レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

私的、2018年最優秀興行は、これだっ!!!

2018年も、早いものであと一週間を切りました。

 

もうすぐ今年もおしまい!

という訳で今回は、個人的に「2018年印象に残ったプロレス興行」を取り上げていきたいなあ、と思っています

 

生で見た興行を中心に、特に印象深かった5興行を選びました。

 

選考に偏りがあると思われますが(笑)。

 

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11.24ZERO1新木場大会は、私にとって2018年のベスト興行でした!

 

 

 

■私の選ぶ「2018年プロレス最優秀興行」はこれだ!

 

2018年の私は、無料興行含め約160大会(予定)を観戦することが出来ました!

 

その中でも、個人的に「今年の最優秀興行」だったなあ、と感じたのは、以下の5大会になります。

 

①11.24 ZERO1新木場

②1.1 ZERO1 後楽園ホール

③4.15 ガッツワールド 新宿FACE

④4.8 ZERO1 靖国神社

⑤12.18 BASARA新木場

 

言葉は陳腐になってしまいますが、個人的にこの5大会は、どれも「神興行」と呼ぶに相応しいほど全試合が印象的で、内容にも富んでいたと感じました。

 

①11.24 ZERO1新木場1stRING

 

この日は「天下一Jr.トーナメント」の準決勝・決勝戦に加え、「田中将斗vs関本大介」の世界ヘビー級選手権試合と、後楽園ホールクラスの好カードを新木場で開催するという太っ腹っぷり。

そんな事もあってか、この日は会場中の椅子席をギッチギチに敷き詰めた上、立ち見も2列に及ぶなど、試合前から神興行の予感が…。

 

そして、試合が始まると、第1試合の「阿部vsHAYATA」の時点で、新木場中が割れんばかりの大盛り上がり!

 

 

 

天下一Jr.出場選手によるスペシャ6人タッグマッチや、「ZERO1本隊vsVOODOO MURDERS」の対抗戦、「田中vs関本」の会場中ドッカンドッカンな光景に、メインの天下一Jr.決勝戦etc…。

 

 

 

 

ただでさえ期待値の高かった興行なのに、その期待値を超える程の満足度が詰まっていたあの日の新木場1stRINGの熱狂は、個人的に忘れ得ぬものとなりました。

 

 

 

②1.1 ZERO1後楽園ホール

ベストバウト級の白熱した試合だった「田中将斗vs小幡優作」を始め、高岩のエグイ攻めを耐えきって勝ったショーン・ギネスのタイトルマッチなど、個人的に、元旦から年間最高得点をたたき出してしまった感がありました。

それくらい、盛り上がり方が凄かった興行!

 

 

 

全7試合あったんですけど、火野裕士大谷晋二郎がタッグマッチで激突するカードが、第2試合に組まれていた事も凄かった(笑)。

普通なら「セミかメイン行けるでしょ!」というカードが、この順番で組まれた事にも、大会の充実度が伺えた気がします。

 

私自身、生であの大会を見れた事に、興奮でしばらく震えが止まらなかった程でした!

 

 

 

③4.15 ガッツワールド新宿FACE

ガッツワールドの解散興行ながら、HEAT-UPとの対抗戦、折原vs黒田、シングルとタッグの2大タイトルマッチなど、現在進行形のストーリーを駆け抜けるような、未来と期待感に溢れた内容でした。

セミで行われたミスター雁之助引退試合も、正直これで引退するとは思えない程の内容だったので、尚更そう感じた次第です。

 

 

 

個人的に、ガッツワールドの解散って、何か「凄く面白いマンガが、作者の意向で完結してしまった」ように感じたんですよね。

ワクワク感もある中で、「もうこれで最後なんだよな」という寂しさ…。

 

その後、ガッツワールドの流れを組むような形で「GOING-UP」が旗揚げ!

ガッツワールドは解散しましたが、GOING-UPの今後が凄く楽しみです!

 

 

④4.8 ZERO1靖国神社

 

ここ数年、大会当日の天候に恵まれなかったという靖国神社大会でしたが、この日は例年の悪天候が嘘のような快晴!

 

試合も、靖国大会名物・KAMIKAZEの屋上ムーンサルトプレス、建物の窓から敢行したSUGIの空中技、火野vs佐藤耕平DSWで実現していた黒潮イケメン二郎と田中将斗のタッグ再結成など、②の元旦後楽園に匹敵するレベルで神懸かっていた気がします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

観客の盛り上がりや、会場の雰囲気も多幸感に溢れていた、素晴らしい大会だったと思いました!

 

 

 

⑤12.18 BASARA新木場1stRING

プロレスリングBASARAの新木場大会は、「全席自由席&飲み放題」形式での興行スタイル。

 

第1試合の「阿部史典vs神野聖人」から、裁判形式で行われ、竜剛馬自身も「プロレスではない」と言い張る「逆転プロレス裁判」、タッグマッチでの場外乱闘、メインの「スパーキーvs戦闘民族」によるユニット抗争と、一つひとつの試合がバラエティーに飛んでいる「おもちゃ箱」のような世界観で、いつになく満足度高めでした。

 

 

 

 

 

個人的に本興行の何が凄かったかと言いますと、9月に顎の骨折で団体の代表である木高イサミが欠場していたにもかかわらず、イサミの不在を感じさせないくらい、全選手がBASARAを盛り上げていた所だったんですよね!

 

そして、メイン後にはサプライズでイサミが登場し、2019年1発目の興行での復帰が決定。

 

 

 

満足度高い所から、更に千両役者の復帰に沸いた新木場の熱狂…。

個人的にも、忘れられない興行の一つになりました!

 

 

 

■ベスト興行のポイントは「第1試合の熱量=対抗戦」

ベスト興行に選んだ5大会ですが、個人的に、ある1つの共通点があることに気がつきました

 

それは「第1試合」の盛り上がり!

 

特に①~④の興行では、第1試合が団体対抗戦の色合いが強い内容になっていました。

 

①の11.24のZERO1新木場だと、「阿部史典vsHAYATA」の天下一Jr.準決勝がオープニングマッチだったんですけど、ZERO1のリングで、BASARAとNOAHの威信をかけた戦いが見れましたし、会場も阿部とHAYATAに割れんばかりの声援を送っていたのが未だ忘れられません。

あんまり声援送れないタイプの私も、思わず叫んでしまった程だったので(笑)。

 

その他にも…、

 

②元旦ZERO1

⇒「ZERO1vsWRESTLE-1」の若手同士の対抗戦

 

③ガッツワールド解散興行

⇒「ガッツワールドvsHEAT-UP」の対抗戦(今考えるとレアですね)

 

ZERO1靖国

⇒「ZERO1vsみちのくプロレス」の若手対抗戦

 

といったように、やっぱりオープニングマッチの盛り上がりには(ベタですけど)団体対抗戦は欠かせない要素なのかなあ、と感じました。

やっぱり、めちゃめちゃ盛り上がりますからね!

 

そういう点で考えると、2019年の1.4新日ドームのオープニングマッチ「飯伏幸太vsウィル・オスプレイ」なんかも、ある種オープニングマッチとして大会の命運を左右するカードと言えるのではないでしょうか?

