私の2018年上半期のベストバウト候補は、キミに決めた!!~生観戦した74大会のベストバウト3試合を語る~
2018年も、早いもので半分が経過…
私が今年上半期に生で見に行ったプロレス興行の中で、特に印象に残った試合をピックアップしてみました
あくまでも"私が生で見た試合"になるので、「なんでこの試合がベストバウトじゃ無いんや!」と言われそうな気もしています(笑)
ただ、どれも個人的に「本当に良い試合だった」と人に伝えたい試合!
拙い文章ではありますが、お付き合いして頂けると幸いですm(__)m
■田中将斗vs小幡優作(1.1ZERO1後楽園)
元旦後楽園ホールのメインイベントにして、個人的に上半期終了時点で今年のベストバウト1位だと思っている試合です
昨年7月の火祭り優勝決定戦で行われた「田中vs小幡」も、個人的に2017年のプロレス界ベストバウトだと感じた試合だったのですが、この元旦後楽園も凄かった!
火祭りの決勝もそうだったんですけど、田中将斗の得意とするハードコア殺法や場外乱闘の土俵に、自ら先手を取る形で乗っかりに行った小幡の姿勢がただただ熱かったんですよね
個人的に小幡って、どちらかというと、感情をあまり表に出さないタイプの選手のように感じます
そんな彼が、田中のエグイ攻撃を何度も喰らいながら、立ち上がってきた姿だったり、不器用だけど真っすぐに攻めていった姿勢に胸を打たれました
今の所、小幡からは昨年7月の火祭り決勝のような激しい部分が前面に出ているのを強く感じる
— レンブラント (@rembrandt_kbs) January 1, 2018
凄い良い感じ!#zero1 pic.twitter.com/VqQGDurTqJ
田中も田中で、「どんだけ技を喰らったら倒れるんだろう」と見ていて思う程、最後の最後まで負ける匂いが全く無かったんですよね
フィニッシャー級の技を喰らっても、カウント2で立ち上がってきた2人は、まるでゾンビのように思えました(笑)
そんな田中に勝った小幡は本当に凄い!
試合内容も、本当に凄まじいとしか言えないレベルでしたから
現在欠場中の小幡ですが、また復帰して、最前線で身体を張る姿を、楽しみに待ちたいと思います!
田中将斗と小幡優作
— レンブラント (@rembrandt_kbs) January 1, 2018
壮絶な死闘を制したのは小幡!!
小幡、ダイビングダブルニードロップで田中から勝利
小幡、念願の世界ヘビー級王座を獲得!!
凄い、新年早々2018年のベストバウトが一つ誕生してしまった😂😂😂
感動しました😭😭😭#zero1 pic.twitter.com/TBCLLXvgeR
■石川修司vs鷹木信悟(4.29全日後楽園)
今年のチャンピオンカーニバル公式戦で実現したカード
大会前、「チャンピオンカーニバルに出場できて嬉しさもあるけど、後からメンバーを見て、『俺は白星配給係なんだな』と思った」という旨を鷹木が口にするほど、今年の春の祭典には、多くの有名選手が所属外から集結しました
そんな中、大会前から「(鷹木の体重を指して)95kgはヘビーじゃないですよね」、「デカイ奴が強い事を証明する」と鷹木を挑発し続けたのが、前年度チャンピオンカーニバル覇者の石川修司!
そんな二人が公式戦最終戦で激突したのですが、試合序盤は、体格で頭二つ分は抜けていると思われる石川が鷹木を押し込んでいく、一方的な展開になりました
ドラゴンゲートでドリームゲート王座を最多タイの4度戴冠した鷹木が、相手にこれほどまで一方的に押される姿を見たのは、私自身この試合が初めてでした
しかし、中盤になると鷹木も持ち前のスピードを活かしたパワーファイトで石川を追い込んで行きます
この辺りから一気に試合のギアが入った印象があります
石川からエグイ攻めを喰らいながらも、時に1カウントで肩を上げた鷹木の気迫!
チャンピオンカーニバルのメンバーの中では、身体が決して大きいとは言えない鷹木でしたが、その体格差を補って余りある強気っぷりと、スピードを活かした攻めは、生で見ていて本当に感動しました
試合は石川の勝利に終わりましたが、超満員の後楽園ホールからは、割れんばかりの「シンゴ」コールが!!
セミファイナル 鷹木vs石川
— レンブラント (@rembrandt_kbs) April 29, 2018
大会前から鷹木を「ヘビー級じゃない」と挑発した石川は、序盤から鷹木を押し込む流れに
しかし、石川のファイヤーサンダー、スプラッシュマウンテンを返した鷹木も怒濤の反撃!
