レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

HOT LIMIT〜アイスリボン上野公園水上音楽堂大会観戦記 Day1〜

8.14〜8.17は上野にある、上野公園水上音楽堂でアイスリボンを観戦してきました。

 
 
4日間で10連戦となった今回の上野大会ですが、期間中私自身もお盆休みだったため、「どうせなら全通しちゃえ!」という勢いとノリで、10連戦を観戦することを決意!
 

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今回は、ICE×∞新王者決定トーナメントの公式戦をメインに、初日の2大会をまとめた観戦記(※)になります。
 

※上野大会は前述の通り、大会数・試合数が多いため、大半は当日の実況ツイート+写真で結果をまとめております。

 

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Prologue:ICE×∞新王者決定トーナメント

初日は2部制で、どちらもアイスリボンの通常興行として開催。
2部通じての注目カードとしては、「ICE×∞王座・次期王者決定トーナメント」
 
実現した経緯としては…、
 
8.3の大阪大会で行われた「雪妃真矢(C)vs藤本つかさのICE×∞王座戦が30分ドロー
 

youtu.be

※動画:8:07〜

王座規定(※)により、雪妃の保持している王座が剥奪。
アイスリボン管轄のタイトルマッチは、時間切れドローだと王座剥奪になる特殊ルールが採用されているた
これに伴い、選手参加の「ICE×∞新王者決定トーナメント」開催&9.14横浜文化体育館大会でトーナメント決勝戦の実施が発表に
 
 
 
2017年末に、当時の王者であった藤本つかさがドローにより王座を剥奪されて以来となる、今回のトーナメント。
上野大会初日では、第1部・第2部合わせて、計5試合の公式戦が開催されました!
 

アイスリボン976

ラム会長vs松本都

第1部・第3試合では、「松本都vsラム会長」によるトーナメント公式戦が実現!
 

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6.30の川口大会でアイスリボン初参戦となってから、定期参戦が続く666(トリプルシックス)のラム会長。

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松本都とのシングルを見ていて感じたのは、先のアイス初参戦時の「vs藤本つかさ」戦よりも、シングルでの動きが明らかに良くなっていたと言う事。
 

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互いにメイクを落とそうとするやり取りを挟みつつも(笑)、ラム会長の方から積極的に619やレインメーカーを繰り出していく場面も。
 

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試合は終盤、松本都がラム会長にみやここクラッチを決めるも、カウント2!
 

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すると、今度はラム会長がお返しとばかりに、都に外道クラッチ
これを都は返せず3カウント!

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現トライアングルリボン王者から、シングルマッチで文句なしの勝利!
トーナメント一回戦進出、という結果以上に、この1勝は大きかったように感じました。

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テキーラ沙弥vs山下りな

現インターナショナルリボンタッグ王者と、4月からアイスリボンにレギュラー参戦中の山下りなが一回戦から激突。
最初に言ってしまうと、この4日間10連戦を通じて、上野の個人的ベストバウト1位タイでした!(1位タイのもう一つは後述…)
 

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山下りなの強烈な打撃技を何度喰らっても、立ち上がるテキーラ沙弥…。
この粘りが、中盤以降の熱量の上がり方にも繋がっていったような気がします。
 

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しかし、山下が終盤にラリアット連発⇒スプラッシュマウンテンと猛攻を仕掛けると、これはテキーラも流石に返すことが出来ず3カウント。
 

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試合後、山下が、テキーラ沙弥に対して語ったリング上での一言が、全てを物語っていたような気がしてなりません。
 
「(トーナメント優勝して)チャンピオンになったら、真っ先にお前を挑戦者に指名してやるよ!」
 
本当に凄かった!
 

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第1部・試合結果

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・第1試合

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・第2試合
後述!
 
・第3試合

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・メインイベント

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・雑感

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アイスリボン977

バニー及川vs雪妃真矢

今年デビューのバニー及川と、前王者の雪妃真矢によるトーナメント二回戦。
 
一回戦シードの及川が、雪妃相手にガンガン突っ込む所を個人的に見てみたかったんですけど、試合は雪妃が終始試合をコントロールする内容に。
 

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特に、雪妃の放った蹴りの打撃音は、鈍く、重かった…。

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レフェリー出身のバニー及川ですが、レスラーとして出た時は、もう周りに一切遠慮することなく、思う存分対戦相手をしばいていいし、一番目立っていい。
今後、試合を通じて感情を曝け出せるようになったなら、一皮も二皮も剥けていけるはず!

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まだデビューしたばかりではあるので、ここから変わっていけたなら、それはとても素敵な事。
今後の成長が楽しみです!

