レンブラントの変態漫遊記

レンブラントの変態漫遊記

プロレスが大好きな変態の日記です

2021年1月~3月の個人的ベストバウト&ベスト興行について

2021年も早いもので、既に1/4が終了…。

 

私自身、プロレスの観戦ペースは昨年の同時期に比べ持ち直すだろう…、と思いきや、繁忙期だとか引っ越しだとかで、結局減少(笑)。

まあ、こういうこともあるさ…(泣)

 

でも、興行や試合で印象的だった場面は、寧ろ昨年の同時期より多かった印象!

 

なので、今更ですが、今年1月~3月に私が観戦した試合や大会の中で、特に印象に残っているものを、健忘録がてらピックアップしてみました…!

 
 

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試合編

坂崎ユカvs辰巳リカ(2021.1.4東京女子プロレス後楽園ホール大会)

2020年末〜2021年正月にかけて、後楽園ホールで7日間11興行を観戦したのですが、その中で私自身、一番胸を震わされた試合!
 

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久しく東女を追ってなかったので、煽りVを見るまで、二人の関係性はあまり分からない。
 

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でも、最後の足4の字固めの攻防⇒レフェリーストップで辰巳勝利⇒試合後のマイクで、正直涙腺が決壊しました…。
 

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今でも、あの試合はエモかったと断言できる一戦です!
 

 

 

潮崎豪vs武藤敬司(2021.2.12プロレスリング・ノア日本武道館

「潮崎勝ってくれ!」という思いと、武藤の「何してくるか分からない」畏怖の念から、現地で見ていて思わず吐きそうになった試合。
 
 
こういう、客席から極限の緊張状態になる試合は初体験だったので、尚更忘れられないと言いますか。
 

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個人的には、現時点で2021年のベストバウト第1位!
 

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多分、私の中で一生記憶に残っていくような試合でした!
 
 

木高イサミvs橋本和樹(2021.1.11大日本プロレス後楽園ホール

緊急事態宣言発令直後の連休に行われた、BJW Jrヘビー級王座戦
 

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橋本和樹の強い要望により、「KOかギブアップで決着」という形式で実現しました。
 

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正式には通常ルールで行われたものの、互いに敢えて3カウントを奪わずに試合を決めようとする所に、互いの侠気を見た一戦!
特に終盤、バックドロップを決める和樹と、意地でもヘッドロックを外さないイサミの攻防に痺れました!
 

 

熱かったです!
 

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岡林裕二vs中之上靖文(2021.1.2大日本プロレス後楽園ホール

BJWストロングヘビー級王座戦
 

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試合は、王者の岡林が中之上を千切り倒していく展開が中心に。
中之上も、フィニッシャーのラリアットやダイビングエルボードロップを放つものの、カウント3は奪えず…。
 

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後が無くなった状況で中之上が繰り出したのは、何とムーンサルトプレス!!
 

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このシーンは、観客の想像も期待もポジティブに裏切った代表例!
 
王座戴冠も納得のフィニッシュシーン。
 

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後藤洋央紀vsタイチ(2021.3.5新日本プロレス後楽園ホール

新日本プロレス春の祭典『NEW JAPAN CUP』で実現した同学年対決。
 
後藤を追い詰めていくタイチと、徹頭徹尾表情に痺れる後藤の激闘から、徐々に会場内で重低音ストンピングが鳴らされていく様は圧巻でした。
 

 

 

 

トーナメント序盤でこの内容なのですから、新日は恐ろしい…。
 
 

⑥塚本拓海vsFUMA(2021.1.20プロレスリングBASARA後楽園ホール

BASARAの旗揚げ5周年記念となった後楽園ホール大会。
しかし、緊急事態宣言による時短に伴い、元々の試合時間を削る流れに…(全試合、試合時間が10〜20分に設定)
 
メインのユニオンMAX王座戦も例外ではなく、タイトルマッチでは異例の20分1本勝負に。
 

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しかし、その制約下においても、塚本とFUMAの織りなす激しさや熱さは、損なわれるどころか、寧ろ増していた事に衝撃を受けた記憶があります。
 

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このカードは、もう名勝負数え唄で間違いなし!
 

上野勇希vs岡田佑介(2021.3.14DDTプロレスリング後楽園ホール

高木三四郎が、岡田のDDT入団の決め手になったと評した事も納得の内容。
若い2人が、後楽園メインで堂々たる試合内容を見せた事も素晴らしい!
 

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岡田の受けっぷりと、上野のオールラウンダーっぷりが光った一戦。
 

 

 
同時期に後楽園のメインを任された「勝俣瞬馬vsMAO」(2.28後楽園)もそうでしたが、個人的には、今現在のDDTにおける、選手層の厚みを感じさせる試合でもありました。
 

三富政行vs大谷譲二(2021.1.27PPP新木場1stRING

大谷譲二復帰戦。
 
 
試合を通じて、一人の男の再生と復活を体感させられた、エモーショナルな一戦。
 

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一人の男の生き様が試合に投影されている事で、試合を見ていたはずなのに、「映画」、「ドラマ」、「ドキュメンタリー」を見ているような感覚でした。
 

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ある意味、ベストバウトに巡り合う機会より、こういう試合に巡り合える機会の方が、うんと少ないかも知れない訳で。
そういう点でも、個人的に忘れられない試合でした!
 

⑨杉浦貴&桜庭和志vs中嶋勝彦&マサ北宮(2021.3.7プロレスリング・ノア横浜武道館)

GHCタッグ王座をかけて実現した試合。
 
 
杉浦とマサ北宮、桜庭と中嶋のマッチアップを軸に繰り広げられた激闘でしたが、フィニッシュにもなった監獄固めの攻防が、ただただ凄まじい内容…。
 

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マサ北宮が杉浦に監獄固め
抵抗する杉浦に、北宮が頭突き
杉浦タップアウト
北宮流血
 
という一連の流れが、カメラワーク込みで非常にドラマチック!
 

 

当日、杉浦軍Tシャツを着ていた私でしたが、マサ北宮の勝利の瞬間、思わずガッツポーズ(笑)
 

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とにかくもう、激勝!
 
 

⑩拳王vs藤田和之(2021.3.21プロレスリング・ノア後楽園ホール

試合前の荘厳な雰囲気、試合中の静と動が織りなす緊迫感、フィニッシュシーン、試合後の杉浦挑戦表明まで、全ての出来事に痺れた試合!
 
 

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個人的には、「潮崎vs武藤」と並べたい一戦。
タイプは違えど、試合中の緊迫感といい、雰囲気といい、人と語り合いたい内容でした!
 

番外編:諏訪魔vs芦野祥太郎(2021.1.24全日本プロレス後楽園ホール

10選にした時に、この試合と「拳王vs藤田和之」のどちらを入れようか迷ったのですが、捨てがたく、番外という形で…!
 

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2020年6月に無観客形式で行われた三冠戦が素晴らしかった事もあり、生で見れた事に感慨深いものが…。
ただ、それ以上に、有観客でも素晴らしい試合だった事が、何より胸を打ったんですよね。
 

 

 

 

 

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私自身、会場で写真を撮るようになってから、「カメラを思わず手放して拍手してしまう」程素晴らしい瞬間に立ち会う時があるんです。
この試合後、敗れた芦野が退場していく瞬間の、会場中から起こった鳴り止まない拍手は、まさにその最上級!
 
今でも忘れられないシーン。
 

興行編

①2021.2.12プロレスリング・ノア日本武道館

緊急事態宣言により、平日の16:30開始という逆境を迎えながら、第1部のオープニングから第2部のメインまで、徹頭徹尾好勝負を展開!
 
 
個人的には、興行全体のソツの無さも含め、文句なしの神興行だったと思います。
 

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②2021.1.2大日本プロレス後楽園ホール

大日本プロレスの新年闘い始めは、高い熱量をオープニングから保持し続ける内容に。
とにかく、良い試合しか無かったです。
 

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セミとメインでは、ストロングヘビー、デスマッチヘビーの2大王座が移動する衝撃もありましたが、内容に文句なし!
 

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新チャンピオンのマイクもエモーショナル!
 

 

 

 

③2021.2.7プロレスリンZERO1後楽園ホール

私自身、2017年頃に初観戦して以降、毎年のように神興行を樹立してくる印象が根強いZERO1ですが、今年も早々にエントリー!
 

 

3.14両国国技館大会が、大相撲のスライドのせいで延期されてしまった直後にもかかわらず、この逆境を跳ね除けるような熱戦のオンパレード!
 

