レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

言葉の森〜2020年の個人的プロレス名言集〜

 毎年、私の中で、プロレス大賞とは別に、ブログで纏めているものがあります…。
 
 
それは、「プロレスラーのマイク」!
 
 
 
 
生観戦を中心に、個人的に刺さったフレーズとかを、10くらいチョイスしているのですが、今年は例年以上に刺さるマイク、胸に刻みたいマイクが多かったように思います。
 
 
今年も私の独断と偏見で、2020年最も刺さったプロレスラーの名言をまとめていきます!
 

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アジャ・コング「日本全国を回ることで、アジャ・コングは35年やってきたんです!地方があってこそのアジャなんですよ!」

 
この日、愛海とのシングルマッチに勝利したアジャ・コングによる、試合後のマイク。
 
個人的に、2020年のプロレス界における最優秀マイクだと思ってます。
 

 

 

 

これが生で聞けた瞬間、正直言って震えましたもの…。

すごい!

 

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世羅りさ「私、普通の人間には興味ないんですよ。宇宙人、異世界人、超能力者、かかってこい!!!!!」

 8.9アイスリボン横浜文化体育館大会で山下りなとの壮絶な死闘を制し、初代Fantast ICE王座を獲得した世羅りさ
 

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試合後のマイクは、涼宮ハルヒを彷彿とさせつつも(笑)、「これでこそ世羅!」という彼女のブッ飛んだ一面が詰まった、破天荒な内容に!
 

 

 実際、その後は上野での藤田あかね戦、9月後楽園の朱里戦と、断崖式羅紗鋏(≒シュバイン)を繰り出したりと、とんでもない防衛戦ばかり。
 
必見です!
 

③拳王「俺達は時を止めないぞ。これを見ているクソヤロー共に、新しいプロレスを、今生きているプロレスを見せつけるぞ!

「お前らクソヤローの事が大切なんだよ。」(3.29後楽園)、「NOAHで強い奴は2人もいらない」(8.5後楽園)など、今年も名言製造機だった印象がある拳王でしたが、その中で私が一番推したいフレーズがコレ!
 
5.3に配信されたTVマッチ・「杉浦軍vs金剛」のメイン後、カメラに向けて拳王が放った、「生きているプロレス」という強烈なワード!
 
 

 

緊急事態宣言下で鬱屈とした日々の中、NOAHを始めとした各団体の提供するTVマッチに、私自身楽しませてもらいましたが、その先頭を駆け抜けたNOAHを象徴するマイクだったのではないか、と私は思っています。
 

 

葛西純バッチリメイク決めて、キラキラした格好してるどんな女子プロレスラーよりも、お前、凄く綺麗だよ。

10.4に後楽園ホールで行われた、プロレスリングFREEDOMSの旗揚げ11周年記念大会。
 
この日のセミファイナルでは、「葛西純&竹田誠志vs藤田ミノル&山下りな」というタッグデスマッチが実現!
 
葛西や竹田から手洗い洗礼を受けながらも、何度となく立ち上がっていった山下でしたが、大健闘むなしく、敗戦…。
 
そんな山下に対して、試合後に葛西が送った言葉がコレでした。
 
 

 

個人的に、葛西の凄いところって、カッコなんてつけていないのに、発する言葉が既にカッコいい所だと思うんですよね。
 
カリスマがカリスマたる所以!
 

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潮崎豪「俺が…、俺がNOAHだ!」

新日本プロレス・東京ドーム大会の真裏で行われた、1.4NOAH後楽園ホール大会。
 
 
メインのGHCヘビー級王座戦で、清宮海斗との壮絶なバトルを制し、新王者となった潮崎豪のコメント。
 
その後、このフレーズは「I am NOAH」に形を変えて、潮崎を象徴する決め台詞になった訳ですが、この日の22時過ぎに、潮崎が心の底から叫んだフレーズこそが、裏イッテンヨンを象徴する場面だったのではないか、と私自身思いました。
 
 

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火野裕士落ち込んだ日本を盛り上げるのは、貴方達です!落ち込んだ世界を盛り上げるのは俺たちや!いつまでも、人生楽しんでやろうやんけ!

11.3に行われたZERO1靖国神社大会。
 
このメインイベントで、クワイエット・ストームと組んでタッグ王座を奪取した火野によるマイクは、ストレートに胸に来る熱量と爽快感がたまらなく最高でした!
 

 

 

ただ、その僅か1ヶ月後にZERO1退団を発表したというのが、すごくショックで…。
でも、このマイクの価値は不変!
 
 

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藤田ミノル精一杯やって思うのは、自分に自信を持てる何者かになれたかなんて、今は分からないよ。

5.3に配信された「ChocoPro」#11。
 
この日のメインで組まれた「水森由奈vs藤田ミノル」の試合後、藤田が泣きじゃくる水森に向けて語りかけるマイクは、人としての温かみしかなかったですね!
 
