2017年の上野大会の時も、第1部のうちに決着のつかなかった両者でしたが、今回もロックアップから世羅が唐突に「野球で勝負だ!」と提案したことで流れはカオスな方向へ…。
 

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野球をしている最中には、世羅がこの日観戦していた、アイスリボンのシニアバイザーでもある豊田真奈美を代打に指名する場面も!
打席に立った飛翔天女は、3割30本100打点を叩き出しそうなオーラに包まれていましたが、結果は意外にもあっさりと凡退(笑)
 

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直後、デッドボールを巡って小競り合いになり、試合中にもかかわらず、バックステージへと消えていった藤田と世羅(笑)
 

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第1部メイン後に、二人は場内を駆けまわるも、第1部はここで終了…。
 

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第2部は、藤田あかねが開場後にビールを売りに場内を練り歩く所からスタート。
そこで世羅と遭遇しちゃうんですけど、もうこれ、絶対二人とも仲良いでしょって雰囲気(笑)

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その後は、第1試合の10人タッグマッチに乱入したり、メイン終了後に両者がリングに上がって、世羅がカウント3を狙いに行ったりしたものの、双方譲らずバックステージへ…。
 

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結局、「世羅vs藤田」は初日のうちには終わらず(笑)
 

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2017年の時は、その日のうちに勝負がついていた記憶があっただけに、これは意外でした。
ただ、この連戦中に、度々二人が対戦するということを、私達はまだ、何も知らないのでした…(笑)
 

大会1日目まとめ

初日の2大会から熱戦が展開されたアイスリボン上野大会!

 

個人的に、大日本プロレス含め、上野公園水上音楽堂でのプロレス興行では、「若手vsベテラン」のシングルや、特殊ルールでめちゃくちゃな事をやりまくる試合(笑)など、「上野"でしか"出来ない・見られない」試合が組まれる事の多い印象があるんです。

 
しかし、初日のアイスリボン上野大会は、(通常興行だったという事を考えても、)後楽園ホールや横浜ラジアントホール等でやっても面白そうなカードを、"上野大会で"惜しげもなく組んできた所に、団体の底力を感じた次第です。
 
というわけで、1日目のレビュー終了!

二人のグライダー~8.4 NOAH後楽園ホール大会観戦記~

8.4に、後楽園ホールでプロレスリング・ノアを観戦してきました。

 
この日は、2000年8月にNOAHが旗揚げしてから、19周年となる記念大会!
8月開幕の『N-1VICTORY』や、9月の大阪ビッグマッチ、11月の両国ビッグマッチに向けて色々な動きが見られた今大会の観戦記になります。
 
憎んでも 愛しても 同じ事なんだろうぜ 二人のグライダー
誰を恨んでも くたばる時は 思い出して 笑いあいたいのさ 仇になっても

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期待と不満が入り交じったNOAH Jr戦線

「試合に勝って、"ケンカ"に負けた」小峠のJr再転向初戦

この日の第2試合では、「原田大輔&タダスケvs小川良成&小峠篤司」のタッグマッチが実現!

7.27カルッツかわさき大会で、拳王による反体制派ユニット・「金剛」の脱退と、2016年末以来約2年7ヶ月振りとなるJrヘビー級再転向を発表した小峠篤司
 
その再転向初戦の相手は、かつてのタッグパートナーであった、原田大輔率いる「RATEL'S」。
 

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原田と小峠がJrタッグ王者だった2016年末…。
小峠のヘビー級転向宣言により、保持していたタッグ王座を返上する憂き目にあった原田にとって、小峠は因縁深い相手。
 
そんな関係性を秘めた試合は、後入場だった小峠の入場とコールを阻むようにして、原田が小峠を襲撃!
タダスケも、小川を場外で痛めつけるなど、両者の因縁を具現化したようなドロドロ具合に…。
 

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ただ、そんな中、明らかに(悪い意味で)ターニングポイントになった場面がありました。
 