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昨年3月の旗揚げ記念大会といい、逆境のZERO1は逞しい事を改めて実感させられた興行でした。
 

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特に、「丸藤正道vs北村彰基」、「青木優也vs長尾」のオープニング2試合が素晴らしい内容。
 

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個人的に、この2試合だけで、神興行になる事をほぼ決定づけたといっても過言ではなかったです
 

まとめ

今年1月~3月までの生観戦を中心に選んだ、個人的ベストバウト&ベスト興行。
 
2021年の出だしは、いつになく良い興行や試合が生まれるペースが速かった印象!
残り3クールで、ここに列挙した興行やベストバウトが全て入れ替わってる可能性もありそう…(小並感)。
 
まだまだ2021年は9ヶ月もあるし、何ならシングルリーグもバンバン控えている訳で。
今後が楽しみ!

最強のこれから~2021.3.21 プロレスリング・ノア後楽園ホール大会観戦記~

2021.3.21に、プロレスリング・ノア後楽園ホール大会を観戦してきました。

 
横浜武道館、福岡国際センターと2週連続で開催されたビッグマッチ・『GREAT VOYAGE』。
 
 
この翌週に開催された今大会では、ビッグマッチで唯一組まれなかったGHC Jrタッグ王座戦に加え、横浜武道館で決定した『拳王vs藤田和之GHCナショナル王座戦の2大王座戦が実現!
 
今大会より、2020年のノアを牽引してきた潮崎豪が、手術により長期欠場に突入。
また、3.14福岡大会でGHCヘビー級王座に挑戦した清宮海斗も、この日は脳震盪で欠場。
 
更には、限定参戦となっている、GHCヘビー級王者・武藤敬司も不在…。
 
そんな後楽園大会は、いつも以上に熱かったです!
 
今回は、そんなNOAH後楽園ホール大会の観戦記になります!
 

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ひとつ変えたら ふたつ変えたら ひとつふたつぬけたら
ひとつこえたら ふたつこえたら ひとつひとつこえたら

森をぬけたら 山をこえたら 遠く海が見えたら
君と変えたら 君とこえたら 君と海を見れたら

最高はこれから 最強はこれから 最高の最強のこれから
最高はこれから 最強はこれから 最高の最強のこれから

最高もこれから 最強もこれから 最高の最強のこれから
最高はこれから 最強はこれから 最高の最強はこれから

最高もこれから 最強もこれから 最高の最強のこれから
最高はこれから 最強はこれから 最高の最強はこれから
 
奥田民生 - 『最強のこれから』

https://www.uta-net.com/song/99103/

 

www.youtube.com

 
 

大会概要

今大会では全8試合がラインナップ。
前日に発表された、鈴木鼓太郎の欠場に伴うカード変更もあり、当初より1試合増える形に。
 
ビッグマッチ明けで、前述の通り、主力選手も複数名欠いている状況でしたが、大会全体の満足度は申し分なし!
個人的には、横浜武道館の時よりも良かったのではないかという印象でした。
 
大会自体も2時間30分超えと、ビッグマッチ並のボリュームでしたが、内容もそれに比肩する素晴らしさ。
 
オープニングマッチでは、フリー参戦の藤村加偉が良い動きを披露!
 

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叶うなら、是非所属になってほしいなあ…(懇願)。
 

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第4試合で行われた、「モハメド・ヨネ&谷口周平vs齋藤彰俊&井上雅央」による『敗者ユニット吸収マッチ』も、終盤には場内に重低音ストンピングが起きる熱狂度合い。
 

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序盤に齋藤彰俊とヨネが当たりの強さを見せた事で、一気に火が点いた印象!
 

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試合は井上雅央が谷口に敗れ、『反選手会同盟』は『ファンキーエキスプレス』に吸収合併…。
 

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個人的に惜しまれるのは、ユニットの喪失よりも、ヨネと齋藤のマッチアップが減りそうな事か…。
 

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ああいう、アンダーカードでも火を点けるような鉄板マッチアップが見れないのは痛い。
悩ましい〜。
 

 

セミ前の6人タッグマッチも、GHCヘビー級王座に挑戦が決まっているマサ北宮がいる中で、対角線に立つ稲村愛輝や岡田欣也の活躍が光る内容に。
 

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ヘビーの前哨戦が組まれていないことを、良い意味で感じさせない素晴らしさ!
 

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そんな中、セミ前までの6試合で、私自身特に印象に残った試合が、第2試合の「大原はじめvs進祐哉」!
 

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鼓太郎の欠場を受け、急遽カード変更⇒追加となった一戦でしたが、個人的にはチケット代の元を取るレベルの好勝負!
 
双方の技術が光る内容ながら、これがタイトルマッチでも、シングルリーグの公式戦でもないという奇跡。
 

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試合は、進がクロスフェースロックで大原から勝利!
 

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GHC Jrヘビー級王座を巻いた実績もある大原相手に、スクランブルのチャンスをモノにしたのはデカい!
進のGHC挑戦にも期待したくなる一戦でした!
 

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小川良成&HAYATAvs原田大輔&宮脇純太

セミファイナルでは、GHC Jrタッグ王座戦が実現。
 
宮脇純太にとって、これが初めてのタイトル挑戦。
 

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序盤は宮脇が押していたものの、以降は王者チームに捕まる時間帯が続く、厳しい展開に…。
王者チーム、当然ながら容赦なし!
 

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パートナーの原田も、コーナーから宮脇に檄を飛ばしていきますが、カットは必要最小限。
この日の原田は、サポートに徹する時間の方が圧倒的に多かった印象。
 

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宮脇にとって、非常に厳しい洗礼だったものの、小川やHAYATAによる嬲り殺しが長く続いていた事を考えると、結果的に、25分以上粘ってみせた宮脇は流石。
 

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正直、序盤~中盤の一方的な展開だと、長くても15分以内で決着だろうなあ、と思ってしまったので(すいません…!)
 

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宮脇も、終盤にはHAYATAに腕ひしぎ十字を極めるなど、徐々に攻めに転じる場面も作りましたが、最後はHAYATAが宮脇から勝利!
 

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王者チームが徹底していた腰攻めが、最後の最後に効いた格好。
 
個人的には、腰攻め⇒逆エビ固めが、HAYATAの新たなフィニッシュパターンになっていくと非常に面白そうな気がしました。
 

 

試合後、NOSAWA論外日高郁人が登場すると、王者チームを襲撃!
 

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次期挑戦者に名乗りを上げたのでした。
 

 

 
しかし、この二人のベルト姿、めちゃめちゃ似合いますね…!
 
 

 

『拳王vs藤田和之

メインは、GHCナショナル王座戦
 
ナショナル王座戦が大会のメインを飾ったのは、意外にも、潮崎豪とのダブルタイトルマッチとなった2020.8.10・横浜文化体育館大会以来。
 
 
2020.8.4にナショナル王座を獲得して以降、難敵を撃破してきた拳王ですが、そんな防衛ロードに立ちはだかるは、藤田和之…!
 

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今大会のハッシュタグも、「#拳王史上最大のピンチ」と銘打たれたのも、その証左かと。
 
試合前から、『杉浦軍』と『金剛』の両陣営がセコンドに就く光景は、さながら最終決戦という様相。
 

 

赤コーナーから入場した拳王が恒例のポーズを決めた際に、藤田が拳王の眼前に立ち塞がった所なんかは、その最たる例だったかと…。
 

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試合が始まるやいなや、拳王は蹴りを浴びせ、藤田は腕で薙ぎ倒す、目の覚めるような入り方!
 

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中盤では、双方睨み合ったまま膠着状態に突入する場面も。
 

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論外がエプロンを叩いた事で、会場からも切れ間無く手拍子が発生していましたが、個人的には、この場の空気感をいつまでも味わいたいと思う程、この膠着状態をエンジョイしながら見ていました。
 

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数分間に及ぶ膠着状態が解かれると、再びマッチアップ。
 

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そこから、拳王が藤田をコーナーに追い詰めて、強烈な蹴りを浴びせていきます。
 

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「来いよ!オラ!」
 
それを受ける藤田も吠える、吠える!
 
 

 

個人的に、この試合のターニングポイントに挙げたい場面!
ここで藤田が一切引かず、拳王の攻撃をガッツリ受けまくった事で、会場のポルテージも確実に上がりましたし、藤田の男気にめちゃくちゃ痺れたシーン!
 

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終盤は、打撃技の応酬!
 

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この死闘を制したのは、藤田でした…!
 
拳王が弱ったタイミングで、パワーボム
 

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そこからカバーに入らず、四つん這いの拳王に強烈な顔面蹴り!!
 

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流石の拳王も、これを返すことが出来ず、勝負あり。
 
2019年9月にNOAH参戦を果たしてから約1年半。
潮崎とのGHCヘビー戦から、もうすぐ1年というタイミングで、藤田和之が見事GHC初戴冠を果たしたのでした。
 

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今年2月に、GHCヘビー級王座が(当時フリーの)武藤敬司に移動した事に続く、衝撃の王座移動劇となった訳ですが、拳王も藤田も、双方素晴らしい試合内容!
 