 

■まとめ~ZERO1とかいう、個人的満足度No.1な団体~

 

あくまでも個人的なランキングではありますが、今年の私的なプロレス最優秀興行トップ5のうち、ZERO1の大会を3大会選びました。

 

最優秀興行の基準は、人によって様々だと思いますが、私の場合、「大会の全試合が面白かった」事に加え、「会場の観客の盛り上がり・熱量の高さ」などが揃わないと、中々そういう奇跡的な瞬間には巡り会えないと感じています。

 

その中で、ひいき目込みでも、ZERO1の興行の満足度は無茶苦茶高かったと、私は感じました!

 

このトップ5の中には挙げていませんが、火祭り開幕戦と優勝決定戦、東京タワー大会なんかも、生で見ていてめちゃめちゃ面白かったですから!

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

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そういう意味でも、今年はZERO1の興行は鉄板だと、個人的に感じた次第です!

大谷晋二郎の情熱あふれる試合だったり、田中将斗の安定した攻めだったり、岩崎永遠北村彰基の若々しいファイトみなぎる試合だったり、SUGIの空中殺法だったりと、もう見所満載!

 

そんなZERO1ですが、2019年の元旦に後楽園ホールで興行を開催します。

 

元旦に「関本大介vs佐藤耕平」の世界ヘビー級王座戦、2018年に分裂したVOODOO MURDERSの「TARU、クリス・ヴァイスvs菅原拓也田中将斗」のタッグタイトル戦などが見れるなんて、もう最高というより他ない気がしています!

 

「元旦は 後楽園で 初詣」

 

皆様、この感動を、是非!

How do you like "Yoshimura ProWrestling"?~12.9よしむらプロレス観戦記~

12.9の夜、私は下北沢に来ていました。

 

下北沢というと、個人的に「演劇」が盛んな街、というイメージが強い土地。

プロレス関係だと、「北沢タウンホール」なんかが馴染み深いかも知れません。

 

そんな下北沢で、今回ある興行が行われようとしていたのでした…。

 

よしむらプロレス!!

 

舞台を中心に活躍されている、俳優の吉村公佑氏(以下:吉村代表)が開催している興行です。

 

今年7月にARENA下北沢というバーで第1回大会が開催されたのですが、小規模ながらチケットは前売りの時点で完売と、Twitter界隈で密かな話題となりました。

 

今回の第2回興行も、会場は同じARENA下北沢で行われ、約60枚あったチケットはすぐさま完売!

 

私自身、今年の8月に吉村代表の出演する舞台を見に行った事もあり、「よしむら」がどんなものなのか凄く気になっていたので、今回吉村代表にチケット予約を頼み、観戦を決意したのでした…。

 

 

 

 

今回は、そんな「よしむらプロレス」の観戦記を綴っていきたいと思います!

 

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「よしむらプロレス」の会場の雰囲気と多幸感、凄くオススメしたいです👏👏👏👏

 

 

 

■開場~試合開始前

会場のARENA下北沢は、普段はバーとして営業している場所だそう。

今回初めてこの店に入ったのですが、「オシャレな隠れ家」という言葉が合いそうな、素敵な雰囲気の場所でした!

 

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ARENA下北沢、今度は普通に呑みに行ってみたいと感じた場所でした!



 

会場の入口付近には既に長い行列が!

会場に入ると、藤田ミノルTシャツを着たDJが、場内にプロレス入場曲を切れ間なく流していました(笑)。

 

試合開始前、前説としてくいしんぼう仮面が登場。

軽快なトークで会場を盛り上げていきます!

 

 

 

そして、いよいよ大会がスタート!

 

■第1試合 室田渓人vs鶴巻伸洋

1991年デビューの鶴巻と、1991年生まれの室田によるシングルマッチ

 

室田のリングコールは、「吉村の後輩」と、よしむらプロレスならではの内容に(笑)。

 

 

 

試合が始まると、鶴巻が得意の蹴りを室田の身体に浴びせていきます。

マットの周囲には観客が座っているため、かなり近い距離感での攻防になるんですけど、それでも容赦なく蹴ってましたね(笑)

ARENA下北沢内に響く、バシン、バシン、という打撃音に、どよめく場内!

 

室田も頭突きやチョップで反撃するものの、鶴巻が急角度の逆エビ固めを室田に極めると、室田は耐え切れずタップアウト。

最後は互いに健闘を讃え合ったのでした。

 

 

 

この試合を見ていて感じた事なんですけど、鶴巻がGOING-UPに参戦する所が是非とも見たい!!

 

団体のカラーの一つである、「無骨」という部分にも合いそうなファイトスタイルですし、現在GOING-UPに参戦している黒田哲広のように、若手選手相手に試合を通じて色々な事を伝えてくれそうな気がするのです。

「飯塚優vs鶴巻」とか、「大谷譲二vs鶴巻」というカードも面白そうですから、参戦全裸待機!!

 

■第2試合 マスクドミステリーvs大谷譲二

ガッツワールド時代から現在まで、意外にも1度として実現していなかったという両者のシングルマッチが、よしむらプロレスで実現!

 

大谷の強烈な張り手や、ミステリーの引かずに受け切っていく姿勢に、オープニングマッチ同様盛り上がりを見せるARENA下北沢!

 

試合は終盤、マスクドミステリーがフィニッシャーのチョークスラムを大谷にかけようとしますが、大谷が寸前でこれを回避。

このピンチを凌ぎきった大谷が、最後は尻餅をついたミステリーにスライディングDを炸裂させると、これで勝負あり!

 

 

 

何と大谷が、ガッツ時代からの先輩であるミステリー超えを、よしむらプロレスで果たす衝撃的な結果になりました。

 

試合後、ミステリーが「勢いの差が出た」というような事をマイクで言っていましたが、今年は新井健一郎にもシングルで勝利してましたし、着実に大谷が成長しつつある面を感じました。

負けましたが、シングルで葛西純やT-Hawkとも対戦してましたし、かなり期待も大きい選手ではないか、と。

 

 

 

個人的に、この勢いなら、大谷譲二の2019年大ブレイクもあるのでは無いか、と予感させる試合でした!

 

 

 

■第3試合 くいしんぼう仮面vsがばいじいちゃん

 

くいしんぼう仮面が序盤からじいちゃんを痛め付ける光景に、当然のように会場からは大ブーイングが(笑)。

 

じいちゃんに遠慮なくフットスタンプを喰らわせるくいしんぼう仮面、エグい!

 

一方的に攻められていたじいちゃんでしたが、恒例のロープでの拝み渡りをバーカウンターで実施していったりと(笑)、徐々に自分のペースに試合を持っていきます。

 

 

 

今回はマットプロレスのため、普段のリングで見せる「急にスイッチが入ったかのような速いロープワーク」こそ見れなかったものの、最後はくいしんぼう仮面をキャメルクラッチで仕留めてギブアップ勝利。

 

試合後、くいしんぼう仮面はマットプロレスというフィールドでも持ち前の個性を発揮したがばいじいちゃんを称賛!

第3回よしむらプロレスの参戦、内定したようです(笑)。

やったぜ!

 

 

 

■第4試合 田馬場貴裕vsブランコ

この日のメインに登場したのは、第1回よしむらプロレスにも参戦していた「ブランコ」!

そう、公園の遊具でお馴染みの、あの「ブランコ」です(笑)。

 

 

 

しかも「2分3ラウンド制」で、「下北沢式Don't Moveルール」なる特殊ルールで試合が行われるとのことで、もう何が何だか(笑)。

 

ブランコは入場時、オープンフィンガーグローブを"着用"した状態で、くいしんぼう仮面と共に入場。

吉村代表とくいしんぼう仮面が、天井にあるフックにブランコをセッティングする様はシュールでした(笑)。

 

試合が始まると、田馬場とブランコが互いに睨み合う、緊張感MAXな雰囲気に!