それは、場外乱闘中の原田が小峠を捕まえたまま、ホール南側の通路まで来た時の事…。
 
ホールの外壁に小峠を叩きつけ、小峠が起き上がるのを待ち構えていた原田でしたが、小峠は原田を一瞥しただけで、階段を降りてリングへ戻ってしまったんですよね…。
 

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G+の生中継では映されていなかった場面でしたが、私含め、周囲の客からは少なからず溜息が漏れてました…。
 
試合は小峠が原田から直接勝利したものの、小峠のJr再転向初戦という点を加味しても、見ていて不満の多い試合だったと私は感じた次第です(私自身、小峠という選手は好きです)。
 

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終始、原田やタダスケの存在感が際立っていた事もあり、小峠vs原田に関しては、「試合は小峠が勝ったけど、"ケンカ"では原田が勝った」印象がありました。
 

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ここからは私の妄想になりますが、Jrのシングル&タッグリーグが終わった今のタイミングで小峠がJr再転向したことにより、8月中旬に開幕する『N-1 VICTORY』や、9月・大阪&11月・両国の東西ビッグマッチといった下半期に向けて、NOAHのJr戦線に向けて一つ話題が出来たと思うんですよね。
そういう意味でも、小峠がJr戦線を活性化する爆弾になれるかどうかは、今後の試合内容次第だと感じました。
 

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田中稔の強さが際立っていた、Jrヘビー王座戦

第5試合では、「田中稔vs HAYATA」のGHCJrヘビー級王座戦が実現。
 

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序盤から、Jrリーグ優勝を引っ提げて挑戦してきたHAYATAに対し、王者の田中が鬼のような左足攻め!
 

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中盤まで、9割9分5厘ミノ様が攻めていたと思う程、一方的な試合内容に。
HAYATAが田中に脚関節技をかけられている最中、私の近くにいたお客さんが「このままだとHAYATAが見せ場無しで終わっちゃうよ…」と呟くくらい一方的でした…。
 

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しかし、中盤以降、HAYATAが延髄蹴りやDDTで田中の首を攻める時間帯を作り出すと、最後はへデック(変型DDT)で田中から逆転勝利!
 

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2017年6月に石森太二に敗れて以来、約2年2ヶ月振りとなるJrシングル王座戴冠となったのでした。
 

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試合後は、パートナーであるYO-HEYが駆けつけると、「祝福の言葉」として、Jrヘビーのベルトに挑戦することを表明!
これにより、9.16大阪ビッグマッチで、RATEL'Sのタッグチーム対決も決定!
 

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ただ、あれだけ田中稔HAYATAを"完封"していたにもかかわらず、"コロッと"HAYATAに王座が移動したように感じてしまった気がするのは、私の意地悪な考えでしょうか…?
HAYATAも良かったですけど、あれだけ一方的な内容から逆転するにしては、少々物足りなさを感じたのが率直な所。
 
今回発表されたHAYATAYO-HEYのカードが、私の大阪行きを決めた一打にもなったのも事実なんですけど、それだけに、この試合内容だけ見てしまうと、凄く複雑な思いを抱いてしまいましたね…。
田中には近々、Jrヘビーのベルトに是非リベンジしてほしい所です!
 

3者3様だった『N-1 VICTORY』へのスタンス

この日は、8.18名古屋大会〜9.16大阪大会まで開催されるシングルリーグ戦『N-1 VICTORY』の出場メンバー発表後、初となる大会でもありました。
 
今回のシングルリーグの主な特徴としては…、
 
①現GHCヘビー王者である清宮海斗の不参戦表明
 
②参加メンバーがA・Bブロック各5人の計10名と、少数精鋭化
 
これにより、11.2両国国技館ビッグマッチで清宮海斗のベルトに挑戦する「挑戦者決定戦」の側面がより色濃くなったんですけど、今大会では、参戦メンバーが今回のシングルリーグに向けた主張を展開!
 