拳王が敗れた事については、正直悔しい思いもありますが、この試合で藤田和之の事がめちゃめちゃ好きになりました。
ただただ、カッコよかった!
 

 

この試合で、拳王に対する批判的な意見も出ていたようですが、前述している個人的ターニングポイントは、拳王の猛攻なくして生まれなかったと思いますし、試合後の藤田のコメントを見ても、この二人だからこそ出来たタイトルマッチではないかと!
 

 

そして、拳王がこれまでナショナル王座で築いた防衛ロードは、2020年の潮崎豪に匹敵するレベルの内容だと私は思うのです。
もっと評価されるべき。
 
それに、拳王がこれで終わった、という訳ではないのですから…。
(機を熟したタイミングで、GHCヘビー挑戦というのも面白そうな気がしてます)
 
試合後、セコンドに就いていた『杉浦軍』のメンバーが、藤田を祝福!
 

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すると、マイクを握っていた杉浦から、こんな発言が…!
 

 

うおおおおおおおおお!!!!うおおおおおお!!!
 
2019年のNOAH参戦以降に限ると、(恐らく)1度だけタッグマッチで対戦経験はありましたが、遂に「杉浦vs藤田和之」がシングルで実現!
 
 

 

決戦は、4.29名古屋!!!

 

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まとめ

横浜&福岡のビッグマッチ後に行われた、今回の後楽園ホール大会。

前述のように、カード数も相まって、ビッグマッチに負けないボリューム感が際立った内容となりました。

 

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今大会を終え、4月シリーズでは、以下のGHC王座戦が決定!
 
GHC Jrヘビー級王座戦・『小垰篤司vs仁王』
 

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GHC Jrタッグ王座戦・『小川良成&HAYATAvs日高郁人&NOSAWA論外
 

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GHC ナショナル王座戦・『藤田和之vs杉浦貴』
 

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GHC ヘビー級王座戦・『武藤敬司vsマサ北宮』
 

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2021年に入り、ヘビー級王座が武藤、無差別のナショナル王座が藤田と、ベテラン勢にタイトルが移動しているNOAH…。
 
2020年のNOAHを牽引してきた潮崎豪も約半年(予定)の長期欠場に入った今だからこそ、藤田や武藤を超える所属選手の台頭が、今後のNOAHにとってカギになっていくのではないか、と私は思っています。
 
個人的には、エディ・エドワーズがGHCヘビー級王座を戴冠した、2017年夏~秋頃に近い雰囲気も、(何となくですが)感じるんですよね。
あの時も、流出した至宝を取り戻したのは、ヘビー級転向から1年経っていなかった拳王でしたから…。
 
さあ、どうなるでしょうか…!?
 

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ダークホース~2021.3.7 プロレスリング・ノア横浜武道館大会観戦記~

2021.3.7に、プロレスリング・ノア横浜武道館大会を観戦してきました。

 
日本武道館大会後、初となるビッグマッチ・『GREAT VOYAGE』。
 
 
横浜、福岡と2週連続で開催される今回のビッグマッチでは、(GHC Jrタッグ王座戦を除く)4大GHC王座戦を、2大会に分けて開催!
 
横浜では、GHCナショナル王座、GHCタッグ王座の防衛戦が行われました。
 
今回は、第1弾となる、横浜武道館大会の観戦記になります!
 

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こうしていつまでも息をひそめ
出番を待つつもりはない
誰のためでもなく流れていく
血も涙もムダにはしないぜ

まっすぐにまっしぐらに突き進んで
一歩ずつ一瞬ずつ刻みつけて
ドラマのない日々などないんだろ
したたかに確かに生き残るぜ
 
9mm Parabellum Bullet - 「ダークホース」

https://www.uta-net.com/song/191983/

 

大会概要

今回のビッグマッチでは、「GHCナショナル王座」、「GHCタッグ王座」の2大王座戦を含む、全8試合がラインナップ。
 
王座戦以外では、「藤田和之vs征矢学」のシングルマッチに、福岡で行われるGHCヘビー級王座戦・「武藤敬司vs清宮海斗の前哨戦が組まれていました。
 
ただ、個人的に「ビッグマッチ」という目で見てしまうと、薄味に感じられてしまった感は否めず…。
 
動員云々に関しては、こういうご時世ですし、対外的に訴求力がありそうな「武藤vs清宮」を福岡に持ってきた時点で、多少なりとも致し方ない面はあったように私自身感じました。
 
ただ、序盤戦の内容が淡々としていた故に、見てる側が「おおっ!」と、思わずどよめいてしまう場面が少なく感じられてしまったのも確か
試合はコンパクトにサクサク進むものの、そこからの引っ掛かりが良くも悪くも無い状態…。
 

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その状況を、この日初めて打ち破ったと感じた試合が、第4試合の『藤田和之vs征矢学』!
 

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2020年の終わり頃から、双方のマッチアップが素晴らしく、個人的には同年中のシングル実現も熱望していたカード。
 
 
双方、冒頭のショルダータックルから、既に迫力満点!
 

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もっと見たかった、という欲はありましたが、ここで観客の反応にスイッチが入ったのも確か。
 

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後半戦は、2大GHC王座戦に挟まる形で、タイトル前哨戦が展開。
 
第5試合は、3.21後楽園ホール大会で行われるGHC Jrタッグ王座戦・『小川良成&HAYATAvs原田大輔&宮脇純太』の前哨戦に。
 

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王者チームに進祐哉挑戦者チームに小峠篤司が加わった6人タッグマッチは、宮脇がHAYATAを追い詰めるものの、最後は王者チームがキッチリ勝利。
 

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宮脇、あと一歩で勝てていた、という所まで来ていただけに、本当に惜しかった…。
 

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セミファイナルは、3.14福岡国際センター大会のGHCヘビー級王座戦・『武藤敬司vs清宮海斗』の最終前哨戦!
 

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挑戦者の清宮サイドとしては、武藤を追い詰める決定打を放ちたかった所でしたが、武藤の余裕を崩すまでには至らなかった感も…。
 

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試合では、丸藤正道潮崎豪のチョップ合戦も相変わらずの鉄板!
 

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しかし、それ以上に印象的だったのが、稲村愛輝!
 
終盤戦では、臆することなく武藤を押し切る場面も見られました。
多分、この試合で一番目立っていたかもしれません。
 

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ただ、その上を行く形で、『M's alliance』のアシストが凄まじかった…。
 
武藤の足4の字固めに向けて、的確なアシストパスを供給する丸藤と田中将斗が恐ろしくも豪華!
 

 

 
最後は武藤が稲村を足4の字で料理する形に。
 

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この3人、強い強すぎます…!!

 

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『拳王vsケンドー・カシン

第6試合では、GHCナショナル王座戦・『拳王vsケンドー・カシン』が実現!
 

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前哨戦の段階から、ケンドー・カシンの揺さぶりに翻弄されていた拳王。
拳王は入場後、いつもの決めポーズも無しでカシンに突っかかる、珍しい場面も。
 

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序盤は、拳王がカシンを一方的に攻めたてる展開に。
 

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拳王が攻勢を強める一方で、私自身、カシンの持つ「何をしてくるか分からない」怖さを感じながら、試合を見ていました…。
 

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それは、先の日本武道館大会における、武藤敬司にも感じた怖さではありましたが、カシンの場合、「本当に予測不可能な所から、流れを掻っ攫っていく」、得体の知れない怖さがあると言いますか。
 

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カシンから繰り出される数々のサブミッションや、終盤のスクールボーイ地獄が、それを象徴していた気がします。
 

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恐らく、難敵だらけだった拳王の防衛ロードの中でも、カシンは屈指の『曲者』だったと思いますが、最後は拳王が、背中へのP.F.S⇒正調P.F.Sをカシンに決めて、見事3カウント!
 

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試合後、拳王が指名した相手は…、カシンのセコンドに就いていた藤田和之
 

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3.21後楽園ホール大会で、『拳王vs藤田和之』が正式決定!
 

 

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それにしても、拳王のGHCナショナル防衛ロードは凄まじい…。
 
2020年の潮崎豪による、『強敵ばかりを迎え撃った』GHCヘビー防衛ロードも圧巻でしたが、拳王も拳王で、
 
 
と、「勝つか負けるか」が最後まで読めない相手を迎え撃ち、防衛し続けているんですよね。
 
拳王の防衛ロードは、もっともっと評価されて然るべき!
それくらい、価値のあることだと私は思っています。
 
さあ、次はどうなるか…??
 

