レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

pray~2021.5.23 『木村花メモリアル またね』観戦記~

2021.5.23に後楽園ホールで行われた『木村花メモリアル またね』を観戦してきました。

 
あの日から丁度1年…。
 
 
3月12日の午前0時より、通販サイトで発売されたチケットは、半日経たずに完売。
(私が午前5時過ぎに購入した時には、既にS席・B席が完売という状況でした。)
 

 

 
一時は緊急事態宣言の発令もあり、有観客での開催が危ぶまれていましたが、何とか有観客で開催される運びとなりました。
 
 今回は、『木村花メモリアル またね』の観戦記になります。
 

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※個人的に、大会名を聞いて、この曲しか浮かばなかったのです…。
 
It's honesty 君が好き
まるで嘘みたいな
青い空がよく似合う
I pray for you それじゃ、またね
君の夜が
今日も優しくありますように

君が好き
ちょっと黒いくらいの
青い空がよく似合う
I pray for you それじゃ、またね
今日もどこかで笑ってるかな
君の旅が
どうか美しくありますように
赤い公園 - 『pray』

https://www.uta-net.com/song/294317/


youtu.be

 
 

大会概要

大会前

今大会は、10:30開場・11:30開始というタイムスケジュール。
ただ、試合後のサイン会整理券が9時過ぎから販売された事もあってか、開場前から既に人がいる状態。
 
会場時間の10:30頃に、ホールへの入場列が形勢。
この時点で、ビル1Fの当日券売り場を曲がった坂道まで列が出来る程でした。
列も、エレベーター用ではなく、5Fまで登る階段の列!
 

 

現在、新型コロナウイルスの影響で、各団体が座席数を減らした上で興行を行っていますが、その条件下でも、後楽園ホールでこれだけ長い列に並んだのは、私自身、数える程しかありません。
(2018年の『BLOOD Xmas』、2019年12月のMarvelous後楽園 etc…)
 
階段でホールの5Fまで上がり、恒例となっている検温・消毒でも、展示場内の物販列に多くの人が並んだ関係で、スタッフから入場規制がかけられる場面も。
検温のスタッフから「物販に並ばれない方はいらっしゃいますか?」と訊かれるなんて、異例中の異例でしたもの。
 
ホールの展示場を通過すると、南側座席に通ずる階段の横に、歴代のコスチュームが展示されていました。
 

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中には、構想段階だったというガウンも展示…。

 

 

 

 
そして、座席へ…。
リング上にはターンテーブルと、山村武寛(#STRONGHEARTS)の姿が。
 

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負傷欠場以降、DJとしても活動し始めた事は耳にしていたものの、実際にDJ見るのはこの日が初。
 
時折手拍子を煽ったり、違和感のない曲同士の繋ぎ方だったり、(素人目線ですが)上手かった印象!
会場を盛り上げていました。
 

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選手としての復帰も、待ってます!
 

 

 
大会開始時刻となり、吉野レフェリーの前説がスタート。
 

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ここで呼び出されたのは、現在長期欠場中のジャングル叫女
 

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大会は、かつて木村花が率いていたユニット『TOKYO CYBER SQUAD』の決め台詞で開幕!
(「みんな違ってみんないい。 それがトーキョーサイバースクワッド!イエッサー!」)
 

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そして、オープニングVTRからの、ダンスパフォーマンス!
 
ダンスの際、中央で踊っている女性の格好や雰囲気が、北から見ると木村花本人にしか見えないんですよ…(泣)
 

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第1試合

オープニングマッチは、木村花がプロレスラーになる前にアイドルをやっていたという、沖縄の地に縁の深い面々が集結。
 

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赤コーナーサイドの攻撃を、「これでもか!」という位、バンバン喰らっていた翔太が凄い。
 

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そして、体格的にJrヘビーなはずなのに、一発一発の打撃技が重いHUBの攻めが圧巻
シーサー王とのコンビネーションは反則レベルでした。
 

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最後は、HUBがミル・マングースを「亜留魔下首領」で仕留め、3カウント!
 

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フィニッシュ時の、会場のどよめきが凄かった…。
 

 

 
 

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第2試合

続いて行われたのは『バトルロイヤル』。
 

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全日本プロレスの『新春バトルロイヤル』同様、一度に大勢の選手が集まる形で始まるものの、後からシークレット参戦の選手が登場する、特殊ルールが追加!
 
始めの段階で、橋本千紘芦野祥太郎、ラム会長、宮本裕向阿部史典など、錚々たる顔ぶれが集ったランブルでしたが、後から登場した選手も豪華!
 

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多分、今まで見たバトルロイヤル史上、最も豪華かつ刺激的な光景に溢れていた気がします。
当日の実況ツイートを振り返ってみても、信じられない光景ばかり(笑)。
 

 

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そんな豪華なバトルロイヤルを制したのは、ラム会長!
 
5.30プロレスリンZERO1後楽園ホールにて、世界ヘビー級王座をかけて争う田中将斗とCIMAを場外に蹴落とし、優勝!
 