田馬場、天井から吊されるブランコに鋭い蹴りを見舞いますが、蹴り脚が相手の固い身体に直撃すると苦痛で悶絶…。

 

その後、天井からブランコを外し、寝技に持ち込んでいった田馬場。

マットプロレスの場合、互いにエスケープする時は、マットの周囲にいる観客に触るのがルールになっています。

 

しかし、ここでは、

 

①マットの周囲にいる観客に触ってエスケープ

②レフェリーが二人をエスケープした体勢のまま、マットの中心に戻す

③その際、選手が触っていた観客もマットの中心に移動(笑)

 

説明下手ですが、これが「Don't Move」ルールだったのです(笑)

何か、総合とかでこういうの見たことありました(笑)

 

グラウンドの攻防が続く中、先に動いたのは田馬場でした。

ブランコに馬乗りになると、そこから猛烈なパウンドを浴びせていきます。

 

しかし、パウンドを喰らってもブランコは冷静でした。

攻める田馬場に生まれた隙を突く形で、ブランコがチェーンを使ってのチョーク攻撃を敢行!

 

田馬場、このギロチンチョークにたまらずタップ!

衝撃の結末!!

 

ブランコの一瞬で勝負を決めていく姿に、戦慄した試合でした…(笑)。

 

 

 

■メインイベント バトルロイヤル

「ご高齢」という理由で不参加となった(笑)、がばいじいちゃんを除く全選手によるバトルロイヤル。

 

試合開始直後、くいしんぼう仮面「この中で強い鶴巻さんを先に倒そう」と提案。

鶴巻も呼応すると、ここから鶴巻相手に他の選手が寄ってたかって攻める流れに(笑)

 

すると、室田が「一人を寄ってたかって攻める事があるから、イジメは無くならないんだ!」と熱いマイク

「鶴巻さんを攻めるなら、まず俺から攻めろ!」と叫ぶ室田でしたが、そんな室田を背後から丸め込んで3カウントを奪ったのは、何と鶴巻!!

その鶴巻も、直後に全員からフォールされて退場してしまいます(笑)

 

残りはは、田馬場、大谷譲二、マスクドミステリー、くいしんぼう仮面、ブランコになる訳ですが、ここから怒涛のブランコ無双が始まったのでした(笑)

 

セミで行われたブランコとのシングルに敗れていた田馬場

リベンジとばかりに、ブランコに向かって襲い掛かりましたが、ブランコのチェーンを活かしたギロチンチョークにまたもギブアップ負け…

 

次にマスクドミステリーがブランコに挑みますが、ブランコのチェーンを駆使した卍固めがミステリーに極まると、何とミステリーもギブアップ!

ここから一気にスイッチが入った感がありました。

 

続いて、「ミステリーさんの仇!」と叫んだ大谷が、ブランコに乗って攻略を試みますが、ブランコはそれをかわすようにして、座っている大谷を回転させると、大谷たまらずダウン⇒レフェリーストップ!

 

最後はくいしんぼう仮面とブランコによる一騎打ちとなりましたが、大谷同様ブランコに乗ってしまった事が仇となり、ブランコ回転⇒くいしんぼう仮面ダウン⇒レフェリーストップという衝撃の結末で、ブランコがバトルロイヤル優勝!(笑)

 

ブランコが強すぎて強すぎて、もう震えました…。😳

 

 

 

■まとめ

今回大盛況となった第2回「よしむらプロレス」!

 

くいしんぼう仮面が近年精力的に活動を進めている「マットプロレス」形式での興行に、吉村代表の後輩である室田渓人の所属するGOING-UPの選手が参戦するなど、よしむらプロレスでしか見れないような景色が、あの日のARENA下北沢にはあった気がします。

 

お客さんの温かみのある雰囲気も、見ていて凄く伝わりましたし、何かこう、童心に帰ったような、優しい気持ちでプロレスを楽しめました!

 

前説でのくいしんぼう仮面と吉村代表とのやり取りの中で、「来年のゴールデンウィーク辺りにでも第3回やりましょう」なんて話も出ていましたが、実は年末にワンマッチ興行が行われるのです。

 

12.28、ARENA下北沢!

 

 

 

お時間ある方は、是非!

よしむらプロレスは、良いぞ~😆

私的「プロレスグランプリ2018」~2018年の竹田誠志~

先日、週刊プロレス2019年版選手名鑑を購入してきました。

 

掲載選手1000人以上と、昨年よりも分厚さが増した感もある今年の選手名鑑

 

そんな名鑑に、今年もこんなハガキがついてきました…。

 

「プロレスグランプリ2018」!!

 

週刊プロレスの読者が選ぶ、毎年恒例の賞レース!

 

この「プロレスグランプリ2018」に、昨年に引き続いて今年も投票してみました!

 

今回は、そんな「プロレスグランプリ2018」の投票内容を通じて、今年印象的だったアレコレについて触れていきたいと思います!

 

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今年の竹田誠志の活躍は、文献として残してほしい位に素晴らしいものでした!

 

 

 

■プロレスグランプリ

竹田誠志

 

個人的に、2018年の日本プロレス界を振り返る中で、竹田の活躍を外すことは出来ないと思っています。

 

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前年8月から保持していた大日本プロレスの「デスマッチヘビー級王座」では、アブドーラ小林木高イサミ宮本裕向伊東竜二らを下し、同王座の最多防衛記録を更新。

今年5月にはビオレント・ジャックに勝利して、プロレスリングFREEDOMSの「KING of FREEDOM WORLD CHAMPION SHIP」王座返り咲きを果たし、日本では前人未踏のデスマッチ二冠王者に輝きました。

 

昨年8月のデスマッチヘビー王座戴冠前には「デスマッチに狂気と殺気を持ち込む」という発言もあったのですが、実際にノコギリを引いて相手の腕を切り付けたり、首を切ろうとしたりと、ある種"一線を越えた"デスマッチを見せつけた功績も大きかったかと。

 

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個人的に、「2018年の竹田誠志」という本が出ても良い位に、大車輪の活躍を見せていた彼こそがMVPだと思います!

 

■ベストマッチ

・ゼウスvs宮原健斗(10.21全日本プロレス横浜文化体育館

 

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個人的に、この試合の何が凄かったって、互いに必殺技を決めながらも、一度はカウント2で返した所だと思います。

 

あれがあったからこそ、「どちらが勝つか本当に分からない」所まで試合が接戦にもつれたのではないか、と。

こういう展開はあまり見れないからこそ面白みや意外性を増しているような気もするので、乱発するとそういう感想も薄れてしまいそうですが…(笑)

 

以前、あるベテランのプロレスファンの方から「横浜文体って広いので、会場が盛り上がりにくいんだよねー」なんて話を耳にした事がありました。

 

しかし、この日は私が観戦していた文体1F最後列の座席まで熱量が伝わるほどの激闘でした!