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『杉浦貴&桜庭和志vs中嶋勝彦&マサ北宮』

この日のメインは、GHCタッグ王座戦・『杉浦貴&桜庭和志vs中嶋勝彦&マサ北宮』!
 

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2月の日本武道館大会前から、このカードは既に決まっていたものの、日本武道館では唯一組まれなかったGHC王座戦に…。
 

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今回の横浜武道館で満を持して投入する格好となりましたが、横浜まで延ばした判断は、個人的に正解だった気がします。
 

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日本武道館ですと、必然的に試合時間の制約は避けられなかったと思いますし(メインを除いて、約10〜20分程)、今回の試合が20分以降から、より面白くなり出した事を考えても、この配置が最適解だったかなあ、と。
 

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『杉浦軍』と『金剛』が結成された2019年春以降、今現在まで激しい抗争を繰り広げてきた両軍だけに、内容面は申し分なし!
 

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中嶋が激しい蹴りを浴びせれば、
 

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杉浦もコーナーへ追い詰めてエルボー連打!
 

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一進一退の攻防が続く中、試合は25分を経過…。
 
勝負の行方は、杉浦とマサ北宮に託される事になりました。
 

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ユニット発足から、何度となく対峙し、因縁を重ねてきた両者。
 
双方、エプロン上に立つと、杉浦が場外に向けて北宮を放り投げようと試みます。
 

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その刹那、これを切り返した北宮が、エプロンで杉浦にニークラッシャー!
 

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ここから一気に潮目が変化していきます。
 

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マサ北宮が、ここから杉浦に監獄固め!!
 
桜庭もカットに入ろうと試みますが、中嶋がバーティカルスパイクで排除!!
 

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杉浦との一騎打ちを制した北宮は、再び監獄固め!!!
 

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食い下がる杉浦に、マサ北宮が渾身のヘッドバッド!!!!
 

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流石の杉浦も、これには堪らずマットをタップ!!
 

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ジ・アグレッションが、通算3度目となるGHCタッグ王座戴冠!
 

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杉浦軍Tシャツを着て観戦していた私も、マサの勝利に思わずガッツポーズ…。
 
それくらい、一つの壁を超えたこの瞬間に、胸を強く打たれたと言いますか!
 
試合後のマイクも熱かった!!
 

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この2人が、とにかくカッコ良すぎた…。

 

最高のエンディング!!

 

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まとめ

ジ・アグレッションのGHCタッグ王座戴冠で終わった、今回の『GREAT VOYAGE』in YOKOHAMA!
 

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前述の通り、ビッグマッチと考えると、やや薄味に感じる内容ではありましたが、メインの激闘で大満足!
 
個人的には、『杉浦vs清宮』のナショナル王座戦がメインだった『NOAH the Chronicle Vol.1』(2020.2.24・名古屋国際会議場に雰囲気が近い大会だったかなあ、と。
 
 
直近でビッグマッチが重なる大会でしたが、これも今後の課題であり、楽しみになってくる点か…。
 

 

私は、これをプラスにとらえてます。
そもそも、こうやってビッグマッチを短期間で打てるのはありがたいと思っているクチなので。
 
それに、団体が今後浮上するためにも、ビッグマッチが続く中で今後の展開を拡げていく要素は、どうしたって避けられない気がしていますから。
 
しかし、メインのフィニッシュシーンは、映像のアングル含め、年間最高シーンの一つだったかもしれない…。
 
ABEMAで見ると、会場で気付かなかった事に気付けますね!
 

 

 

レンブラントのプロレス場放浪記 第3回〜YAMADAかつてないミドリ〜

2021.2.23の夜に、群馬県前橋市でプロレスを観戦してきました。

 
お目当ては、プロレスリング・ノアのYAMADAグリーンドーム前橋大会!
 
2.12に行われた日本武道館大会が大盛況のうちに終わり、3月には、横浜武道館、福岡国際センターと2週連続でビッグマッチ(『GREAT VOYAGE』)を控えているノア。
 
 
このビッグマッチの間に開催された2月シリーズ・『STEP FORWARD』では、『GREAT VOYAGEでおこなわれる4大GHC王座戦に向けた前哨戦が展開されました
 
仙台(2.21)、前橋(2.23)、後楽園ホール(2.24)の3大会が組まれた2月シリーズ。
 
私自身、「次の横浜武道館大会まで待てない」&「後楽園大会を観戦出来ない」という事情も重なったので、「じゃあ、前橋まで行けばいいじゃん!」という結論に(笑)。
 
地方遠征は、昨年10月のNOAH大阪大会以来。
 
 
今回は、そんなNOAH前橋大会の観戦記を、旅行記っぽく振り返りたいと思います。
 

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会場概要

NOAH前橋大会当日は、昼に後楽園ホール全日本プロレスを観戦していた事もあり、大会終了後、すぐさま前橋に向けて移動を開始。
 
 
 
今回の遠征では、事前にフォロワー様から教えて頂いた、JRのフリーパスを用いて移動してみました。
 
 
フリーパスも、高崎駅より前の駅までしか入っていない為、神保原高崎駅までは、追加で切符を購入する形になります。
 
本来なら、往復鈍行で行きたかった所ですが、移動時間や疲労も考慮し、結局往復新幹線…(でも、これで良かった)。
ただ、フリーパスなら、「東京駅〜高崎駅」までの特急券+「神保原高崎駅」までの切符(240円)で行けるので、通常より値段を抑えられるメリットも。
 
私は何故、今までこの事実を知らなかったのだろうか…(笑)。
 
まずは、東京駅から新幹線に乗って、高崎駅に到着。
 

 

 

そして、高崎駅から、線に乗り換え、前橋駅へ移動。
 

 

前橋駅到着後は、駅前から出ているバスに乗車!(片道200円)
 
ただ、バスの本数が少ない上、今回のような夜興行終了時には、既にバスが終わっている為、行く前には注意が必要か(タクシー呼ぶのが安パイかと)。
 
そして、バスの終点である、YAMADAグリーンドーム前橋に到着!
 

 

今大会の会場となっているサブイベントアリーナは、正面入口のある建物1階から、中にある階段を降りた地下フロアに存在。
 
建物の上には、前橋競輪場が併設されているのも特徴的。
実際、会場に到着して間もなく(16時過ぎ)、競輪場を後にする人々と入れ違う格好になりました。
 
そして、開場!
 
階段の踊り場には絵画が飾られていました。
こういうのは、プロレス会場で中々見かけない印象があるので、非常に新鮮。
 
サブイベントアリーナの中は、こんな感じ。
会場の雰囲気は、練馬coconeriホールに近い印象を受けました(記憶は朧げですが…)。
 

 

今回の私の座席は、何と南側真正面!
これはビビりました(笑)。
 
大会開始前には、前橋出身であるロックバンド・BUCK-TICKの楽曲が、会場内でNOW ON AIR
普段ノアの会場では聴かない系統の曲だけに(大体はオリジナルのインスト曲)、この辺りも地方大会ならではの粋な所か。
 

 

 

大会概要

今大会は全5試合がラインナップ。
 
第1〜2試合がシングルマッチ、第3試合〜メインイベントはタッグマッチという構成でした。
 
オープニングは、若手の矢野安崇がYO-HEYに挑んだ一戦。
 

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YO-HEYの若手に胸を貸す姿、いつ見ても良き。
 

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第2試合では、若手の岡田欣也が、GHCタッグ王者の杉浦貴とシングルで激突!
 

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かつて、岡田が『杉浦軍』の"見習い"として、杉浦と行動を共にしていた時期があるだけに、個人的に、このシングルはエモかったです。
 
試合は序盤から、岡田が得意の腕攻めを多用するなど、杉浦から先を取る展開に。
杉浦に優位な体勢で入られても、それをすぐさま切り返していく岡田が良かった。
 

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ただ、中盤以降は杉浦のペースに。
 

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岡田も反撃に転じますが、最後は逆エビ固めで杉浦が勝利!
 

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いずれはN-1とかでも見てみたいカード。
何年か後になって、人と語れそうな試合でした。
 
 
第3試合は、『STINGER』と『金剛』Jrによる6人タッグマッチ。
 

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試合前、この日試合が組まれていないNOSAWA論外が、タダスケを挑発する場面も。
不穏やあ…。
 

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試合は、双方一進一退の攻防に。
 

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見ていて感じたのは、「内容が普段以上に深掘りしている」事でした。
この日のタッグマッチ3試合は、いずれも一人ひとりの攻防に時間が割かれていた印象。
 

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中でも、私が特に良かったと感じる選手が、『STINGER』進祐哉プロレスリングFREEDOMS)!
 

