レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

YOUNG BLOODS~3.17大日本プロレス後楽園観戦記~

3.17に、大日本プロレス後楽園ホール大会を観戦してきました。

 

この日は、年一度のシングルリーグ戦である『一騎当千 DEATHMATCH SURVIVOR』(※1)の開催期間中!

 

※1『一騎当千』は、デスマッチファイターによる『DEATHMATCH SURVIVOR』と、ストロング系の選手による『strong climb』の交互開催のため、開催は2年振り

 

今年は2月28日の開幕戦を見に行けなかった事もあり、是非観戦しなければ、と、私自身資格試験の真っ最中にもかかわらず、観戦を決意しました(笑)

 

今回は、公式戦4試合の様子を、個人的感想を交えながら紹介していきたいと思います!

 

 

 

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スキャフォールド上での蛍光灯攻撃は、まさに圧巻の光景でした!

 

 


 

 

 

■佐久田俊行vs植木嵩行

 


「三代目血みどろbrothers」同士の対決となった一戦。

 

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この日の公式戦では、一番最初の試合順だったこのカード…


しかし、陳腐な表現になってしまいますが、この日の公式戦で、私自身一番印象に残ったのが、この試合でした。

 

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今年に入ってから存在感を増し続けている、佐久田の勢いも去る事ながら、植木の受けっぷりも鉄板!

 

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試合は佐久田が勝利しましたが、敗れた植木の存在感も強烈!

 

 

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この後に控える公式戦のハードルを、良い意味で上げるような激闘だったのではないかと、私は感じました。

 

勝った佐久田も、負けた植木も、二人共格が上がるような、素晴らしい試合でした!

 

木高イサミvs関根龍一

 

 

剣山デスマッチ!

 

 

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二人が所属するプロレスリングBASARAでも、年一回のペースで行われている印象の強いカードですが、意外にもデスマッチでやっているのを見たのは、私自身今回が初めて!

私が生でこのカードを見るのも、2015年9月にKAIENTAI-DOJOで見て以来ということもあって、色々と感慨深いものを感じましたね…。

 

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試合ですが、使われたアイテムは、意外にもほぼほぼ剣山だけと、シンプルな内容に。

 

今年はまさかの公式戦2連敗スタートとなったイサミでしたが、試合はダイビングダブルニードロップ⇒勇脚・斬で関根を下し、公式戦初勝利!

 

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終盤、関根がラッシュをかけてきた場面を、イサミが耐え抜いた事も大きかったような気がします。

ただ、(今大会全体がそうでしたが、)夜に他団体の興行が控えていることもあってか、試合時間が短め…

だからこそ、このカードはじっくり見てみたかった、とも感じました。

 

 

宮本裕向vs宇藤純久

 

 

昨年の「最侠タッグリーグ」でデスマッチデビューを果たし、今回の『DEATHMATCH SURVIVOR』に初エントリーとなった宇藤。

 

シングルでのデスマッチは今回が2試合目。

しかも形式はスキャフォールドデスマッチ!!

そして、初戦から、デスマッチでの実績豊富な宮本裕向が相手!

 

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そんな中、宇藤は、モンキーレンチに鎖を取り付けた、独創的な自作デスマッチアイテムを用いたりと、イデア力の高さで対抗していきます。

 

 

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宮本の足に鎖を巻いて、スキャフォールドを使って宙吊りにする場面なんかが、その象徴だったかと。

 

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スキャフォールド上で、蛍光灯ハリセンを宮本に叩きつける姿も圧巻でした!

 

 

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しかし、宮本もスキャフォールド上からの場外ダイブを敢行するなど、宇藤に対して容赦ない攻めを見せると、最後はスキャフォールド上からのムーンサルトプレスで勝利!

 

 

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敗れた宇藤でしたが、前述したモンキーレンチに代表されるように、普段デスマッチではあまり見られないアイテムの使い方を見せるなど、彼の高いイデア力が窺える試合内容を見せていました。

 

唯一、課題と言えるのは、デスマッチでの経験値がまだ浅い事ぐらいでしょうか?

個人的に、元々ポテンシャルの高い選手だと思っているので、順調に経験を積んでいけば、ゆくゆくはデスマッチヘビーもストロングヘビーも両獲りできる、素晴らしい選手になるんじゃないかと感じています。

 

彼の未来に期待大!

 

アブドーラ小林vs伊東竜二

 

蛍光灯デスマッチとなった一戦。

 

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私自身、初めて大日本プロレスを観戦した時の「デスマッチヘビー級王座」戦が、この「アブドーラ小林vs伊東竜二」だったので(2015年7月両国国技館大会)、前述した「イサミvs関根」戦同様、感慨深いものがありました。

 

 

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4年前の両国国技館では、蛍光灯が使用できない形式でしたが、今回は蛍光灯をフルに活かした両者の攻めが光りまくってました!

 

まさに鉄板!!

 

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メインイベントに相応しい内容となった一戦は、アブドーラ小林がダイビングバカチンガーエルボーで伊東から勝利

 

この日が公式戦初戦となったアブドーラ小林が、公式戦初戦を白星で飾りました。

 

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■まとめ

 

今回『一騎当千』にエントリーされている、ジミー・ハボックやリッキー・シェイン・ペイジがこの日から参戦した一方、同じく『一騎当千エントリー中の竹田誠志藤田ミノルが不在。

所属選手でも、エントリーされている星野勘九郎の名前が、今大会のカードには無し…。

 

そんな中、この日の公式戦で力強い光を放っていたのが、佐久田や植木、宇藤といった、大日本プロレス所属の若い選手たちでした。

 

特に「佐久田vs植木」は、中盤に組まれていたカードながら、この日の興行全体で見ても、一気に火をつけてしまうくらいに熱い内容だったのではないでしょうか?

 

しかし、今年の『一騎当千』は、実績十分のベテラン・伊東ですら、この時点で2勝2敗(公式戦6試合制)という結果。

イサミも2連敗スタートで、昨年プロレス界で大活躍した竹田も既に1敗を喫している状況…。

 

この波乱にまみれたリーグ戦を優勝し、5.5横浜文体で現デスマッチヘビー王者である高橋匡哉に挑戦する選手は、一体誰になるのでしょうか?

楽しみです!