私も終盤は「ゼウスー!」、「ケントー!」ってめちゃめちゃ叫んでしまいましたから(笑)。

 

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余談ですが、この試合を見るまでは「田中将斗vs小幡優作」(1.1ZERO1後楽園)が私の2018年ベストバウトでした(笑)。

 

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元旦の試合も本当に凄かったんですけどね。

「年始からとんでもないものを見てしまった」感が未だに忘れられないです。

 

女子プロレスグランプリ

・朱崇花(プロレスリングWAVE

 

元旦から、YMZの「初日の出プロレス」で木高イサミとのシングルマッチZERO1後楽園大会でVOODOO MURDERSへの電撃加入!

 

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3月には、女子選手ながら、ZERO1のインターナショナルライトタッグ王座に挑戦を果たしました。

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8月には彩羽匠(Marvelous)の持つRedina di WAVE王座に挑戦し、初挑戦にして王座戴冠!

 

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WRESTLE-1では木村花とのライバル関係を築き、YMZでは前述のイサミに加え、真霜拳號やPHYCHOといった男子レスラーとシングルで対戦するなど、団体内外で精力的に活動していた印象が強いです。

 

朱崇花というレスラーを紹介する上で「ジェンダーレスレスラー」という言葉がよく使われたりしますが、今年の彼女は、性別や団体の垣根を超えていった「ボーダーレスレスラー」だったのではないか、と思います。

 

スターダムでの電流爆破マッチ出場に、念願の赤ベルト獲得、元パートナーである木村花との抗争、センダイガールズへの殴り込み等の活躍から、花月(スターダム)もグランプリに選びたかったのですが、一人しか選べないという悲しみ…。

 

去年もこんな感じで、松本浩代橋本千紘にしようかで迷った思い出があります(笑)。

 

■ベストタッグチーム

諏訪魔&石川修司全日本プロレス

 

私が一番迷ったのがこの項目でした。

 

「軍団師弟コンビ(宇藤純久&アブドーラ小林)」、「NEW-TRADITIONAL(門倉凛&彩羽匠)」、「ジ・アグレッション(マサ北宮&中嶋勝彦)」など、個人的に良いタッグチームは多かったんですけど、年間通じて、となると結構絞られて来るのかなあ、と…。

 

そうした中、年始から世界タッグ王座を戴冠するなど、昨年末の世界最強タッグリーグ優勝の勢いそのままに、安定感も増した、「暴走大巨人」の二人がベストタッグチームだったと私は思います。

 

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次点には大畠美咲と水波綾の「AvidRival」(プロレスリングWAVE)を挙げたいです。

惜しくもタイトル獲得には至りませんでしたが、アイスリボン、WAVE、シードリングのタッグ王座に加え、女子のタッグチームとしては初となる東北タッグ王座(みちのくプロレス)挑戦など、積極的に活動していた印象がありますね。

それだけに、今年末の大畠引退で来年以降見られなくなってしまう事が、本当に残念でなりません…。

 

■最優秀外国人選手賞

・ジェイ・ホワイト(新日本プロレス

 

衝撃の1.4凱旋帰国に始まり、直後にCHAOS加入も、ユニット加入後に初エントリーされたG1 CLIMAXでは、「タッグマッチで組んだ味方選手を見殺しにする」などの不穏な動きを見せるようになります。

そのG1では、公式戦で棚橋弘至やオカダ・カズチカに勝利し、最終戦まで優勝決定戦進出の可能性を残す好成績を残しました。

 

その後、9月の神戸大会のメインイベント後に外道と結託する形でオカダを裏切り、CHAOSを離脱

10月の両国大会では、棚橋との「1.4東京ドームでのIWGPヘビー級王座挑戦権利証」をかけた一戦に敗れるも、バットラック・ファレやタマ・トンガを擁するBULLET CLUB OGと合流、現在に至ります。

 

約2年続いたオカダ・カズチカのIWGPヘビー級王座の防衛ロードをストップさせたケニー・オメガも同賞の候補だとは思うんですけど、見ている側の身も凍りつく程の怖いヒール像を、約1年足らずで確立させてしまったジェイ・ホワイトの活躍は、非常に素晴らしかったのでは無いかと私は思います!

 

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■新人賞

北村彰基(プロレスリンZERO1

 

・デビュー1年目にしてみちのくプロレス、FREEDOMS、NOAHとの他団体対抗戦に乗り出る

・屋外の無料興行等で行われる「ちびっ子プロレス教室」での指導員としての姿

・先輩である岩崎永遠からシングルで勝利

・「流星キック」の異名を誇る星川尚浩から代名詞の学ランを譲り受ける

 

といった点を加味して、北村彰基を挙げたいです!

 

個人的には、今年デビューの加藤拓歩(大日本プロレス)や林下詩美(スターダム)、3年目ですが、実質凱旋帰国1年目の清宮海斗(NOAH)らも同賞に推したい所です。

 

■まとめ

今回投票内容を選んでいて、自分自身感じたことが一つあります…。

 

自分自身、「試合を見てない団体や選手の事は、イマイチ語りづらかったり、印象で決めてしまいがち」だなあ、と…

 

「ネットプロレス大賞」とかもそうですけど、個人的に、こういう賞に投票する時って良くも悪くもそういう部分が出てしまう事を、今回改めて感じました。

 

自分が見ていない選手や試合の事を評価するのは難しいです。

実際、私自身「映像や試合をしっかり見ていないから」で決めきれなかった選手がいたのも事実でしたから…。

 

だからこそ、私は来年目標にしたい事が出来ました…。

 

2019年は、映像でも色んな団体の試合を見ていきたい!!

 

そのためにも、有料映像配信サービス(NJPW WORLD、全日本プロレスTVetc…)には何かしら加入しておかねば、と感じた私なのでした…。

 

※余談:2017年の投票結果はこんな感じでした。

 

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変わり続けるキミは美しい~11.25NOAH後楽園大会観戦記~

11.25の夜は、後楽園ホールでプロレスリングNOAHを観戦してきました。

 

この日は、約1ヶ月にも及ぶシングルリーグ戦「GLOBAL LEAGUE」の優勝決定戦が開催!

 

過酷なリーグ戦を勝ち抜き、優勝決定戦に進出したのは、丸藤正道(Aブロック1位)と清宮海斗(Bブロック1位)!

 

「方舟の象徴・丸藤vs方舟の新星・清宮」という優勝決定戦は、今年6月にスタートしたノアの「世代闘争」を象徴するカードでもあったのですが、大会前日に丸藤が負傷によるドクターストップで欠場することに…。

 

そんな緊急事態もあった大会でしたが、終わってみれば個人的に満足度の高い大会になりました!

 

今回は、そんなノア後楽園大会の雑感を述べていきたいと思います!

 

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今年のGLOBAL LEAGUE、凄く面白かったし、何より未来を見せてくれる選手達に感動しました!

 

 

 

■「もう2度と見れない気がした」優勝決定戦進出者決定戦

前述したように、GLOBAL LEAGUEの優勝決定戦進出を決めていた丸藤(Aブロック1位)が急遽欠場…。

 

そのため、この日は急遽第1試合に「Aブロック代表進出者決定戦」が組まれました。

 

カードは何と「佐藤耕平vs拳王vs中嶋勝彦」!

 

勝ち点10の丸藤の次点(勝ち点8)で並んでいた3選手による3WAYマッチが実現したのでした。

 

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この3選手が三角形を形成するようにしてリング上に並ぶ姿を目の当たりにしてみると、「この3人が3WAYで対戦する機会って、この先あったりするのだろうか」と考えちゃいました(笑)

それくらい豪華!

 

試合が始まると、蹴りを得意とする3選手ならではの、蹴りの応酬に!

