その未来～2021.5.2 ハードヒット新木場1stRING大会観戦記～
2021.5.2の昼に、新木場1stRINGで行われた、ニコプロpresentsハードヒット『My name is HARD HIT』を観戦してきました。
緊急事態宣言下により、各団体が東京都内の興行を中止・
ハードヒットでは恒例の、試合前&
全7試合でシンプルに纏めてきた、今大会の観戦記を綴っていきたいと思います。
多分、日本で一番遅い『My name is HARD HIT』レビューだと思いますが(苦笑)、何卒！！
憧れが 惑いが
あっさり全部ひとつに繋がった
抉じ開けて
その未来も過去もそのまま
見ろ
だって正しいと思えた事など 一度だってないだけ
だって誰もが言うみたいな言葉に乗り切れないだけ
やっぱりだ
痛みがバッサリ疵を残しやがった
始めるぜ
昨日も今日も明日もこのまま
走れ 行けよ『その未来』 - GRAPEVINE
大会概要
大会前
12:30の大会開始前に、会場の新木場に到着。
この日は、以前からハードヒットを見たがっていた親を連れての観戦に。
前述の通り、感染防止対策に伴い、普段閉められている会場のシャッターも全開に。
会場に着くと、リング上で佐藤光留が公開スパーリング！！
大会前から、城主がスパーリング…！！！
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2021年5月2日
これだけでチケ代の元が取れました！☺️🙏#ハードヒット pic.twitter.com/9m7zCoTFFY
その後のシャドーもPVみたいなカッコ良さ！
この公開スパーリング、何と、GLEATへの当て付けだったのだとか(笑)。
既にもうバッチバチ！！
昨日のハードヒット。試合前の公開練習は、シーザージム渋谷から大桑選手を招聘してのミットでした。GLEATが試合前にスパーリング公開してたので当て付け。うん。1000%当て付け。#というね pic.twitter.com/ix26dFxK7f
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2021年5月3日
【サプライズ】エグゼクティブディレクターの田村潔司と新入団した渡辺下渡辺壮馬による公開スパーリングが行われています。緊張感あるグラウンドの動きをご覧ください！#GLEAT #LIDET '#GLEATここが楽しみ pic.twitter.com/kIWNHeRD8D
— リデットエンターテインメント | GLEAT(グレイト)公式 (@LIDET_ENT) 2020年10月15日
スパーリング終了後、程なくして大会開始時刻に。
場内に流れるオープニングVの最後（5:08～）は、6.9に行われるGLEATとの対抗戦に向けた、佐藤光留のコメントで〆。
「この対抗戦の最後って何なんだろうって思ったら、最終的にどっちかが潰れたって言うのが終わりじゃなくて、どっちかが潰れるまでやるのが対抗戦だと思っていますから」「何も失わないプロレスなんて、それはもう僕の…、佐藤光留のプロレスじゃないですから」
佐藤光留「何も失わないプロレスなんて、佐藤光留のプロレスじゃない」
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2021年5月2日
煽りVからカッコよすぎる〜！！！！#ハードヒット
大会前恒例となった佐藤の挨拶からも、並々ならぬ決意が窺えました。
佐藤「不要不急と言われたプロレスを、『あれはプロレスじゃない』と言われたハードヒットが守らなければいけないのか、関係者と考えて開催する事が出来ました」
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2021年5月2日
「言いたい事は山程ありますが、今日は言葉よりもリング上の方が大きなエネルギーを持った数少ない場所だと思います。」#ハードヒット
本戦
大会のオープニングマッチを飾ったのは、『関根シュレック秀樹vs田馬場貴裕』。
シュレックのジャーマンは金が取れるから好き！
第2試合は『前田賢哉vs唐澤志陽』。
『自称・高岩（竜一）の弟子』
側頭部をやや掠めるような当たりでもこの威力、凄い…
第3試合は、『佐久田俊行&植木嵩行vsSUSHI&河野真幸』