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GHC Jrタッグ王者であるHAYATA小川良成と組む中、進は黒子役に徹するだけでなく、自ら前に出て勝利をもぎ取る決定力も併せ持っていて、もうすっかり、鼓太郎追放後の『STINGER』にとって不可欠な存在に。
 

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個人的には、今のNOAH Jrで一番シングルが見たい選手かも知れないです。
 
最後は進が覇王からピンフォール勝ち!
 

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セミファイナルは、『清宮海斗&稲村愛輝&谷口周平&モハメド・ヨネvs拳王&マサ北宮&中嶋勝彦&征矢学』の8人タッグマッチ!
 

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今回のビッグマッチで、GHCナショナル王座の防衛戦を行う拳王と、GHCヘビー級王座に挑戦する清宮が、それぞれ対角線に立つ構図。
杉浦貴&桜庭和志の持つGHCタッグ王座挑戦を控えている、マサ北宮と中嶋も、この日はNot前哨戦。
 

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試合中は、謎のマスクマンも本部席で観戦(笑)
 

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征矢と谷口のマッチアップも重厚感抜群!
 

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中嶋"横"彦は前橋でも健在!
 

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中盤は谷口が捕まる時間帯が続くも、谷口が自力で『金剛』の流れを断ち切ります。
 

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試合中、清宮がコーナーから飛ぼうとした際、天井に手がつく場面も(笑)。
 

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ハイフライヤーには辛そうな会場…。
 
終盤には、本隊が中嶋を狙い撃ち!
 

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しかし、劣勢から次期GHCタッグ王座挑戦者チーム『ジ・アグレッション』がヨネを捉えると、最後は中嶋勝彦バーティカルスパイクでヨネから勝利!
 

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試合後、拳王を謎の白覆面が襲撃も、金剛の面々が返り討ちに!
 

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メインイベントは、『吉岡世起&大原はじめ&丸藤正道vs小垰篤司&原田大輔&潮崎豪』!
 

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3.14福岡大会で行われるGHC Jrヘビー級王座戦・『吉岡世起vs小垰篤司』の前哨戦!
 

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先日の日本武道館大会でGHCヘビー級王座を落とした潮崎も、ベルト無しでも佇まいが最高!
 

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試合中盤には、潮崎と丸藤のチョップ合戦!

 

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お互い、直前にTwitterで「どちらのチョップが酷いか(痛いか)」で張り合っていただけに、これが見れたのは熱い!

ただ、どっちもチョップは強い!(笑)

 

終盤は、吉岡と小垰のマッチアップを軸に、双方のパートナーが援護射撃に入る格好。

 

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この混戦を制したのは、小垰篤司!

 

蝙蝠釣り落とし⇒キルスイッチで、王者・吉岡から直接勝利!

 

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試合後は、勝利した小垰がマイク!

 

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まとめ

NOAH前橋大会は、終始盛り上がりを保ったまま終了!
拍手も多い会場の雰囲気、凄く良かったです。
 

 

今回はタイトルマッチの前哨戦を後楽園大会に固めてきた事もあり、ビッグマッチ前の雰囲気は良くも悪くも薄かったかと。
ただ、その分『杉浦vs岡田』のようなシングルも見れた上、内容も良かったので、個人的には満足でした!
 
ただ、現GHCヘビー王者の武藤敬司がスポット参戦という状況で、今後、地方大会で熱をどれだけ上げていけるかがキーになるんじゃないか、と私自身感じた次第です。
 
日帰り出来る距離、というのも今回の遠征で分かったので、また行きたい会場ではありました。
 
次は昼から前橋のグルメや観光地を楽しみたい…。
 

 

 

※【過去の放浪記】

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

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数字にまつわるエトセトラ

2021.2.20に、Number Webにて、このような記事が掲載されました。

 

number.bunshun.jp

 
先日のプロレスリング・ノア日本武道館大会で、潮崎豪からGHCヘビー級王座を奪取し、更にはノア入団も発表となった、武藤敬司の特集記事。
記事を執筆したのは、プロレス・格闘技取材に関わっている、フリーライター橋本宗洋氏。
 
私自身、この記事を訳あってスルーしていたのですが(後述)、翌21日のジャン斉藤氏によるツイートをキッカケに、ようやく記事を拝読…。
 

 

 

Numberの記事自体は、私自身、読まずにいた事を後悔した程、会場の空気感だったり、武藤敬司の凄みだったりに触れる、大変素晴らしい記事でした。
 
そう、3ページ目までは…。
 
記事を締めくくる4ページ目に入った途端、一転して、筆者が武藤敬司の発言を批判する内容にシフトチェンジしていきます。
 

だからこそ、会見翌日のスポーツ紙上での(旧知の)森喜朗氏に関する発言は残念だった。〈「ごめんなさい」しても許さない世論ってなんかなあ……って思うよ〉、〈謝り方はともかくとして、謝ったら許す世の中であろうぜ〉、〈俺が入団したってことで森さんにも来てもらおうか〉、〈(所属ユニットの)最高顧問になってもらいてえな〉。

 森氏は差別発言が表沙汰になり、それについての謝罪会見の場でも不貞腐れたような態度を取った。ちゃんと謝っていないから批判され続け、オリンピック・パラリンピック組織委員会の会長を辞任することになったのだ。ましてこれは男性社会による女性への差別の問題だ。男の側が許す、許さないをジャッジしていいものではない。

 
Numberの記事で示されている「スポーツ紙上での~」とは、2.16に東京スポーツが出した記事の事。
 
 
この辺りの感想は後述…。
 
 
その翌日(2.22)。
飛石連休に挟まれる格好で仕事に追われ、日中にTwitterを覗くことも出来なかった私は、終業後に開いたTwitterで、ただならぬ事が起きているのを察したのでした…。
 

 

これまで、DDTプロレスリングガンバレ☆プロレス東京女子プロレスなどの「DDTグループ」を中心に取材してきた橋本氏が、DDTグループやノアを傘下に収めるサイバーファイト(以下:CF)の現場取材を控える、という内容。

 

 

正直、ビックリしました。

まさに急転直下。

 

この件で、以前よりTwitterで橋本氏を度々批判していた私の名前が、フォロワー様から上がっていたそうでして…(申し訳ないです)。
 

 

 

 

 

直後に、個人的な感想は書いてみたものの、140字では正直足りない。
 

 

なので、今回は、この件について私が感じた事を、率直に綴っていこうと思います。

私怨や愚痴が多分に含まれますが…。

 
 

ノア公式の対応は悪手。だが、「言論弾圧」ではない

 
 
今回の件に関して言うと、東スポの元記事をツイートで紹介したノア公式の対応は、確かに不用意だったと私は感じています(東スポは言うに及ばず…)。
 
東スポ記事を擁護する訳でも無いですが、騒がれているデリケートな話題をネタにした記事を、わざわざノア公式がツイートする…。
公式で取り上げる事への拒否反応は、少なからず予想できたはず。
ノア公式の対応は、確かに悪手でした。
 
ただ、今回の「取材を控える」事になった流れに対して、「橋本氏への言論弾圧だ」と安易に捉えるのも、私は違うような気がしています。
 
前述のように、あのNumberの記事は、1〜3ページまでの流れから、4ページ目から"唐突に"、筆者の政治的主張が挿入されている訳です。
 
武藤批判への持って行き方があまりにも強引過ぎて、正直、言論云々以前のレベル。
 
最初から武藤の発言を批判する記事であれば、まだ違和感は無かったかと。
 
記事の最後に、「NOAHの広報担当に問い合わせたけど、明確な回答は得られなかった。」という旨も記されていましたが、あれなんて、ゴシップ誌で見かけそうな締め文句にも近い。
 
このNumberの記事に対して、CFの武田取締役が、橋本氏と話し合いを持とうと考えるのも、当然の流れかと。
 
だって、よくノアの取材に来るような報道関係者が、わざわざ広報担当者に連絡してくるなんて、考えたらよっぽどの事じゃありませんか?
 
