「令和元年のファイティングピープルズ」 Case1:MY FOOT~5.2FREEDOMS後楽園ホール「葛西純vs藤田ミノル」~
2019年のゴールデンウィークは、最大で10連休と、
休暇から一転して、仕事という現実に戻されるのは本当に辛かったです…(泣)。
う、ううっ…。
あの時に戻りたい!
そんな楽しかった私のゴールデンウィークの中でも、 私自身注目していた事の一つが、 プロレスリングBASARAのユニット「戦闘民族」でした。
これは行かねば!
という事で、今回は「戦闘民族」の3大タイトル戦について、3回に分けて紹介していきたいと思います。
この試合が生で見れて、心の底から良かったと思える…#pw_freedoms pic.twitter.com/KjEJ6Iv7hF
— レンブラント🚨👮🚓 (@rembrandt_kbs) May 3, 2019
■Prologue「戦闘民族」とは
「戦闘民族」とは、 2018年9月のBASARA後楽園大会終了後に、 木高イサミを中心に結成されたユニットです。
そして、王座を獲得した3人が、今回のゴールデンウイークでシングル王座挑戦という、奇跡にも近い展開が実現したのでした…。
■泥臭くも、情念と興奮が渦巻いた「 葛西純vs藤田ミノル」
まず、「戦闘民族」でタイトルマッチの先陣を切ったのは、
5.2に後楽園ホールで行われた、プロレスリングFREEDOMS のメインイベントで、"デスマッチのカリスマ"・葛西純の持つ「KING OF FREEDOMS WORLD CHAMPIONSHIP王座」に挑戦!
令和初開催となる後楽園ホールでのプロレス興行…。
この記念すべきメインを飾った試合は、試合前から衝撃の光景が!
王者である葛西が入場し、 コーナーに上がったタイミングで、先に入場していた藤田が葛西を急襲!
いきなり雪崩式ブレーンバスターを敢行し、一触即発の状態に。
ゴングが鳴る前から、 会場中が異様な雰囲気に包まれていましたね…。
試合前は、 派手に凶器を使う攻防になるかと予想してたんですけど、 思いの外、互いの情念を燃やすような、泥臭い試合展開に。
後日フォロワー様ともこの試合についてお話したんですけど、「 ダムズのデスマッチ」っぽさは薄かった気がします。
言葉で形容するのが難しい所なのですが、 個人的にFREEDOMSのデスマッチって、" 一歩踏み込んだ過激さ"があると感じていて、 カミソリボードなんかはその象徴的なアイテムの一つだと思うんで す。
ただ、この試合に関して言うと、そうした凄惨な凶器をも超越した、両者の情念のぶつかり合いみたいなものが、試合を通して具現化されていた所がただただ圧巻だったなあ、と。
会場も大葛西コールだったのが、中盤からは大藤田コールも巻き起こる凄まじい熱気に!
私自身、無我夢中で、藤田ミノルの一挙手一投足に注目しながら、 終盤は自然と、 懸命に藤田の名前をリング上に向かって叫んでいました。
正直、試合途中から、熱量MAXで応援しながら見ていたので、どの技で試合が決まったのか、撮影した写真を後から見返して知ったんです(笑)。
この情念渦巻く試合を制したのは、王者の葛西純でした。
試合が決まった後は、一気に放心状態になりましたね…。
それだけ熱く、感情移入してしまうような、凄まじい試合だったと感じました!
今日の「葛西vs藤田ミノル」、人の名前(藤田)を立て続けに叫んでしまうくらい応援したのって、多分半年前の「佐々木大輔vs高梨将弘」の時以来だ…
— レンブラント🚨👮🚓 (@rembrandt_kbs) May 2, 2019
それくらい、感情移入全開で見ちゃった
でも、会場で思い切り名前を叫べる選手がいるのって、実は凄く幸せな事なのかも知れないな…😇#pw_freedoms
■あの日、貴方は間違いなく私のヒーローだった
激闘を終えた葛西と藤田…。
試合後、藤田はマイクを握ると、後楽園ホールを満員に出来なかった旨について言及…。
藤田ミノル「葛西純、負けたよ。全身全霊かけて負けたのが悔しい。でも見てほしい。オレンジ色の顔してるのが残ってる。これは俺のせいだ。」
— レンブラント🚨👮🚓 (@rembrandt_kbs) May 2, 2019
「俺は、いつでも、対角線に立ってやる!来てくれたみんな、サンキューソーマッチ、アンドファックユー!!」
(続)#pw_freedoms pic.twitter.com/V1Jty2kzA6
しかし、私はそんな事は無かったと思います。
あの日、葛西という強敵に怯まず立ち向かっていった藤田ミノル…。
彼のグッズを身に着けて応援に駆け付けたファンの存在…。
そして、感情を強く揺さぶる試合内容…。
藤田ミノルは、間違いなく、私にとってのヒーローであり、光でした。
そして、それは恐らく、これからも変わることは無いものだと、私は強く感じています。
最高の試合を、ありがとうございました!