最後までもつれた試合は、石川がジャイアントスラムで勝利!
凄い試合😭#ajpw #2018cc pic.twitter.com/BBhoHkFGKd
そして、試合前まで挑発を続けていた石川も、鷹木を認め、両者抱き合うという感動の展開
ヤバい…
— レンブラント (@rembrandt_kbs) April 29, 2018
鷹木の事を「ヘビー級じゃない」とか散々言ってた石川が、試合後に鷹木を認めて二人抱き合ってる…😭😭😭😭😭😭😭😭😭
涙腺に来るものが…😭😭😭
これは会場の盛り上がりも含めて、間違いなく年間ベストバウトに入った試合じゃないかな?
最高!!😂😂😂😂#ajpw #DragonGate #2018cc pic.twitter.com/clnJx0LOaP
鷹木の試合だと、チャンピオンカーニバル開幕戦でいきなり三冠王者狩りを果たした「vs宮原健斗」も非常に素晴らしい内容だったと思うんですけど、他団体の大会で、満員の観衆から地鳴りのようなシンゴコールが起こった、という点も含め、この試合が一番かなあ、と感じた次第です
鷹木vs石川修司戦
— レンブラント (@rembrandt_kbs) April 29, 2018
試合序盤のワイ
「うわあ、鷹木が一方的に押されてるなんて珍しい…。体格差もヤバいし、鷹木は反撃できるのかこれ…😱」
試合終了後のワイ
「シンゴー!シンゴー!シンゴー!シンゴー!シンゴー!シンゴー!シンゴー!シンゴー!😆😆😆😆😆😆😆😆」#ajpw #DragonGate #2018cc
■大畠美咲vs中島安里紗vs浜田文子(4.22WAVE新木場)
男子だとチャンピオンカーニバルが盛り上がった今年の春でしたが、個人的に女子プロレス界だとプロレスリングWAVEの「CATCH THE WAVE」も凄かった印象が強いです
今年で10回目を迎えたリーグ戦は、チャンピオンカーニバル同様、他団体からも強豪が集う豪華なものになりました
「山下りなvs浜田文子」の優勝決定戦も凄かったんですけど、個人的に一番印象に残った試合が、Violenceブロックの優勝決定戦進出者決定戦!
2ブロックの上位1位しか優勝決定戦に進出できない中、Regina王者の大畠美咲、センダイガールズのシングル王者の浜田文子、実力・実績十分の中島亜里紗の3選手が勝ち点で並ぶ、稀に見る混戦模様に
3選手の中からブロック1位の選手を決めるために導入されたルールは、"三つ巴戦"
「他の2選手に連続で勝った選手が優勝」という、極めて過酷なもの
しかも、勝利をもぎ取るのが難しい実力者が3人が揃った中で、自分以外の2人から"連続で"勝たなければいけない状況
試合は序盤から互いの体力を削り合う、激しい消耗戦になりました
何て言えば良いんでしょうか…
試合を見ている客の方も、固唾をのんで試合を見守る雰囲気があったように思います
それだけ、独特の緊張感に終始包まれた"三つ巴戦"でした
3選手とも、相手に連勝されまいと持ちこたえる展開が続く中、均衡を破ったのが浜田文子でした
中島から激しい打撃合戦の末にギブアップ勝利をもぎ取ると、Regina王者の大畠とは一進一退の攻防になりながらも、最後は必殺のAPクロスを決めて見事2連勝!
試合後、新木場1stRINGの観客席から鳴り止む事のない拍手…
優勝決定戦進出を決めた浜田が、試合後に思わず感極まる瞬間…
これらのシーンを見て、「本当に凄い試合を見てしまった」と思わずにはいられませんでした
それだけに、その後浜田が覚せい剤使用で逮捕⇒WAVEとの契約解除、というニュースが出た時は、正直凄くショックだったんですよね…
2018年のプロレス界MVPと、女子団体のベルト総ナメも狙えるポジションにいただけに、尚更その点が残念でした
しかし、この試合が凄かったという事実は、私の中では揺るぐことはないですし、「本当に凄かったのだ」と色んな方々に伝えていきたい!
この"三つ巴戦"は、まさにそういう試合だったと私は思っています
WAVE4.22新木場大会の雑感
— レンブラント (@rembrandt_kbs) April 22, 2018
・急遽決定の長浜vs藤本、また見たい!
・今日はもう、CATCH THE WAVEのブロック1位決定戦、これに尽きる気がする。山下vs野崎と、浜田、大畠、中島による三つ巴戦は圧巻でした
・メインの三つ巴戦、3選手の気迫が凄かった!これを1大会で見れるなんて…😭#wavepro #ctw10 pic.twitter.com/Fa3RdYr22r