まず、第3試合で勝利した反体制ユニット「金剛」のリーダー・拳王は、清宮の不参戦に対し、親会社であるリデットエンターテインメントと併せて痛烈に批判!

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拳王「N-1 VICTORYの出場者が発表になったな。なんとか会社の弾圧を受けてもアピールし続けてきて、ようやく出ることになったな。出るからには必ず優勝してやるよ。どれだけ今のチャンピオンに対して会社は甘いんだよ。チャンピオンが出ません? はい、わかりました、出しません? どんな会社なんだよ。いいか、俺はな、強い信念を持っているんだ。いいか、俺の信念は揺るぎないぞ。とりあえずな、N-1 VICTORY、必ず優勝してやる」

 

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会場のレスポンスを煽り、支持を上手く取り込んだ上で、シングルリーグ優勝を掲げた姿は、まさにカリスマの域でした。

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一方で、対照的に、実力で清宮の不参戦に反応した選手も。
第4試合で組まれた「鈴木秀樹&杉浦貴vs谷口周平&清宮海斗では、杉浦貴が清宮相手にフロントネックロックで勝利する、まさかの結果に!
 

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タッグマッチとはいえ、シングルリーグ開幕前に、リーグ不参戦の王者から勝利したのは衝撃的でした…。
 

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試合後、杉浦は清宮に、「シングルリーグ優勝しないと挑戦受けてくれないみたいだから〜」と皮肉を交ぜつつも、リーグ戦で優勝して、両国でベルトに挑戦することを宣言。
 

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杉浦「あいつがN-1出ないって決めてるんで、それに対して俺は何もない。そのほうが、むしろベルトの価値が上がるかもしれないから。ただ、今日あいつを絞め落として“あいさつ"はしておいた。分かるだろ? N-1優勝して、あのベルトを奪いにいく…んじゃない。返してもらいに、両国のリングに行くからな。待っとけって。テンションが上がってる? ずっと上がってるよ。ベルトが目の前にぶら下がってんだから」
 
反体制派の拳王とは対照的に、自らを「会社の犬」とうそぶく杉浦ですが、(この1勝で挑戦資格があるにもかかわらず、)リーグ優勝しての挑戦を宣言した所は見ていてシビレましたね…。
カッコ良すぎた!
 
そして、後述するメインイベントでは、シングルマッチで勝利した丸藤が、Twitterで本人が使っている「丸藤見たけりゃノアに来い!のフレーズを用いた上で、リーグ優勝を宣言!
 

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リーグにエントリーされている3選手による、3様の主張が見られた『N-1 VICTORY』開幕前。
ただ、拳王、杉浦、丸藤の3選手とも、"リーグに優勝した上で"清宮に挑戦するというスタンスは同一。
大阪ビッグマッチで行われる優勝決定戦を制して、両国メインの座を勝ち取るのは果たして誰なのか、今から楽しみでなりません!
 

「旧きを知り、新しきを知る」〜旗揚げ記念のセミ&メイン〜

この日のセミファイナルとメインイベントでは、旗揚げ記念大会ならではのカードが組まれました。
 
感想は以下の通り!
 

セミファイナル:潮崎豪&中嶋勝彦vs齋藤彰俊&井上雅央

GHCタッグ王座戦として行われた、セミファイナルの「潮崎豪&中嶋勝彦vs齋藤彰俊&井上雅央」では、会場の声援の後押しも手伝う形で、挑戦者チームである齋藤&井上の「ダーク・エージェント・リターンズ」組が王者組を押す展開が見られるなど、白熱した内容に!

 

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普段は、序盤のタッグマッチで会場を盛り上げる事の多い井上雅央ですが、潮崎と中嶋の打撃技を一切逃げずに受ける姿が印象的でした!
あれだけの強烈な打撃技を受けても、何度も立ち上がる井上雅央の姿に胸打たれるものがありました…。
 

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AXIZも、そんな"マサオワールド"を全身で受け止めて勝つ姿が非常に印象的でした!
 