私もこう、自分に重ねて、前に進まなくてはなあ、という気持ちにさせられる内容。
深いし、刺さるマイクでした!
 

youtu.be

(52:20~)
 

 

 

 

 

⑧朱崇花「花は私の心の中で永遠に生き続けています。」

 
木村花の訃報があった当日の夜に行われた「ChocoPro」において、親友である朱崇花による独白の中で発せられた一言。
 
 
私自身、このマイクに救われた、というのは今でもずっと思っていて…。
 
正直言って、信じたくもない位に辛い出来事で、どうにかなってしまいそうだった私の感情を、錨のように繋ぎ止めてくれた一言でした。
 
感謝しかないです、本当に…。
 

モハメド・ヨネ「プロレス好きですか!?俺も大好きです!プロレスは世界で一番最高のエンターテインメントだと思います。」

10.18に行われた、モハメド・ヨネのデビュー25周年記念大会。
 
このメイン後に、主役であるヨネが観客に向けて問いかけたマイクは、ストレートに胸を打つ、素晴らしい内容に!
 

 

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 興行も、終始温かい雰囲気に包まれる、素敵な興行でした!
 

佐藤光留「『コロナだから、Jrの試合がなくても良いよね』と思っていた奴。『青柳亮生に負けたのに、何が全日本Jrだ』と思っていた奴。全員まとめて、ざまあみろだ!」

年の瀬に開催された、佐藤光留全日本プロレスの合同興行・『Jr TAG BATTLE OFGLORY 1dayトーナメント』
 
トーナメント決勝戦で優勝を果たしたのは、「佐藤光留&田村男児」のEvolution Jr。
 
そんな激闘を終えた直後に、主催者である佐藤光留が叫んだ言葉は、2020年もあと数日という所で爆誕した、まさに神マイク!
 
 

 

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番外①:アブドーラ・小林「外出時、うがい手洗い、忘れずに」

2020年の大日本プロレス年始めとなった、1.2後楽園ホール大会。
毎年恒例の選手入場式で、冒頭の挨拶を任されたアブドーラ・小林によるマイク。
 
この当時(2019年末〜2020年正月)、大日本プロレスを中心に、プロレス界でインフルエンザが流行…。
12月末の名古屋大会以降、所属選手数人がインフルエンザに罹患⇒年末年始の興行を欠場せざるを得ない事態に陥ります。
 
そんな中で迎えた、年始の後楽園ホール大会。
 
この年始の挨拶でアブドーラ・小林が発した一言は、その後の新型コロナウイルスの流行を考えても、プロレス云々抜きにして刻んでいきたい一節になりました。
 

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大事!ホント大事!
 

番外②:味方冬樹これだけのお客様が来ても、プロレスリング・ノアから感染者を出ていないと言えるよう、誰もコロナ感染者が出ず、会場で会えるのが我々の願いです。」

味方リングアナの前説は、現地で聞くと刺さる(確信)。
 

 

地方大会でも、こういうアナウンスをしていたり、横浜武道館のような大会場でも、規制退場で混乱が起きなかったのは、間違いなくこの人のおかげ!

 

 

 

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番外③:オッキー沖田「WWEのコーチをしていたジャクソンは、新しい夢があると、ZERO1に戻ってきてくれました。」

11.1に行われた、プロレスリンZERO1後楽園ホール大会
 
メインの『火祭り』優勝決定戦では、ハートリー・ジャクソンが田村ハヤトに勝利し、『火祭り』初優勝!
 

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そんな熱量MAXな大会終了後の規制退場中、運よく聞くことができた、オッキー沖田リングアナによるアナウンスがこちら!
 

 

こんなん泣きますわ…。

 

番外④:橋本千紘「今日の大会が終わって良かった、ではなく、2週間後に感染者なしで終わって、初めて良かった、だと思う」

 
①でも紹介した仙女新宿FACE大会で、メインを締めた橋本千紘によるマイク。
 

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これは、2021年以降も胸に刻んでいきたい一節。
 

 

番外:⑤DASH・チサコ「仙女にはDASH・チサコがいるってこと、忘れるんじゃねえぞ!」

11.29センダイガールズプロレスリング後楽園ホール大会で行われた、1dayトーナメント『戦場トーナメント』。
 
 
Marvelousとの団体対抗戦が中止となるアクシデントの中、急遽開催されたトーナメント決勝で、団体の二冠王者である橋本千紘から勝利し、優勝を果たしたDASH・チサコによるマイク。
 

 

この頼りになる説得力たるや!
 

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個人的には、大会前の挨拶も甲乙つけがたい素晴らしさでした。