そりゃそうなる、としか。
 
ただ、橋本氏のツイートだけですと、「取材禁止」なのか、「取材自粛」なのかは分からない。
 
本人曰く、「ツイートを読んでもらえると分かります」とは言うものの、このツイートだけでは、取材を「禁止」されたのか、「自粛」してるのかなんて判断しづらい。
 

 

個人的には、今回の件だけで1発OUT、というのは厳しく感じてしまうのが正直な所ではあります。
 
その一方で、Numberの記事が出た直後や、他の方からの「謝った方が良い」とのリプライに対する、橋本氏のツイートを見ていて、私はこうも感じました。
 
「遅かれ早かれ、こうなっていただろうな」、と。
 

 

 

 
それは、氏の政治的主張の有無にかかわらず…。
 
 

「フリーであって、フリーではない」〜曖昧かつ歪な立場〜

橋本氏はフリーランスのライターではありますが、DDTグループがサイバーエージェント傘下に加わる2017年以前より、同グループの取材を積極的に行っていました。
 
Number Webのような有名媒体にも記事を多く出稿しており、以前には、東京女子プロレス後楽園ホール大会の解説(サムライTVを務めるなど、数ある取材先の中で、最も関係性の深い立場にいた方なのは確か。
氏のDDTグループに対する貢献度は、間違いなく大きかった訳です。
 
印象的なのは、2018年頃に山本雅俊氏がTwitterで述べた「プロレスはアイドルの腰掛けじゃない」発言。
 
 
 
その際、橋本氏が山本氏の意見に反論した事がキッカケとなり、双方激しく揉める事に…。
 
最終的に、この騒動は両者和解という形で決着を迎える訳ですが、和解に至った背景として、ガンバレ☆プロレスの大家健代表や、高木三四郎社長といったDDTの関係者が、橋本氏と山本氏の間を取り持った事が、橋本氏のツイートで明かされています。
 

 

そして、橋本氏の政治的主張に対する反論の矛先が、DDTグループに向けられた際には、「エンターテイメント」、「キャラクター」という観点から、積極的にDDTを擁護するスタンスを取りました

 
 

 

 

 

 

こうなってくると、橋本氏は、「フリーライターという肩書きで言い表すことが難しい、曖昧かつ歪な立場にいたのではないか、と私には思えてならないのです。
  
好意的に見れば、「DDTグループ(CyberFight)の専属広報」、「グループの理解者であり、ファン」。
 
悪く言ってしまえば、「提灯持ち」、「御用ライター」。
 
色んな団体を取材するフリーランスの立場でありながら、良くも悪くも、本人の知ってか知らずか、橋本氏から「DDTグループ」の看板が見え隠れしているように感じる事が、私自身、何度かありました。
 
実際、橋本氏の立場から語られる政治的主張や意見には、DDTグループと、対世間で、致命的な矛盾を抱えていました。
 
宇崎ちゃんの献血ポスターや、森喜朗に対する武藤の発言はOUTなのに、DDTのバレンタインデーポスターや、クロちゃんの膝舐めはSAFE、みたいな。
 
今回のNumberの記事も然り。
NOAHに抗議するなら、何故、現地で取材しているDDTグループの、「女子レスラーへの膝舐め」には抗議しないのですか?
 
 
 試合中ダメージで倒れたクロちゃんは上福のヒザをなめることで蘇生。またクロちゃんが大仁田に爆破バットを叩きつける際に一緒にバットを持ってアシストも。クロちゃん曰く「初めての共同作業」だった。

 

 

「良い記事を書く≦資質を疑う行動」

 
私自身、橋本氏は「良い記事を書くライターさん」だと思っています。
その評価は、批判的なスタンスの今現在も変わりません。
 
これまで、橋本氏に対する批判も散々Twitterでしてきた人間なので、今回の件で、私が「橋本氏批判派の一角」で捉えられている事を実感しています(苦笑)。
 
ただ、先述の「腰掛けじゃない」騒動の際には、橋本氏の主張を全面的に支持していましたし、最初から橋本氏を批判していた訳ではありません。
 
今回の件で出てくる、政治的主張の是非だとか、出禁か否かの真相だとか、外野の私には到底分かるべくもありません。
ただ、そうした点を無視しても、「取材する側として資質を問われかねない行動」を、団体問わず、この2年足らずで見聞きしている端くれとしては、橋本氏に対して同情することが出来ないのです。
 
「腰掛けじゃない」騒動で和解に至った山本氏に再びケンカを売って、和解に繋げた関係者の面子を潰したり、
 

 

 

※私が「すいませんねぇ」と言われたのも、これに言及した時でした。

 

 

 

 
2019年9月に、アイスリボン横浜文化体育館大会を取材中(何なら大会真っ最中)にもかかわらず、木村響子氏とTwitterでヒートアップしたり、
 

 

 

 

 

 
同時期に格闘技興行を取材中、裏の格闘技興行の記事を執筆している様子が観客から指摘されたり
 

 

 

2020年に新型コロナウイルスの影響で緊急事態宣言が出され、各団体が無観客興行を続けている期間中、アイスリボンDDTの取材前に、渋谷警察署への大規模デモに参加したり…
 

 

 

 

政治的主張云々を抜きにしても、正直イカンでしょ、って話です。
 
 
私自身も、会場でそうした行動に出くわす機会がありました。
 
2019年12月30日、ニューピアーホールにてハードヒットを観戦した時のこと。
 
リングサイドから2列目ながら、前には誰も座っていない実質最前列という好ポジション!
にもかかわらず、取材中の橋本氏にガッツリ視界を遮られる悲劇が…。
 

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近藤有己藤原喜明が、鈴木みのるに足関節技をかけている最中、氏は微動だにせず…。
 

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それでいて、後日写真が出たような形跡もなし、という。
オフィシャルで良い写真が上がるならまだしも、ハードヒットにはオフィシャルカメラマンがいましたから。
 
こんなカメラマンに出くわしたのは、今の所DDT中継に入っていたABEMAのカメラマンと、橋本氏だけでしたから、今でもハッキリ覚えてます(笑)。
 
 
でも、私がこれよりも酷いと感じたのが、2019年8月に行われた、アイスリボン上野恩賜公園野外ステージ大会の記事。
 
夏休みの4日間で開催された計10興行について、橋本氏も記事として取り上げているのですが、冒頭ではこのように記されています。
 
 

この8月から9月にかけて、女子プロレス団体アイスリボンが勝負に出ている。まずは8月14日から17日にかけ、上野恩賜公園野外ステージで夏祭り興行を開催。4日で10大会という凄まじい連戦だ。ユニットごとのプロデュース興行、コスチュームチェンジマッチなどバラエティ色の強い試合もあったが、何しろ会場は炎天下の野外ステージだ(屋根が付いているが、そのぶん熱気がこもる)。選手も観客も闘いを満喫しつつ、体力勝負の10連戦だった。

 

ただ、4日間10興行、現地にいた一人として言わせてください…
橋本氏は、この4日間10大会のうち、最終日の2大会しか会場に来てないです。
 
実際、最終日の8.14~8.16まで、こんな感じでしたから。
 
1日目(8.14)は、東女からのアイドル現場。
 

 

2日目(8.15)は上野に行った形跡なし(自身の記事のツイートが主体)で、3日目(8.16)がノア春日部。
 

 

 

(映像で見返している可能性もありますが、)2大会の取材で、さも10大会全てを取材したかのような書き方。
 
記事で嘘をついていると分かってしまった瞬間、氏の記事に対する信頼性も、私の中で失われてしまいました…。
 
私がジャン斉藤氏のツイートを見るまで、例のNumberの記事を読まなかったのも、それが理由だったりします。
 
基本、Number WebやABEMA TIMESで掲載される、DDTグループや女子団体(アイスリボン、スターダム)の記事を見かけても、大体「橋本氏が書いたんだろうな」と察してしまい、避けていた所があるので(そして、その予感は大体当たるという)。
 
 

「遅かれ早かれそうなる」という予兆と、終焉

 
ただの「フリーランス」とは言い難い橋本氏の立場を考えた時に、上記のような言動や行動は、団体(特にDDTのイメージにも大きく響いてくるのではないかという懸念を、私自身、以前から感じていた部分があります。
 

 

 

 

これが仮にDDTグループに属していたならば、社内的に咎めることも出来たのでしょうけれど、フリーランスである以上、それは望めない訳で。
(ただ、DDTは、橋本氏の擁護した「膝舐め」を始め、コンプライアンスに抵触しかねない案件について、特段対策も取ってこなかったのも事実ですが。)
 
このまま余程の事が無ければ、DDTグループと橋本氏の、曖昧かつ歪な関係性は終わりなく続いていたかと。
 
ただ、その関係性に終止符が打たれるキッカケが、後からCAグループ入りした、NOAHの関係者である武田取締役との話し合いだった所が、何とも皮肉的と言いましょうか…。
 
個人的に、武田さんは「いつ爆発するか分からない火種に向き合っただけで、寧ろ、武田さんが言わなかったら、多分ずっとこのままだったと思います。
 

 

 

なので、今回の件で、NOAHだけが「言論弾圧」、「差別」だと叩かれ、「橋本氏がかわいそう」という方向に向かう論調には、私自身、言いようのない違和感を覚えてならないのです。
 

 

 