個人的にAXIZって、会場からブーイングを浴びる位強さを誇示できたり、ヒールサイドにも回れたりするチームだと思っていて、本隊寄りでそういうチームも珍しい気がするんですよね。
今後の防衛ロードも楽しみです! 

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メインイベント:丸藤正道vs鈴木鼓太郎

メインイベントでは「丸藤正道vs鈴木鼓太郎」によるシングルマッチが約17年ぶりに実現!

 
昨年10月に鼓太郎がGHCJrヘビー級王座を獲得した際、ヘビー級で闘う丸藤を挑戦者に指名したんですけど、結局実現には至らず…。
 
そこから約10ヶ月経って、ノンタイトルマッチとして行われた一戦でしたが、タイトルがかからないからこそ、旗揚げ記念大会という特別なシチュエーションだからこそ、実現したからこそ意味のある試合だった気がします。
 

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多分、この周年記念のタイミングか、ビッグマッチのスペシャルシングルでないとしっくり来なかった。
何故ならば、主戦場にしている階級が違い、かつ3カウントを取れる技に溢れる二人だからこその、極上のシングルだったから…。
 

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17年振りにシングルでやった事が信じられない程、歯車がピッタリと噛み合わさっていた内容に、感動で思わずうっとりしてしまいました…
 

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そんな一戦は、丸藤がポールシフト式エメラルドフロウジョンで鼓太郎から勝利!

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 試合後、丸藤と鼓太郎が握手を交わした上で、丸藤がリング上でマイクを握ったのでした…。

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試合後は、ノア19年間の歴史に思いをはせた。「思い起こせば、最初からいるのは小川さんと杉浦さんとおれの3人だけになってしまったけど、今このリングを選んで戦ってくれている選手たち、あなたたちがいるからノアがもっている。そして、何よりもあなたたち、ノアのリングを選んで見に来てくれている。本当にありがとうございます」と、所属選手、ファンら周囲への感謝の気持ちを口にした。

また、鈴木に対しても「ノアを去った時、もう二度と会わないと思ったけどプロレスというのはドラマがある」と感慨深く話した。「普通のドラマと違うのは、終わりがない。俺たちのドラマを追い続けてください」とファンに呼びかけた。

 
 
鼓太郎のNOAH退団などで交わる事のないと思われた両者が、こうしてシングルで交わった瞬間に、よく言われる「プロレスに絶対はない」という言葉の意味の深さを噛みしめたのでした…。
そんなシングルを生で見れた事が、ただただ幸せでした。
 

まとめ~仇になっても~

旗揚げ記念大会は、観衆発表で1288人(満員)という盛況っぷりで終わりました。
 
N-1や東西ビッグマッチに向けた動きも加速していった今大会でしたが、N-1を控え、ヘビー級が盛り上がりを見せる中Jrヘビー級戦線は物足りなさを感じる内容だったかなあ、と感じました…。
大会全体の満足度は高かったんですけどね!
 

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余談になりますが、今回の記事のタイトルは、the band apartというバンドの『仇になっても』という曲の一節から取りました。
 
 
私個人の妄想ですが、記事の冒頭で引用している「憎んでも~」とか、「誰を恨んでも~」なんて歌詞は、今回の原田と小峠、丸藤と鼓太郎という関係性(="二人のグライダー")にシンクロするんじゃないか、なんて思ったりもしてまして…。
 
その辺の関係性も含め、NOAHの複数のグライダー(=選手)が、どのようなルートで飛行していくのか、今後のビッグマッチに向けて楽しみを膨らませていきたいと思った筆者なのでした!

2019年7月の個人的ベストバウトについて

8月も半ばを過ぎました…。

このタイミングで、(今更ながら)2019年7月の個人的ベストバウトを紹介していきたいと思います(笑)

 

個人的に生観戦していて、7月は、デスマッチファイターの通常ルールでのシングルマッチや、バッチバチの対抗戦が多かったように感じました!

