レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

2019年6月の個人的ベストバウトについて

7月も2/3以上を経過した、このタイミングで今更ながら、6月の個人的ベストバウトについて書きます(笑)

 

 6月は、私自身の観戦大会数が特別多い訳では無かったんですけど、仙台遠征したり、人をプロレスに連れて行ったり、印象深い試合に出会えたりと、非常に濃厚な1ヶ月になりました!

 

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清宮海斗vs杉浦貴(6.9NOAH後楽園ホール

 
観衆発表1700人以上と超満員だった「三沢光晴メモリアル」のメインイベント。
 
生で見ていても、「死闘」・「激闘」という言葉に尽きる一戦だったんですけど、後日G+の中継で映像を見返してみて気づいたのが、試合中の声援の量がかなり大きかった」という事。
 
客席から発せられる、杉浦と清宮に対する声援の大きさを、テレビでもハッキリと感じることが出来たんですよね!
 

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昨年11月の後楽園大会、昨年12月の横浜文体大会でのシングルマッチ、今回の「三沢光晴メモリアル」と、直近に行われた3度のシングルマッチは、いずれも「世代間闘争」の部分を煽りVでも押していた印象にありました。
しかし、今回に関して言うと、世代云々というよりは、単純に「現在進行形で二人共強い」とハッキリ言える試合だったように思います。
 
この試合に敗れたことで、清宮にシングル3連敗となった杉浦でしたけど、格は下がるどころか、寧ろ上がった感ありました!
 
 

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宮城もち&世羅りさvs藤田あかね&柊くるみ(6.15アイスリボン仙台PIT)

 
ハードコア形式で行われたタッグマッチ。
 
この試合で藤田あかねが導入した凶器は、レゴブロック!
しかも、通常のレゴブロックよりも大きいタイプのブロック・『デュプロ』で制作したオブジェを、ハードコアマッチに導入してくる狂いっぷりが半端じゃなかったです(笑)。
 

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そして、その藤田自身が、ブロックが散りばめられたリング上で、宮城もちのメタボリックサンド(スタイルズクラッシュ)を喰らうフィニッシュシーンも強烈でした…(苦笑)。
 
電流爆破やハードコアの経験も豊富な世羅や藤田は勿論の事ながら宮城や柊くるみのハードコアマッチ適性の高さが窺える好勝負でした!
 
 

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葛西純vs佐々木貴(6.15プロレスリングFREEDOMS仙台PIT)

 
4月7日に仙台PITで開催された「プロレス酒場GOLD祭りVol.3」。
この大会のメインで行われた、FREEDOMS提供の蛍光灯デスマッチ終了後、勝利した佐々木貴葛西純に挑戦表明した事で実現した一戦。
 
 
岩手県出身の佐々木貴に対して、大「タカシ」コールが巻き起こったんですけど、それを上回るようにして発生した大「カサイ」コールが凄まじかった記憶があります。
 
試合自体も、佐々木貴が終盤、葛西の必殺フルコースを喰らったにもかかわらず、肩を上げてカバーを返した展開も熱かったですし、試合後も、両者のキスシーンに加え、葛西のマイクにも痺れるという、「仙台に来て良かった」と実感した一戦でした!
 
 

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木高イサミvsツトム・オースギ(6.16プロレスリングBASARA王子BASEMENT★MONSTER)

 
BASARAの毎年恒例となるシングルの祭典・「頂天」トーナメント2回戦で実現した一番。
 
個人的にオースギというと、パートナーであるバナナ千賀とのタッグチーム・「S・O・S(スピード・オブ・サウンズ)」での好連携を見せるイメージが強かったんですけど、この試合では、現BJW認定デスマッチヘビー級王者であるイサミの脚を、中盤以降徹底して攻め続けるなど、ほぼほぼ試合のペースを握っていたんですよね。
 
イサミ相手に、勝利まであと一歩、という所まで追い詰めてましたし、シングルプレーヤーとしても隠したナイフがまだまだきっとあるんだろうなあ、と感じた試合でした。
 
またこのカードが見たいです!
 

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⑤菊田一美&河上隆一vs岩本煌史&ジェイク・リー(6.18全日本プロレス後楽園ホール

 
5月に大日本プロレスの横浜文体で行われた、アジアタッグ王座戦のリマッチ。
 
 
今年2月、当時アジアタッグ王者だった青柳優馬&野村直矢に挑戦した時も、良い試合を見せていた菊田と河上のタッグチーム「飛艶」。
 
この試合でも、前アジアタッグ王者チームに対し、試合の主導権を握るだけでなく、連携・内容の良さという点でも圧倒していた気がします。
残念ながら、試合は「飛艶」の王座陥落となりましたが、個人的に、今大会で一番良かった試合はこのカードだったと思います!
 

