レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

「BASARAvsダブプロレス」とかいう夏の甲子園決勝戦~8.5BASARAビアガーデン観戦記~

8.5の昼は、新宿FACEプロレスリングBASARAのビアガーデンプロレスを観戦してきました

 

DDTは、7.30~8.5までの一週間、新宿FACEで計9興行のビアガーデンプロレスを開催していました

この間、DDT本隊だけでなく、各ユニットのプロデュース興行や、東京女子といった他ブランドの興行も同時に行われ、それぞれの特色が活かされたマッチメイクが見られましたが、その中で、プロレスリングBASARAは、非常にシンプルかつ分かりやすい特色を持ち込んできました

 

それは、ダブプロレスとの対抗戦」

 

 

 

ダブプロレスとは、約1年前にもBASARA新木場大会二連戦で相対するなど、ライバル関係にある団体

 

半月前には、ダブプロレスのホームである西日本(大阪)で対抗戦が行われたばかりでした

 

今回はBASARAのホームで行われた、狂乱の宴の模様を書いていきたいと思います!

 

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木高イサミの入場時、観客が入場曲の「不死身のエレキマン」を大合唱する光景は圧巻!



 

 

■開始前からアドレナリン100%な新宿FACE

この日の新宿FACEは、前売りの段階で指定席が全て完売で、当日は立ち見が若干出るという超満員な状態

 

試合前、BASARAの新藤リングアナが注意事項を述べて行くんですけど、まあこれが熱かった(笑)

 

「酔っ払うのに酒は必須では無いんですよ!」

 

 

 

これは名言ですね!

後述しますが、大会後、この言葉が真であることを痛感させられたのでした…

 

■いきなりの大乱闘だったオープニングマッチ

会場のボルテージが上がった所で、いよいよ大会がスタート!

 

 

 

試合前にダブプロレス⇒BASARAの順で選手がリングインすると、場内は両団体のファンの声援と熱気で埋め尽くされました

入場シーンの時点でカッコイイとかさあ、もう最高かよ!

 

 

 

オープニングマッチは「中野、久保、FUMA、塚本vs木下、青木、近野、brother"YASSHI"」の8人タッグマッチから

 

ダブプロレス勢、木下と青木のコンビネーション抜群な攻めを駆使して、BASARA勢を追い詰めて行くものの、最後はBASARAのFUMAが見事勝利を挙げ、幸先の良い対抗戦先勝!

 

試合後、結果に納得の行かないダブプロレス勢がBASARA勢に襲い掛かり、一触即発なムードに

BASARAファンからは大ブーイングが!

 

 

 

オープニングから凄まじい対抗戦を見て、私はほぼほぼ確信しました

「今日の興行は、間違いなく良いものになる」と!

 

■対抗戦ムードに「緩急」をつけた第2~第3試合

オープニングから一触即発感のある対抗戦でしたが、全ての試合がギスギスした雰囲気という訳ではありませんでした

 

「1分10ラウンド制&ラウンド間に選手はテキーラ1杯を飲み干す」ドランカーズマッチ形式で行われた第2試合の「木高イサミvs内田祥一」では試合中盤から両者はお酒で当然のごとくフラッフラに(笑)

 

 

BASARA4選手によるバトルロイヤルの勝者が、レイパロマと対戦し、勝者が彼の経営する飲食店・アカプルコの経営権を獲得するという、第3試合の「アカプルコ経営権争奪バトルロイヤル」

 

 

 

こちらでは、飲食店の経営権が、プロレスのベルトのようにかけられてたり、レイパロマに挑んだトランザム★ヒロシの独特な絡みが何とも印象的でした(笑)

 

この2試合は、どこかしょうもなくて面白い、バカバカしさを思いっきり楽しむ内容で、(良い意味で)対抗戦という部分からは外れた部分があったと思います

 

しかし、セミファイナルの「グンソ、カブキキッドvs関根、中津」になると、再びスイッチが対抗戦モードに!

 

ハードコアマッチだったんですけど、場外乱闘は勿論の事、試合中も場内に音楽が流れるダブプロレスな試合スタイル

会場のボルテージも上がる上がる!