 

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竹田誠志vs宮本裕向(7.7 ZERO1新木場1stRING

 

ZERO1のシングルリーグ「火祭り」公式戦で実現した一戦。
 
30分間、グラウンド主体で織りなされた両者の攻防は、己の肉体だけが凶器として認められる」デスマッチだったと感じました。
 

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個人的に、デスマッチや、デスマッチファイターの試合が苦手だという方にこそ、この試合はオススメしたいです!
 
 

木高イサミvs藤田ミノル(7.7プロレスリングBASARA両国KFCホール

BASARAのシングルトーナメント「頂天」の優勝決定戦で実現したカード。
 
 
①の試合もそうですが、デスマッチファイターが通常ルールで対戦する時の、普段見せない抽斗の多さが個人的に大好きです。
 

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この試合も、①同様、デスマッチ苦手な方にこそオススメしたいです!
 
 

竹田誠志vs佐山駿介(7.15ヤングダムズ王子BASEMENT★MONSTER)

DDT大田区大会の真裏で開催されていた、FREEDOMSの若手興行で実現したシングルマッチ
4月に行われた若手選手の1dayトーナメントを制した佐山が、竹田との一騎討ちを要求した事で実現したカードでした。
 

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この日の興行は真裏にDDT大田区ビッグマッチもあったからか、(キャパシティ200人未満の王子で)観客は約50〜60人程だったんですけど、この一戦を見に行って本当に良かった」と思える程、両者のグラウンドの攻防に見入ってしまう試合内容でした!
 

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個人的に、この一戦は、もっともっと沢山の方々に知られてほしい!
それくらいの熱いものが、詰まっていた気がしてます。
 
 

渡辺宏志vs松田慶三(7.15 HEAT-UP王子BASEMENT★MONSTER)

ヘッドロック一つ、組み合い一つで魅せる、二人の珠玉のシングルマッチ
 

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結果としては両者リングアウトに終わった試合ではあったんですけど、逆に決着つかなかった所が、ネクストへの予感を暗示しているようで、非常に興味深かったなあ、と感じた次第です。
 

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また見たい!
そんな一戦でした!
 

⑤飯塚優&大谷譲二&兼平大介vs花見達也&吉田綾斗&タンク永井(7.15 HEAT-UP王子BASEMENT★MONSTER)

2AW勢のHEAT-UP初参戦により実現した、団体対抗戦!
 

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初遭遇と思えない程のバチバチっぷりに、会場もドッカンドッカン沸いてました!
 

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中でも、兼平と吉田綾斗によるライオンズゲートのメインイベント経験者によるマッチアップや、飯塚の対角線に立った花見達也の成長っぷりに興奮しまくりました
 

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大会後に、2AWの大会チケットを売店まで買いに行ってしまうほど、非常に良い試合内容だった記憶が今でも強い印象として残っています!
 

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⑥FUMAvs塚本拓海(7.24プロレスリングBASARA新木場1stRING

藤田ミノルプロデュース興行で行われたシングルマッチ
 
 
今年1月にもハードコア形式でシングルが組まれたんですけど、通常ルールだった今回の試合を見て、この二人のシングルマッチは鉄板になりそうな安心感を、見ていて強く感じました。
 

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願わくば、ネクストは互いにタイトルかけた状態で見れたら素敵だなあ、と!
 
 

⑦吉野コータロー&吉田綾斗&タンク永井vs十嶋くにお&浅川紫悠&滝澤大志(7.21 2AW「チーバトル39」)

初観戦した2AWで行われた、「シリウス・ロア+吉野vsTempest」による一戦
 

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KAIENTAI-DOJOから2AWに名前が変わったのとほぼ同じタイミングで、滝澤大志がヒールターンしたんですけど、これによって本隊よりだった吉田とガッツリ対角線に立つ構図が出来た事も、非常に大きかったなあ、と感じた次第です。

 

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しっかし、浅川と滝澤、吉田とタンクが同じコーナーにいるの、控えめに言って反則!!(笑) 

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⑧でんじゃらすにーちゃんvsガッツ人妻(7.28UWF自主興行・蕨レッスル武闘館

学生プロレス自主興行のメインに組まれたシングル王座戦
 
試合序盤からガッツ人妻サイドが介入⇒レフェリー暴行の所業により、レフェリーがガッツ人妻サイドの選手に変更…。
反則ありのファイトに苦戦し、1度は敗北を喫したかに思われたニーチャンでしたが、正レフェリーの復帰により、何と再試合に!
 