今大会唯一のタッグマッチでしたが、4選手とも素晴らしく、
特に、河野と植木のマッチアップは刺戟的！
たった一度の邂逅とはいえ、
急遽参戦で準備期間が短かった故か、
ただ、このマッチアップだけで、次回参戦全力希望！
植木とのシングルが是非見てみたい！
そして、個人的には、
相手より体格差で優位だった点を差し引いても、
ただ、試合は佐久田がSUSHIからギブアップ勝利！
E.R.E.強し！
佐久田も植木も、SUSHIも河野も凄くて感動👏👏👏
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2021年5月2日
特に、ハードヒットで「植木vs河野」のシングルが見たい！
一度のマッチアップだけで刺激が強すぎた
これはヤバい、滾る！#ハードヒット
第4試合は『松本崇寿vs前口太尊』
当初は『松本vs和田拓也』のカードでしたが、
しかし、これが今大会の個人的ベストバウト級の内容に！
双方、劣勢の際にはロープに背を向けて攻撃を躱すなど、
『巧さ』とかよく分からなくても、『巧い』
松本が極め技で前口のロープエスケープを誘い、
試合時間10分いっぱいまで縺れた激闘は、残りポイント2-
ただ、前口も急遽参戦である事を全く感じさせない試合運び。
本人もツイートで「1週間あったら勝てた」
これこそ異種格闘技じゃないかな、と私は感じました。
前口も松本も最高でしたわ…！！
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2021年5月2日
これ見せられると、異種格闘技路線へのハードルは自然と上がっちゃうよね、という位、それはもう、激闘でした！#ハードヒット
次は万全を期した形で見たいカードだと思いつつ、松本の次戦は、
『松本崇寿vs前口太尊』、素晴らしい異種格闘技戦を観た！（ROCKIN'ON JAPAN風）
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2021年5月2日
2人共、ロープを背に、ポイントを失わず上手い事エスケープしていた点が凄かった
直前でカード変更したとは思えないくらい、見応え抜群！
個人的には、メインと双璧を成す、大会ベストバウトでした！#ハードヒット pic.twitter.com/iYV4uSUHCt
第5試合では、今大会注目のカードの一つ、『
頭突き攻撃が認められている事などから、『世界一危険な格闘技』
そのラウェイで、
対戦相手は、レスラーの阿部諦道（阿部史典）！
双方収拾つかずにノーコンテストという試合結果だけで見てしまえば、"消化不良"な感は否めない。
私自身、期待値高めで見ていたカードだった事もあり、
ただ、『この試合だけで人と感想戦が出来る』
結果面の"消化不良"も、後々、
なので、この試合を見た方々とめちゃめちゃ語り合いたい(笑)。
ある種、伝説になりそうな一戦ではありました。
渡慶次vs阿部、双方バッティング（頭突き）によるイエローカード提示の上、双方収まらずにノーコンテスト！
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2021年5月2日
阿部「ハードヒットルールは窮屈すぎるかもしれません。次はルール無しのプロレスでやりましょう！」
渡慶次「プロレスラーだと聞いていたけれど、（阿部は）打撃が凄くて。」#ハードヒット
プロレスリングHEAT-UPでキャリアをスタートした2人は、HEAT-UPだけでなく、ハードヒットでもシングルトーナメント決勝で対戦済。
ただ、今回は『LIDET UWF vsハードヒット』という、
前述のトーナメントでは、飯塚の前に秒殺を喫した井土でしたが、
終盤、飯塚の顔面に膝蹴りが入った時なんか、
ただ、その一撃を喰らいながらも、飯塚がサブミッションで逆転！
最後は飯塚が脚を極めると、井土が堪らずタップアウト…！
逆転負けを喫した井土でしたが、素人目線ですと、
単純に、劣勢を捲った飯塚がバケモノでした…。
「いや、あの状況から引っ繰り返すん…！！？？」みたいな。
6.9に行われる『LIDET UWF vsハードヒット』の対抗戦は、LIDET陣営が"先勝"
井土の膝蹴りがまともに顔面に入って、後がない状況から勝ち切る飯塚がヤバすぎた…
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2021年5月2日
