レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

2021年1月~3月の個人的ベストバウト&ベスト興行について

2021年も早いもので、既に1/4が終了…。

 

私自身、プロレスの観戦ペースは昨年の同時期に比べ持ち直すだろう…、と思いきや、繁忙期だとか引っ越しだとかで、結局減少(笑)。

まあ、こういうこともあるさ…(泣)

 

でも、興行や試合で印象的だった場面は、寧ろ昨年の同時期より多かった印象!

 

なので、今更ですが、今年1月~3月に私が観戦した試合や大会の中で、特に印象に残っているものを、健忘録がてらピックアップしてみました…!

 
 

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試合編

坂崎ユカvs辰巳リカ(2021.1.4東京女子プロレス後楽園ホール大会)

2020年末〜2021年正月にかけて、後楽園ホールで7日間11興行を観戦したのですが、その中で私自身、一番胸を震わされた試合!
 

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久しく東女を追ってなかったので、煽りVを見るまで、二人の関係性はあまり分からない。
 

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でも、最後の足4の字固めの攻防⇒レフェリーストップで辰巳勝利⇒試合後のマイクで、正直涙腺が決壊しました…。
 

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今でも、あの試合はエモかったと断言できる一戦です!
 

 

 

潮崎豪vs武藤敬司(2021.2.12プロレスリング・ノア日本武道館

「潮崎勝ってくれ!」という思いと、武藤の「何してくるか分からない」畏怖の念から、現地で見ていて思わず吐きそうになった試合。
 
 
こういう、客席から極限の緊張状態になる試合は初体験だったので、尚更忘れられないと言いますか。
 

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個人的には、現時点で2021年のベストバウト第1位!
 

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多分、私の中で一生記憶に残っていくような試合でした!
 
 

木高イサミvs橋本和樹(2021.1.11大日本プロレス後楽園ホール

緊急事態宣言発令直後の連休に行われた、BJW Jrヘビー級王座戦
 

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橋本和樹の強い要望により、「KOかギブアップで決着」という形式で実現しました。
 

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正式には通常ルールで行われたものの、互いに敢えて3カウントを奪わずに試合を決めようとする所に、互いの侠気を見た一戦!
特に終盤、バックドロップを決める和樹と、意地でもヘッドロックを外さないイサミの攻防に痺れました!
 

 

熱かったです!
 

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岡林裕二vs中之上靖文(2021.1.2大日本プロレス後楽園ホール

BJWストロングヘビー級王座戦
 

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試合は、王者の岡林が中之上を千切り倒していく展開が中心に。
中之上も、フィニッシャーのラリアットやダイビングエルボードロップを放つものの、カウント3は奪えず…。
 

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後が無くなった状況で中之上が繰り出したのは、何とムーンサルトプレス!!
 

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このシーンは、観客の想像も期待もポジティブに裏切った代表例!
 
王座戴冠も納得のフィニッシュシーン。
 

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後藤洋央紀vsタイチ(2021.3.5新日本プロレス後楽園ホール

新日本プロレス春の祭典『NEW JAPAN CUP』で実現した同学年対決。
 
後藤を追い詰めていくタイチと、徹頭徹尾表情に痺れる後藤の激闘から、徐々に会場内で重低音ストンピングが鳴らされていく様は圧巻でした。
 

 

 

 

トーナメント序盤でこの内容なのですから、新日は恐ろしい…。
 
 

⑥塚本拓海vsFUMA(2021.1.20プロレスリングBASARA後楽園ホール

BASARAの旗揚げ5周年記念となった後楽園ホール大会。
しかし、緊急事態宣言による時短に伴い、元々の試合時間を削る流れに…(全試合、試合時間が10〜20分に設定)
 
メインのユニオンMAX王座戦も例外ではなく、タイトルマッチでは異例の20分1本勝負に。
 

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しかし、その制約下においても、塚本とFUMAの織りなす激しさや熱さは、損なわれるどころか、寧ろ増していた事に衝撃を受けた記憶があります。
 

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このカードは、もう名勝負数え唄で間違いなし!
 

上野勇希vs岡田佑介(2021.3.14DDTプロレスリング後楽園ホール

高木三四郎が、岡田のDDT入団の決め手になったと評した事も納得の内容。
若い2人が、後楽園メインで堂々たる試合内容を見せた事も素晴らしい!
 

