レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

2020年上半期の個人的ベスト興行について

2020年も、早いもので既に半年が経過しました…。

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

今年は新型コロナウイルスの影響で、当然の如く、中々会場に行けない日々も続いた上半期でしたが、それでも、個人的に強い印象を残していった興行は多かった訳でして…。

 

これを取り上げておかないと、イカンやろ~!!!

 

という気持ちなので、今回は、私が推したい上半期の10興行を紹介していきたいと思います!

 

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①1.4 プロレスリング・ノア 後楽園ホール

新日本プロレス・東京ドーム大会の真裏に、NOAHが開催した「裏イッテンヨン」。
翌1.5の昼興行とあわせ、「裏ドーム」の2days興行となりました。
 
 
発表当初、やや無謀にも思えた挑戦も、結果は両日全席完売と大盛況!
 
会場でフォロワー様達と興奮を共有した2日間は、私にとって忘れられないものがありましたが、中でも、HAYATA vs小川良成」、「杉浦貴vsマサ北宮」、「清宮海斗vs潮崎豪」のGHCシングル王座戦が組まれた、1.4後楽園は激熱でした!
 

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②2.22「Bar045」自主興行

横浜・関内のプロレスバー・Bar045による3度目の自主興行

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自主興行ながら、各団体から選手が集うのも、この興行ならでは!
 

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去年も去年で、松本浩代水波綾が男子レスラーとバチバチやり合うトチ狂いっぷりが光った興行ではありましたが、今年は関本大介の「ホーッ!!」だったり、CIMAがTAMURAを介して大谷譲二にエールを送ったりと、個人的には、エモーショナルな場面が数多く見られた興行のように感じました。
 

 

 

 
そんな大会の個人的ベストバウトは、唯一の女子プロレス提供試合だった、第2試合の「優宇&松本浩代vs朱崇花&山下りな」。
「普段女子プロレスを見てない」という方にも、全力でオススメしたい試合でした!
 

 

③2.23 2AW TKPガーデンシティ千葉

全7試合がどれも好勝負だった上、試合以外の点でも、長期欠場中だった真霜の復帰発表に、岡林裕二のタイトル挑戦表明と、非常に濃い内容の大会に。
 

 

 

 
そして、何より一番凄かったのは、これだけ内容は濃かったのに、興行時間は約2時間だった点!
 

 

 

 

 
特に、メインで2AW無差別級王座を防衛し、メインを締めた浅川紫悠の事は、もっともっとプロレス界に知られていってほしいと感じた次第です
 

 

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素晴らしかった!
 
 

④3.1 プロレスリンZERO1 後楽園ホール

新型コロナウイルスの感染拡大による興行の延期・中止が相次ぐ中で開催された、ZERO1の旗揚げ19周年記念大会。
 
 
そんな逆境にあっても、セミの「関本大介&岡林裕二vs杉浦貴&田中将斗」、メインの「火野裕士vs佐藤耕平」を中心に、改めてプロレスの面白さ・楽しさ・熱さを真っ直ぐに伝えてくれたのが、この大会でした。
 

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その点も含め、今大会は私にとって「上半期の神興行」だったと、迷いなく言い切れるレベル。
それだけ、内容が充実していましたから!
 
 
個人的に、2018年11月の新木場、2019年元日の後楽園&3月の靖国神社と、ここ2〜3年、毎年のように神興行を生み出している印象のあるZERO1
 
6月末には、佐藤耕平日高郁人高岩竜一の退団が発表されましたが、また熱い試合が下半期も見れることを、心より楽しみにしております!
 
 

⑤3.29 プロレスリング・ノア 後楽園ホール

今年3月末以降、新型コロナウイルスの影響により、各団体が「TVマッチ」と銘打って、無観客興行を配信する機会が増えました。
その「TVマッチ」という名称を正式に使い出したのは、恐らくこの大会が初だった記憶(間違っていたらすいません)。
 
 
大会の2〜3日前に出された「緊急事態宣言」の影響により、観客を入れての興行が急遽中止に…。
それに伴い、無観客での興行開催となった今大会。
 
しかし、無観客試合決定〜大会当日までの限られた時間の中で、試合の合間に選手がファンに向けてメッセージを発信したり、バックステージやリング上で見せる選手同士のやり取り(特に、杉浦がカメラにマイクを向けるくだり)だったりと、最後まで「ファンがそばで見てくれている」事を前面に意識していく興行に。
 
正直、グッとくるものがありました…。
 
 
タッグ王座を除いて行われた「4大GHC王座戦」は、どの試合も好勝負が展開されていきましたが、メインの「潮崎豪vs藤田和之」によるGHCヘビー級王座戦は歴史的一戦に!
 
