レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

2019年2月の個人的ベストバウトについて

 久々にblogを更新します…。

 

3月も1/3を経過しましたが、今回は(今更感ある中で)今年2月に行われたプロレスの試合で、個人的に印象に残った試合&ベストバウトを紹介したいと思います。

 

今月は「宮原健斗vs諏訪魔」という素晴らしいカードもあった中で、佐山駿介(ASUKA PROJECT)の姿が印象に残る、そんな月だった気がします。

 

長くなりますが、宜しければ、是非!m(__)m

 

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佐山駿介(ASUKA PROJECT)の成長が、今から楽しみで仕方ないマン!!!!

 

 

 

①「飯塚優&井土徹也vs鷲田周平&佐山駿介」(2.2HEAT-UP王子BASEMENT★MONSTER)

 


HEAT-UPの若手有望株に、ガンプロとASUKA PROJECTの若手有望株がタッグを組んで挑むという、若手対抗戦的なカード。

 

私に語彙力が無いので、表現がアレになりますが、4選手それぞれ良い持ち味を出していた試合だったと、私は感じました。

 

ガンプロの鷲田も、デビューした2018年は長期欠場もありましたが、元々背も高い上に重い蹴りを持っている選手なので、今後これを機に他団体参戦が増えてくると面白そうな気がしました

 

あとは、試合後に激しく火花を散らし、互いに人差し指を立ててシングルでの再戦を要求しあっていた、佐山と井土のネクストも是非実現してほしいと感じた次第です。

 

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②「おならするナリ presents バトルロイヤル」(2.3とにかくヤりたい秋山自主興行

 学生プロレスラー主催の自主興行で行われたバトルロイヤル。
このバトルロイヤルを何故選んだかと言いますと、出場するレスラーのキャラが、皆かなりエッジが立っていた所なんですよね(笑)。

 

 

有名映画にインスパイアされた「ムカデ人間

 

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某学習塾のロゴマークのキャラクターをモチーフにした「四谷学院

 

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特に印象的だったのが、某有名ゲームのキャラクターでもある「ダグドリオ」


登場するなり、「あなをほる」と宣言して、リング下に隠れるダグドリオ。

しかし、この時リングにいたガッツ人妻は「地面に隠れている相手には、"じしん"を使えば良いんだ!」と、無人のリングにトップコーナーからプレス技を実行!

すると、地中にいたダグドリオがリング上に出てきて、そのまま3カウントを取られる結末に(笑)

 

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このイデア力や、元ネタの着眼点にセンスを感じずにはいられませんでした。
そういう点においても、今月"印象に残った"試合でした。

 

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③「青木篤志vs吉岡世起」(2.7全日本プロレス後楽園ホール大会)

 
全日本プロレス毎年恒例となっているJr.シングルリーグ戦「Jr.BATTELE OF GLORY(以下JBOG)」。
開幕戦から「元世界ヘビー級王者vs#STRONGHEARTSからの刺客」という刺激的なカードが組まれた訳ですが、期待値以上の試合内容になりました。

 

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印象的だったのが、吉岡のファイトスタイル!
私自身、1年以上WRESTLE-1を現地観戦出来ていなかったので、#STRONGHEARTS入りした現在の吉岡を見るのは今回が初めてだったのですが、まあ凄かった!

 

蹴りだけでなく、速いロープワークからの攻め、ジャベ、飛び技など、吉岡の繰り出す多彩な攻撃パターン…。
ただただ、穴の無さを感じました。

 

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そんな試合は、青木が終盤の畳み掛けもあってシーソーゲームを制する結果に。
ただ、負けた吉岡の格は、下がるどころか一気に上がった感はありましたね。
初戦から爪痕を残す好試合でした!