再試合では、にーちゃんがガタイのデカいガッツ人妻から見事勝利!
 

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こういうエモい展開も、マチュアプロレスでは起こったりする印象ですが、今回は中々に熱いドラマがあると感じた一戦でした!
 
 

⑨がばいじいちゃんvsウルフ智也(7.28いたばしプロレス板橋宿商店街大会)

シングル初対戦とはとても思えない程、じいちゃんとウルフ智也の駆け引きが絶妙だった一戦。
 

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ウルフがじいちゃんを戸惑いながら攻めていく様と、じいちゃんのちびっこ人気の高さが化学反応を引き起こしていた試合でした!
 

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これが無料で観戦できたというのも、本当に信じられなかったです…。
 

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こういうのがあるから、いたばしプロレスって凄いんだと思います。
 
 

大谷晋二郎&高岩竜一vs獣神サンダー・ライガー&ザ・グレート・サスケ

ZERO1後楽園大会で組まれたドリームマッチ!
 
 
このカード自体、約20年振りに実現したそうですが、当時の新日Jrを知らない私でも、現在進行形の面白さだったり、興奮と熱狂だったりが詰まっていた一戦だったように感じました!
 

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今年現地観戦していて、忘れられない試合の一つになりました。
感動!

FIRE FESTIVAL TOUR 2019 Live at KOURAKUEN~7.28 ZERO1後楽園ホール大会観戦記~

7.28の夜は、プロレスリンZERO1後楽園ホール大会を観戦してきました

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

この日は、約1ヶ月半にわたり行われてきた、ZERO1真夏の祭典・「火祭り」の優勝決定戦が開催!

そして、獣神サンダー・ライガーZERO1初参戦!
 
その効果もあってか、早々にチケットが売れまくり、北側開放で満員だった、昨年の優勝決定戦以上の客入りとなったZERO1後楽園ホール会。
 
今回は、その観戦記になります。
 
今年も色々と感動と熱狂で泣かされそうになりました…。
G1 CLIMAXの真っ只中で開催された、「火祭り」という、もう一つの真夏の祭典は、めちゃめちゃ熱かったです!!!
 

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公式戦の熱狂が丸ごとパッケージされた"ツアーファイナル"

 
今回の「火祭り」優勝決定戦では、昨年同様、公式戦の熱量をパッケージしたような好カードが組まれました。
 
個人的に、特に印象的だったのは、以下の2試合!
 

朱崇花vs佐藤耕平

今年の「火祭り」では別ブロックだった両者によるスペシャシングルマッチ

昨年でいう、「SUGI vs黒潮イケメン二郎」の位置にあたるカードでした。
 

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試合は、序盤から朱崇花が奇襲を仕掛けると、佐藤耕平に逆さ押さえ込みを敢行!
 

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何とかカウント2で返したものの、公式戦で耕平が菅原拓也に敗戦を喫した技の再現に、思わずニヤリとさせられてしまいました(笑)。
 

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試合はその後、朱崇花の「耕平の攻めを『スカす』」動き+会場の大アスカコールに、耕平が中々ペースを握れない展開に…。
 

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他団体でも大耕平コールが起きる程の人気を誇る佐藤耕平ですが、この日は朱崇花に攻撃する度に、客席から珍しくブーイングを浴びる一幕も。
 

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耕平、相当やりづらそうでした(笑)。

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しかし、試合も中盤に入ると、耕平の繰り出す、一発一発の重い打撃技が火を噴き始めます。
 

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最後は耕平が、ドリル・ア・ホール・パイルドライバーで朱崇花を脳天からマットに突き刺して勝利!

