FIRE FESTIVAL TOUR 2019 Live at KOURAKUEN~7.28 ZERO1後楽園ホール大会観戦記~
7.28の夜は、
rembrandt38hentai.hatenablog.com
この日は、約1ヶ月半にわたり行われてきた、
そして、獣神サンダー・ライガーのZERO1初参戦!
今回は、その観戦記になります。
今年も色々と感動と熱狂で泣かされそうになりました…。
G1 CLIMAXの真っ只中で開催された、「火祭り」という、もう一つの真夏の祭典は、めちゃめちゃ熱かったです!!!
- 公式戦の熱狂が丸ごとパッケージされた"ツアーファイナル"
- 往年の新日Jrを知らなくても、興奮しまくりだった「ライガー&サスケvs大谷&高岩」
- 岩崎の成長×ラスボス火野=For The Future〜岩崎永遠vs火野裕士〜
- まとめ~「興奮・熱狂・感動で出来た夏の一大ドラマ」よ、また来年!~
公式戦の熱狂が丸ごとパッケージされた"ツアーファイナル"
今回の「火祭り」優勝決定戦では、昨年同様、 公式戦の熱量をパッケージしたような好カードが組まれました。
個人的に、特に印象的だったのは、以下の2試合!
朱崇花vs佐藤耕平
今年の「火祭り」
試合は、序盤から朱崇花が奇襲を仕掛けると、 佐藤耕平に逆さ押さえ込みを敢行!
試合はその後、朱崇花の「耕平の攻めを『スカす』」動き+ 会場の大アスカコールに、耕平が中々ペースを握れない展開に…。
耕平、相当やりづらそうでした(笑)。
しかし、試合も中盤に入ると、耕平の繰り出す、 一発一発の重い打撃技が火を噴き始めます。
最後は耕平が、ドリル・ア・ホール・ パイルドライバーで朱崇花を脳天からマットに突き刺して勝利!
今大会は、(意外にも)公式戦1勝に終わった朱崇花でしたが、 大観衆の前で見せた耕平との一戦は、 朱崇花の存在を印象付けるには充分強烈だったような気がします。
でも、彼女の持っているポテンシャルと可能性は、 まだまだこの位置には留まらない位凄い、とも感じました。
将来がますます楽しみ!
菅原拓也&田中将斗vs将軍岡本&クリス・ヴァイス
VOODOO MURDERSとREVENGERSによるタッグ王座戦!
7月の新木場大会では、
その隙を突くように、 菅原が脚極め式の逆さ押さえ込みで将軍を丸め込むと、 これで勝負あり!
まだまだ、VOODOO MURDERSとREVENGERSの抗争は続いていきそうです …。
往年の新日Jrを知らなくても、興奮しまくりだった「ライガー& サスケvs大谷&高岩」
このカードの発表時点で、チケットが飛ぶように売れた訳ですが( かくいう私もその一人)、試合前の入場シーンから、 とにかく盛り上がりが異質でした!
私自身、大谷らがいた当時の新日Jrについては、 人伝に聞いている程度の知識量しか無いんです。
でも、私の眼前で繰り広げられている光景を見ていると、 何だろう、「この瞬間に、 選手の名前を思い切り叫んでおかないと、多分私、 一生後悔するな」って感じたんですよね。
そう思ったら、 自然と大谷やライガーの名前を叫んでいる自分がいました(笑)。
とにかく、4人とも凄かった!
一分一秒が尊いと感じた極上の一戦は、 大谷が袈裟切りチョップでサスケから勝利!
試合後、ライガーからは、大谷、 高岩と引退まで何度でもやってやるとのマイクが…!!
岩崎の成長×ラスボス火野=For The Future〜岩崎永遠vs火野裕士〜
デビューから約1年10ヶ月の新星・岩崎と、 デビュー16年目の火野。
キャリアの差こそあれ、両選手とも「火祭り」 2度目の出場にして、初優勝のかかった一番となりました。
大会後、フォロワー様達とお話する機会があったんですけど、 岩崎がデビューから2年経っていない事に対して、 皆様驚かれてましたね…。
今回のリーグ戦では、前年度覇者の宮本裕向に勝利したこともあり、公式戦期間中に関本が岩崎の挑戦を受諾する異例の展開もありましたが、岩崎としては「火祭り」優勝して王座獲りに弾みをつけたい所…。
しかし、若き岩崎の前に立ちはだかる、火野裕士のラスボス感が、試合を通じてとにかく凄まじかった!
キャリアの差は当然あるし、岩崎自体も悪くは無かった。
しかし、それ以上に火野の強さがチートレベルでした…。
岩崎がゴッツゴツのエルボーを当てても、
火野からそれ以上のチョップが返ってくる…。
もう絶望しかないですよね…。
岩崎も健闘したものの、最後は相打ちのラリアットバトルに勝利した火野が、必殺のFucking Bombを岩崎に決めて3カウント!
「火祭り」2度目のエントリーにして初優勝を果たしたのでした!
試合後、火野は岩崎がデビュー約2年で決勝の舞台に上がってきた事を讃えつつ、「火祭りはデビュー1年とかでぽっと取れるほど甘くない」とエールを送る場面も。
で、この時の岩崎の悔しさを滲ませながらも、死んでいない、前を見据えた目を見て、私思ったんですよね。
岩崎がここからまた上がって、火野に勝ったら、最高にエモくはないかと。
そんな事を考えながら、2017年7月の「火祭り」の優勝決定戦を私は思い出していました…。
けれど、その時があったからこそ、約半年後の2018年元旦での同一カードで、小幡が田中へのリベンジと、世界ヘビー王座初戴冠を果たしたあの瞬間が一層の輝きを放っていた気がするんです。
そういう意味では、岩崎にとってリベンジしなくてはいけない相手と目標が出来たし、私にとっても、その瞬間を楽しみにする理由が増えた、そんな気がしています。
そして、大会を締める際、火野が「虐待」のニュースや、施設にいる子供達を慰問した話題について触れると、火野が思わず感極まる場面も…。
最後は「イジメ、虐待、ワシがぶった斬る!」と締めたのでした。
まとめ~「興奮・熱狂・感動で出来た夏の一大ドラマ」よ、また来年!~
今年も大熱狂のうちに閉幕した「火祭り」。
私が初めて「火祭り」を見た2017年は、「小幡vs田中将斗」による年間ベストバウト級の一戦…。
翌2018年は、優勝した宮本裕向が、当時欠場中だった小幡を呼び込んだ感動のシーン…。
そして、今年は火野がZERO1やイジメ・虐待に対して溢れる思いの丈を語って締める…。
「火祭り」は、興奮と熱狂と感動で織りなされる夏の一大ドラマだと私は思うんです!
そんなドラマを、今年もまた見れて良かったと、私は心から思いました!
そして、今回エントリーされていませんでしたが、大谷晋二郎の真っ直ぐな信念や情熱は、間違いなく参加した選手に響いているとも感じた大会でした。
そういう意味では、大谷もまた、今回の"参戦選手"の一人だったような気がしています。
また来年も、このドラマを見たい!
ZERO1、「火祭り」、最高!