 

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その後吉岡は優勝決定戦で、現Jr.王者の岩本昂史と対戦し、素晴らしい試合を見せたものの、惜しくも準優勝という結果に…。

しかし、本人がツイートしていたように、今回のリーグ戦で吉岡の存在は、全日やそのファンに対して強く印象付けられるものになったと言えるのではないでしょうか?
また全日に参戦する姿が見たいです!

 

④「青柳優馬&野村直矢vs菊田一美&河上隆一」(2.7全日本プロレス後楽園ホール大会)

 
JBOG開幕戦で行われたアジアタッグ選手権試合。

試合前は、正直「ノムヤギが順当に勝つんだろうなあ」と思っていたんですけど、良い意味で当初の期待値を裏切られる試合になりました。

 

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そのキーマンとなったのは、河上と菊田!

中盤、菊田が和田京平レフェリーの目を他に向けさせるよう動いた後で、自身の腰に負かれた黒帯でチョーク攻撃を仕掛けたり、終盤に河上がパウダー攻撃を敢行したりと、相手やレフェリーの隙を突く、ある種"ズルい"攻めが試合の中で光っていた気がします。

 

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個人的に、今の大日でこういう攻めを確実に遂行してくる選手と言うと、鈴木秀樹(フリー)や宇藤純久など、一部の選手に限られる印象がありましたが、こういう攻めを大日でも出していけたら面白いのでは無いか、と私は感じました。

 

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試合には敗れましたが、その後、2月末に現アジアタッグ王者チームの野村&青柳組がベルトを返上…。

 

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叶うなら、すぐにでもアジアタッグに菊田&河上組が挑戦する所を是非見たい!
そう思うくらい、良い試合でした!

 

⑤「久保佑允vs政岡純」(2.26BASARA新木場1stRING大会)

 


昨年末のBASARAの試合において、抗争が勃発した両者によるシングルマッチ

 

この試合に至るまでに、政岡は久保のマスクを容赦なく剥ぎにかかるなど、久保に対して挑発的な態度を繰り返していたのですが、シングルでもマスクに手をかけ、会場からブーイングを浴びる政岡の姿に、凄みを感じずにはいられませんでした。

 

他団体であっても、比較的交流のあるダブプロレスとかだと、外敵と言うよりかは「ライバル」という表現が似合いそうなんですけど、政岡の場合、単身プロレスリング紫焔を背負って乗り込んで、爪痕を残そうとする姿に胸を打たれました!

 

試合は、怒りの久保がゴロースープレックスで政岡を退ける結果になりましたが、普段感情を表に出す印象になかった久保が見れたのも熱かったですね。

 

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⑥「佐山駿介&木藤裕次vs仲川翔太&篠瀬三十七」(2.11ASUKA PROJECT北千住シアター1010大会)

 

今年3月をもって解散となるASUKA PROJECT
その解散前最後となる、所属選手同士のタッグマッチでした。

 

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試合は終始グラウンドでの攻防が丁寧に展開されていく、非常に見応えのある内容に。

 

その中でも、若手の佐山駿介が、3月で引退する篠瀬三十七超えを果たせるかどうかが、中盤以降のポイントになっていた気がします。

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ここからは、写真何枚かで、そうした様子が少しでも伝われば、と…。

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素晴らしい試合は、篠瀬が佐山から勝利する結果に。

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ASUKA PROJECTの解散は凄く残念ではあるんですけど、こういう、レスリングの部分を丁寧に見せていた団体がある、という所は、もっともっと色んな方々に伝えていきたいと、この試合を見て感じた次第です。

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⑦「原学vsザ・グレート・サスケ」(2.23ソウルモード横浜ラジアントホール大会)


「ソウルモード」ステップアップシリーズ最終戦で組まれたカード。
新木場1stRINGや横浜ラジアントホールなどで開催されるプロレス興行の前に、所属選手である原学のワンマッチを無料興行として開催していたのですが、今回の相手はザ・グレート・サスケ!

