Flower Tone
何となく、Twitterで吐き出すのも吐き出しきれない、
「女子プロレス界」の将来を変えていく存在だった。
個人的に、木村花は、これからの「女子プロレス界」
実際、女性ファンの方から「花ちゃん可愛い」
ただ、アーティストや声優、アナウンサーといった他業種の方々からも高く評価されていた事は、今回の件で初めて知りました…。
木村花 選手へhttps://t.co/qzJuyqdmMr
— 鈴木達央 (@ta2hisa_suzuki) 2020年5月23日
彼女も、『テラスハウス』出演時に複数のインタビューで、
― 最後にテラスハウスを通じて色んな方に知られるようになったと思うので、仕事面での今後の展望を教えて下さい。
花:今まで女子プロレスは敷居の高いものというか、なかなか女性や若い方が見に来る機会がなかったと思うんですけど、テラスハウスを通じて「女子プロレスって面白いんだよ」というのをやっぱり伝えていきたいし、日頃私もよく泣くのでプロレスラーだからと言って強いわけではないというのも伝えていけたらなと思います。
――スターダムは今、女性ファン獲得を課題としていますね。そのタイミングで花さんが「テラスハウス」に参戦したのは大きな意味を持つことなのかなと。
デビューして間もないときから、どうやったら女性ファンが増えるんだろうと常々考えてきました。ブシロードグループ傘下にスターダムが入って、やっと自分と同じ考えの人に巡り会えたと感じています。周りの選手からも「女性ファンを増やしたいよね」という意見が聞こえるようになって、私だけじゃなかったんだと感じています。自分が女子プロレスの“入り口”のような存在になれたらうれしいです。
スターダムでは、たぶん「テラスハウス」ファンと同世代の10代、20代の女の子たちが一生懸命に体を張って試合しているところが観られます。プロレスをやっていない人だって普段何か戦って生きていますよね。私たちが闘う姿で皆さんに勇気や刺激を与えて、「自分も頑張ろう」と思ってもらいたいです。
www.excite.co.jp
彼女は若いながら、実力も申し分なしでした。
デビュー当初の2016年、JWP(現:PURE-J)
おおよそルーキーとは思えぬその姿に、私は強い衝撃を受けましたし
「今の女子には、凄い怪物ルーキーがいるんだなあ」と。
その後はめきめきと頭角を現していった彼女は、各団体で活躍の場を広げていきます。
スターダムでは、花月と約1年(2017年6月~2018年6月)にわたってタッグ王座を守り続けるなど盤石の地位を築いてい
花月、ケリー・クラインから3カウントを奪い、「木村花&花月」組はゴッデス王座3度目の防衛に成功!!
— レンブラント🍺🍶🍸🍹🍻 (@rembrandt_kbs) 2017年11月19日
凄いなあ
長くやっていけば最優秀タッグも行けるチームかも知れないなあ#スターダム pic.twitter.com/HPTckj65Ma
第3試合 岩田vs木村花
— レンブラント🍺🍶🍸🍹🍻 (@rembrandt_kbs) 2018年3月11日
両者の凄まじい殺気溢れる試合は、20分で決着付かずドロー
岩田が勝てた試合と見るか、木村花に負けなかったと見るか…
個人的に前者かなあ
良い場面もあっただけに本当に惜しかった…
二人とも良い試合でした!#仙女 #w_1 pic.twitter.com/sAoV2CzovC
2018年に入ると、WRESTLE-1の所属に。
この時期に、朱崇花とのライバル関係を経て、タッグチーム「FloÜrish(フロウリッシュ)」を結成。
スターダム所属となった2019年からは、ユニット・「TOKYO CYBER SQUAD」のリーダーとして活動。
この時期になると、彼女が団体のシングル王座である、「赤いベルト(
私が最後に会場で見た、彼女の試合(vsエバリー)だって、
そう信じていました。
第4試合 木村花vsエバリー
— レンブラント🍺🍶🍸🍹🍻 (@rembrandt_kbs) 2019年9月7日
5☆STAR GP公式戦は、木村花が変型のジャベでエバリーからギブアップ勝利!