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今大会は、(意外にも)公式戦1勝に終わった朱崇花でしたが、大観衆の前で見せた耕平との一戦は、朱崇花の存在を印象付けるには充分強烈だったような気がします。
 

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でも、彼女の持っているポテンシャルと可能性は、まだまだこの位置には留まらない位凄い、とも感じました。
 
将来がますます楽しみ!
 

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菅原拓也&田中将斗vs将軍岡本&クリス・ヴァイス

 

VOODOO MURDERSとREVENGERSによるタッグ王座戦

 

7月の新木場大会では、セコンドの介入無しで実力を見せつけていった将軍とクリスでしたが、この日は一転して、序盤からセコンドのTARU横山佳和が援護射撃に入る展開に。

 

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元旦のタッグ王座戦と同様、VOODOOの面々がREVENGERSを追い込んでいく場面が目立ちましたが、終盤、セコンドの横山のパウダー攻撃が将軍に誤爆
 

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その隙を突くように、菅原が脚極め式の逆さ押さえ込みで将軍を丸め込むと、これで勝負あり!
 

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今年の火祭り公式戦で、竹田誠志佐藤耕平に勝利を上げた必殺技で、見事王座防衛を果たしたのでした。
 

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試合後にTARUは、8.18川崎競馬場大会で、「TARU&クリス・ヴァイスvs田中将斗&X」の爆破タッグ王座戦を提案!
 
まだまだ、VOODOO MURDERSとREVENGERSの抗争は続いていきそうです…。
 

往年の新日Jrを知らなくても、興奮しまくりだった「ライガー&サスケvs大谷&高岩」

セミファイナルでは、「獣神サンダー・ライガー&ザ・グレート・サスケvs大谷晋二郎&高岩竜一」のタッグマッチが実現!
 

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1999年7月のIWGPJrタッグ王座戦以来、実に20年振りの対戦にして、来年1.4〜1.5の新日本プロレス東京ドーム大会で引退を表明しているライガーZERO1初参戦
このカードの発表時点で、チケットが飛ぶように売れた訳ですが(かくいう私もその一人)、試合前の入場シーンから、とにかく盛り上がりが異質でした!
 

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大谷&高岩入場時のオオタニコール、サスケ入場時のサスケコール、そして、『怒りの獣神』をバックに入場するライガーへの大ライガーコール…。
 

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私自身、大谷らがいた当時の新日Jrについては、人伝に聞いている程度の知識量しか無いんです。
 

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でも、私の眼前で繰り広げられている光景を見ていると、何だろう、「この瞬間に、選手の名前を思い切り叫んでおかないと、多分私、一生後悔するな」って感じたんですよね。
そう思ったら、自然と大谷やライガーの名前を叫んでいる自分がいました(笑)。
 
 
 
 
大谷とライガーの先発でスタートした試合も、ヘッドロックを極めるシーンだけで見惚れてしまうものが…。
とにかく、4人とも凄かった!

 

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一分一秒が尊いと感じた極上の一戦は、大谷が袈裟切りチョップでサスケから勝利!
 

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試合後、ライガーからは、大谷、高岩と引退まで何度でもやってやるとのマイクが…!! 
 

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とにかく、この試合を、この空間を、この興奮と感動を提供してくださったZERO1に、感謝感激雨あられ!!
 
 

岩崎の成長×ラスボス火野=For The Future〜岩崎永遠vs火野裕士

大観衆となったZERO1後楽園大会のメインイベントは、「岩崎永遠vs火野裕士」による、「火祭り」優勝決定戦!
 