 

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蹴り合いだけでも、見応え十分過ぎました(笑)。

 

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そんな中で、冷静に勝負を決めてきたのが中嶋でした。

 

中嶋が場外で拳王と耕平の対決を眺めていた姿、どこか余裕を漂わせていたように感じたんですよね…。

それでいて、ガツガツ攻める時は勝機を逃さず攻める、と。

 

すると、耕平が場外にいた&拳王に一瞬の隙が生まれたタイミングを逃さなかった中嶋が、拳王からウラカン・ラナで3カウント!

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豪華な3WAYマッチはあっという間の決着に終わった訳ですが、オープニングから満足度の高い試合でした!👏👏👏

 

■主役はヘビー級だけではない~Jr.2大タイトル戦~

■GHCJr.タッグ王座戦

GLOBAL LEAGUEの優勝決定戦が行われた今大会では、「GHCJr.ヘビー級王座」、「GHCJr.タッグ王座」のJr.2大タイトルマッチも行われました。

 

第6試合のGHCJr.タッグ王座戦では、Hi69&田中稔の王者組に、大和ヒロシ&金本浩二が挑戦。

 

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田中稔と金本の名タッグチーム「ジュニスタ」が対角線に立っていたり、偶然にも武藤全日本時代の面々が揃っていたりと、珍しい顔合わせとなった試合は、連携面で一日の長があった王者組が勝利!

 

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元々、今年春の石森太二の退団や、小川良成のJr.タッグベルト返上により、互いにパートナー不在の中で結成された「Hi69&田中稔」。

前のチームでは、両者のカラーリングもファイトスタイルも異なっていましたが、いざタッグを組んでみれば、段々と穴の少ない、安定した強さを持ったタッグチームになりつつある印象を個人的に受けました

 

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試合後、そんな王者チームにバックブリーカーズ(熊野準&大原はじめ)が挑戦表明!

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今年は、春に行われたJr.タッグ王者決定トーナメントでの敗退、Jr.タッグリーグ準優勝と、あと一歩の所でタイトルに届かなかったバックブリーカーズ…。

 

大原、熊野共に決して試合内容は悪くないですし、個人的に、ここでバックブリーカーズの二人がベルトを巻く瞬間を、是非とも見たいです!!🔥

 

タダスケの猛追に燃えたGHCJr.王座戦

セミファイナルのGHCJr.ヘビー級王座戦では、王者・鈴木鼓太郎タダスケが挑戦しました。

 

調印式では「普通にやって普通に勝つだけですね」と言い切っていた鼓太郎。

試合が始まると、タダスケの得意とするラリアット封じのためか、右腕を執拗に攻めていきます。

 

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しかし、中盤に入るとタダスケも猛反撃を見せます。

鼓太郎の必殺技であるタイガードライバー、自慢のラリアットで一気に鼓太郎を追い込んでいきます。

あとは必殺技が決まるだけ、という状況で、タダスケアウトキャストを決めに行きますが、これは鼓太郎も回避。

 

結局、このピンチを凌いだ鼓太郎が、最後はタダスケから勝利!

個人的に、キャリアと地力の差が勝敗を分けたような気もします。

 

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ただ、鼓太郎が戦前に言っていた「普通にやって普通に勝つ」という、イージーな試合にはならなかったと私は感じました。

タダスケがめちゃめちゃ粘ってましたし、今後のタダスケシングルマッチに注目せずにはいられない、そんな良い試合でした!

 

試合後、前王者の原田が挑戦表明し、「鈴木鼓太郎vs原田」のリマッチが決定。

 

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「RATEL'S以外にも主張してほしかった…」という意見も聞かれましたが、個人的に、Jr.シングルリーグで鼓太郎に勝利している大原がJr.タッグ王座に挑戦表明したので、そういうのも大きかったのではないか、と思います。

 

このカードが文体で見れる幸せを噛み締めたいと思います!

 

■「中嶋の"強さ"がとにかく目立った」GLOBAL LEAGUE優勝決定戦

約1ヶ月にも及ぶ「GLOBAL LEAGUE」の優勝決定戦は、オープニングのAブロック進出者決定戦を勝ち抜いた中嶋勝彦と、Bブロック代表の清宮海斗による新世代軍対決となりました。

 

結果から言ってしまいますと、清宮が中嶋からタイガースープレックスで勝利し、デビュー約3年でシングルリーグの頂点を極めるという結果になりました。

 

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しかし、個人的にこの試合を見ていて感じたのは、中嶋勝彦の"強さ"でした。

負けた選手に対して、"強さ"を感じる、というのも不思議な感じはしますが、試合の雰囲気を支配していたのは中嶋だったなあ、と。

 

この試合の中嶋は、いつになくギラギラしていたような気がします。

この日2試合目とはいえ、そんな事は微塵も感じさせないくらい、何もかもがキレッキレでしたから。

 

重く鋭い蹴りを、何発も清宮の身体に浴びせていく中嶋

 

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見ているこっちがのけ反りそうな蹴りを放った後で、笑顔を見せる中嶋

 

 

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しゅ、修羅やあ…

 

清宮の髪を鷲掴みにしていくシーンなんか、興奮と恐怖でゾクゾクさせられるものがありました(笑)。

 

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中嶋の圧倒的優位に思われた試合終盤、清宮も反撃を見せます。

 

 

タイガースープレックスをかけようとして、中嶋に抵抗されてしまう清宮

 

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すると、清宮がすかさず変型のネックロックに移行して、中嶋の首をギイギイと締め上げていきます!

 

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この清宮の攻めの柔軟さは、流れを変えるキッカケという意味においても、この試合のターニングポイントだったのではないかと感じました。

 

そして、フィニッシュのタイガースープレックス前には、公式戦のマイバッハ谷口戦でも見せた「背後へのドロップキック」も決めるなど、攻めのパターンを徐々に確立しつつある姿も見せていました。

 

ただ、やはり、中嶋が負けても「強かった」という印象がありました。

これはキャリアとかを考えると致し方ないのかも知れませんが…

 

個人的に、今の中嶋の姿を見ていると、どこかロスインゴ初期の内藤哲也の姿とダブらせてしまう所があります。

ベルトを持っていなくとも増し続ける存在感とか、特に。

 

今のギラッギラした中嶋が、もしシングルのベルトを獲得したら、一体どんな化学反応が起こるのか、考えるだけでワクワクしてしまうんですよね(笑)

 

■まとめ~12.16横浜文体に向けて加速する情景~

 

この日は約1ヶ月後の12.16に横浜文化体育館でのビッグマッチが控えていることもあり、様々な出来事が動きました。

 

ザッとまとめると…

 

・岡田欣也のデビュー戦が決定(12.7後楽園)

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フーリガンズの新メンバー加入発表(12.7後楽園)

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・12.16横浜文体での3大GHC王座戦GHCヘビー、Jr.、Jr.タッグ)が決定

 

大会後、丸藤正道&齋藤彰俊が保持していたGHCタッグ王座が返上となった事により、12.7後楽園大会で全4チームによる「タッグ王座決定1dayトーナメント」の開催も発表されました。

 

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潮崎と齋藤の対決、個人的に、是非ともタッグ王座戦で実現してほしい所です!