2人を輩出した稲田堤、最強説…！！#ハードヒット
過去にハードヒットのメインを飾っているカードが、『My name is HARD HIT』と銘打たれた興行のメインで実現！
試合内容は、まさに激闘そのもの！
ロッキー川村でもない、ましてやランボー川村でもない。
川村亮としての姿が超絶カッコ良かった！
終盤になるに連れて、互いに覚束なくなる足元…。
それでも、前に出て闘い抜いた2人！
試合は10分時間切れ。
両者の残りポイントも同数だった為、結果はドロー。
試合後、仰向けの状態で動けない両者の姿が、
佐藤光留vs川村亮は、互いに4ポイントを奪うも、決着つかずドロー！
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2021年5月2日
凄い試合でしたわ…👏👏👏👏👏👏👏
二人共カッコよすぎる、無理、マジで最高すぎる！#ハードヒット
暫くして、佐藤が起き上がり、マイクを握ります。
佐藤光留「主催者が、全員に上がれって言ってんだよ。上がってない、ナントカ社の奴がいるだろ。出てこいよ！」
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2021年5月2日
↓
伊藤、渡辺、飯塚が登場！
「タレント揃えて、3文字つけて、本物みたいな感じで名乗ってんじゃねえよ。誰も見てない所で、暑い夏も寒い冬も乗り越えてきたんだよ。」#ハードヒット
印象的だったのは、川村のマイク。
佐藤から、半ば無茶振り気味に渡されたマイクリレーでの一言。
「これがハードヒット。これ、出来る？」
川村「（佐藤からマイクを振られ）これがハードヒット。これ出来る？真正面からやるから。」
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2021年5月2日
伊藤「現在進行形のUの試合、しっかり見させていただきました。このスタイルでやる以上、ハードヒットとやるのは避けられない。俺たちリデットUWFが、令和のUを築いていきたいと思います。」#ハードヒット
壮絶なメインの後だからこそ、説得力が桁違い！
川村「これがハードヒット。これ、出来る？」
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2021年5月2日
シンプルだけど、あの凄まじいメインを見た後に発せられたこの一言には、絶対的な重みと説得力を感じました
シビれる！！#ハードヒット pic.twitter.com/QxRpdKnAVi
そして、LIDET勢を帰した後の、佐藤光留のマイクも熱かった！
佐藤「（伊藤達に）後ろ見ろよ。お前らが試合に出ない事にイライラしてる奴もいるんだ。呼んどいて悪いけどな、帰れ！今日、和田拓也がいなかった事に感謝するんだな。」
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2021年5月2日
「プロレス・格闘技が不要不急って言った奴、聞けよ。世の中にな、人間の生き方にな、不要も不急もねえんだよ！」#ハードヒット
これを現地で聞けた喜びたるや！
まとめ
緊急事態宣言下の都内で開催された、今回のハードヒット。
良い試合が多かった事もありますが、何より、選手や観客、
2020年12月に行われた、『ハードヒット』と『
流行りのトレンドやスタイルには目もくれず、ただ、
そこに共鳴する者達が集う磁場となっている所も熱いと言いますか
大会直前に諸事情でカード変更というアクシデントもありましたが
こんなご時世だから不謹慎かもしれないけど、今日は親のハードヒット童貞筆下ろし&誕生日祝いに新木場へ…。
— レンブラント🍻🤼🎸🍴🍹 (@rembrandt_kbs) 2021年5月2日
予てから、ハードヒットを見に行きたいと言っていた親にも、凄く満足してもらえたようなので、何より☺️🙏
しかし、タイミング的に、親とプロレス観戦なんて当分出来ないんだろうな…（泣）
6月9日リデット社との対抗戦は、誰が対戦相手でも佐藤光留が最初にいきます。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2021年5月5日
自分の城です。
「My name is HARD HIT」のご挨拶をしに行きます。#というね