デビューから約1年10ヶ月の新星・岩崎と、デビュー16年目の火野。
キャリアの差こそあれ、両選手とも「火祭り」2度目の出場にして、初優勝のかかった一番となりました。
 

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 試合は、「火祭り」開幕前から、関本大介大日本プロレスの下に流出しているNWA世界ヘビー級王座奪還を公言した、岩崎の積極果敢な攻めからスタート!
 

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大会後、フォロワー様達とお話する機会があったんですけど、岩崎がデビューから2年経っていない事に対して、皆様驚かれてましたね…。
 

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今回のリーグ戦では、前年度覇者の宮本裕向に勝利したこともあり、公式戦期間中に関本が岩崎の挑戦を受諾する異例の展開もありましたが、岩崎としては「火祭り」優勝して王座獲りに弾みをつけたい所…。
 

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しかし、若き岩崎の前に立ちはだかる、火野裕士のラスボス感が、試合を通じてとにかく凄まじかった!
 

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キャリアの差は当然あるし、岩崎自体も悪くは無かった。
 

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しかし、それ以上に火野の強さがチートレベルでした…。
 

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岩崎がゴッツゴツのエルボーを当てても、
 

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火野からそれ以上のチョップが返ってくる…。
 

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 ラリアットを放っても、それ以上のラリアットが返ってくる訳で。
 
 

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もう絶望しかないですよね…。
 
岩崎も健闘したものの、最後は相打ちのラリアットバトルに勝利した火野が、必殺のFucking Bombを岩崎に決めて3カウント!
 

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「火祭り」2度目のエントリーにして初優勝を果たしたのでした!
 

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試合後、火野は岩崎がデビュー約2年で決勝の舞台に上がってきた事を讃えつつ、「火祭りはデビュー1年とかでぽっと取れるほど甘くない」とエールを送る場面も。
 

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で、この時の岩崎の悔しさを滲ませながらも、死んでいない、前を見据えた目を見て、私思ったんですよね。
岩崎がここからまた上がって、火野に勝ったら、最高にエモくはないかと。
 
そんな事を考えながら、2017年7月の「火祭り」の優勝決定戦を私は思い出していました…。
 

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思えば、その時も、小幡優作田中将斗相手に、2連覇&田中超えをかけて素晴らしい試合をしたんですけど、最後は田中が勝利する結果に…。
けれど、その時があったからこそ、約半年後の2018年元旦での同一カードで、小幡が田中へのリベンジと、世界ヘビー王座初戴冠を果たしたあの瞬間が一層の輝きを放っていた気がするんです。
 
そういう意味では、岩崎にとってリベンジしなくてはいけない相手と目標が出来たし、私にとっても、その瞬間を楽しみにする理由が増えた、そんな気がしています。
 

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そして、大会を締める際、火野が「虐待」のニュースや、施設にいる子供達を慰問した話題について触れると、火野が思わず感極まる場面も…。
 

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最後は「イジメ、虐待、ワシがぶった斬る!」と締めたのでした。
 

まとめ~「興奮・熱狂・感動で出来た夏の一大ドラマ」よ、また来年!~

今年も大熱狂のうちに閉幕した「火祭り」。
 
私が初めて「火祭り」を見た2017年は、「小幡vs田中将斗」による年間ベストバウト級の一戦…。
翌2018年は、優勝した宮本裕向が、当時欠場中だった小幡を呼び込んだ感動のシーン…。
 
そして、今年は火野がZERO1やイジメ・虐待に対して溢れる思いの丈を語って締める…。
「火祭り」は、興奮と熱狂と感動で織りなされる夏の一大ドラマだと私は思うんです!
 
そんなドラマを、今年もまた見れて良かったと、私は心から思いました!
 

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そして、今回エントリーされていませんでしたが、大谷晋二郎の真っ直ぐな信念や情熱は、間違いなく参加した選手に響いているとも感じた大会でした。
そういう意味では、大谷もまた、今回の"参戦選手"の一人だったような気がしています。
 

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また来年も、このドラマを見たい!
ZERO1、「火祭り」、最高!
 

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