レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

10人のプロレス関係者による10の名言について~2018年の個人的プロレス名言集~

2018年も、残すところあと一週間弱になりました。

 

個人的に、今年のプロレス関係で印象的だった発言を、今回10に絞って紹介していきたいと思います!

 

振り返り&自分の健忘録、という感じになりますが、是非m(__)m

 

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個人的に、拳王の熱いマイクが、今年一番印象的でした!

 

 

AKINO「中村知弘!見てるか!先に逝ってんじゃねえぞ!」

 

1.7OZアカデミー新宿FACE大会のメイン後のマイク。
前年末に急逝したOZアカデミー統括担当の中村知弘氏の追悼セレモニーも行われた大会のメインは、シングル王座挑戦権をかけた「ラストウーマンスタンディングマッチ」()。

※3vs3の状態から最後の2人になるまで試合が続き、2人になった時点で両者のシングルマッチに移行。そのシングルで「3カウント+ダウンカウント10」を奪った選手が勝利するという特殊ルール

 

試合は熱戦につぐ熱戦となり、最後にリング上に残ったのは、AKINOと山下りなの2選手。
約40分にも及ぶ壮絶な死闘を制したのは、晴れてOZアカデミーの所属選手となったAKINOでした!

追悼セレモニーでは溢れる涙を抑える事が出来なかった彼女が、試合後に中村統括に向けて叫んだマイクは、その熱戦も含め、個人的に忘れられないものになりました。

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②拳王「今日後楽園に集まった全員、プロレスに希望を持て!その希望の光になるのは、この俺、拳王だ!」

 

11.8NOAH後楽園大会。
ノアのシングルリーグ戦・「GLOBAL LEAGUE」の公式戦期間中だったこの日のメインは「丸藤正道vs拳王」

丸藤の緻密な攻めに苦しむ拳王でしたが、最後は奥の手でもある450゚ダイビングフットスタンプで丸藤から執念の勝利!

 

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その試合後のマイクで拳王が語ったのは、純粋なプロレスに対する熱い思いでした。

この大会の週に、かつて拳王が在籍したユニット・「超危暴軍」のリーダーだった森嶋猛の逮捕や、TAKAみちのくの不倫など、プロレス界に影を落とすニュースが続いた中、拳王が発した言葉は、私にとって間違いなく希望の光でした…。

 

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前田日明「高山!レスラーの身体はなあ、神経で動いてるんじゃ無いんだよ。魂で動いてるんだよ!」

 

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8.31後楽園ホールで行われた「TAKAYAMANIA EMPIRE」。

この日はプロレス界から様々な選手が参戦し、長期欠場中の高山善廣に向けて熱いエールを送る姿が見られました。

 

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そんな中、個人的に一際熱く感じたのは、師匠でもある前田日明のマイクでした!


2015年、ガンで闘病中の垣原賢人に送った「ガンくらいでオタオタするんじゃない!」、「(ゴッチの教えを受けた)リアルワンのレスラーは強いんです」という熱い名言も残している前田ですが、今回のマイクといい、こういう熱い一言をサラっとキメてしまう所に、彼のカリスマ性を感じずにはいられないのでした。

凄いわあ、本当に!

 

④忍 「666って団体は小さいし、そんなに興行打てる団体では無いけど、ちゃんと練習してんだよ。」

 

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8.12の大日本プロレス後楽園大会のメイン後のマイク。
この日のメインは、「忍vs橋本和樹」のBJW認定Jr.ヘビー級王座戦

2017年7月の初代王者決定リーグ決勝戦、2018年1月のリマッチと、忍に続けて敗戦を喫していた橋本和樹でしたが、3度目の正直となった試合で遂に忍を破り、念願のシングルベルトを獲得!

 

試合後、約1年1ヶ月の長期政権から陥落することになった忍のマイクからは、大日Jr.を盛り上げようとする熱い気持ちが前面に出ていたように感じました。

 

「(大日の若手Jr.を呼び出すと)お前らは所属外の俺に1年以上ベルト奪われてて、何とも思ってないのかよ」

 

「666って団体は小さいし、そんなに興行打てる団体では無いけど、ちゃんと練習してんだよ。(関札らに、最侠)タッグリーグ出てるけど、Jr.も大事なんじゃないのか?」

 

個人的に、大日でJr.のベルトが出来たことで何が良かったかって、実力はあるものの、中軽量級という階級故に、ヘビー級ひしめく大日本のベルト戦線への絡みが少なかった選手達にスポットが当たるようになった点だと思うんですよね。

 

まだ始まったばかりな「ストロングJ」の先頭には、橋本和樹といった所属だけでなく、忍のような経験豊富な猛者も立ちつづけていてほしいと、強く感じたマイクでした!