ドラゲーのEitaが使ってるアポカリシスみたいな、口でしかタップできないような絶望感満載な技やった…
しゅごいいいいい!!!#スターダム
私が今一番に感じているのは、「これだけ周りの人から評価され、
年齢の若さだとか、プロレス関係者だからとか、
これだけ愛されていた人が、突然この世から消えてしまった。
そして、プロレスやテラスハウス関係者以外にも、芸能人、
木村花は、本当なら、プロレスの明るいニュースで、多くの人から取り上げられる存在だったんだ。
そして、その未来と希望が、間違いなく彼女には詰まっていたんだ。
って…。
プロレスという存在に救われた夜~ChocoProLIVE #16 メインイベント・「朱崇花vs駿河メイ」~
しかし、悲しみと悔しさに襲われる気持ちから、私も救い出してくれたのも、
彼女が亡くなったこの日の夜、「チョコレートプロレス(
youtu.be(42:15~)
2018年頃、木村花によるタッグチーム「FloÜrish(フロウリッシュ)」で、彼女のパートナーを務めていたのが、朱崇花でした。
朱崇花にとって、今回がチョコプロ初参戦という一戦でしたが、試合は
身長差のある両者(朱崇花:174cm、メイ:148cm)ではありましたが、互いに一歩も譲らなかった熱戦は、
いずれまた、リングで見たいと思わせる一戦でした!
試合中や、試合後に行われたジャンケントーナメントでの強気な姿勢。
エンディングのパフォーマンスで見せた笑顔。
私がどこまで首を突っ込んでいいか分からないけど彼女はプロレスラーで応援をしてくれる人沢山いると思うので、
— 朱崇花🥀VENY (@asuka10272140) 2020年5月22日
現時点で私に出来る事はやったつもりです
必ず一緒にお酒を飲みに行くって約束したのできっと大丈夫と信じてます
ごめんなさい救えなかった
— 朱崇花🥀VENY (@asuka10272140) 2020年5月23日
4日前電話一本しておけば何か変わったのかな
花、なんで死を選ぶの
試合前にあんな悲しい出来事がありながらも、画面の向こうでは明るく振る舞う朱崇花の姿を見て、正直泣きました…。
その後、選手全員が退場していき、
カメラの前で、朱崇花は木村花に対する思いを語り始めます(1:15:15~)。
「今日、私の大親友の木村花が亡くなってしまいました。ずっとタッグを組んでいて、彼女のデビュー興行にも呼んで、そこからずっと付き合いが続いていて。。プロレス界で唯一と言っても過言ではない程友達だったんですけど、あまりにも早すぎるお別れとなってしまって…。正直、試合をするまで本当に花の事が頭から離れなくて。もう、今後のプロレスもどうしようかなとか考えちゃう、そんな日でした。」「でも、今日、今、試合をやってみて、花の思いとかもずっとあるけど、やっぱりプロレスが好きだなと個人的に思いました。きっと花も本当にプロレス大好きで、もっともっとプロレスをしたかったと思うけど…。きっと間違った選択肢を選んで、しまっちゃったよね…。」「また、FloÜrishとして活動出来る時を、本当に本当に心待ちにしていたんだけど、それはもう叶うことが無くなってしまいました。だけど、花は私の心の中で、永遠に生き続けています。『FloÜrish Forever』。この言葉を天国で忘れずにいてくれたら、私も前を向いてプロレスを頑張れます。どうか、安らかに。天国でも、あの素敵な笑顔をいっぱいいっぱい見せてください。本当に大好きでした。」
朱崇花が話し終えた直後、
ああいうニュースが早朝に入ってきた一日に、メインで駿河メイとどっちが勝つか分からない位の熱戦をやってのけた上、最後まで笑顔を絶やさなかった朱崇花、本当に本当に凄かったし、強かった!👏
— レンブラント🍺🍶🍸🍹🍻 (@rembrandt_kbs) 2020年5月23日
そんな朱崇花の事を、明るい雰囲気で包みこんでいたチョコプロのメンバーも逞しかったです。#ChocoPro
朱崇花の存在が何より逞しかったし、何より、彼女の「花は私の心の中で、永遠に生き続けています。」という言葉に、すごく救われたと言いますか…。
本当に感謝しかないです…。
まだこの大会を見れていない方がいましたら、是非見て頂ければ、と。
それは間違いなく保障します!