何度でも言いますが、東スポの件はノアの対応も含め、悪手でした。
 
ただ、橋本氏の言動をSNSで見聞きしている一人としては、氏の「差別問題」のダブルスタンダードには心底辟易していた訳で。
 
ジャン斉藤氏も仰っていましたが、「(プロレスは文脈の理解で成り立っている中で、プロレスが、)プロレスに理解が無い人が攻め込みやすいジャンルになってしまう。」、「(橋本氏の件は)いつかは訪れるものであったかもしれない」というのが、まさにそれだと。
 

 

そこに、普段の行いが加わるともう、「遅かれ早かれそうなる」としか私には思えなかったんですよ。

その終焉が、今回のNumber記事だった、という事かと。

 

まとめ~私も、深淵を覗いている~

私は今回の件で、「橋本氏のライター生命が終わった」とは全く思いません。
主戦場が、アイスリボンプロレスリングBASARA、スターダムとかに変わっていくだけだろうな、と。
 
擁護派の意見では「バックステージコメントや記事が見られなくなる」とは言うものの、前者は当日中にDDTの公式サイトでアップされますし、後者にしても今回のNumberの記事で政治主張を強引に挟むリスキーさが分かった以上、氏の記事が見られなくなっても構わないと感じてるクチなので、そこは別に気にならないです。
 
まあ、Numberで載らなくなるのは結構痛いか…(でも、止む無し)。
 
・【参考】2021.2.23DDT名古屋国際会議場大会レポート
 
個人的には、一ファンか、ライターか、という立場の違いも大きかった気もするんです。
実際、私もツイートで政治的主張をしたり、それに関して「いいね」や「リツイート」をするので、正直、この件で身につまされた部分があります。
 
多分、私が橋本氏と同じ立場で政治的主張をしたならば、同じか、それ以上に叩かれるはず。
 
私も、深淵を覗いている…。
 
そんな事を考えさせられる、今回の一件でした。
 
【必読です】

From Noon Till Dawn(後篇)~2021.2.12 プロレスリング・ノア日本武道館大会~

2021.2.12に、プロレスリング・ノア日本武道館大会を観戦してきました。

 

団体としては約11年ぶりとなる、日本武道館大会!

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 

第1部から盛り上がりを見せた今大会でしたが、後半戦にあたる第2部では、「4大GHC王座戦」を軸に5試合がラインナップ!

 

今回は、第5試合~メインイベントの観戦記になります。

 

緊張で吐きそうになりながらプロレスを見たのは、生まれて初めてでした…。

 

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第5試合 『小川良成&HAYATAvs日高郁人&鈴木鼓太郎

第2部のオープニングを飾ったのは、GHC Jrタッグ王座戦
 

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小川良成鈴木鼓太郎の仲間割れに端を発する形で、昨秋より遺恨が勃発していた『STINGER』と鈴木鼓太郎
 
 
NOSAWA論外日高郁人との共闘を経て、双方の抗争は武道館まで縺れることに。
 

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冒頭から、小川と鼓太郎のマッチアップが見応え抜群でした!
 

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その後は、日高と鼓太郎が、HAYATAを集中的に狙う構図。
 

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終盤、鼓太郎が小川に必殺のデスサイズを決めるも、HAYATAのカットでカウント2止まり…!
 

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ここで前がかりとなった鼓太郎に、小川が飛びつき式ヘッドシザースの体勢で丸め込むと、これがカウント3!
 

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これぞ「オガワマジック」!
昨年11月に行われた「桃の青春」との一戦もそうでしたが、客だけでなく敵すらも欺く、絶妙な隙を突いた勝利…。
 
最早、芸術の域!!
 
 
「桃の青春」、仁王&覇王、鼓太郎らを退けた『STINGER』の強さたるや!
 

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勝てるチームはいるのだろうか…。
 

第6試合 『原田大輔vs吉岡世起』

GHC Jrヘビー級王座戦
 
GHC Jrヘビー王者・原田大輔が、元WRESTLE-1 クルーザーディビジョン王者である、吉岡世起を迎え撃った一戦。
 

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1.31後楽園ホール大会の前哨戦では、双方非常に良かった事もあって、期待値高めで見ていましたが、本番では、その期待値すらも超えてくる、一進一退の攻防が展開!
 
 

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2人とも、武道館での試合はキャリア初との事でしたが、とてもそう思えない程、序盤から堂々たる内容を見せていました。
 
持ち味のスピードとキックを活かす吉岡に対し、オールラウンダーの原田がキッチリ対応していく様は圧巻でした。
 

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原田も吉岡の蹴りを耐えて見せるも、遂にダウン…。
 

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終盤戦で競り勝った吉岡は、側頭部への強烈なキックから、最後はトドメのクラッシュドライバー!
 

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これで見事勝利した吉岡が、2020年4月のNOAH参戦以降、2度目のシングル挑戦で初のGHC戴冠となりました。
 

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勝った吉岡も、敗れた原田も、双方素晴らしかった!
 
試合後、原田のパートナーである小峠が、すぐさま吉岡に挑戦表明。
 

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小峠にとっては、Jr.再転向後2度目となる、GHC Jr.ヘビー級王座挑戦。
 
個人的に、前回の「vs鈴木鼓太郎」戦(2020.6.13)では、小峠が鼓太郎の前になす術無く完敗、という印象が強かっただけに、当日までに組まれるであろう前哨戦で、どれだけインパクトを植えつけられるか。
 
 
そこが分かれ目になりそうな予感…。
 

第7試合 『丸藤正道&秋山準vs清宮海斗&稲村愛輝』

第2部・唯一のノンタイトルマッチ。
 

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秋山のノアマット参戦は、2019年9月以来。
 

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結論から言ってしまうと、丸藤と秋山が「勝負に負けて、ケンカで圧勝した」試合でした。
 
試合は、清宮がタイガースープレックスで丸藤から勝利したものの、内容面で見ると、ベテラン勢の若手に対する厳しさが終始目立った印象
率直にベテラン勢が怖かったです。
 
戦前、清宮と稲村に対して厳しく行く事を宣言していたベテラン勢でしたが、まあ、予想していた以上に厳しかったですね…(苦笑)。
 

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崖から赤子を平気で突き落とす、みたいな。
 

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その厳しい当たりの強さは、稲村よりは、寧ろ清宮に対して向けられていたように、私は感じました。
 

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清宮がこれだけ受けに回っていた展開も、久しぶりに見た気がするので。
 

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武道館の2日後(2.14)に、DDTカルッツかわさき大会でKO-D無差別級王座挑戦を控えていた秋山ですが、清宮に対する非情な攻撃は、vs遠藤哲哉の予告編のようにも思えたり…。
 
丸藤の死角から来るトラースキック⇒秋山のエクスプロイダーなんかもう、コンボとして残忍!(笑)
 

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そんな技をガンガン喰らいながらも、最後に清宮が勝ちをもぎ取ったのは天晴れとしか!
 

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良い試合でした!
 

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セミファイナル 『拳王vs船木誠勝

2017年の秋より、「日本武道館のフレーズを叫び続けていた拳王が、遂に日本武道館に降臨!
 

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リアル『推しが武道館行ったら死ぬ』!!
 
対戦相手は、船木誠勝
 

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1度だけ行われた前哨戦では、船木の必殺フルコースの前に、敗北を喫した拳王…。
 
 
双方のマッチアップは、本番当日も、「一瞬で勝負が決まるのではないか」というスリリングを孕んだ内容。
 

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5分経過があっという間だった所も、前哨戦同様でした。
 
中盤以降、船木がハイブリッドブラスター⇒スリーパーと、前哨戦で拳王を仕留めたコンボを仕掛けるも、拳王もロープエスケープで対応。
 

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すぐさま蹴りを入れてきた船木、エグい!
 

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船木の猛攻を耐える拳王でしたが、一瞬の隙を突いて決めたハイキック一閃で、流れは一気に拳王へ!
 

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そこからドラゴンスープレックスを発射すると、船木は返せず3カウント!
 

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拳王、これでナショナル王座V5!
 
個人的には、「もっと見ていたかった」試合でした…。
 

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ただ、拳王のナショナル防衛ロードの中で、「フィニッシャーで3カウントを奪った」のは今回が初めてだったはず。
しかも、その相手が船木という時点で、この勝利の大きさは計り知れない訳でして。
(3カウント決着だった「vs桜庭和志」も、サブミッションの切り返しでしたから)
 
試合後、敗れたにもかかわらず、どこか笑みを浮かべているようにも見えた船木の表情も印象的でした。
 

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これに懲りず、タイトル狙って下さい、お願いします…!
 