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昨年8月の「最侠タッグリーグ開催直前に河上と菊田がタッグを結成した当初は、正直なところ、「急造チーム感が否めないなあ」と感じたんですよね…(すいません!)。
 
しかし、この約1年間で、タッグとしては勿論の事、河上と菊田の実力も魅力も確実に上がっている事を感じましたし、2019年下半期も注目していきたい存在です!
 
個人的に、外敵感バリバリな所だったり、色んなチームとの対戦を見てみたい、という意味でも、毎年冬に行われる全日本プロレスの「世界最強タッグリーグ戦」にエントリーしてほしいなあ、と思います。
それこそ、嘆願書を出したいくらいに!
 
 
 

阿部史典&関本大介vs忍&鈴木秀樹(6.23大日本プロレス後楽園ホール

 この組み合わせを見ただけでも、もう最高だと思えるカード(笑)、
 
鈴木と関本、忍と阿部の息を飲むような攻防が、第2試合で見れてしまうという、この豪華さ!
 
 

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後楽園ホールセミやメインの位置でもおかしくない、充実感溢れる内容だったと私は思いました!
 
 

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藤本つかさvs山下りな(6.15アイスリボン仙台PIT)

 
仙台大会のメインイベントで実現したシングルマッチ
 
地元凱旋となる藤本つかさが、アイスリボンに定期参戦中の山下りなとノンタイトルマッチで当たったんですけど、凱旋マッチの藤本つかさに対し、外敵として対峙してきた山下の姿が印象的でした。
 
試合中、藤本を踏みつけながら、客席に向かって笑顔で「応援しないと試合終わっちゃうよ!?(客席にコールを煽るように)つっか!つっか!」と煽ってきた場面だったり、藤本のセコンドについていた若手選手を珍しく突き飛ばしたりした所なんかは強烈でしたね…。
 

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あれで藤本つかさもスイッチ入った感ありましたし。
 
試合は藤本が見事な勝利で凱旋興行のメインを飾りましたが、勝った藤本も、負けた山下も本当に素晴らしく感じた一戦でした!
 
 

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⑧パロウ&オディンソンvs石川修司&諏訪魔(6.30全日本プロレス後楽園ホール

 
「大きい人たちがぶつかり合う様は見ていて楽しい」ということを、改めて感じさせてくれたタッグ王座戦
 

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暴走大巨人の連携攻撃を喰らいまくっても立ち上がる、オディンソンの受けっぷりが光り輝いてました。
 

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試合後、THE END(パロウ&オディンソン)の両者に送られた拍手の大きさが全てだった気がします。
なので、年末の「世界最強タッグリーグ」には、是非とも参戦してほしいチームの一つです!
 

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ヨシタツvs宮原健斗(6.30全日本プロレス後楽園ホール

 
2017年11月のジョー・ドーリング戦以来、2度目の三冠挑戦となったヨシタツ
 

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ジョー・ドーリング戦では、当時の三冠戦としては異例の10数分で決着&内容でもジョーが圧倒という試合内容だったこともあってか、試合後にヨシタツを酷評する意見も聞かれたりしました。
 
しかし、今回の宮原戦では、ジョーとの一戦以降、ヨシタツが試合等で地道に積み重ねていった支持率だったり、試合内容の良さだったりが伝わってきて、この約1年7ヶ月の集大成のような三冠戦だったと感じました!
 

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最近、プロレスの試合に対して、「失敗」だとか、「成功」だとかで括るような意見を、TwitterのTLで見ました…。
 
でも、ヨシタツの場合、ジョー戦という「失敗」のように非難された一戦から、本人の実力で三冠再挑戦まで辿り着いた(=「成功」)一連の流れに、人間ドラマが詰まっているのではないか、と私は感じました!
 

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ただ、今井田軍団のアレが無ければ…(やめい)
 
 

⑩山下りなvs星いぶき(6.30アイスリボンSKIPシティ

個人的に、女子プロレスを知らない、という方にオススメしたい一戦!
 

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二人共、男子顔負けのエルボーを放っていった様は、「中堅選手に挑む若手」という構図を飛び出ていた気がしました。
 

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特に、いぶきに関して言うと、まだ高校生なんですよね…
将来楽しみ!
 

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