 

 GLOBAL LEAGUE優勝を果たした清宮は、横浜文体で杉浦貴の持つGHCヘビー級王座に挑戦することが正式に決定しました。

 

今年の清宮の公式戦を生で見た感じだと、「7~8割攻められる中で、逆転への勝機を掴む」戦い方をしていたイメージがあります。

公式戦で杉浦から勝利した時も、めちゃめちゃに叩きのめされてからの逆転勝利でしたから。

 

タイトルマッチ本番も苦戦を強いられる展開があると思います。

しかし、公式戦で潮崎豪や杉浦貴、優勝決定戦で中嶋勝彦を破っている実力がありますし、拳王や潮崎、中嶋ら新世代軍が倒せなかった杉浦の存在を、かつて行動を共にしていた清宮が超える事になったら…、これってとても熱いのではないでしょうか!?

 

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長くなってしまいましたが、12.16横浜文体、今年最後のNOAHビッグマッチ、心の底から楽しみにしたいと思います!

GREEN LIGHT YOKOHAMA~11.23NOAH横浜大会観戦記~

11.23の夜は、プロレスリングNOAHの横浜ラジアントホール大会を観戦してきました。

 

この日は、ヘビー級のシングルリーグ戦「GLOBAL LEAGUE」の最終公式戦が開催。

前日の仙台PIT大会で、優勝決定戦への進出を決めていた丸藤正道(Aブロック1位)と対戦する、Bブロック1位通過選手が決まる重要な大会でした。

 

11.8にも後楽園ホールで公式戦を観戦してきたのですが、その時から、「この日の最終公式戦は絶対ドラマがある」という期待を抱いた私は、優勝決定戦が行われる11.25後楽園ホール大会に先駆けて、連休初日の今大会を観戦したのです。

 

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結果、その期待は確信と興奮に変わりました!

 

今回は、そんなBブロック最終公式戦の様子に触れていきたいと思います!

 

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丸藤欠場により実現しなかった「丸藤vs清宮」、いつか実現する未来を、私は首を長くして待ってます!



 

■大怪獣バトルさながらだった「樋口vsコーディー・ホール」

第3試合に行われた「樋口和貞vsコーディー・ホール」。

 

今大会ではBブロック公式戦が4試合行われたのですが、その中で唯一、優勝決定戦進出の可能性が無かった試合でもあります。

 

しかし、試合はそんな事を微塵も感じさせない程の内容!

 

180cm以上ある樋口は、リーグ戦にエントリーされている選手の中でも比較的大きい選手だったんですけど、身長2m超えと、それを凌駕する程の体格を誇るコーディーとのぶつかり合いは、ただただ圧巻の一言に尽きました。

 

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互いに「ロープワーク⇒体当たり」の際には、リングのコーナーに張られているロープが切れてしまうのではないかと思う位、ぐわんぐわんと揺れていたのが印象的で、「大怪獣バトル」という表現が適切に思える程でした!

 

見ていて「す、凄い…」と、変な笑いが出てしまうくらい(笑)

 

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コーディーが力士出身の樋口に対して、四股を踏んでぶつかり合っていたシーンも面白かったです(笑)。

 

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試合は、樋口が己の腕力で強引にコーディーを持ち上げると、ドクターボムでたたきつけて勝利!

 

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今回のシングルリーグで、1段も2段もステップを上ったように感じられた樋口。

今後DDTで、この活躍がどう還元されるか、本当に楽しみでなりません!

 

■混戦模様だったBブロック

最終公式戦を前に、Bブロックで1位進出の可能性を残していた選手は以下の4選手!

 

潮崎豪 (4勝2敗)

・杉浦貴 (4勝2敗)

マイバッハ谷口 (4勝2敗)

清宮海斗 (3勝3敗)

________________________

樋口和貞(3勝4敗)

コーディー・ホール (3勝4敗)

・モハメド・ヨネ (2勝4敗)

小峠篤司 (2勝4敗)

 

残り1試合という状況で、一番優勝決定戦進出に近かったのが、同じ勝ち点で並ぶ杉浦とマイバッハに勝利している潮崎豪

自力勝利した時点で進出!

 

逆に、条件的に厳しかったのが清宮海斗

最低でも「最終戦に勝利&杉浦と潮崎の両者が敗戦」でないと進出出来ない状況でした…。

 

■鉄仮面の覚醒を予感させた「マイバッハ谷口vs清宮」

Bブロック1位のかかった公式戦は、勝ち点8で首位タイに踊り出ていたマイバッハ谷口と、一縷の望みにかける清宮海斗の一戦からスタート!

 

どちらも、負ければ優勝決定戦進出が無くなる状況でしたが、そんな重要な試合の主導権を握ったのはマイバッハ谷口でした。

 

序盤から場外乱闘に持ち込むと、清宮を思い切り椅子で叩くなど、大暴れな谷口。

この、どこか吹っ切れた感じが、この試合ではとにかく光っていた印象でした。

 

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清宮の攻撃を受けても不気味に笑う谷口。

苦戦する清宮…。

 

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「清宮、決めろー!!」

 

試合中、隣にいたお客さんが清宮に熱い声援を送ると、清宮がお客さんの方向を見て大きく頷く場面も…。

このシーンは見ていて痺れました!

 

すると、清宮も終盤に入ってから一気に反撃!

 

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ジャーマンスープレックス⇒背後へのドロップキックで畳みかけていくと、最後はタイガースープレックスで3カウント!

 

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清宮が勝利し、優勝決定戦進出に一縷の望みを繋ぎました。

 

一方、敗れたマイバッハ谷口も、この一戦が今後の覚醒のキッカケになるのではないか、と感じる程、良い試合をしていました!

 

清宮に立ち塞がる大きな大きな壁になっていましたし、この敗戦で寧ろ格を上げた感がありました。

去年のリーグ戦で、途中から両者リングアウトを狙っていた時に比べれば、今年はかなり良かったのではないかと!

 

今後のマイバッハ谷口の活躍が楽しみになった試合でした!

 

■自身のルーツが一瞬の勝負を分けた「モハメド・ヨネvs潮崎」

清宮の勝利により、清宮に敗れている潮崎と杉浦は、それぞれ引き分け以上の結果を残さなければ進出できない状況に…。

 

セミファイナルは「潮崎豪vsモハメド・ヨネ」の公式戦!

潮崎がモハメド・ヨネを相手に、得意なチョップで押していくなど、果敢な攻めを見せていきます。

割合でいうと、7~8割が潮崎ペース、という試合でした。

 

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このまま潮崎勝利かと思われた試合でしたが、終盤潮崎のラリアットを切り返したヨネがすかさず脇固め!

これがガッチリ極まると、潮崎たまらずギブアップ!

 

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優勝決定戦進出に手が届いていた潮崎を、ヨネが一瞬で真っ暗闇に突き落とした試合でしたね…。

 

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個人的に、ヨネのバトラーツ出身のルーツが、この試合の勝敗を分けたのかなあ、という気もしました。

私自身、ノア観戦をしていて、ヨネが脇固めを使う場面を初めて見たんですけど、技を出した時は本当に一瞬でしたから!

ああいう技をすかさず出せる所に、ヨネの凄みを感じました。

 

■正に『事件起こします』だった「杉浦vs小峠」

この日のメインイベントは「杉浦貴vs小峠篤司

 

今年4月に新潟で行われたGHCヘビー級王座戦以来となった両者のシングルとなりました。

 

杉浦が勝てば優勝決定戦進出、負ければ清宮が進出となる大一番!