 

騎馬隊は関根が大流血に追い込まれるなど、ダブ勢の得意とする試合形式に苦戦するも、激闘の末、シングルリーグ・頂天覇者の中津がカブキキッドから勝利!

この形式でBASARA勢が勝利したのは、非常に大きい!

 

 

 

オープニングやセミのようなバッチバチの対抗戦ムードも最高なんですけど、第2~3試合で一度テイストを変えた事で、興行の流れに「緩急」がつき、セミ以降の会場爆発に繋がったような気がします

 

■「めちゃくちゃ」だけど、「最高」だったDOVEヘビー級王座戦

 

大盛り上がりな興行のメインイベントでは、ダブプロレス管轄のタイトルである、DOVEヘビー級王座戦が行われました

 

現在BASARAから流出中のユニオンMAX王座を合わせ二冠王者の谷嵜なおきに、BASARAの阿部史典が挑戦するという構図

 

この試合、タイトルマッチだったんですけど、まあ一言で表すと「めちゃくちゃ」でしたね(笑)

 

両者の入場時に、BASARAとダブプロレスの面々がセコンドに就くなど、試合前から団体同士の威信をかけた総力戦の様相に

 

 

 

で、実際試合が始まると、早い段階からダブプロレス勢がセコンド介入(笑)

阿部のグラウンド攻撃に苦戦する谷嵜の所へ、すぐカットに入ったYASSHI

 

その後、場外乱闘に突入するんですけど、互いのセコンドも呼応するようにして一緒に乱闘(笑)

 

全員乱闘してるので、止める人が全くいない状態

客席は自主避難という雰囲気に(笑)

 

 

 

 

 

レフェリーの隙を突いて、阿部にトレイン攻撃を喰らわせるダブプロレス

それをキッチリ谷嵜にお返しするBASARA勢(笑)

 

それはそれは、もうタイトル戦とは思えないくらい「めちゃくちゃ」でした(笑)

 

でも、その「めちゃくちゃ」具合が事故的なものではなく、雰囲気をハイに上げるアクセントになっていた所が、この興行の凄かった所!

 

試合は谷嵜なおきが阿部から勝利し、王座防衛!

阿部も負けてしまいましたが、正直その差は大きいものではなかったという印象がありました

阿部が押していく時間帯も長かったですし、いずれセコンド無しで一騎打ち、というのも観てみたいと感じました

 

 

 

試合後は、ユニオンMAX王座への挑戦が決まっている中津に向かって、「"中何とか"は~」と挑発する谷嵜

それに反発するかの如く、大「中津」コールが起こる新宿FACE

 

 

本当に凄かった!

 

観戦していたBASARAのファン=「仲間達」も、間違いなく闘っていた瞬間でした

 

■酒が無くても「酔いしれた」ビアガーデンプロレス

全5試合ながら、狂乱の「宴」となった今回のビアガーデンプロレス!

 

 

 

私自身、理由あって飲酒はせず観戦したんですけど、前述したように、シラフでもめちゃくちゃ「酔う」事が分かった興行でした(笑)

 

BASARAとダブプロレスの対抗戦ムードもそうですし、両陣営のファンの熱さもそう!

 

何より、あそこにいた全員が、「今この場この瞬間を思い切り楽しんでいる」事が伝わってきた興行だったように思います

 

酒無しでもテンション上がりっぱなしでしたから(笑)

 

 

 

個人的に、今年のベスト興行に推したい大会の一つです!

 

■まとめ~今後の展望について~

ビアガーデンプロレスでの対抗戦を終えたBASARAですが、9.21(金)に、後楽園ホールでのビッグマッチを控えています

 

この日のメインは「谷嵜なおきvs中津」のユニオンMAX王座戦

谷嵜は強敵ですが、シングルリーグ戦「頂天」を制覇した中津が勝てば、団体トップの座に君臨するビッグチャンス!

 

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個人的に、5月の後楽園メインが選抜高校野球今回のダブプロレスとの対抗戦が「甲子園」なら、今回の後楽園メインは「甲子園の決勝戦引き分け再試合」位置にあるのかなあ、と勝手に思ってます

 

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この一騎打ち、要注目です!✊💥