 

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この試合の何が凄いかと言いますと、サブミッション系の極め合いを得意とする原に対し、サスケが同じ土俵でガッツリやり合っていた事なんですよね。

 

これが無料で見れるという衝撃…。

 そして、試合もサスケがギブアップ負けを喫するという結果も衝撃的でした。

 

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良いもの見れました!

 

⑧「鈴木慎吾&谷嵜なおきvs火野裕士&田中将斗」(2.11 SUGI15周年記念興行)

 


SUGIのデビュー15周年記念大会のセミファイナルで組まれたカード。

この試合でプロレスデビューを果たした、パンクラス出身の鈴木でしたが、田中将斗と火野相手に良いエルボーを当ててたり、ノータッチトペを出したりと、デビュー戦から鮮烈な印象を残していました。

 

試合は鈴木が敗れる結果となりましたが、その決まり手も、火野のFuckingBomb⇒田中のスライディングDと、中々見られないコンボ技(笑)
そんな凶悪コンボを、デビュー戦から浴びた鈴木が本当に凄かった!

 

その後鈴木は、3月のZERO1の周年大会でも代打出場を果たしていましたが、叶うならば、どんどん試合に出る姿が見てみたい!
それくらい、私の中でインパクトが大きかった試合でした。

 

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⑨「佐山駿介&水波綾&鈴木秀樹&カズハヤシvs井坂レオ&松本浩代&石川修司&佐々木貴」(2.23 Bar045興行 横浜ラジアントホール大会)

 

横浜にあるプロレスバー「Bar045」が主催した興行のメインを飾ったカード。

今回の興行では、16団体50選手が集うなど、プロレス関係者の自主興行としては類を見ない規模のオールスター興行になりました。

 

どの試合も素晴らしかったのですが、中でもこのメインイベントは、プロレス版『大乱闘スマッシュブラザーズ』かと思う程の豪華っぷり!

 

試合前、水波が「来いよ石川修司!」と石川を先発に指名すると、いきなり両者のタックル合戦がスタート!

 

続いて登場した鈴木秀樹松本浩代も、松本が鈴木をコーナーに追い込んで体当たりすれば、鈴木も鈴木で松本の髪を掴んでヘアーホイップを決めるなど、もう何もかもが夢のように感じました(笑)。

 

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カズハヤシと佐々木貴による、団体の社長同士のマッチアップや、井坂の場外ケブラーダなども印象的でした。

 

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終盤には佐山駿介が、体格差がある大巨人・石川に向かってぶつかっていく場面もありましたが、最後は石川のスプラッシュマウンテンに撃沈…。

 

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しかし、この豪華興行の最後を、佐々木貴の指名で締める佐山の姿に、今後の躍進への期待感を抱かずにはいられませんでした!
成長が楽しみです!

 

⑩「宮原健斗vs諏訪魔」(2.24全日本プロレス横浜文化体育館大会)

 


2016年11月に行われた両国国技館大会以来、約2年3ヶ月振りとなる両者の三冠ヘビー王座戦

文体ビッグマッチに相応しい鉄板カードだった訳ですが、内容も素晴らしいものに。

特に印象に残ったのは、ベテランである諏訪魔のコンディションの良さでした。
三冠ヘビー級王座を最多戴冠記録を持つ諏訪魔ですが、前哨戦でも見せた万力スリーパーやスープレックス技を多彩に折り込むなど、今回のタイトルマッチに向けて照準をキッチリ合わせてくるような戦いを見せてきました。

 

宮原のシャットダウンジャーマンを一度返した場面なんかは、諏訪魔に一気に勝機が訪れたと感じたんですけど、最後は溜めに溜めて放たれた2発目のシャットダウンジャーマンに沈む結果に…。

 

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めちゃめちゃ諏訪魔良かったんですけどね…。

いやあ、宮原強いわ…。

 

でも、個人的に、この試合が現時点での2019年ベストバウトではないかと確信した試合でもありました!

 

また諏訪魔には挑戦してほしいです、本当に。