レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

春の大運動会、開幕〜4.4全日本プロレス後楽園ホール大会観戦記〜

4.4は、全日本プロレス後楽園ホール大会に行ってきました。

 
 
2ブロック・全16選手によるリーグ戦は、開幕戦から凄まじい熱量に!
 
今回は、開幕戦5試合の個人的感想について書いていきたいと思います。
 
 

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橋本大地vs吉田隆司

開幕戦は、2年ぶりの参戦となる橋本大地大日本プロレス)と、ドラゴンゲートより初エントリーとなった吉田隆司の一戦からスタート。
 

 

 
恐らく、この試合が初顔合わせだったと思われる両者。
試合では、吉田が大地の右脚、大地が吉田の右腕と、双方が相手のストロングポイントを潰しにいくなど、対策を立ててきた事を窺わせる場面も見られました。
 
特に、吉田が足4の字をかけたシーンは、普段吉田の試合では見ない技だっただけに、意外!
 
試合は終盤、吉田が李日韓レフェリーのブラインドを突く形で毒霧⇒丸め込みと、自身の得意とする流れに持ち込みます。
何とかカウント2で肩を上げた大地でしたが、直後に吉田のパイナップルボンバーを被弾してしまい、勝負あり!
 

 

 
会場からは大ブーイングを浴びた吉田ですが、会場の観客を煽るのがまあ上手いこと上手いこと(笑)
 
ドラゲーでは見れない吉田の姿が見られるんだと思うと、今後の公式戦も楽しみでなりません!
 

 

 
 

野村直矢vsジェイク・リー

昨年は怪我で不参加となったジェイク・リーと、先日三冠王座に初挑戦を果たした野村直矢のシングル。
奇しくも、(タイミングは違えど)NEXTREAMを離脱した者同士による一戦に。
 
個人的に、今年のチャンピオンカーニバルはジェイク優勝じゃないかと予想しているんですけど、この試合で勢いを感じたのは、寧ろ、対角線にいた野村の方でした。
 

 

 
序盤は互いにスロースタートだったのか、淡々とした内容が続いたものの、中盤に入ると、野村がエルボー合戦から攻撃のギアを上げていきます。
 
以降の私は、野村の一挙手一投足から目が離せない状態でした(笑)。
 
最後は、尻もちをついた状態のジェイクに締め技を極めて野村が勝利。
 

 

 
一年前のチャンピオンカーニバルでは、最終戦でジョー・ドーリングにやられながらも何とか丸め込みで逆転勝利していた野村ですが、開幕戦から、この一年の成長を感じさせるような試合内容!
 
マキシマムといい、今回の締め技といい、確実に試合を決める技が増えたことも大きいんじゃないかと感じました。
 
 

青木篤志vs宮原健斗

 当初チャンピオンカーニバル参戦が発表されていた真霜が負傷欠場…。
そんなピンチの中、大会数日前に自ら志願する形でエントリーしたのが青木篤志でした。
 

 

 

 

 
ヘビー級の猛者が集うチャンピオンカーニバルにおいて、Jrヘビー級を牽引する青木は体格差で不利を強いられている状況
しかも、準備期間も短い中で、初戦の相手は三冠ヘビー級王者の宮原健斗!!
 

 

 
そんなキッツいシチュエーションの中、青木は場外へのトペスイシーダや、鉄柵等を活かした攻めで、ヘビー級の宮原に対抗!
 
試合前から大青木コールが飛び交う後楽園ホールでしたが、体格差をものともせず向かっていく青木の姿に、場内の熱気も更に増していた気がします。
観戦していて、その熱量をビシビシ感じたくらいでしたから!
 
宮原が試合中にマスキュラーポーズを決めたりして、良い感じにブーイングを受けていたのも良かったですね(笑)
 

 

 
 
試合は、青木が宮原のシャットダウンジャーマンに敗れる結果となりましたが、敗戦という結果以上に、難しいシチュエーションにもかかわらず、鮮烈な印象を刻みつけた青木篤志に凄みを感じずにはいられなかったです。
 
開幕戦の裏ベストバウトと言っても過言ではない一戦でした!
 
 

諏訪魔vsジョー・ドーリング

ジョーの「Evolution」離脱後、因縁の関係にある両者が、開幕戦から激突!
 
個人的に、今年のBブロックは、ジョー、諏訪魔、ジェイクの3選手でブロック1位を争う構図になると予想していて、そう考えた時に、開幕戦のこのカードが天王山になるんじゃないか、という期待を持ちながら見てました。
 

両者のシングルは、今回生で初めて見たんですけど、まあジョーがデカイ!(笑)
諏訪魔も大概デカイんですけど、そんな諏訪魔が小さく見えてしまったくらいですから。
 
ロープワークの時に、ぐわんと揺れるロープの撓み方も大きい大きい(笑)。
 
そんな大型選手同士による一戦は、諏訪魔が万力スリーパーでジョーからレフェリーストップ勝利。
幸先よく勝ち点2を獲得したのでした。
 
 

 

 
ただ、当初自分が抱いていた期待値から考えると、若干物足りなさを感じたのも事実…(決して悪い内容では無かったです)。
 
個人的に、その前の公式戦3試合が相当熱い内容だったので、自然とハードルを高くしてセミを見ちゃった部分もあるのかなあ、と。
 
それだけ開幕戦の各公式戦が熱かった、という証拠でもあるんですけどね…。
 

岡林裕二vs石川修司

恐らく両者の一騎打ちは、2016年5月5日の大日本プロレス横浜文化体育館大会以来、約3年振りだった気がします。

まさか全日本プロレスのリングで実現するとは…。

 

 

 
今年に入ってから、世界タッグ王座をかけて2度対戦している岡林と石川。
タッグでも凄い熱量を放っていましたが、シングルはもっと凄かった!
 
見ていて、どちらが勝つか本当に分からないくらい拮抗した内容でしたし、二人がぶつかり合う姿だけで、もうテンションが上がりましたね(笑)。
岡林が試合中に見せる怒りの表情も、出る度に「うおおおおおおおおおお!!、」ってなりました(語彙力)。
 

 

 
そんな開幕戦のトリに相応しい激闘を制したのは、岡林裕二でした!
 

 

 
最近私が大日の試合を生観戦している中で感じたことなんですけど昨年11月に長期欠場から復帰して以降、岡林の存在感が欠場前よりも増している気がするんですよね。
 
まるで、約1年間戦列を離れていた鬱憤を爆発させるかのように…
 
個人的に、負ける姿を中々想像する事ができない位の"強さ"を、今の岡林から強く感じるのでした!
 

■まとめ

個人的に、3年連続の生観戦となったチャンピオンカーニバル開幕戦…。
 
昨年の開幕戦では、火野裕士鷹木信悟といった外部参戦の選手が鮮烈な印象を刻みつけていましたが、今年は、野村や宮原、石川や青木といった、全日本プロレス所属選手の存在感が際立った開幕戦だったのではないかと、私は感じました!
 
過去3回は、所属外の選手が優勝しているチャンピオンカーニバル
平成最後となる今年は、所属選手が優勝する光景は見られるのでしょうか?
 
楽しみです!