しかし、このシチュエーションに燃えていたのは、既に敗退が決まっていた小峠だったように私は感じました(笑)

 

試合開始直後から「大事件起こすぞー」と番狂わせに燃える小峠(笑)

 

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場外乱闘では、杉浦を会場の出入口から締め出してリングアウト勝ちを狙いに行くも、杉浦が入場口からダッシュで戻った為、この作戦は失敗に終わります(笑)

 

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しかし、試合が6分を経過した時に、小峠が杉浦を丸め込むと、これがガッチリ3カウント!

決まり手はトルネードクラッチ

 

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試合自体は短期決着でしたが、自分のペースに持って行ってから、相手に隙を与えなかった小峠の作戦勝ちだったのかなあ、と私は感じました。

 

これにより、勝ち点8で4選手が並ぶも、勝ち点8の潮崎、杉浦、マイバッハ谷口にそれぞれ勝利していた清宮のBブロック1位進出が決定したのでした!

 

清宮海斗 (4勝3敗)👑

潮崎豪 (4勝3敗)

・杉浦貴 (4勝3敗)

マイバッハ谷口 (4勝3敗)

________________________

樋口和貞(3勝4敗)

コーディー・ホール (3勝4敗)

・モハメド・ヨネ (3勝4敗)

小峠篤司 (3勝4敗)

 

■まとめ

GLOBAL LEAGUEの全公式戦が終了した事で、優勝決定戦は「丸藤正道vs清宮海斗」に決定!

 

ノアの象徴vsノアの新星という、世代間闘争も感じさせる対決になりました。

 

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「お前は勢いも実力もある。一方、俺は見ての通り、満身創痍だ。だから、がむしゃらに勝ちに行く。(俺を)越えれるもんなら越えてみろ!」

 

試合後、丸藤は清宮にこう言い放ちます。

 

しかし、この翌日(優勝決定戦の前日)に、衝撃のニュースが発表されました…。

 

「丸藤、ドクターストップにより欠場」

 

 

 

 

思えば、この日の横浜大会に6人タッグ戦で出場していた丸藤の肩や背中は、見ていて痛々しい程に黒いテーピングで覆われていました。

先日後楽園で見た時よりも、テーピングの面積は増えていたので、今思うと、もうこの時点で悲鳴を上げていたのかもしれません…。

 

GL優勝決定戦のカードが前日に変更という、緊急事態に陥ったノア。

しかし、25日の後楽園大会は、丸藤の負傷欠場というアクシデントを乗り越える選手達の姿があったのでした…。

 

(続く)

 

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Ray of Hope(Dangerous&Rage)~11.8NOAH後楽園大会観戦記~

11.8は、NOAH後楽園ホール大会を見に行きました

 

この日は毎年恒例のシングルリーグ「GLOBAL LEAGUE」の期間中ということもあり、全8試合中、公式戦が6試合!

 

今回は、公式戦6試合を見て、私が印象に残った点を書いていきたいと思います!✊💥

 

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■一歩も引かない激闘だった「潮崎vs樋口」

個人的に、今大会の公式戦で注目カードの一つだったのが潮崎豪vs樋口和貞

結果として、この日の公式戦6試合の中で一番印象に残る試合だった気がします

 

今回GLOBAL LEAGUE初参戦となる樋口和貞DDT

個人的に、去年の時点でリーグ戦にエントリーされてもおかしくない選手だと思っていたのですが、初戦を見て、それは確信に変わりました

 

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何せ、初戦から潮崎クラスの実力者相手にも一切怯むことなく、持ち前のパワーと打撃で押していくなど、ほぼ互角の展開でしたから!

 

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樋口がドクターボムを決めた瞬間なんか、潮崎から3カウント取ったと思いましたもの

潮崎の必殺技・ゴーフラッシャーを2カウントで返した場面も衝撃でした

 

試合は潮崎が豪腕ラリアットでシーソーゲームを制しましたが、樋口の退場時に観客から送られた大きな拍手こそが、激闘を物語っていたのではないかと思います

 

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個人的に、DDTファンの方にこそ、GLOBAL LEAGUEの樋口和貞は是非見て頂ければなあ、と感じた次第です

 

DDT所属のヘビー級って、樋口の他には竹下幸之介、飯野雄貴、吉村直巳と比較的少ない印象ですが、NOAHのヘビー級の代表格である潮崎相手に一歩も引かずにやり合っていた所を見ても、今後の樋口の公式戦には期待感しかないです、本当に。

 

■中嶋の"スカし"がスパイスになっていた「佐藤耕平vs中嶋」

試合前から蹴りを得意とするストライカー同士の対決という事もあり、強烈な蹴り合いが期待された佐藤耕平vs中嶋勝彦

 

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実際そういう展開になるかなあ、と思いながら見てましたが、寧ろ個人的に印象深かったのは試合序盤の攻防でした。

 

互いに対峙して、腕を取ろうとにじり寄る場面があったのですが、まあ中嶋が素直じゃない(笑)

 

耕平の伸ばした腕とは逆方向に手を伸ばすなど、中々手を取ろうとしないんですよね

耕平のエルボーを避けて蹴りを浴びせる場面なんかもそう

 

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ただ、この"緩"の部分が、後半の互いの打撃(いわば"急"の部分)を引き出す絶妙なスパイスになっていた気がしました!

 

互いに蹴り合う場面がさほど多くなかったり、試合時間も10分ちょっとだったりと、私が当初想像していた試合にはならなかったんですけど、それでも「耕平凄い」、「勝彦エグい」ってなりましたから(笑)

 

試合は耕平が貫禄の勝利でしたが、これはまた見たいカードだと感じた次第です。

 

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しっかし、耕平に対する声援が入場時から凄くて、ホームかと錯覚するレベルでした(笑)

人気者!

 

■世代闘争の威信がかかっていた「拳王vs丸藤」

今大会のメインは、「拳王vs丸藤正道という、新世代vsベテランによる一騎打ち!

 

昨年12月に戴冠したGHCヘビー級王者時代から、杉浦貴に丸藤という「ノアの象徴的存在」に反駁してきたのが拳王でした。

 

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今年6月から本格的にスタートしたノアの世代間闘争以降、ついにこの一戦が実現した形に!

 

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試合は、丸藤が緻密な首攻めで主導権を握る展開になりました。

 

丸藤とか、小川良成にしてもそうですが、一つひとつの細かい攻めにも、フィニッシュに向けた布石を置いているように感じるんですよね。

それでいて、決めに行くときはキッチリ決めに行く恐さがある選手だなあ、と改めて思いました。

 

終盤、拳王が三発程顔面に丸藤の蹴りを喰らう場面があったんですけど、拳王が前に倒れた時は、本当にレフェリーストップになっていてもおかしくなかったですから…

 

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しかし、そんな劣勢から拳王も反撃を見せます

 

終盤、丸藤とのコーナーの攻防を制すると、雪崩式ドラゴンスープレックス

 

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必殺のダイビングフットスタンプを丸藤に決めるものの、丸藤もこれを何とかカウント2で返します。

 

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すると、拳王は再度コーナーに登ると、そこから回転して丸藤にダイビングフットスタンプという荒技を敢行!

これには丸藤も起き上がれず、拳王が大きな一勝をもぎ取ったのでした!