出来る、出来ないじゃなくて
— 阿部 史典 (@abe_fuminori) 2021年5月5日
とにかくやるしかないのよ。#ハードヒット https://t.co/GOmrEv8d0L
「これ、出来る？」
— 伊藤貴則 (@Takanori_GLEAT) 2021年5月6日
出来るか出来ないかやなく、それ以上のことやるに決まってるやろ
もっともっと上の景色目指してんや。
川村さんよ。LIDETUWFの、そして俺の踏み台になってもらう！#GLEAT #LIDETUWF #ハードヒット pic.twitter.com/q8vmQovhbs
佐藤光留がUで無いなら、もう日本のプロレス界にUはいない。
— 佐藤光留 (@hikaru310paipan) 2021年5月6日
ハードヒットは懐メロじゃない。現在進行形のU。プロレスが時間と共に変化するように、Uもまた変化する。
まぁ理解出来なくても仕方ない。
体感しないとわからない。
そもそもハードヒットを見てないでしょうし。残念。#というね https://t.co/3XRcdocFpz
これ出来る？
— 和田拓也 (@wadataku0214) 2021年5月7日
出来ないって思ってるはずだ。
無理してやらなくていいんだよ
俺ら好きで好きで仕方ないから、練習してんだから。
身体の調子が良くなって来たら、口の調子も良くなって来た。
両方ともどんどんあげて行くよ。
さて、今日は何の練習するかな！#ハードヒット #LIDETUWF
UWFを名乗って喧嘩を売られた以上若手とか関係ない。クッシャクシャに叩き潰すだけ。そういうつもりで喧嘩売ってきたんだろ？
— 関根シュレック秀樹(Sekine Shrek hideki) (@Shrek3613) 2021年5月9日
こっちは毎日ドロドロになるまで練習してるから楽しみにしててくれよ。#ハードヒット #GLEAT #LIDETUWF #ボンサイ柔術 pic.twitter.com/pSwGbSopSz
#LIDETUWF と #ハードヒット は目指してる事も考え方も行きたい場所も全てが違うのがこの数日でハッキリわかった
— Minoru Tanaka☆田中 稔 (@minoru_official) 2021年5月9日
あとはその
イデオロギー
をぶつけ合うだけだ#GLEAT のUWFルールテクニカルオフィサーという偉そうな立場をいただいてるから言っちゃうが
カード発表は#明日#を予定してます pic.twitter.com/sD3GVfYYoB
寝技の展開は皆無なのでオペラグラスは不要ですよ(oq
— 飯塚 優 Yu“狼” lizuka (@VOLK_KID) 2021年6月7日
ひっぱたいて、スープレックスぶーんでフィニッシュする
本来の分かりやすいくらいのプロレスリングを見せてやる#GLEAT#LIDETUWF#ハードヒット pic.twitter.com/5xwgjv8xbX
6.9を前に、火花を散らし続ける両陣営！
6月9日の18時15分より「LIDET UWF Ver.0〜ハードヒット全面対抗戦〜」を、新宿FACEよりPPV生中継します！
— ニコニコプロレスチャンネル -ニコプロ- (@nicoprowres) 2021年6月4日
チケット完売となった #GLEAT と #ハードヒット の全面対抗戦をリアルタイムでご覧いただけます！
※ご視聴には視聴チケットが必要となります#LIDETUWF #nicopro https://t.co/XSCxK84fg1 pic.twitter.com/ojkm3xXI6k
／
— ハードヒット (@hardhitpro) 2021年6月6日
📢6.9 #LIDETUWF に向けて
これだけを見ておいて！
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🔥「My name is HARD HIT」オープニングVhttps://t.co/aMYc823WE6
🔥対抗戦第1R 井土徹也 vs 飯塚優https://t.co/eE9vqrI3QW
🔥#ハードヒット vs #GLEAT の舌戦https://t.co/0VYWO8PfYU
📺チャンネル登録もよろしくお願いします！ pic.twitter.com/W997VYs5z8
勝つのは、どっちだ！！！？？？