 

鈴木秀樹 「スミスは若くて実力もある!でも、(会社に)求められているものと自分のやりたい事に差がある。だから、彼は新日でも上に行けないんですよ」

 

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 11/16にジャスト日本さんの主催で開催された「大プロレス飲み会」

この日ゲストとして登場していた鈴木秀樹のデイビーボーイ・スミスJr.評は、Twitterでも多くの反響がありました。

 

実は、7月に開催された「大プロレス飲み会」でも同様の事を話していたのですが、個人的に、スミスJr.の持つ実力を評価しているからこその、鈴木秀樹なりの熱い叱咤激励なのかなあ、と感じた次第です。

 

⑥杉浦貴「丸藤とはノアが良いときも悪いときもやってきた戦友だ!」

  

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 5月のNOAH後楽園大会のメインイベントに行われた、「杉浦貴vs丸藤正道」のGHCヘビー級王座

この試合に勝利した杉浦のマイクにあった「戦友」というフレーズは、どこかグッと来るものがありました。

 

今年3月にGHCヘビー級王座を獲得し、12月の横浜文体で清宮海斗に敗れるまで防衛ロードを築きつづけた杉浦でしたが、今年はメイン後のマイクが熱かった印象。

 

 

 

 

個人的に、年齢を感じさせないファイトとマイクで、今年のノアを引っ張って行った杉浦の活躍は、もっと評価されてもいい気がします!

 

マグニチュード岸和田「何回も何回も防衛しろよ!大阪最強になれ!」

  

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 今年5月に大阪で行われたDDTの「松井幸則レフェリープロデュース興行」。

 

この中で、「入江茂弘vsマグニチュード岸和田」というカードが組まれました。

 

試合中は容赦なく入江の腕を椅子でひっぱたいていた岸和田兄さん!

しかし、入江に敗戦した後のマイクでは、怖いキャラを保ちつつも、入江に熱いエールを送る姿が印象に残りましたね…。

試合でもマイクでも、負けて格を上げたマグニチュード岸和田に凄みを感じました!

 

宮原健斗「皆のこんなもんじゃないって思いを、俺はリングで示していくから」

 

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 10.21全日本プロレス横浜文体大会のメインイベント、「ゼウスvs宮原健斗」の三冠ヘビー級選手権試合で新王者となった宮原によるマイク。

 

この日は真裏でDDT両国大会と、ビッグマッチが被っており、結果として動員面で食い合いになってしまった感もありました。

 

そんな状況でも、更に上を目指し、前を向く宮原のこのマイクは、彼が全日で太陽のような存在であることを改めて感じさせるものでした。

本当にカッコイイわ、宮原!

 

ミスター雁之助僕は長い事プロレスやってきましたけど、プロレスが何たるかという事は全然分かりません。」

 

4.15ガッツワールド解散興行で、ガッツワールドの終焉と同時に引退したミスター雁之助の引退セレモニーでのマイク。

 

一度引退もありながら、約30年プロレス生活を続けてきた方が発した「プロレスが何たるものか分からない」、「何回やったって違う試合になるし、何年やっても面白い」という言葉は、説得力の重みを感じました。

 

ベテランレスラーが「プロレス分からない」って言うくらいですから、プロレスは奥の深い魅力的なものだと、改めて感じた次第です。

 

あと、お客さんサイドが「プロレスわかってない」なんてフレーズを安易に言えなくなるくらい、重い言葉だとも(笑)。

 

竹田誠志「少年少女でも食いつくようなデスマッチやるんで、これからもついて来いよ!」

 

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5.5の大日本プロレス横浜文体大会のメインで、アブドーラ小林からデスマッチヘビー級王座を防衛した竹田誠志によるメイン後のマイク。

 

 個人的に、今年のプロレス界のMVPだと思っている選手なんですけど、この日はこどもの日という事もあって、デスマッチに「少年少女」という、中々遭遇し得ないフレーズを絡めるこのマイクが個人的に痺れました!

 

先日、12.25にプロレスリングFREEDOMSの「Blood X'mas」を観戦したのですけど、多くの中高生らしき若い男性が、デスマッチ系のTシャツを着て会場にいた姿が印象的でした。

 

昔、HI-STANDARDのギタリスト・横山健に憧れて、Tシャツ短パンのパンクファッションをするギターキッズが多かったという話を聞いたことがあるんですけど、何か、それに通ずるカリスマ性が今の葛西純竹田誠志らにはあるのかなあ、と感じました。

 

デスマッチの未来は、明るい!😆

 

■まとめ

私自身、今年のプロレス関係で名言だと思った発言を、10に絞って今回紹介しました。

 

個人的に、プロレスにおける名言は人それぞれ琴線に触れるものが違ってくると思うので、十人のプヲタがいれば十色の名言が集まるのではないか、と何となく思いました(笑)

 

震える名言に生観戦で出会うと、一生忘れられないくらいの感動があったりするものなので、来年はどんな名言生まれ、どんな名言に出会えるか、今から非常に楽しみでなりません!😆