朱崇花さんに連絡をとって私が何も話す前の第一声が「行きます。やります」だった時、今日の開催を決めました。あまりに即答だったので、その場合は判断を疑うべきで、私も冷静になれました。
— Emi Sakura さくらえみ (@EmiSakura_gtmv) 2020年5月23日
無事に大会が終わりほっとしています。本日もありがとうございました。
#gtmv #chocopro
最後、なにか話してもいいし、話さなくてもいいよと伝えていて、でもその中で朱崇花さんが話してくれたよ。きっと考えがまとまってなんかないはず。あたたかく見守ってくださったチョコミントのみなさんもありがとう。花ちゃん、安らかに。
— Emi Sakura さくらえみ (@EmiSakura_gtmv) 2020年5月23日
最後に
今回の件で、直接の原因になったと言われている「
本当は、そういうのを抜きにして、この記事を締めたかった所なんですが、私の中で、どうしても、一点引っ掛かる部分があるんです。
1年前、スターダム所属だった渋沢四季が現役を引退した時のことです。
当時、スターダムの代表取締役であった、ロッシー小川がこんなツイートをしていたんですよね…。
渋沢四季が引退を表明しました。事務所に現れ、この話をした四季はいつもの明るい呑気な四季でした。四季はしきりにプロレスが上手く出来ないことを言っていた。それに加え心無いほんの一部のファンの中傷に心を痛めたのも確か。メンタルが強い弱いの前に、何を言っても無法地帯の状況は悪でしかない。 pic.twitter.com/T80SVB0Ojj
— ロッシー小川 (@rossystardom) 2019年3月11日
今回の件、何が本当の原因かなんて、分かりません。
でも、過去に誹謗中傷が遠因ともとれる選手の引退を、代表が示唆していたならば、その時の反省を踏まえた選手へのケアが、団体として出来ていたのかどうか、という点は、どうしても私の中で引っ掛かるんです…。
選手だと、ジャングル叫女やジュリアらが寄り添っていたようですが、団体側からも、そういった働きかけが彼女に対して出来ていたのかなあ、と。
数ヶ月できる限り花のそばにいました
— ジャングル叫女 Jungle Kyona (@junglekyona) 2020年5月24日
辛かったね、苦しかったね、
私も一緒に闘った
少しでも命繋げられたかな
最期も声を掛け続けました…
無念でなりません。
綺麗な姿で送ってあげるからね
花の魂が安らいでいきますように
帰り道に見た今年の桜、、忘れないよ
来年はもっと綺麗な花が咲くのかな🌸 pic.twitter.com/GLpWFHQCXn
もう貴方みたいな書き込み見たくないからやめて!
— ジュリア=Giulia (@giulia0221g) 2020年4月12日
例の「合掌!」ツイートなんかを見てしまうと、余計にそう思ってしまうんですよね…。
木村花が永眠しました。花は勝ち気そうで実はナイーブな女の子でした。きっともっともっとプロレスがやりたかっただろう。ジュリアとの対決はまだまだ見せたかった。
— ロッシー小川 (@rossystardom) 2020年5月23日
私の誕生日には「まだまだ自粛が続くので、今度小川さん邸でご飯作らせて下さい!一緒に食べたいです✨」というLINEをくれた。合掌! pic.twitter.com/gNUKd8vSYk
最後に、私自身の思い出をば…。
確か、2017年頃の事だったと思います。
私がTwitterを初めて間もない頃、
その後、周囲の方の配慮もあり、彼女と握手させていただく僥倖に恵まれたのですが、その場でご本人に何て伝えれば良いか分からなかった私は、プロレスのことでは無く、「
遅くなってしまいましたが、、、
— 木村花🥀HanaKimura (@hanadayo0903) 2016年11月28日
今回、
コアチョコさんのモデルをさせて頂きました🌚❤️
他では買えないようなドツボなデザインばかりで、元々興味はあったけど一気に好きになりました!!
デザインも着心地も良くて最高デス🤘🏻🤘🏻🤘🏻#HARDCC #東中野 #コアチョコ pic.twitter.com/R9ziOPO2Hp
ただ、そんな私に対しても、
未だに私の中で思い出として残っている出来事の一つなのですが、
— MUNE/コアチョコ HARDCC (@mune41) 2020年5月23日
(私の話になってしまいますが、)2009年にフジファブリックの志村正彦が亡くなった時も、
rembrandt38hentai.hatenablog.com
今回の件だって、そうです。
私自身、紫雷美央のツイートが、一番胸に刺さりました…。
才能も美貌も環境も揃ってた彼女は、きっと素晴らしいプロレス人生を歩んで、最後には、その名の通り華々しくリングを降りるのだろうって勝手に予想してたのに
— 紫雷美央 (@mioshirai0214) 2020年5月23日
そんな未来の可能性が、心無い言葉達に潰されてしまった事がとても悲しいです。悲しいという事では足りないくらい。
御冥福をお祈りします。
本当に悲しい…。
心より、ご冥福をお祈りいたします。