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メインイベント 『潮崎豪vs武藤敬司

 

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私自身、緊張で吐きそうになりながら見た試合でした。
 
プロレスファンになってから、今年の3月で6年目を迎える筆者ですが、こういう感情に苛まれたのは、初めてのこと。
 

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それは、私が戦前から抱いていた、「潮崎豪が好き」という気持ちや、「潮崎に絶対勝ってほしい」という願望が、緊張という形で反映されていたのかも知れません。
ただ、それと同時に抱いていた、武藤敬司というレスラーに対する、底知れぬ恐怖」の念も、相当影響していたような気がします。
 
「何をしてくるか分からない怖さ」とでも言いましょうか。
 
そして、その恐怖は、現実のものとして潮崎に牙を剥くことになります…。
 
それまで武藤を押していた潮崎が場外から戻る際、武藤の蹴りをモロに被弾。
 

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ドラゴンスクリュー⇒足4の字固めで、試合の流れが一気に武藤へ傾き出します。
 

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試合時間と比例するように、武藤の恐怖は、むくむくと私の中で肥大していき、心理を徐々に支配していきました…。
 
それ以降、潮崎が押している展開であっても、「武藤は敢えて攻撃を喰らいながら、一瞬の隙を突いて形勢逆転を窺っているのではないか」という、ある種の疑念にも似た感情と隣り合わせながら、私はこの試合を見ていました。
 

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その極めつけが、最終盤のシーンに集約されていたかと。
 
ムーンサルトプレスもカウント3に至らなかった潮崎が、豪腕ラリアットで武藤を薙ぎ倒しにかかった刹那…!
 

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奥の手のフランケンシュタイナー!!!!

これでガッチリ3カウントが入り、決着!

 

武藤敬司GHCヘビー級王座戴冠!!!

 

悔しがる潮崎、ベルトを掲げる武藤、武藤の前に現れた清宮、そしてマイクを持たず花道を去っていった武藤…。

 

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何だか、夢を見ているのではないか、という位、全てがドラマチックでした…。
 
潮崎が負けたのは、正直言って凄く悔しい。
悔しいけれど、こんなフィニッシャーを、あのタイミングで持ってこられたら、もう見てる側も脱帽するしかない訳で。
 
武藤が凄すぎた…。
 
でも、この1敗で、潮崎が1年以上築いてきた防衛ロードの偉業が否定される訳では無い。
寧ろ、ここから丸腰になった彼のストーリーが楽しみしかない、というのも、また事実。
 

 

私にとって、一生忘れられない試合の一つになりました。

 

第2部・まとめ

11年振りとなった日本武道館大会は、大盛況で終了!
 
メインの結果だけ見れば、至宝流出というバッドエンディングだったのかも知れませんが、それ以上に、胸の昂りを抑えきれなくなった、素晴らしい内容…。
 
陳腐な言葉かもしれないけれど、『神興行』でした!
 
ただ、色んな方も仰っていましたが、今回の武道館帰還がゴールではありません。
 
それに、武道館に行きたくても行けなかった方達、試合に出られなかった選手達も、まだいる。
 

 

それに、写真を撮っていても、会場で体感した雰囲気一つ取っても、あれ一回で終わりにしたくない。
また行きたい、という気持ちが強まりましたから。
 

 

取り敢えず、一言…。
 
全ての関係者の皆様、本当に、ありがとうございました!!!
 

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From Noon Till Dawn(前篇)~2021.2.12 プロレスリング・ノア日本武道館大会~

2021.2.12に、プロレスリング・ノア日本武道館大会を観戦してきました。

 

rembrandt38hentai.hatenablog.com

 
 
 
 
団体としては約11年ぶり、小橋健太引退興行を含めても、約8年ぶりの日本武道館帰還!
 

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今回は、そんなノア日本武道館大会の観戦記になります!
 
まずは、第1部で行われた、第1試合~第4試合から!
 

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大会前

実は、今大会の前日にあたる2.11に、ビッグマッチを前にテンションが昂ってしまった私は、昼の東京女子プロレス後楽園ホール大会終了後、水道橋~九段下まで散歩…!
 
 

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!!!!!!!!
 
正直、前日は別のイベントが入っているとばかり思っていたので、まさか前日に看板を見れるとは…!
 
通りかかる人たちが看板を見ていく光景に、武道館パワーを感じました。
 

 

実は、大会当日に発表された新ロゴマークも、ちゃっかり前日にフラゲ出来たという…。
カッコいい!
 

 

 

 

しっかし、前夜にチャンプもここに来るとは思わなかった…(笑)

テンション上がるぜ、武道館!

 

 

当日もテンション爆上がりでしたが…!

 

 

第1試合 『岡田欣也vs齋藤彰俊

井上雅央宮脇純太の欠場に伴うカード変更により、実現したシングルマッチ
 

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個人的に、この日の「裏ベストバウト」に挙げたい一戦!
 
私自身、今大会は、全体通じて年間ベスト級の内容(≒『神興行』)だったと思っているのですけど、その熱を生み出したのは、間違いなくこの試合があったから。
 

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「武道館のオープニングマッチ」という大役で、岡田も彰俊も、気合の入り方がいつになく凄まじかった。
客席から見ていても、それはハッキリ分かる程。
 

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観客も、拍手で二人を後押ししていく、あの雰囲気が良かったです。
 

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大会場に飲まれる事なくバチバチ火花を散らしあった一戦は、齋藤彰俊チョークスラム連発からのスイクルデスで岡田を沈め、勝利!
 

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第2試合 『矢野安崇&稲葉大樹&小垰篤司vs藤村加偉&YO-HEY&大原はじめ』

オープニングで良い雰囲気が出来上がった所で、第2試合はJrヘビー主体の6人タッグマッチ。
 

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新型コロナウイルスによる陽性反応で欠場していた大原も、この試合で復帰。
動きは問題なし!
 

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全員、持ち時間が少ない中でも好内容でした。
 

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デビュー約3ヶ月半の矢野も、大会場で臆することなく、場外にダイビングボディアタック
 

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最後は小峠が、藤村からムーンサルトプレス勝利!
 

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藤村もめちゃめちゃ動きが良かった。
ノア入団とか、無いですか…??
 

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第3試合 『モハメド・ヨネ&谷口周平vs望月成晃&田中将斗

モハメド・ヨネ&谷口周平のタッグに立ちはだかるのは、田中将斗&望月成晃の『M's alliance』!
 

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望月のノア参戦は、昨秋の『N-1 VICTORY』以来ですかね。
 
 
この試合も、短時間で全員内容良しだったのですが、特に、田中将斗と望月のコンビネーションが素晴らしい!
 

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すぐにでも、タッグ王座への挑戦が見たいと思う程。
スライディングDとミドルキックの競演は圧巻でした。
 

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試合後は、セコンドに就いていた宮本裕向を交えてポーズ!
 

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宮本裕向、武道館に出てほしかったなあ…(泣)
 
 

第4試合 『杉浦貴&桜庭和志&藤田和之&村上和成&NOSAWA論外&ケンドー・カシンvs中嶋勝彦&マサ北宮&征矢学&覇王&仁王&拳王』

第1部メインを飾ったのは、『杉浦軍』vs『金剛』の12人タッグマッチ。
 

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入場から、双方ただならぬオーラが吹き出ていました(笑)
 
反社と半グレ!!
 
再三当たってきた両ユニットだけに、コンビネーションは安定感抜群!
 

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その名物対決の中で、私自身印象に残った場面が、中嶋勝彦桜庭和志のマッチアップでした。
 

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3.7横浜武道館大会でタッグ王座戦が決まっている両者ですが、腕の取り合いだけでもワクワクさせる要素に溢れていた気がします
 

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願わくば、シングルでも見たい所。
前哨戦でも何度か絡みがある事を期待したいです!
 

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試合は、杉浦がオリンピック予選スラムで仁王から勝利!
 

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敗れた仁王ですが、終盤に登場して以降、立て続けに攻撃を仕掛けるなど、内容は良かった!
 

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しかし、写真を見返して思う…。
 
集合写真の、福田レフェリー以外カタギじゃない感…(よせ)
 

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第1部・まとめ

平日の16:30にスタートした第1部は、約1時間程度で終了。
 
当日の現地組に加え、ABEMAでPPVを購入した人しか見られなかった前半戦ではありましたが、どの試合も素晴らしい内容!
 
タイトルマッチは無料中継の第2部に集められていたものの、この4試合だけで、PPV購入はアリ!
 
第1部を観戦していて感じたのは、良い意味で「大会場でも普段着だった」という事。
 
日本武道館だから」ではなく、後楽園ホール等の通常興行で見せている内容の良さが、大会場でもキッチリ反映されていた気がします。
 
それでいて、全員気合いの漲り方が半端では無かったという。
最高!
 
この高いテンションのまま、武道館ビッグマッチは後半の第2部へ…。
 
しかし、後半戦も、観客の度肝を抜く、凄まじい光景が待っていたのでした!
 
 (後篇へ続く…!!)