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第3試合

メモリアルはいよいよ、最後の試合に。
当日発表となったこの日のメインは、『桃野美桜&なつぽい&朱里&朱崇花vsDEATH山さん&小波&葉月&花月の8人タッグマッチ!
 

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当初、1日限定復帰が発表されていた花月だけでなく、葉月も限定復帰というサプライズ!
 

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新旧の大江戸隊メンバーが集う格好となりましたが、花月と葉月のコスチュームには、木村花モチーフのコスチュームカラーも入っていた事から、木村花が立ち上げたユニット『TOKYO CYBER  SQUAD』を想起させる雰囲気も。
 

 

メモリアルだからこそ、というカードではありましたが、そのスペシャルに負けない位、進行形の今が刻みつけられる素晴らしい内容に!
 
特に、花月リングインした際、客席から起きた拍手の音量は凄まじいものがありました。
 

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私自身、2020年6月に有観客興行が再開して以降、生観戦した大会の中で、間違いなく拍手が一番大きかった瞬間だと言い切れる程。
 

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この試合内容の熱さに間違いなく寄与していたのが、花月と葉月!
 

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試合中の動きが、1日限定で復帰した選手のそれじゃないのですから…。
叶うなら、現役復帰を希望したい。
そう思わせる内容でした。
 

 

試合では、スターダム時代に絡みの無かった、なつぽい&朱里、花月&葉月の絡みも実現!
新鮮かつ刺激的!
 

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葉月と桃野のマッチアップも良かったです。
この2人で、ハイスピード王座を争うIfもあったりしたのかなあ、と感じてしまったり…。
 

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試合は終盤、朱崇花が場外へのムーンサルトプレスで、青コーナー陣営を分断!

 

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そこから、赤コーナー陣営の猛攻が葉月に炸裂!
 

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最後は、朱崇花が葉月を仕留めて勝利!
 

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この時点で既に大大大満足!
しかし、ここから更なるサプライズが…!!!
 

特別試合

試合後、勝利した朱崇花がマイクを握ると、その場で花月とのシングルマッチを要求!
 

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木村響子「花もやってほしい、って言ってる気がするよ!」
 

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この一言もあり、急遽、シングルマッチが実現することに。
 

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メインで現役当時と変わらない動きを見せた花月ですが、急遽決まった試合でも、何度もトペスイシーダを敢行する動きっぷりを披露!
 

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時折疲れは見せつつも、一般人とは思えぬ活躍!
 

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序盤こそ、現役バリバリの朱崇花に押され気味だったものの、後半に盛り返す花月が圧巻!
 

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コーナーでの攻防に移りますが、これを朱崇花が制した辺りから、流れは一変!
 

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ここから怒涛の猛攻で花月を追い込むと…、
 

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最後は、盟友の必殺技・変形キャプチュードバスターを解禁!
 

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これで3カウント!
 

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試合後、朱崇花からマイクを渡された花月の言葉が熱かった!
 

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セレモニー

 試合後は、木村花の幼少期〜スターダム時代にかけての映像が、場内で放映。
 
VTRを見ていると、一つひとつの対戦の中で、ジャングル叫女との対決、大江戸隊時代、朱崇花とのシングル、『TCS』発足、『5★GP』優勝、ジュリアとの抗争など、若くして様々な選手と縁を築いてきたんだと改めて実感。
正直、Vの終わりが近づくにつれて(特にジュリアとのシングル辺り)、胸が締め付けられるものがありました…。
 

 

そして、セレモニーがスタート。
 
パンチ田原リングアナが、木村花の経歴を読み上げる中、思わず声を詰まらせる場面も…。
 

 

そして、10カウントゴング…。

 

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10カウントゴング終了後、紙テープの代わりに、客席からの鳴り止まないスタンディングオベーション
 

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この時、リングサイドにいた小波が、木村花の写真に向けて、笑顔でイエッサーポーズ…。
 

 

大江戸隊ではあるけれど、この日は一人の友達として、この場に来てたんだなって…。

 

 

 

まとめ

 大盛況のうちに幕を閉じた今大会。
 

 

私自身、こういう特別な大会は、「順位なんて付けてはいけない」(そういう所で括れない)ものだと思っているのですが、それでも、刺激的な遭遇や激闘が展開された大会は、間違いなく今年の個人的神興行の一つでした。
 

 

実況ツイートをしていても、日本国内だけでなく、海外からも多くの反応を頂くなど、反響の大きさを実感しましたから。
 
今大会がスターダム主催でないことに対して、苦言や批判も聞かれましたが、元々スターダムが押さえていた日程+スターダムから所縁のある選手を派遣しているだけでも、十分凄いと私は思います。
個人的に、スターダム主催だったら、今回のメンバーが超党派で集結すること自体、想像しにくいんですよね…。
 

 

忘れてはならない日に、忘れられないくらいの景色を見る事が出来た…。

私のプヲタ人生の中で、この日一生忘れられない日の一つになりました。

 

 

関係者の皆様、本当にありがとうございました!

そして、本当にお疲れ様でした!

 

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