「30分以上に及ぶ睨み合い」に代表される前半戦から、後半はバルコニーやエレベーター前などのホール全体を使用する、無観客という状況を逆手に取っていった後半と、緩急自在な試合内容は、個人的に、今年のベストバウトの一つに推したいところ!
 
恐らく、今後何年経っても「語れる」興行になった気がします!
 

⑥5.23 ChocoProLIVE! #16

 
全2試合ながら、マットプロレス形式で場内を所狭しと駆け回った、「駿河メイvs朱崇花」のメインが印象的だった大会。
 
当日、木村花の突然の訃報が流れた直後の興行はありましたが、元パートナー・朱崇花の逞しさだったり、終始明るさに満ち溢れた大会の空気だったりに、私自身非常に救われたと言いますか。
 
 
単純に、人に薦めたい興行の一つ!
無料で視聴できるので、是非!
 

⑦1.26 プロレスリングBASARA 王子BASEMENT MONSTER(夜)

 
2020年より、DDTグループから独立したプロレスリングBASARA
 
独立後初となる新宿FACE大会(1.22)も素晴らしかったのですが、個人的には、「イサミ軍vs阿部軍」による対抗戦となった、この日の夜興行をチョイス!
 

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この大会をチョイスした一番の理由は、選手が良い意味で、観客と同じくらい試合を楽しんでいたから!
その点は、今回選んだ10興行の中でもダントツでしたし、客席から見ていてもビシビシ伝わってきました。
 

⑧2.2 大日本プロレス 上野野外音楽堂(第2部)

 
これまで、「色々ヤバそう」という理由だけで観戦を避けていた、大日本プロレスの「ポセイドンアドベンチャー」…。
 
そんな私でしたが、今年、遂に生ポセイドンを初体験(笑)!
 

 

 
一言で表すなら、「百聞は一見に如かず」という諺通りの内容でした、
 

 

 
ポセイドン前に着ていた雨合羽を、セミファイナルでアブドーラ小林宮本裕向に引っ剥がされたり、メインはメインで、当然の如く最前で水をガンガン浴びたり…。
 

 

 

 

 

まあ、えげつなかったです(笑)。
 
ただ、一番怖かったのは最前列より、2列目以降にバンバン水が飛んで来ていた事ですかね…。
私も、そこで運良く難を逃れた気も…。
 
こういうのは、実際に体感してみないと、本当に気付かなかった点だったように思います(笑)。
 
 

⑨1.3 全日本プロレス 後楽園ホール

 
セミの「横須賀ススムvs佐藤光留」における佐藤光留
 

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メインの「宮原健斗vsジェイク・リー」におけるジェイク・リー。
 

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大会前、勝利を予想する雰囲気が大勢だったように思われた両者が、敗戦してしまう結末に、(陳腐な言い方ですけど)「プロレスの怖さ」を感じたと言いますか…。
 
ただ、そういうアウェイの雰囲気を跳ね除ける程、ススムや宮原の地力は凄かった!
 

 

 

興行自体も1試合目から良い内容が続く内容になっていましたし、個人的にはそういう点でも推したい大会です!

 

⑩3.8 センダイガールズプロレスリング 新宿FACE

④のZERO1同様、新型コロナウイルスによる興行延期・中止の真っ只中で開催された大会。
 

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当日は、「入場時、スタッフによる手指のアルコール消毒実施」に加え、「退場時は南側から規制退場」と、ライブハウスとしても利用される新宿FACEで、徹底したコロナ対策がとられました。
このような規制退場まで行う徹底した対策を取った興行は、この日の仙女と夜のZERO1北千住大会が、その先駆けだったかと。
 
メインイベントの「橋本千紘vs朱里」による、センダイガールズワールドチャンピオンシップ王座戦も激闘となりましたが、この日は何と言っても、選手のマイクに尽きました!
 

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アジャコングの年間最優秀クラス確定な熱い言葉の数々や、メインを締めた橋本千紘による、「今日の大会が終わって良かった、ではなく、2週間後に感染者なしで終わって、初めて良かった、だと思う」という発言など、とにかく熱かった印象!
 

 

 

 

毎年、東日本大震災の3.11が近づく時期のセンダイガールズ東京大会は、「あの日を忘れない」というタイトルが題されているのですが、今年の興行は、底から湧き出て来る「生きるエネルギー」を貰えた、私自身忘れられないものになりました。

 

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下半期はどのような興行に巡り合えるのでしょうか?
こういう手探りな時期ではありますが、下半期もプロレスを楽しめることを信じて…!