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つくしvs尾崎妹加

トーナメント二回戦で実現した一戦。
少なくとも、二人のうちどちらかが敗退してしまう事が惜しく思われる程の試合内容に。
 

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パワーファイターの尾崎に体格で劣るつくしが放つ、鈍く重いエルボーは一級品!
個人的につくしって、「金を取れるエルボー」の持ち主だと思うんです。

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「うおお」と思わず客席を唸らせるような打撃音のエルボーを、どの試合でも、何発でも、安定して放っている印象なので、そういう意味では、現役の男女レスラーの中でもトップクラスでは無いかと。
 
 
試合は、尾崎がつくしからギブアップを迫る場面があったものの、最後はつくしがダイビングフットスタンプ⇒タイガースープレックスホールドで準々決勝進出!

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これにより、トーナメント準々決勝は「つくしvs山下りな」というカードに!
お、面白そう…!!
 

藤本つかさvs弓李

 第2部のメインで行われたトーナメント二回戦。
 
第1部の「テキーラ沙弥vs山下りな」の熱戦に並ぶ程、今回のアイス上野大会のベストバウト1位タイだったのではないかと、私は感じました!
 

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巧みなジャベで藤本相手に試合の流れを優位に進める、弓李のテクニカルな攻めは見ていて非常に見応えがありました。

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学業と並行しながら試合をしている彼女ですが、ストレッチマフラーホールドや、マットや場外ステージに相手を膝から落としていく膝殺しを使ってくる姿は、まさに若き匠!
 

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15分1本勝負、時間切れドローなら両者脱落というレギュレーションのトーナメント
試合時間が10分を過ぎ、弓李が優位な展開が続く中、藤本の脱落という波乱も大いに有り得る戦況…。
 

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劣勢と思われた藤本つかさでしたが、試合時間が残り2分を切った所で、弓李に執念の脚極め式サムソンクラッチ(ビーナスクラッチ)を敢行!
 

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これがガッチリ極まって3カウント!
辛くも試合に勝利した藤本が、トーナメント準々決勝進出を決めたのでした。
 

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第2部・試合結果

※実況ツイートではトーナメント一回戦とありますが、二回戦の間違いでした(汗)
 

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・第1試合

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・第2試合

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・第3試合

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・メインイベント

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・雑感

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世羅りさvs藤田あかね」~上野名物シングルマッチ・Day1~

第1部の第2試合では、「世羅りさvs藤田あかね」によるシングルマッチが実現。
 

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2017年の上野大会の時も、第1部のうちに決着のつかなかった両者でしたが、今回もロックアップから世羅が唐突に「野球で勝負だ!」と提案したことで流れはカオスな方向へ…。
 

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野球をしている最中には、世羅がこの日観戦していた、アイスリボンのシニアバイザーでもある豊田真奈美を代打に指名する場面も!
打席に立った飛翔天女は、3割30本100打点を叩き出しそうなオーラに包まれていましたが、結果は意外にもあっさりと凡退(笑)
 

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直後、デッドボールを巡って小競り合いになり、試合中にもかかわらず、バックステージへと消えていった藤田と世羅(笑)
 

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第1部メイン後に、二人は場内を駆けまわるも、第1部はここで終了…。
 

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第2部は、藤田あかねが開場後にビールを売りに場内を練り歩く所からスタート。
そこで世羅と遭遇しちゃうんですけど、もうこれ、絶対二人とも仲良いでしょって雰囲気(笑)

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その後は、第1試合の10人タッグマッチに乱入したり、メイン終了後に両者がリングに上がって、世羅がカウント3を狙いに行ったりしたものの、双方譲らずバックステージへ…。
 

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結局、「世羅vs藤田」は初日のうちには終わらず(笑)
 

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2017年の時は、その日のうちに勝負がついていた記憶があっただけに、これは意外でした。
ただ、この連戦中に、度々二人が対戦するということを、私達はまだ、何も知らないのでした…(笑)
 

大会1日目まとめ

初日の2大会から熱戦が展開されたアイスリボン上野大会!

 

個人的に、大日本プロレス含め、上野公園水上音楽堂でのプロレス興行では、「若手vsベテラン」のシングルや、特殊ルールでめちゃくちゃな事をやりまくる試合(笑)など、「上野"でしか"出来ない・見られない」試合が組まれる事の多い印象があるんです。

 
しかし、初日のアイスリボン上野大会は、(通常興行だったという事を考えても、)後楽園ホールや横浜ラジアントホール等でやっても面白そうなカードを、"上野大会で"惜しげもなく組んできた所に、団体の底力を感じた次第です。
 
というわけで、1日目のレビュー終了!