 

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試合後、拳王から「この一勝だけで丸藤を超えたとは思っていない」旨の発言がありましたが、確かにその通りだなあ、と

拳王の畳みかけも凄かったんですけど、丸藤の試合を支配する力や格も同じくらい凄かったですから

 

しかし、リーグ戦だけでなく、今後の世代間闘争の行方も占う重要な一番を拳王が制したことは非常に大きかったと私は強く感じたのです。

 

■「プロレスに希望を持て」に救われた夜

メインで丸藤に勝利した拳王は、試合後、マイクでこう叫びます

 

「テメえらクソヤロー共に言いたいことが一つある。プロレス、面白いだろ!?」

「今日後楽園に集まった全員、プロレスに希望を持て!その希望の光になるのは、この俺、拳王だ!」

 

 

 

この大会が行われた週は、かつて拳王が行動を共にしていた森嶋猛の逮捕だったり、TAKAみちのくの不倫報道など、立て続けにプロレス界で暗いニュースが起こりました…。

 

そういう状況の中、ノアだけでなく、プロレス界全体に希望をもたらすマイクで観客を煽る拳王の姿は、まさしく私にとって希望の光であり、とても眩しく映ったのでした!😭😭😭😭

 

 

 

この日の夜のことは、多分一生忘れられない

それくらい印象に残るマイクでした!

 

■まとめ

今回のGLOBAL LEAGUE、ここでは取り上げていませんが、今大会の公式戦で負けた選手達も、それぞれインパクトを残していました

 

5月頃からマントを身につけるようになって、会場からの声援を着実に増やしている事を感じた小峠篤司

 

得意の場外殺法で試合を支配していった長井満也

 

かつての同士でもあった清宮海斗を、崖から突き落とすような非情さで攻めていった杉浦貴…

 

これらの選手には、負けても尚光る、ブレない強さを感じました。

 

そして、今回のGLOBAL LEAGUEで私自身、何よりも驚いた事があります…

 

それは、清宮にしても、拳王にしても、ノアのメインストリームに踊り出て、まだ1年位しか経っていない所なんですよね!

この日、清宮もGHCヘビー王者である杉浦から丸め込みで勝つなど、結果を残しましたし、凱旋帰国後初のGLでどれだけ飛躍して行けるか、個人的に注目していきたいです!

 

また、佐藤耕平樋口和貞といった他団体参戦組の試合も、今回の公式戦を見て、改めて楽しみになったのでした!

 

世代間闘争がスタートしてから初のシングルリーグ戦…

 

ここで生まれた因縁が、今後の抗争に繋がっていく展開を願いながら、GLOBAL LEAGUEを見ていきたいと思います!

これから先も、Kを見たい。だからこそ…

TAKAみちのくが週刊誌で不倫を報じられて謝罪した件

 

news.livedoor.com

 

個人的に、この件に関して言うと、「奥様(やお子さん)が…」とは思うものの、あくまでも一個人の問題

 

ただ、個人的に、今回の不倫キッカケで、気になった点が二つあるのです…。

 

私としては、出来れば本人の口から、その点について説明してほしい所なんですが…

 

■一番の問題は、不倫よりもコンプライアンス

以下は私の個人的感想になります。

 

今回の週刊誌の記事の中に、交際相手とのメール(?)がバラされたみたいですが、その中でこんなやり取りが行われたという話が出てました

 

新日本プロレスは上場に向けてコンプライアンスが厳しいから~」

 

「じゃなくても、鈴木軍は窓際なのだから」

 

「鈴木軍は窓際」というフレーズにも信じがたいものがありますが、心許せる相手であったとしても、選手の相互参戦を始め、KAIENTAI-DOJOと交流関係にある、取引先の新日の内部情報が、このような形で漏れてしまった事が、もし事実だとしたら…

 

まあ、そういうやり取りを平気で余所に吐いてしまう女性も大概なんですけどね!

 

そして、今回の件をキッカケに、TAKAみちのくのLINEからアプローチをかけられたという被害報告が、Twitterで次々と出てきたのです…

 

 

 

 

 

しかも、TAKAのLINEアカウント、(スクショを見る限り)チケット取り置きフォームとしてKAIENTAI-DOJOも紹介している、公式のLINEアカウントっぽいんですよね…

 

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これって、業務目的(チケット予約)で取得した個人情報を、目的以外の私的な用途(女性を口説くetc)で利用したことになりはしないか、と、私は考えてしまう訳です。

現在、やり取りを捉えたとされるスクリーンショットが公開されているだけに、尚更その件について思うところがあります。

 

私も社会人になって数年が経ちますが、「取引先の内部情報を漏らす」、「会社のもの(公式アカウントetc)を私用で使う」事自体、そもそも感覚としてマズイんじゃないかと…

それによる損害賠償、という話も十分有りうる訳ですし

 

極端な話、「KAIENTAI-DOJOの試合や、TAKAみちのくの試合が見たい」から、LINEでTAKAみちのくにチケット取り置き予約をした人もいる訳で…

 

その為に渡した情報を、オンナ口説くのに使っちゃう辺り、公私混同と思われても仕方ない気がします。

 

私自身、TAKAみちのくのLINEアカウントで何度もチケット取り置きのお世話になっている一人です。

多忙にもかかわらず、毎回迅速に対応していただいてますし、本当に有りがたいです。

 

だからこそ、個人や企業情報の管理とかは、「会社の人間」としてしっかり守ってほしかったなあ、と…

 

■不倫よりも、今すぐに説明すべき事は…

今回の件で私が一番恐れているのは、TAKAみちのくの個人情報・内部情報の扱いのマズさから、KAIENTAI-DOJOコンプライアンス(=法令遵守)のない会社」だと判断されてしまう事です。

 

対外的に見て、「業務上知り得た個人情報の私的流用」、「取引先の情報漏洩」が疑われかねない今の状況は、流石にマズいのではないかと…

 

今回の件で一番問題に上げられるべきは、一個人間の関係である不倫そのものではなく、不倫報道がキッカケで明るみになった、会社或いは代表の「情報管理能力の欠如」ではないかと、私は思います

 

個人情報等の管理のマズさに関しては、早急に会見を開くなどして、当事者であるTAKAみちのく本人から説明しなければいけない問題ではないかと、私は思います。

 

 

 

家族を大切にし、絆を深めるのも大事な事だと思います

ですが、もしも、仕事で知り得た顧客の個人情報を、業務以外の私的な事で使用していたのが事実だったなら、それこそ大問題ではないかと、私は思うのです…

 

■これから先も、Kを見ていきたいからこそ…

今回の件で、所属選手からも謝罪コメントが出ました

今年5月に覚せい剤で逮捕された浜田文子の時もそうでしたけど、何の関係もない選手達が謝罪する姿は、本当に見ていて辛いものがあります…

 

しかし、他の選手には(当然ですが)罪はありません!

 

10.21にKAIENTAI-DOJO後楽園ホール大会を見に行きましたけど、シングル、タッグの王座戦は見応えバッチリでしたし、私はまたKAIENTAI-DOJOの興行を生で見に行きたいです!

 

TAKAみちのくも、ハードスケジュールの合間を縫って、地方営業に回る姿が度々Twitterでも出てましたし、今年は東北大会、九州大会の開催も実現しました。

 

私は、また試合に出て躍動するTAKAみちのくの姿が見たい!

 

だからこそ、今回の件で出た、会社のコンプライアンス違反(顧客の個人情報管理etc…)が疑われてしまう事象について、しっかり本人の口から説明してほしい…。

私は強くそう感じるのです…