レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

「令和元年のファイティングピープルズ」 Case3 You are the future〜5.6BASARA板橋「中津良太vs関根龍一」〜

 ゴールデンウィーク中に、BASARAの戦闘民族によるタイトル挑戦ラッシュ。
 
戦闘民族の王座挑戦の最後を飾ったのは、BASARA旗揚げメンバーの一人である関根龍一!
 
ゴールデンウィーク最終日の5.6に行われた、プロレスリングBASARA板橋グリーンホール大会のメインイベントにおいて、中津良太の保持する「ユニオンMAX選手権」に挑戦しました。
 
今回はその観戦記をば!
 
本当に、「中津vs関根」は熱かった!
 

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■Prologue:Cavalry

 
かつて中津と関根は、2016年1月のBASARA旗揚げ戦のメインイベント終了後のリングにおいて、ユニット「騎馬隊」を結成するなど、元タッグパートナー同士の関係にありました。
 
2017年には、プロレスリンZERO1が管理している「NWAインターナショナルライトタッグ王座」をBASARAのリングで獲得。
翌2018年2月には、BASARAのタッグトーナメント「IRON FIST TAG TOURNAMENT」優勝を果たすなど、タッグチームとしての実績を残してきた二人…。
 
転機が訪れたのは、2018年の5月でした。
 
団体の旗揚げ当初から、BASARAで開催されているシングルトーナメント「頂天」が開幕すると、中津はトーナメントで藤田ミノル、(パートナーである)関根龍一、FUMAらに勝利し、見事優勝!
勢いそのままに、同年9月の後楽園大会では、ダブプロレス谷嵜なおきの下に流出していた「ユニオンMAX王座」を見事奪還!
 
瞬く間に中津は、BASARAの中心へと躍り出たのです。
 
 
中津が王者となった直後のリング上には、パートナーである関根の姿が…。
関根は新王者となった中津を祝福する一方、それぞれの道を歩む為、自ら「騎馬隊」の解散を切り出し、中津の対角線に立つことを宣言。
 

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中津もこれに応じ、一つの名タッグチームは終わりを迎えたのでした…。
 

■袂を分かった二人の邂逅

 
「騎馬隊」の解散後は、中津が谷嵜なおき、瀧澤晃頼とスパーキー」を結成。
2019年3月には、BASARAの代表である木高イサミからタイトルマッチで勝利を果たすなど、ユニオンMAX王座の防衛記録を最多タイに伸ばすなど、団体の若きエースとしての地位を築きつつありました。
 
一方の関根も、中津と同時期に、木高イサミ、下村大樹と共に戦闘民族」を結成(後に藤田ミノルも加入)。
結成直後の9月には、「戦闘民族」としてガンバレ☆プロレスに乗り込み、翌年3月まで抗争を展開。
BASARA内でも、3月の新木場大会において、大日本プロレスの管理するフラッグシップタイトル(横浜ショッピングストリート6人タッグ王座)を初戴冠する活躍を見せました。
 
中津が、ユニオンMAX王座の防衛ロードを着実に伸ばしていく中、元パートナーである関根との対決は、いずれ避けては通れないものだったように(私自身)感じていました。
 
 

■感情を激しく揺さぶられた「中津vs関根」

 
そして迎えたタイトルマッチ当日。
 
挑戦者の関根が入場すると、試合前から怒号にも似たような凄まじい声援が飛んでいた板橋グリーンホール…。
 
後から入場してきた王者の中津は、入場直後から関根に詰め寄るなど、試合前からバッチバチの様相に。
 

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試合が始まると、私自身、「絶対に関根が勝ってくれ!」と祈るような思いで観戦…
中津も好きなんですけど、二人ともドロップキック(DDT経営のスポーツバー)に勤務してる姿を見ている事もあり、めちゃめちゃ感情移入しながら見ていました(笑)。
 

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試合は、関根が中津の腰、中津が関根の腕を、それぞれ集中的に狙う展開に。
関根とのマッチアップを見ていても、中津の纏う風格が完全にチャンピオンそのものだったので、ベルトという地位は人を育てるのだと改めて感じました…。
 

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中津の厳しい攻めに苦戦する関根…。

 

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中盤、中津に食らいつき、感情を露にする関根!

普段は「温厚」、「気さく」というイメージのある人が見せた一面にはグッと来てしまいました…。

 

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中盤〜終盤にかけて、中津が関根の腕を殺しにかかると、会場からは悲鳴にも似た声が上がります。
これで関根がギブアップしてしまうのではないかというくらいに、鬼気迫る攻撃の連続…。
 

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中津の怒涛の攻めに、窮地に立たされた関根…。
 

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しかし、関根が徐々に中津から反撃の糸口を掴んでいきます
 

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渾身の攻めも中津から3カウントが取れず、岡田レフェリーに詰め寄る場面も。
セコンドのイサミや藤田らが、関根を冷静にさせようとしていたシーンはグッと来ましたね…。
 

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中津の腕攻めを最後まで耐え抜いた関根は、必殺の「レッツコンバイン」!
 
この時点で、試合時間は残り2分!
 
一度は中津もロープに近づきましたが、関根が再度リング中央に引き戻してコンバイン!
 
中津はこれに堪らず右手を叩いてタップアウト!
 

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約28分にも及ぶ熱闘を制し、関根が悲願のユニオンMAX王座戴冠を果たしたのでした!
 

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試合が決まった瞬間、もうなんとも言えない嬉しさがこみ上げてきた事は、1ヶ月以上経った今でも忘れられないです。
 
見ていて感情を揺さぶられるものがありましたね…。
 

■「騎馬隊」は間違いなくBASARAの未来

 試合後、王座を取ったにもかかわらず、控えめなコメントを残す関根。
 

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中津も関根に「タイトル取ったんですよ?」という旨のコメントを残すほどでした(笑)。
 

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でも、私は思うんです。
 
普段から気遣いの塊で、気さくで、優しく、謙虚な人柄だからこそ、関根が皆の期待を背負って、文句なしのピープルチャンピオンになったんだって。
 
間違いなく、この二人の一戦は、「BASARA=イサミ」ではない、新たなBASARAの未来だと確信した試合でした!