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岡田の受けっぷりと、上野のオールラウンダーっぷりが光った一戦。
 

 

 
同時期に後楽園のメインを任された「勝俣瞬馬vsMAO」(2.28後楽園)もそうでしたが、個人的には、今現在のDDTにおける、選手層の厚みを感じさせる試合でもありました。
 

三富政行vs大谷譲二(2021.1.27PPP新木場1stRING

大谷譲二復帰戦。
 
 
試合を通じて、一人の男の再生と復活を体感させられた、エモーショナルな一戦。
 

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一人の男の生き様が試合に投影されている事で、試合を見ていたはずなのに、「映画」、「ドラマ」、「ドキュメンタリー」を見ているような感覚でした。
 

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ある意味、ベストバウトに巡り合う機会より、こういう試合に巡り合える機会の方が、うんと少ないかも知れない訳で。
そういう点でも、個人的に忘れられない試合でした!
 

⑨杉浦貴&桜庭和志vs中嶋勝彦&マサ北宮(2021.3.7プロレスリング・ノア横浜武道館)

GHCタッグ王座をかけて実現した試合。
 
 
杉浦とマサ北宮、桜庭と中嶋のマッチアップを軸に繰り広げられた激闘でしたが、フィニッシュにもなった監獄固めの攻防が、ただただ凄まじい内容…。
 

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マサ北宮が杉浦に監獄固め
抵抗する杉浦に、北宮が頭突き
杉浦タップアウト
北宮流血
 
という一連の流れが、カメラワーク込みで非常にドラマチック!
 

 

当日、杉浦軍Tシャツを着ていた私でしたが、マサ北宮の勝利の瞬間、思わずガッツポーズ(笑)
 

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とにかくもう、激勝!
 
 

⑩拳王vs藤田和之(2021.3.21プロレスリング・ノア後楽園ホール

試合前の荘厳な雰囲気、試合中の静と動が織りなす緊迫感、フィニッシュシーン、試合後の杉浦挑戦表明まで、全ての出来事に痺れた試合!
 
 

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個人的には、「潮崎vs武藤」と並べたい一戦。
タイプは違えど、試合中の緊迫感といい、雰囲気といい、人と語り合いたい内容でした!
 

番外編:諏訪魔vs芦野祥太郎(2021.1.24全日本プロレス後楽園ホール

10選にした時に、この試合と「拳王vs藤田和之」のどちらを入れようか迷ったのですが、捨てがたく、番外という形で…!
 

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2020年6月に無観客形式で行われた三冠戦が素晴らしかった事もあり、生で見れた事に感慨深いものが…。
ただ、それ以上に、有観客でも素晴らしい試合だった事が、何より胸を打ったんですよね。
 

 

 

 

 

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私自身、会場で写真を撮るようになってから、「カメラを思わず手放して拍手してしまう」程素晴らしい瞬間に立ち会う時があるんです。
この試合後、敗れた芦野が退場していく瞬間の、会場中から起こった鳴り止まない拍手は、まさにその最上級!
 
今でも忘れられないシーン。
 

興行編

①2021.2.12プロレスリング・ノア日本武道館

緊急事態宣言により、平日の16:30開始という逆境を迎えながら、第1部のオープニングから第2部のメインまで、徹頭徹尾好勝負を展開!
 
 
個人的には、興行全体のソツの無さも含め、文句なしの神興行だったと思います。
 

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②2021.1.2大日本プロレス後楽園ホール

大日本プロレスの新年闘い始めは、高い熱量をオープニングから保持し続ける内容に。
とにかく、良い試合しか無かったです。
 

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セミとメインでは、ストロングヘビー、デスマッチヘビーの2大王座が移動する衝撃もありましたが、内容に文句なし!
 

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新チャンピオンのマイクもエモーショナル!
 

 

 

 

③2021.2.7プロレスリンZERO1後楽園ホール

私自身、2017年頃に初観戦して以降、毎年のように神興行を樹立してくる印象が根強いZERO1ですが、今年も早々にエントリー!
 

 

3.14両国国技館大会が、大相撲のスライドのせいで延期されてしまった直後にもかかわらず、この逆境を跳ね除けるような熱戦のオンパレード!
 

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昨年3月の旗揚げ記念大会といい、逆境のZERO1は逞しい事を改めて実感させられた興行でした。
 

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特に、「丸藤正道vs北村彰基」、「青木優也vs長尾」のオープニング2試合が素晴らしい内容。
 

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個人的に、この2試合だけで、神興行になる事をほぼ決定づけたといっても過言ではなかったです
 

まとめ

今年1月~3月までの生観戦を中心に選んだ、個人的ベストバウト&ベスト興行。
 
2021年の出だしは、いつになく良い興行や試合が生まれるペースが速かった印象!
残り3クールで、ここに列挙した興行やベストバウトが全て入れ替わってる可能性もありそう…(小並感)。
 
まだまだ2021年は9ヶ月もあるし、何ならシングルリーグもバンバン控えている訳で。
今後が楽しみ!